真夜中のピエロさん 2025-03-01 07:02:18 |
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(着替えを終えて戻ってみると、ちょっぴりダークな雰囲気のMVなど見ているアビリスが目に入る。やはり死神…。つい癖で楽曲や楽器隊の構成などを探るように聴いてしまう)
お、うまく使いこなしてるじゃん。好きな歌が見つかると良いなー。さぁて、今日はのんびりしよう。
(ソファにちょっとだらしなく腰掛けてスマホを取り出し…とりあえず、アビリスの背格好を見て適当な部屋着や生活用品をECサイトでポチポチと)
…!これ、可愛い!(ダークな曲や楽しい曲、面白い曲など、いろんなジャンルの曲を試しに聞いていれば、可愛い歌を見つけ、嬉しそうにしていて、次の曲をと見ていたが、可愛い歌だと勘違いして、いかにもピンクな動画で、慣れていないために顔を真っ赤して固まっていて)
(キャッキャ言っていたアビリスが急に静かになったこと気づいてふとそちらを見ると…早足で近づきさっと手のひらで視界を塞ぎ、反対側の手でaltキー+F4キーを連打しブラウザを閉じて)
はぁ…だいじょぶか?ネットは色んなコンテンツがあるからな…まぁ気をつけて見てくれ
(故意ではないのだろうけど、年齢制限サイトのブロック設定は入れてやらねば…と考え。確かルータ側でコンテンツフィルタリングの機能があったハズだ)
うん、ありがと…(相手の対応にお礼を伝えるも、突然の事で理解しきれておらず、凄いことしてたなと思えば、相手もしたりするのだろうかと思えば、少しモヤッとして、「し、しぃくんは、さっきのみたいなの、した事あるの…?」と相手を赤く染ったままの顔で見上げながら尋ねるも、その表情は何処か不安そうで)
(まだ少し熱に浮かされたような彼女の表情に少しだけ憂いが見えて。どうやらだいぶインパクトがあったようで、軽はずみにPCを触らせてしまったことを少し後悔し)
…そうだね。結婚することはなく別れてしまったけど、恋人はいたよ。遠くに行ってしまったから今はもう会うことはないんだけど…元気にしてるといいなって思うよ
さ~て、お昼ご飯は何作ろうかなぁ
(少しぼかした答え。彼女の問いをはぐらかすみたいで気が引けたが、もっと直接的な言い方をする気にはなれず、そして嘘をつく気にもなれなくて。少し温くなった珈琲の残りを飲み干すと、いつもの調子に戻り)
!そ、そう、なんだ…(恋人がいたことは、少し残念に思ったが、今はいない事に、どことなく安堵していて、相手はいずれ死ぬ人間だからと言い聞かせていて、「お昼、しぃくん作るの?お料理出来るんだね!」といつも通りを装いつつ言い、コーヒーを飲みつつ待っていることにして)
んー、まぁ簡単なヤツならね。コロナ禍で自炊するようになったんだよ。
(PCブラウザでルータの管理画面にログインし、簡易的なフィルタ設定をオンにして。これでそれなりに有害コンテンツはブロックされるだろう。アビリスを見ると、なんだかまだ引きずっていそうで…手のひらで頭をぽんぽんっと二度撫で)
さっき朝ごはん食べたばっかだしな、しばらのんびりしよ。TVを見たっていいし、ネットもさっきみたいのは表示されなくなってはずだよ
(シンクに運んだ食器類をささっと洗って片付け、アビリスの布団を敷いた方の部屋へ。ハードケースにしまっていた一本のギターを久しぶりに手に取り、軽く状態を確認しネックの調整等を始め)
…わかった(相手に撫でられ、気持ちが落ち着き、うんと頷いては、何しようか悩んでから、再びパソコンをすることにして、いろんな動画を見ていれば、調子を取り戻し、歌に合わせて踊っている動画を見ていれば、無意識に身体がゆれていて)
(隣り合った弦と弦の音の重なりで調弦しながら、心地良さそうに身体を揺らす死神の少女を眺める。空気を伝わって聴こえる音の欠片に寄り添うように、指で弦を弾いて和音を乗せて。しとしと雨が降る少しだけ春めいた休日、不思議な即興の演奏にしばし心を預けて)
…さぁて、そろそろ昼の準備するかな。アビリス、パスタと炒飯だったらどっちな気分?
