真夜中のピエロさん 2025-03-01 07:02:18 |
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美味しいかと言われるとアレだが…。うん、興味あったら飲んでみる?結構強いから炭酸で割っても良いかも。
(正直、ウイスキーの良し悪しがわかる舌は持っておらず…なんとなくかっこいいからそれっぽいものを飲んでるとは流石に言えず。戸棚の奥からショットグラスを引っ張り出し、それに小さい氷をカランと入れて。割る割らないはアビリスに任せ、ほいよっと彼女の前にグラスと緑色のラベルが貼られたハーフボトルを置いてやり)
…!苦いけど、ちょっとだけ美味しい(相手からグラスとボトル
受け取り、見様見真似だが、グラスにソーダとウイスキーを注ぎ、飲んでみては、ウイスキーの苦味に少し顔を顰めるものの、ソーダと割ったことで美味しさを感じ、そう言いながら飲み進めて)
おお、よかった。あんまり無理すんなよー。…実は俺もまだ、そこまで美味さがわからないんだ。でも、なんかかっこよくて飲んでるんだよ。
(薄っぺらい背景を隠しておこうと思ったけれど。素直な感想を述べたアビリスの様子を見ていると、自然とそんなことを口にして。それでも休憩できるように冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを出してきてテーブルに置いて)
いつか、そういう違いがわかるかっこいい大人になりたいんだけどな。
さて、あんまり飲みすぎると夜、地獄を見るからほどほどにして…。もうちょっと休んだら風呂の準備してくるよ。
そうなんだ…確かに、このお酒飲んでるしぃくんかっこいいもんね(苦いのに飲める相手は大人だなぁと思っていたが、相手も同じだったと知れば、嬉しそうにしつつ、ウイスキーを飲む相手はかっこいいと素直に言い。お風呂の用意すると聞けば、ウイスキーの影響でか、軽く酔いつつ相手に抱きつき、「しぃくんと入る!」と言い)
んー、じゃあバスタオルはそこの棚に…って一緒に入るのはダメッ!
(酔っ払ってるのかと思いつつ、そういえば朝もナチュラルに一緒に寝てたしな…と思い返し。こっちも酔ったふりしてクフフ…ってな展開も一瞬脳裏を過ったが…あの人格者っぽいお兄さんも、まさか妹とそんな関係になってると知れたらきっと全力で狩りに来るに違いない。それも多分、痛かったり苦しいやり方で…。あぁ、なんだか急に酔いが覚めてきたようだ)
と、とりあえずお酒飲んですぐお風呂は危険が危ない。ちょっと休んでからにしな。ほら、お水も飲みなよ。
えぇー…(相手にダメと言われ、残念そうにしょんぼりして、大人しく相手から離れ、水をちびちびと飲んでいて、たまに欠伸をしたりしていて、「んぅ…」と小さく声を漏らしつつうとうととしていて)
ん、なんかもう眠そうだな。少し休んでからお風呂でも良いよ。
(こくりこくりと舟を漕ぐアビリスに気づくと、ちょっと調子に乗ってあれこれ勧めすぎてしまったなと後悔し。仕方がないので彼女を軽く抱いてソファにゴロンと寝かせて、風邪を引かないように ーー死神はそもそも風邪を引くのだろうか? ーー ブランケットを掛けてやり)
起きたらちゃんと歯磨きして風呂なー
(浴槽をさっと洗って入湯スイッチをピッと。しばらくしてお湯が溜まってくれば、アビリスが寝ているうちにささっと入ってしまおうと着替えを持って浴室へ)
ぁい…(相手の言葉に、聞こえているのか聞こえていないのか、わからないような声で返事をして、眠りについて。その表情は気持ちよさそうで)
(ささっとお風呂を終えて髪をバスタオルでわしゃわしゃしながらリビングに戻り。ソファを覗くと…すっかり寝ている。起こさないようにそっと近づき、少しだけ躊躇いがちにその白くて長い髪を指で梳くように撫でて。お疲れさん、と小さく呟くと自身もベッドに横たわり、次第に眠りへと落ちていって)
ーー翌日
(薄らと差し込む朝日に意識が引っ張り上げられ、顔を顰めてゆっくりと起き上がり。アビリスはもう起きてるかなと、ソファの方を見遣りその姿を探し)
