匿名 2025-02-25 07:26:19 |
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…!
(可愛い店員さんだなと見惚れていると爆弾発言をされる。かっと頬が赤くなり、恥ずかしそうにそっぽを向いて。だがいつかはこの問いに対して貴方が"はい"と答えてくれるようになればいいな、なんて考えてしまう。そんな事を考えてしまう自分がまた更に恥ずかしくて。貴方はどう思っているのだろうと気になってちらと貴方を見ると目が合ってしまって。慌てて逸らす。
店員さんが去ると変な空気になってしまったなと思いつつ、それでも目の前にあるパフェを早く食べたくて
"と、とりあえず、頂きましょう"
と少し声が裏返りながら。"いただきます"と両手を合わせて一口。優しいチーズの風味の美味しさにまた目を輝かせている。
っそ、そうスね!いただきまーす、
(店員が去ってから微妙な空気になってしまったのを、相手の言葉が壊す。それに縋る様に同意すれば、早速スプーンをいちご味のクリームに沈ませてひと口すくい、口に運ぶ。途端に何とも言えない甘酸っぱさが口全体に広がり、自然と顔が緩み。最近部活やら受験やらで中々顔を出せなかったのもあって、パフェの味が懐かしく感じて。相手も美味しそうに食べている様子を微笑ましく眺めながらパクパクと食べ進めつつ、そう言えば2人の関係性をまだはっきりさせていなかったよな、とふと思って。そのまま口を開き)
そう言えばまだ、俺らの関係ってはっきりしてません…でしたよね?
えっと、たし…かに?
(貴方の言っている事の意味がすっと入って来ず、こてと首を傾げる。頭で意味を考えてみると確かに貴方と自分はついこないだ初めてあったばかりなのに、それにしては仲良くなりすぎている気がする。しかも自分は貴方に恋をしている。それだけはこの数日で分かった。ただ貴方が自身の事をどう思っているかは分からない。相手のタイプ的に皆に対してこうなのかもしれないし、貴方に対してこういった気持ちを抱いているのは私だけじゃ無いかもしれない。そう思うと少し寂しくなるが今はこの時間を楽しもう、と考えるのを辞めて。
なんと言えばいいか分からず、相手がなんというか伺っている。
…俺、こんな風ですけど、えっと、その…割とこういう事には一途ってゆーか…でもあの、こういう時ってなんて言ったら良いか解らんくて…今はとにかく、ツバキ先輩と離れたく無い、って凄く思ってて…誰とも一緒にいて欲しく無い、って思ってて…その…先輩はどう思ってるのかな、って…
(相手の返事を待ちながらまたひと口食べ。微妙な沈黙が流れると、何か話さなくてはと思い色々と考えて。だがこういう時に出会した事は今まで無く、増して見た目に反し女子の友達なんて数える程しかいないので、酷く緊張してしまって。頼りないと思われてしまうのだろうか?体質も相まって相手にされなくなってしまうのだろうか?そう考えると怖かったが、何故か相手は絶対に自分の事を否定はしないという自信も何処からか湧いてきていて。最後は相手に真相を委ねる事にすれば、こちらもじっと顔を見つめ)
(貴方の話を黙って聞いている。告白のような内容に鼓動が早くなる。頬も赤らんで。たどたどしい貴方にどこか近しさを感じる。自身の気持ちと貴方の気持ちが同じだったことがすごく嬉しくて。言いたいことがなかなか言葉に出来ず少し沈黙が続くが口を開いて。
"わ、私も…叶那くんとずっと一緒にいたいって、思ってる。私、叶那くんのことが好き。"
言ったあと本当に言ってしまった、大丈夫だったかなと不安になるが貴方の顔を見ると嬉しそうで安心する。目を見て言いたがったが流石に恥ずかしすぎてできず、目を逸らしながら。こんな経験は生まれて初めてで心臓が飛び出しそうになる。
(相手の返事を聞くと、自分と同じ気持ちだという事が解り嬉しくなって。『そっかぁ…おんなじ気持ちかぁ…』と素で感想を述べると赤面してしまうのが恥ずかしく両手で顔を隠し。『ちょっと恥ずかしいんで見ないで下さい…』と伝えれば手の奥の顔はとてもニヤけていて。自分も初めてだが、相手もこういった雰囲気も気持ちも初めてなのだと察すればそれすらもお揃いだと感じて嬉しくなり。この先不安な事もあるが、一先ず今は相手との素敵なこの時間と感情を大事にしていようと思えばドキドキと煩く鳴る心臓を落ち着けようと深呼吸しながら、パフェの続きを食べようとしていて)
…と、取り敢えず続き食べましょ…っ、お、美味しいなぁ…!
