真夜中のピエロさん 2025-03-01 07:02:18 |
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おお~。和食の方が得意?やるなぁ。それじゃさっそく、いただくね。
(テーブルに並んだThe和食…!的な朝ごはんを前にし、思わず感嘆の声を漏らし。コップに入れた麦茶を二人分テーブルに置いて、手を合わせていただきますをして。お酒を飲んだ翌日の味噌汁はとってもありがたく、まずはそれからいただこうとお椀を手にして)
人間はお味噌汁好きなんでしょ?だから、いっぱい頑張って覚えたんだよ(相手の向かいに座り、嬉しそうにしながら言い、調味料もまた間違えないように確認してから入れたりして作ったことを伝えて、「どう?美味しい?」とワクワクしながら尋ねて)
(塩加減や具材である豆腐と若布の分量も適切でとても美味しい。お椀をテーブルに置くと、感想を待ちきれないと訴えるようにこちらを覗き込む赤い瞳に気がつき、思わず少しだけ笑いながら)
うん、ばっちり。めっちゃ美味いよ、ありがとう。塩鮭も朝飯っぽくていい…!食後はまた珈琲淹れるね。
(塩気の効いた鮭をおかずに白米を口に運び、麦茶を飲んで。昨日の朝食のこともあり、内心少しだけ身構えていたのだが…取り越し苦労だったようだ)
!よかったぁ、私もちゃんとお料理出来るんだから(相手が味噌汁を口にしては、褒めてくれるかなとワクワクしながら待っていれば、美味しいと喜んでもらえ、ぱあっと顔を明るくさせ、ご機嫌な様子で、料理が出来ることを自慢して、自分も食べ始めて)
うん、一日にして腕を上げたな…!
(美味しい朝ごはんをいただき、上機嫌でご馳走様をしてから食器を流しに置いて、食後の珈琲を淹れるため昨日と同じように道具を準備。焙煎から3日ほど経った、一番美味しい頃合の豆を二人分ミルにセットして)
洗い物は俺やるからさ、食べたら食器だけ置いといてな。また珈琲淹れるけど、お前さんのは昨日みたいに甘くしとくね。
少し休憩したら、洗濯だけしてからゲーセンとカラオケに行くとするかね。
(ポトポトと落ちる茶色い雫がコーヒーサーバーのガラスを曇らせ、室内に珈琲の良い香りを届ける。二人分カップに珈琲を注ぎ、アビリスの分は砂糖とミルクを多めに入れてテーブルに運んで)
お料理するの、得意だもん(上機嫌に食べ進めながら、料理は好きなため、得意であることを自慢げに言い。そうして、相手より遅れて食べ終わり、ご馳走様と言ってから食器を流しに置いて、「えへへ、しぃくんの淹れてくれる珈琲は美味しいから好き」と言い)
おお、頼りにしてるぜ。冥界仕込みの一品を楽しみにしてるよ。
(のんびり珈琲を飲んだ後は洗い物をし、その後洗濯機を回して。ルーチンワークのように脱水まで終わった衣類をベランダに干していると、通販で買った荷物の到着を告げるインターフォンが鳴り、玄関前に貰い)
アビリス、昨日頼んだ服が来たっぽいぞ。ついでに部屋着っぽいのも買ったし、好きに着ていいから。
(ダンボールをリビングに運び、ガムテープを開封し。そういえば、個人的な趣味嗜向で彼女に着て欲しい服…ワンピースやらパーカーやらも買ったことを思い出し苦笑し)
!わぁー、可愛いのいっぱいだぁ(相手が持ってきたダンボールに、なんだろうと思っていたが、服が届いたと言われ、嬉しそうにして、ワクワクしながら開封されたダンボールの中を見ては、嬉しそうにして、1着ずつ取り出して見ていて、その中からとても女の子らしく可愛らしいワンピースを着ることに決め、早速着替え始めて)
(早速興味を示してキャッキャしながら服を取っ替え引っ替え眺める様子に、死神といえどやっぱり女の子なんだなぁと感じていると…そのまま着替えを始めた相手に驚き)
ま、ままま、待てったらっ!…せめてあっちの部屋でこそっと着替えてくれ…。目のやり場に困るからさ…。
(不自然に明後日の方を向きながら苦言を漏らすも、すでにワンピースに着替えた後のようで。見立て通り良く似合っていて、自然と顔がだらしなく緩んで)
あ、ごめんね、次から気をつけるね(相手に目の前で着替えないように言われ、申し訳なさそうに謝り。着替え終われば、くるりと回って相手に見せて、「私、すっごく可愛い?」と尋ねて)
(くるっと回る身体にふわっと舞う白い髪。ワンテンポ遅れてひらりと唄うように揺れるワンピースの裾が、まるで時の流れをゆっくりにしたように。思わずその動きに長く見入ってしまったような錯覚を覚え、思わずハッとして)
