■ 2025-03-01 22:29:39 |
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「 またいつか、あなたとあの空の下を歩きたい。 」
きみはよく、そう言っていた。僕が壊れても、世界がなくなっても、「 おはよう 」が消えても。
青空を忘れた僕にきみは言った。「 ああ、あなたは本当に馬鹿ね。 」と、笑って言った。
( 提供 )
交通事故により記憶をなくした少年。
少女とは以前「 結婚しよう 」とまで言い合った仲。少年は少女のことを誰よりも愛しており、空の色も世界の色もわすれても、彼女をあいしていた、ということだけは覚えていた。少女との記憶や、少女のことはあまり思い出せない。
( 募集 )
少年のためにうたう少女。
少年の婚約者で、透き通るように綺麗な声を持つ女性。記憶をなくすまえの彼を、確かにあいしていた。( あとはお任せです )
/ とあるボカロの曲が今になって響き、あの世界観で也をしたいなと…!このタイトルを見て何となくわかった方もいるかもしれません。私もその曲すきだよっ!!って方は是非声を掛けていただけると嬉しいです。二週間に一回くらい返信できたらいいなーって感じのゆるゆるのんびり也です。
( ぼくの証拠 )
「 ねえ、ボクのためだけにうたってよ。 」
「 大丈夫。きみのことはぜったいに、わすれないから。 」
カルト / 15y / 172cm / 襟足の長い白髪 / 半透明な瞳 / ガリガリに痩せた身体 / 心やさしい、穏やかな青少年 / 少女のことを誰よりも大切に思っている / 三年前に交通事故で記憶障害になる / 今はとある廃墟で少女とふたりで暮らしている
( 私の証拠 )
「 この歌が終わるまで、手を繋いでいて 」
「 大丈夫。ちゃんと、そばにいるよ 」
ニーナ / 15y / 159cm / 肩まで伸びたクリーム色の髪 / 青い瞳 / 華奢な体型 / 控えめで歌うのが好きな少女 / 大人びた振る舞いとあどけない顔立ち / ふわふわのパンと、手を繋ぐことが好き
/ 素敵な雰囲気に惹かれ、お声掛けだけでもと思い投稿失礼致します。レス禁止中でしたら大変申し訳ございません…;;拙いpfではありますが、もし宜しければご検討頂けますと幸いです…!
/お声掛けありがとうございます!!ニーナちゃん、イメージ通り完璧です…!是非お相手していただきたいです。背後の事情であまり顔出しが出来ないのですが、ご了承の程よろしくお願いします。
早速ですが、也を始めるにあたって何か質問等はございませんでしょうか。無さそうであればこちらから初回ロルを回させていただきます!
/参加許可有難う御座います!原曲もあるとの事で緊張していましたが安心致しました…!ペースに関しても承知致しました。
質問は強いてあげるとすると二人の暮らしについて、具体的な構想があればお聞きしたく存じます。やりとりを通じて決めていく場合はこちら蹴って頂いて問題ございません。改めて宜しくお願い致します!
( 冷たい空気が漂うガレージの中で、目を覚ます。窓のないこの部屋からは今が朝なのか夜なのか判断できない。今日が何月何日なのか、空はどんな色をしていたのか。考えると頭痛がして嫌になり、思考は止め布団にくるまる。ただ、寒いという感触から季節が冬だという事だけはわかった。自分は冬よりも春の方が好きだ。だって彼女に一番似合う季節だから。春がどんな季節だったかなんてもう忘れたけれど、彼女と歩いた桜の道は覚えている。淡く綺麗な桜の木の下で歌う彼女の姿。思い出せば思い出す程、霧が晴れるように暖かい気持ちになって。そう言えば、今日はまだ彼女の声を聞いていない。彼女はどこにいるのかと、むくりと起き上がり辺りを見渡せば。 )
/ご質問ありがとうございます…!二人の暮らしについてですが、町外れの廃棄の建物に住んでいるということ、そしてここに住んでいるのは二人だけの秘密で、カルトが事故にあった際ニーナちゃんが連れて逃げてきたという感じの設定を想像しておりました。色々決めて也がやりずらくなるのも嫌ですし、ふんわりできたらなと!太陽も人類も無くなった二人きりの暗闇の世界をイメージして頂けると嬉しいです。
初回ロルを回させていただきましたが、如何でしょう。読みにくかったらすみません!改めてこれから宜しくお願いします…!!
( 冷たい空気が鼻先に触れ、ふと目が覚める。薄暗い天井から隣で眠る彼へと視線を移し、口元に手を翳して小さく奏でられる呼吸の音に今日も胸を撫で下ろした。それから、もう一度布団を掛け直して二度寝を試みるも、執拗に訴える喉の渇きに止むなく布団を抜け出して。顔を洗い終え、コップ一杯分の水を注ぎ、古びた椅子の上で喉を少しずつ潤す。半分ほど飲み干すと、未だ眠気が支配する頭でらり、るらと習慣になったメロディーを口遊み、桜並木の記憶を振り返る。記憶を無くす前の彼の手の感触を恋しく思いながら、求めた柔さとかけ離れた質感のコップの側面を爪の先でつつき。やがて全量を飲み干し布団に戻ると、目が覚めたらしい彼にあどけない笑みのまま隣へ歩み寄り。おはようの代わりに簡単な質問を投げかけて。 )
ごめんね、喉が渇いてたからお水飲んできたの。…カルト、今日はどこか痛い?
/回答ありがとうございます!二人暮らしの経緯から具体的なイメージまでお教え頂き大変参考になります。承知いたしました。
初回ロルも非常に綺麗で読みやすく問題ございません!それでは背後は一旦下がらせて頂きますがロルの読みにくさや相性面のご懸念があれば教えて頂けますと幸いです。宜しくお願いします…!!
………今日は特に。あ、でも少し頭痛がするかも。
ニーナ、ボクにも水をくれる?
( どこかから聞こえる懐かしい音色に耳を傾けていると、ほのかな笑みを浮かべた彼女が現れて。この瞳に映る彼女は、確かに自分が愛した女性だ。彼女が自分の名前を呼んだように、自分も返そうとしたが、どうにも彼女の名前が引っ掛かって出てこない。唾をグッと飲み込んでからまず彼女からの問いに答える。先程からする頭痛を訴えると、「ニーナ」と自然に声が漏れて。嗚呼そうだ、彼女の名前はニーナ。頭の中で繰り返す。すると下からぎゅるるる、と何かの音がする。それは間違いなく自分の腹の音で。そういえばお腹がすいたと、半透明の瞳を薄めて彼女を見つめる。 )
あはは、お腹がすいちゃったみたいだ。ニーナ、何か作ってくれるかな。
…大丈夫?まだ寝ててもいいのに。
( 今日も無事に名前を呼んでくれるのか、待っている時間は何時も落ち着かない。心臓がドクリと不吉な音を立てるが、昨日と変わらない受け答えと最愛の人の記憶にまだ残り続けている事実に安堵して。痛みの程度を知るため顔を覗き込む体勢で再び質問を重ねたものの、事故の後遺症が残る彼の記憶とは裏腹に痩せ細りながらも生きようとする音、そして幼い瞳にふっと笑みを浮かべて要求を飲み。今にも折れそうな身体を支えるべく手を差し出すと、朝の身支度を整えるよう告げ。 )
うん、わかったわ。…先に顔を洗って着替えてきてくれる?お水も机の上に用意しておくから。
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