冗談でも恋を知る　

（ 気になるマグカップを両手で持ったり、その場に置いたりしてはどんな風に映えるかをじぃ、と見つめては吟味して。色を重視するか、それともデザインか、些細なことでも悩んでしまう。恋人歴はある程度はあるとは言え、同棲となれば話は別で、ある程度の好みは知っているもののやはり、選ぶとなれば慎重になってしまう。まずは、手始めにシンプルなデザインのものをと決めたところでメールの着信音が耳に届き、スマホを操作するとその送り主は自分の恋人。確か、彼はドラマの撮影でここの所多忙で時間的にすれ違うことがちらほら、そんな彼からのメールとなれば名前を見ただけでテンションが上がり、相変わらず呼び慣れた恋人への敬称はそのまま気づかず、直ぐにでも逢いたいのだが彼のことを理解してるためにグッと気持ちを抑えて送信を。ドラマの撮影中だから、トラブルだろうか、それとも共演者やスタッフさんと食事だろうかとあらゆることを考えて。）
【 お疲れ様です、奏先輩。わたし、今はお散歩中で、そろそろ家に帰ろうかと思っているところです。今日はドラマの撮影でしたよね？何かありました？】



（ ／ 初回文に絡んで頂き、安堵しているところです。ありがとうございます。奏くん、何故、初音が甘いものが好きだとわかっているんですか？奏くん、エスパーですか？（笑）素敵な描写で嬉しいです。

初音が初めて告白した相手なので、それはいろんな面で照れてしまうと思いますよ。是非、呼んでくださいませ。本名での活動ですね！良いと思います。外や友人などとの会話での絡みがありましたら、外では「　奏さん　」「　夏江さん　」とかで呼ぶとの思います。第三者にバレないように、バレたとしてもマネージャー止まりですかね？多分。

プロフィールの件、ありがとうございます。プラスαになるのですがもう少しお待ちくださいませ。）

【 そっか。俺、今日撮影が早めに終わってさ、今から家に帰ろうと思ってるんだけど、どっかで待ち合わせする？ 】
【 あと、先輩じゃなくて奏くんね 】
（ タクシーの窓から外の春らしき景色を眺めていれば、ポケットから振動が。スマホを取り出し、確認してみればそれは彼女からの返信で。相変わらず堅苦しい呼び方が抜けない彼女にふと笑みを浮かべては、提案と共にツッコミを。散歩中の彼女が文章を打っている姿は、安易に想像できる。撮影終わりの癒しが欲しくて、早く彼女に会いたい、という気持ちを胸に秘めながら、彼女の返信を待っていれば。 ）


（　／　実は初音さん、甘いもの好きかな…大丈夫かな…と悩んでいた背後です。初音さんが甘いもの好きで良かった！（安堵）奏さん、夏江さん呼び大歓迎です。
では、他に相談等ございませんでしたら、これにて背後は下がらせていただきますね。プロフィールはゆったり、匿名様のペースで作ってくだされば幸いでございます。　）

（ 今回はシンプルで色違いをチョイスしようとしたが彼の好きな色を悩んで。ベターなら白黒、もしくは暖色と寒色の色合いがペアとして良くありがちだが、彼の私服や小物を思い浮かべると俳優としての配役で色をうまく上手く使いことが多く、購入する色が定まらない。そうこうしているうちに着信音がなり、メールを確認を。撮影が終わり、帰宅が早いと分かれば心がそわそわ。恋人と一緒に過ごせることを考えるだけ、何をしようか、夕飯何にする？とあれこれ考えてしまう。＂待ち合わせ＂それも良いかもと思いつつ、彼は今どこら辺に居るんだろう、有名人でなので人目を避けた方がいいのだろうか、それとも自宅で待っててもらった方がと考えても自分では決められず。彼に委ねようとしたところで、敬称にツッコミがあったのに気づき苦笑いを浮かべて、返信を打ち送信を。）
【 お仕事、早く終わったんですね？早く、会えるだなんて嬉しいです。待ち合わせ、良いですね。外で待ち合わせしてファンに囲まれたりしませんか？わたし、それが心配です。なので奏くんに決めて貰いたいです。わたしはどちらでも大歓迎です！】
【あれ？先輩って打ち込んでしまいましたか？まだ先輩呼びが抜けなくって、ごめんなさい。以後気をつけますね。】
【 ちなみに、奏くんは色だったら何色が好きですか？】