あぁ、とっても似合ってるよ。…そうだな、うん。かわいい、と思うよ
(ストレートに可愛いかと問われれば、不意を突かれたみたいに辿々しく答え、その赤い瞳を直視できずにいて)
やっぱり、しぃくん照れてるでしょ(相手の辿々しい様子を見ては、確信を持ったように言い、まだ相手は答えてもないのに、ドヤ顔で、「ふふん、しぃくんのお顔見たらわかっちゃうんだから」と言っていて)
やっぱりってなんだ、やっぱりって。ん、もう知らん、そんなの。
(気恥ずかしさからぷいっと顔を背けて立ち上がると、反対側の部屋に行って家着からもう少しまともな服に着替えて。スマホと小さめの財布を革製のサコッシュに突っ込み、ぼちぼち外出の準備を始めて)
も少ししたら出発しようか。だいぶ暖かいけど、さすがにそれだけだと寒いだろうから上着は貸してやるよ。
(そう言いつつアビリスでも着られそうなショート丈のデニムジャケットを渡し。ワンピースがだいぶガーリーだが、組み合わせ的にはそこまで変でもないだろう。もっともアビリスが身につけたらきっと衣類も含めて周りからは見えないのだろうから、気になるのは自分だけなのだが)
!ありがとう(相手が部屋に行ってしまうと、照れちゃったと思いつつ大人しくソファーに座って待っていて。戻ってきた相手に、デニムジャケットを渡され、嬉しそうに受け取り、早速着てみれば、袖は萌え袖のようになってしまっていて)
ん、まぁギリ大丈夫そうかな。
(彼氏に借りました感が出まくりなジャケットのサイズ感、まぁそこはあんまりいしきしなあ意識しないようにして…アビリスを促して家を出て。道行く人もまばらな為、特に気にせず会話しながら温かい陽気の外を歩く)
も少し行ったとこにパン屋があるんだよ。そこでパン買って、公園ででも食べようぜ
(姿を見せるのはゲーセンにとっておくことにして、目下の昼食の取り方について提案し)
パン屋さん…!もふもふで、もちもちで、美味しいんだよね?(相手と共に家を出ては、勝手に相手の手を握って歩いており。そして、パン屋で買おうと提案され、ぱあっと顔を明るくさせ、父から聞いていたため、嬉しそうで、「私たちの世界にもパン屋さんあるんだけど、人間界のパンの方が、種類もいっぱいだし、すっごく美味しいんだって!」と話して)
もふもふ感がどのくらいかはわからんけど…まぁそーだな。俺はどっちかっていうと主食っぽいパン…ウインナーとかメンチカツが挟まってるヤツとかさ、そういうのが好きかな
(地獄のパン屋…B級ホラー映画のタイトルか!?的な自分突っ込みを内心入れつつ…目的のパン屋さんに入り。事前に示し合わせて、アビリスが欲しいものあったら袖を引っ張って小声で伝える、という作戦だ。コロッケパンやらチーズがたっぷり練りこまれたパンやらをトレーに取りつつ、一種類ごとに少し立ち止まりアビリスの反応を伺う。それにしても、パン屋のパンはどれも妙に美味しそうに見えるから不思議だ)
!すごい、美味しそぉ…(パン屋に着き、中に入ってそこに並んでいるパンや、その匂いに目を輝かせて。色々見て回りつつ、気になったパンを指差したりして伝えては取ってもらっていて。そうして見て回っていれば、自分が見えているらしき女性がいて、もしやと思い、その女性の死期を確認しては、「やっぱり少ない…」と呟いて)
(楽しそうにパンを選び、欲しいと言ったものを取ってやったりしながら店内を周りながら、アビリスがポツリ呟いた言葉が耳に入りワンテンポ遅れてからその意味を理解し。どの程度鮮明に彼女が見えているのかは知る由もないが、きっと自分以外に彼女が見えている人のそれは、想定通りなのだろう。やはり自分がイレギュラーなのだ。ぼんやりとそんなことを考えつつ会計を終えると、店先の自販機で珈琲とココアを買って少し行った先の公園に立ち寄り。ベンチに腰掛けると、アビリスが選んだパンと、独断で選んだココアを渡してやり)
はぁ、たまには外で食べるのもいいな。丁度お花見の時期だしな。
(公園にはところどころ桜も咲いており、シートを敷いてお花見をしている人々もちらほら)
お花見?…あ、私たちと同じ人達もいるね(自分では何も出来ない以上、心配する他なく、相手と共に店を出て公園へ行き。そこにいる花見をしている人たちがいるのに気付き、そう言って、「人間は面白い物いっぱい作るね!」と笑顔で言い)
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