(その後ものんびり過ごしてお昼前。ぼちぼち昼の準備をし始めようとして、方向性を尋ねる。…はたして死神は炒飯を知っているのだろうか、と言ってからぼんやり思い)
?わかんないけど、炒飯(色んな歌を聴いて楽しんでいれば昼前らしく、何がいいか聞かれるも、炒飯がわからず、きょとんとしつつ、炒飯がいいと伝えて)
炒飯ね、了解~ 確かタッパーに入れたご飯が冷蔵庫にあったからちょうど良いや
(中華を食べる死神、想像するとなかなか面白い。炒飯だけだと寂しいのでスープでも作ろうと、薄切りにした玉葱と乾燥ワカメを鍋に突っ込んで煮つつ、レンジでご飯と冷凍した挽肉温めて。温めた肉を炒めながら卵を溶き、頃合いを見計らってフライパンへ投入し…粉末の鶏がらスープと少しだけ醤油と胡麻油を足す。味付けはどっちもほぼ同じという手抜きっぷり)
後5分くらいでできるから、パソコンどけてテーブル拭いといてくれー
(水気の抜けたご飯をフライパンに投下しパラパラ炒めながらアビリスに声を掛けて。鶏ガラの良い匂いが室内に漂い、コンロの火を止めて)
うん、わかった!(どんなご飯が出てくるのかとわくわくしつつ、言われた通りに机の上を片付け、大人しく待っていると、いい匂いがしてきて、「!いい匂い…」と呟いていると、その匂いの影響か、お腹が鳴り)
(丸く盛り付けてお皿に乗せた炒飯とスープをテーブルに乗せ、仕上げにスープに炒りごまを少し落として。スプーンと飲み物を二人分準備していると、アビリスのお腹の音が小さく聞こえて)
はは、お腹空いてるのか。じゃ、食べよ。いただきま~す
(のんびり食べながら取り止めの無い話しをして)
そいえば好きな歌は見たかった?
うんっ、いただきます!(炒飯を見ては目を輝かせて、手を合わせつつ言うと、一口食べては、幸せそうにしつつ食べていて、好きな歌が見つかったか聞かれると、「かっこいい歌とか、可愛い歌とか、気に入ったのあったよ」と言うも、自分にとってのかっこいい歌は、全てホラーテイストの歌で)
へー、じゃ後で教えてよ。使ってないスマホに入れとくからさ。わざわざパソコン立ち上げなくてもすぐ聴けるようにしとく。
(急にスマホなんて言われてもちんぷんかんだろうけれど。アビリスを眺めると普通に食べており、割となんでもいけそうだ。夜は寿司でも食わせてやろう…流石に外食はできないだろうからスーパーで買うとしよう)
んでもお前さん案外なんでも食べられそうだし、夜は寿司にしよう。寿司って知ってるか?まず魚をだなぁ…
(身振り手振りを交えてテーブルの向こうの死神少女と言葉を交わす。彼女が驚いたり笑ったりするのが嬉しくて、随分色んなことを話しながら食事を続けて)
!食べたことは無いけど、見たことあるよ!(お寿司と聞けば、目を輝かせながら言い、幼い頃に写真で見た程度なため、詳しくは覚えておらず、「それに、学校の教科書にも、人間は生のお魚いっぱい食べるって書いてた!」と楽しそうに言い)
へ~ それである程度はこっちの世界のこと知ってるのかー
それじゃ、お昼食べて休憩したら買い物に行こうか。雨も小降りになってきたし、そのうち止みそ
(そんなこんなでお昼を食べ終えると、朝と同じように珈琲を淹れて。珈琲と一緒に食べようとしていたチョコとクッキーを出してきてテーブルに並べると、小分けになったチョコを一つ口に放り込む。珈琲の苦味とチョコの甘さが良い感じにマッチして、際限なく食べてしまう…
歩いて10分くらいのとこにスーパーがあるんだよ。スーパーってわかるか?食材とかお菓子とか生活用品とか、色々売ってる大きなお店って感じ
多分売ってる物が違うと思うけど、あるよ!(相手に珈琲を淹れてもらって、それを飲みつつ、知ってると伝えて、「私だって、向こうの食べ物いっぱい食べておっきくなったんだもん」とえっへんと言わんばかりの表情で大きくなったと言い)
(なるほど、どこの世界にもスーパー的なものはあるらしい。それにしても、小さい頃はきっと人形みたいにかわいかったのだろうなと、得意げに語る死神少女を眺めて)
そっか。それじゃ、そんなに珍しくもないかもだけど、まぁ買い物付き合ってくれな
(その後、のんびりしつつ買い物の準備をして。予報より少し早めに雨も上がり、歩いていくには丁度良さそうだ。ツイードのコートを羽織り、買い物バッグ…適当なエコバッグをコートのポケットに突っ込んで、アビリスに声を掛け)
そろそろ出発できそ?
うん、大丈夫!(相手から支度が出来たか聞かれると、うんと頷いては、いつも持っている少し小さめの肩掛けの鞄を持ち、靴を履いて、家を出て)
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