（／　敬語使いなのでメールの返信が長めになってしまいました。奏くんの再ブレイクはどんな感じを考えていますか？今はすごい注目を浴びてる人気俳優でしょうか、それとも再ブレイクの初めの方とかこんな感じの俳優のイメージがありましたら参考にさせていただきたいです。ドラマはどのくらい出ててとか、大凡でいいのであれば教えてください。ロルや話に混ぜ込みますよ！という感じでしたらそれに合わせる形にしたいと思っています。プロフィールの件、ありがとうございます。お待ちくださいませ。奏くんのことを聞いたらあらかた、今の時点では大丈夫です。よろしくお願い致します。）

【 じゃあ、ここで待ち合わせしよう。ここなら人気も少ないし、初音ちゃんがお昼ご飯まだだったらそこで食べてもいいし 】
【 いいよ、まだ慣れないもんね 】
（ 窓を開けば、春先の暖かい空気と、日向ぼっこ日和なぽかぽかの日差しが差し込んで。ふわりと舞い込んできた桜の花弁を一つすくえば、もうそんな時期かと改めて春を実感し、彼女に似合いそうな花弁を外の風に揺らし一人飛んでいかせて。彼女からの返信を待っている間、仕事の連絡へ対応していれば、すぐに彼女から返信が来て。自信の立場への心配と、律儀な謝罪に思わず笑みがこぼれる。少し考えてからふと思い出した、事務所の先輩に教えてもらった個室カフェで待ち合わせはどうかと提案してみて。ケーキ、保冷剤をもらって置いてよかった。これは帰ってから美味しく頂こう。そう思っていると、彼女から「自分は何色が好きか」という問いのメールが送られてきて。何故急に？という疑問を浮かべながらも少し洒落た口調で素直に答えれば。 ）
【 好きな色？そうだなあ…寒色系のカラーは好きだよ。でも、俺は初音ちゃんの好きな色が好き 】


（　／　こちらも少し、ロルが長めになってしまいました。読みにくかったらすみません…！！どこかの大物女優さん主演のドラマか映画に監督のコネで出てたりして、その演技が評価されてアカデミー賞とか、何かの賞をとったとかでまた注目されて再ブレイク…なんてのは如何でしょうか。「　今話題の俳優　」みたいなタイトルで特集されているような子を想像しています（分かりずらい）クールで落ち着いた、バラエティ番組に出るような柄じゃない感じの才能派俳優って感じをイメージしていただければ。特に詳しくは決めていませんでしたが、CM・ドラマの出演本数ランキングみたいなのでTOP10に入るくらいの売れっ子、とか。割と主演とは言わないものの、ドラマの出演は多い方で。後々、話の流れによって少し変更する点が出てくる場合もありますので、何となく「　ふーん　」ぐらいの感覚で目を通してもらえればと思います…！！　）

【 待ち合わせのカフェの地図とか送ってくれてありがとうございます。これなら、迷わず行けそうです。】
【 お昼ご飯ですか？帰ったら軽いものでもと考えてたので食べてないです。奏くんはもう食べてしまいましたか？】
【分かりました、寒色系ですね？そう言えば、小物とかそう言う色合い多かったかも。わたしも奏くんの好きな色や好きなもの、好きですよ。】
（ 着信音と共に地図も添付されており、内容と地図を確認を。方向音痴ではないのだが、初めて行くカフェでちゃんと辿りつくか心配だったがそれも無事に行けそうで、安堵する。今日の装いは春らしい服装ではあるが、デートというよりは大学に行くようなカジュアルコーデで彼の前では余りしたことがないスタイルかも。似合ってるだろうかと、飾ってあった姿見でちらり。大丈夫、変じゃない、と言い聞かせて。彼の好きな色が知り、ペアマグカップをチョイスしてレジに行きながらメッセージを送って。会計をしながらまた、一言追加を。）
【 気をつけて来てくださいね。早く奏くんに逢いたいです。】


（ ／ 全然、読みにくくないです。とてもイメージしやすくって読んでるのが楽しくなってしまいました。当方はまだまだ勉強中のため、参考にさせてくださいませ。ロルの長さはまちまちで安定してないのでご了承ください。
畏まりました、より奏くんに近づけた気がします。そうなると、バレないように変装とかしてたりしそうですね？多分。話が進むにつれ、変更は気にしないので、主様の思い描く奏くんを見せてください。そんな素敵な奏くんが恋人だなんて初音、羨ましいです（）今後とも初音、共々よろしくお願い致します。では、背後は下がりますので何かあれば呼んでくださいませ。／タイミング見て、初音のプロフィールを提出します。）

