エンジェル 2025-03-03 00:55:24 |
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な、言っただろ?こんなホテル俺以外他に誰が来るってんだよ。よっぽど暇な奴か物好きしか来ないって。
(ロビーに設置された大型ソファへ足を投げ出し寝転びながら気怠そうに酒を煽り)
みんなお待たせ~!オーナーの私が居なくちゃ始まらないわよねっ!………あら、あらら?( 二階の回廊から身を乗り出し、笑顔咲かせ両腕広げ、しかし期待していた反応が返って来ず腕だらん&眉下げしょぼくれ顔 )
ああエンジェル…またお昼から飲んでるの?禁酒を勧めるわけじゃないしあまり強く言いたくないけど…、ちょっと健康に悪いかな?って思うわ。( ロビーへと階段を降りながらソファで寛ぐ彼に心配由来の苦言を、言葉の間に小首を傾げたり胸の前で手と手を合わせたり… )
…はぁ~…。忠告をどうもありがとう、チャーリー。分かってるよ酒が体に良くないってことは。でも最近は薬の方はやってないんだしちょっとくらい息抜きに飲ませてくれたっていいだろ?あれもダメこれもダメって、アンタが善意で言ってくれてんのは分かるけどじゃあ俺のストレスはドコに持ってったらいいわけ?(咎める者が居ないのを良い事にだらけ切った至福のリラックスタイムに水を差されあからさまに不機嫌な態度で態とらしい溜息と共に彼女の一連の挙動を眺める。落ち着かないその様子にふと言葉を選んでくれている気遣いが見え僅かに眉間の皺を緩めては自分なりに酒が辞められない理由を口にし)
そうよね、エンジェルだって色々あるものね……じゃあこうしましょ!( 胸の前に片手を握る仕草で彼の主張を受け留め、神妙に目を伏せてみせたのはほんの束の間、すぐに顔を上げパッと笑顔を戻すと軽やかな足取りで彼の座すソファの前へ。目線を合せるように身を屈ませて )
お酒をやめろなんて言わないわ。でも代わりに何か別のことでストレス発散できる方法を探してみない?そうね、例えば…ホテルの皆でゲーム大会とか、ダンスパーティとか!ホテルのPRも兼ねてイベント企画しちゃうとか!?これってす~っごく名案だと思わないっ?( 提案する間に再び身を起こし、楽しげに歩き回りながら身振り手振り交えてアイデアを発案、最後に彼の方へ両腕を広げてみせ )
あー……っと、悪いけど…そんなんで気晴らしができるとは思えないんだけど。…いや、でもそうだな、仕事が無い日は酒飲んでゴロゴロしてるだけで時々頭おかしくなりそうだし…やってもいいけど具体的には何をするか決めてあんの?あんまり突拍子のないことするとホラ、アンタの彼女が煩いんじゃない?(真っ直ぐにこちらを見つめる無垢な眼差しに縫い止められたように動けるず
あー……っと、悪いけど…そんなんで気晴らしができるとは思えないんだけど。…いや、でも…そうだな、仕事が無い日は酒飲んでゴロゴロしてるだけで時々頭おかしくなりそうだし……やってもいいけど具体的には何をするか決めてあったりすんの?あんまり突拍子のないことするとホラ、アンタの彼女が目光らせてるし煩いんじゃない?(真っ直ぐにこちらを見つめる無垢な眼差しに縫い止められ動け暫しの間目まぐるしく動き回る彼女に圧倒され動けずにいて。嬉々として名案とやらを語るオーナーを前にしては頭ごなしに否定してしまうのも罪悪感があり、渋々ながら体を彼女の方へ向けると話を聞き入れる姿勢を見せ)
(/わー!ミスってしまいました。前の投稿は無視してくださいませ…!申し訳ありません。※蹴推奨)
まあエンジェルったら、やる気になってくれたのね!?( 彼の並べる言葉のうち“やってもいい”の部分だけ都合よくトリミングして、両手で頬を包み瞳をキラキラに )
具体的に何をするか、ですって? ……ふふ。ふふふっ!それはもう、私はいつだってこのホテルを盛り上げるために色々考えてるんだから!例えばそうね……これなんてどう?名付けて“ヘル・オン・ステージ”!ここに特設ステージを用意してね、地獄で一番ホットなダンサーを決めるダンスバトル大会をするの!みんな好きなスタイルで踊って、観客の投票で勝敗を決めるの。優勝者には…ん~~ホテルのVIPルーム1週間無料とか特別サービスをプレゼントしちゃう!ヴァギーだって賛成してくれるに決まってるわ!ねっ、ワクワクしてきたでしょ?( よくぞ聞いてくれました!と言わんばかりに得意げに何処からか取り出したのは、カラフルなペンでポップに彩られた企画書の束。パラパラと捲る中から選び取った一枚──目を引く”HELL ON STAGE”の見出しとあまりにも大雑把な企画内容、笑顔で踊るホテルの面々のイラストが添えられている──を彼の顔の前にずいっと突き出し、詰めが甘い部分はアドリブで説明を追加しつつ、最後にその横から顔を覗かせにっこり )
マジかよ……(騒がしい彼女の内面をそのまま具現化したようなやかましい程にポップな企画書に目がチカチカする。やたら張りのある声調子と次々変わる表情とをソファの上で身を縮こまらせひたすらに浴び続けていては、突然目の前を覆った底抜けに明るいイラストが喧しい企画書紙面に思い切り顔を顰め)
ん~…、…あー、チャーリー?本気で凄いと思うよアンタの企画力は。こんな誰も来ないようなホテルで訳の分かんないダンスバトルを開こうなんて常人には思いつかないだろうし、ほんと…。けど俺達の中でまともに踊れる奴がいると本気で思ってんなら正直言って見る目がないぜ。客寄せしろってんならストリップでもポールダンスでもやってやんのは構わないけど、訳わかんない奴らが踊るクオリティの低いダンスで人を集めるなんて現実的じゃないだろ?アンタの名案をあれもこれも否定したくはないけどさ…そもそもこういう浮かれたイベントはそのヴァギーが一番嫌がるタイプだと思うんだけど?(ご満悦な彼女の顔を首を傾げ斜めに見据える。言葉を選びながらも言いたいことを無遠慮にズバズバ投げかけては最後にダメ押しとばかり彼女の恋人の名を借りて)
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