…あ、しぃくん起きてる!おはよう(目を覚ましたのは朝になっていて、起き上がって時計を見るも時間もまだ早く、相手も寝ていたため、寝てしまって入りそびれた風呂に入る事にし、浴室に行き。上がれば、リビングに行き、笑顔で声を掛けるも、勝手に相手の服を借りて着ていて、「ごめんね、お洋服借りちゃった」と言い)
あ、おはよ。…ん、服は適当に着てくれて構わんけど…
(寝起きの視界に映る、自分の部屋着を着たアビリスの姿に驚く。ぶかぶかなサイズ感の服を着ている可愛さが半分、自分の着古した部屋着を可愛らしい女の子に着せてしまっている気恥ずかしさが半分。昨日注文した彼女の依頼が早く届くことを願いつつ、起き上がって洗面所へ)
よし、アビリス。それじゃお前さんに朝イチのミッションを与えよう。まずは…朝メシの準備だ。立派な死神になる修行ってヤツだぜ
(適当な事を言いつつアビリスに朝食の準備を任せて、顔を洗って)
!わかった、頑張るね!(ミッションを与えると言われ、なんだろうと思っていたが、立派な死神になるための修行という言葉に目を輝かせて、気合いが入り、キッチンに行くも、何にしようかと悩んでは、和食にしようと思い、早速取り掛かり)
(着替えてテーブルを片付けてからさっと拭きアビリスをチラリ見遣ると…なかなか一生懸命準備に取り掛かっているようだ。空気の入れ替えのため窓を開けると、すっかり雨も上がっていて暖かくなりそう)
今度は砂糖と塩間違えてないかー?
(昨日の事を少しだけ揶揄いながら、何か困っていないか状況をチェックし)
うん、大丈夫だよ!(楽しそうに料理をしていれば、相手に心配するような質問され、大丈夫だと伝えて。それから、数分後、完成し、白米、味噌汁、焼き鮭をテーブルに運んで、相手の前に並べては、「どう?今日こそ完璧だよ!」と自慢げに言い)
おお~。和食の方が得意?やるなぁ。それじゃさっそく、いただくね。
(テーブルに並んだThe和食…!的な朝ごはんを前にし、思わず感嘆の声を漏らし。コップに入れた麦茶を二人分テーブルに置いて、手を合わせていただきますをして。お酒を飲んだ翌日の味噌汁はとってもありがたく、まずはそれからいただこうとお椀を手にして)
人間はお味噌汁好きなんでしょ?だから、いっぱい頑張って覚えたんだよ(相手の向かいに座り、嬉しそうにしながら言い、調味料もまた間違えないように確認してから入れたりして作ったことを伝えて、「どう?美味しい?」とワクワクしながら尋ねて)
(塩加減や具材である豆腐と若布の分量も適切でとても美味しい。お椀をテーブルに置くと、感想を待ちきれないと訴えるようにこちらを覗き込む赤い瞳に気がつき、思わず少しだけ笑いながら)
うん、ばっちり。めっちゃ美味いよ、ありがとう。塩鮭も朝飯っぽくていい…!食後はまた珈琲淹れるね。
(塩気の効いた鮭をおかずに白米を口に運び、麦茶を飲んで。昨日の朝食のこともあり、内心少しだけ身構えていたのだが…取り越し苦労だったようだ)
!よかったぁ、私もちゃんとお料理出来るんだから(相手が味噌汁を口にしては、褒めてくれるかなとワクワクしながら待っていれば、美味しいと喜んでもらえ、ぱあっと顔を明るくさせ、ご機嫌な様子で、料理が出来ることを自慢して、自分も食べ始めて)
うん、一日にして腕を上げたな…!
(美味しい朝ごはんをいただき、上機嫌でご馳走様をしてから食器を流しに置いて、食後の珈琲を淹れるため昨日と同じように道具を準備。焙煎から3日ほど経った、一番美味しい頃合の豆を二人分ミルにセットして)
洗い物は俺やるからさ、食べたら食器だけ置いといてな。また珈琲淹れるけど、お前さんのは昨日みたいに甘くしとくね。
少し休憩したら、洗濯だけしてからゲーセンとカラオケに行くとするかね。
(ポトポトと落ちる茶色い雫がコーヒーサーバーのガラスを曇らせ、室内に珈琲の良い香りを届ける。二人分カップに珈琲を注ぎ、アビリスの分は砂糖とミルクを多めに入れてテーブルに運んで)
お料理するの、得意だもん(上機嫌に食べ進めながら、料理は好きなため、得意であることを自慢げに言い。そうして、相手より遅れて食べ終わり、ご馳走様と言ってから食器を流しに置いて、「えへへ、しぃくんの淹れてくれる珈琲は美味しいから好き」と言い)
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