【 俺もまだ食べてないんだ。今日、早めに切り上げちゃったから。だから、初音ちゃんがお昼まだだったら一緒に食べれたらと思って。 】
【 ゆっくりでいいからね、気をつけて来て 】
( 彼女からの返信を見て、「今日、弁当食べてこなくて良かった…」と独り言のように呟けば、背もたれに寄りかかり、彼女の姿を思い浮かべる。"好き"を形にして言えるようになるまで時間がかかったけれど、最近は恥ずかしがらずに伝えられることが出来るようになってきていて。仕事の都合上、外で会ったりするのはあまり良しとされたものじゃないが、そんなことどうだっていい。今日くらいは自由にさせてくれ、と、一応マネージャーの許可を取ってから運転手さんに待ち合わせ場所まで送ってくれと言い。君に早く逢いたい、疲れた身体を彼女の温かさで癒してもらいたい。そんな欲望を心の中で感じていれば、自分の心の内を反射したような返信が返ってきて。「おんなじこと考えてるし」と一人乾いた笑い声を響かせながら。 )
【 俺も、初音ちゃんに早く逢いたい 】

【 此処からだと、電車と徒歩でカフェに行くので待たせてしまうと思います。それでも、良ければわたしとランチをしてください。】
（ テンポの良いやりとりはいつぶりだろう。お互いに尊重することが多く、スムーズなやりとりに頬が緩む。彼の移動手段は多分、マネージャーが運転する車か、もしくはタクシー、どう考えても先に着くのは彼であり、待たせてしまう確率が高いと推測し、誘われたのに関わらず此方から誘ったようなメールを出して。購入したマグカップを受け取り「 先輩、気に入ってくれると良いなあ。」とぽつり。地図アプリでルートを確認し開始をタップ。このアプリがあれば彼のいる場所に最短で行けるはず、自然に足取りが軽く、タイミングよく来た電車に乗り、窓際に立ち先程のメールのやり取りを見返しながら、恋人を思い浮かべて。お散歩中に撮った、たんぽぽの画像と自身がいる居場所の検討がつくのではと考え、窓から見える風景をぺたり。）
【 待ち合わせのカフェは、奏くんの行きつけとかですか？わたし、初めて行くので楽しみです。】

【 変な奴について行かないようにね。あと迷子にならないように。着いたら連絡します！ 】
（ 此処からカフェの場所まで、後十分くらいかかるだろうか。電車を使うと言っていることもあり、彼女は自分より遠い場所にいるのだろう。着いたら連絡する、というメールと共に「 待ってるね 」という可愛らしいワンちゃんのスタンプをタップ。そのままスケジュールなどの確認をしつつ数十分が経つと、目的地に着いて。彼女から送られてきた春を伝える可愛らしいたんぽぽが咲いた写真を眺めつつ店の前で待てば、【 ううん、事務所の先輩に教えてもらったの。俺も初めて行くからちょっとドキドキしてる。チョコレートパフェが美味しいらしいよ。 】と先輩から教えてもらった情報も添えて送信。ケーキの箱を見つめながら「 初音ちゃん、喜んでくれるかな… 」とまるでサプライズプレゼントを渡す前の恋人みたいに思ってみては、彼女が来るのを待ちながら報告を。 ）
【 今着いたよー。店の前で待ってるね。 】

【　待っててください、あなたの元へ迷わず辿り着きますよ。】
（ 自覚はないが側から見たら、自分は何処か抜けているというかそんな感じのようで友人からも心配される節があり、もしかして彼も……と考えることもなく、良いパパになるのではと思い「向かってます」と空をビューンと飛んでるような可愛らしいねこのスタンプをぺたり。改札口を出たところでカフェの情報と彼が目的地に着いたことを知り、歩く速度は自然と速くなる。「 お互い初めて行くカフェ、楽しみ。わたしもドキドキしてますよ、早く逢いたい。」と空を見上げて呟くとひらり、と飛んできた桜の花弁を手のひらで受けとめ春を感じて。）
【 もうすぐ、着きます。奏くん、お店の前で待ってくれてるんですよね？周りは大丈夫ですか？誰かにつけられたりしてません？パパラッチとか……ファンとか。わたし、奏くんをスルーしてお店に入るようにした方が良かったりします？】

（／ 奏くんと初音の物語のペースはこのような感じで良かったでしょうか、もう少し長めにとか、テンポ良く短めとかにありましたら遠慮なく仰ってくださいませ。ふと、気になったので聞いてみました。）