(貴方の喋り方があまりにもぎこちなくて可笑しくなってしまう。くすくすと小さく笑うと自身もパフェに手をつける。正直緊張で味が分からなくなってしまっているが、あまりにも幸せなその空間に甘さだけは感じることが出来て。この幸せな空間を噛み締めながら。
黙々と食べていると先程の会話がフラッシュバックしてきて恥ずかしくなる。それと同時にやはり嬉しくてニヤついてしまう。ちら、と貴方を見ると貴方も自身と同じように頬が緩んでいてそれもまたお揃いのようで嬉しくて。)
(相手とパフェを食べているこの時間は、きっと忘れられないものになるだろう。そう考えつつ食べ進めていると、相手と目が合い自然と口角が上がり。そんな2人の雰囲気はカフェ内を徐々に巻き込んでいき、『あの子達可愛い』とか、『カップルかな?』とかいう声が聞こえてきて。性格と生い立ち上自分は言われ慣れているが、相手はもしかしたら耐性がないかも知れないとここ数日の出来事を思い返しながら思って。それだったらすぐに食べ終えて店を出た方が良いのではと考えると、取り敢えず聞いてみようと口を開いて)
…あの、なんか変に緊張しません?視線があつまってる、というか…
やっぱり、そうだよね....?
(自身も視線が集まっているように感じていたが、自意識過剰ではなかったようで。ただその視線は悪いようなものではなく、優しいものである事も分かって。
恥ずかしさ故パフェに伸びる手が早くなる。あっという間に食べ終えてしまうとカフェを出て。
心做しか横を歩く貴方との物理的な距離も心の距離も、来た時より近くなっている気がする。もう既に先程のことが夢のように感じられて何処か信じられないような気持ちもある。だが横から貴方の顔を見上げてみると本当なのだ、と実感出来て。
(食べ終えて会計を済ませているとレジの店員にまたもや『やっぱり彼女だったんだ?お幸せにね?』と言われ、変に意識してしまって。カフェを出て並んで歩いていると今度は目線下からチラチラと視線を感じて。気付いているが、何だか指摘してはいけない様な気がして敢えて触れず。これからどうしようかなと考えていると空が赤らんでいる事に気が付き、そう言えば門限とかそういったものは相手にないのだろうかと思い聞いてみて)
この後は…あ、そう言えば先輩んちって門限とかあります?行っちゃいけないって言われてる場所とか…
特にないけど…どうかしたの?
(赤くなっていく空を貴方と同じように眺める。門限の時間も場所も特には親に言われたことがなく、それをそのまま述べる。門限を聞いてくるということはまだ今からも一緒にいられるのかな、と勝手に期待して小さく喜んでいる。
改めて互いの気持ちを知ってから歩く貴方の横は少し新鮮で、勝手に恋人のように感じてしまう。そう感じると妙に緊張してしまって、鼓動が早くなって。)
…あ、だったらカラオケ行きません?俺、歌うの好きなんスよ!あれだったらゲーセンもまだ開いてるし…駅前のデパートまで足伸ばします?…なんか、金かかる事ばっかっスね…
(相手の返事には嬉しくなり、ペラペラと話すが自分の“遊ぶ事に対するスペック”がどれも金銭に関わることばかりで、言っていて少し悲しくなり。高校生という身を持って流石に贅沢しすぎかと一瞬冷静になったが、相手と一緒なら許される気がしてしまって。一先ず返事を待とうと、一度相手へ向けた顔を前に戻して、歩き続けていて)
うんん、叶那君となら何処でも楽しめる気がする…!
(喋り終えるとしょぼんとしてしまった貴方に優しく上記を述べて。ただこれは優しさではなく本心で。でもこれだと何処へ行くか迷ってしまうだろうなと考え、
"でも強いて言うならゲーセンとか、行ってみたい…"
ゲーセンと言えば父と幼い頃に行ったことがあるくらいだろうか。今まで出来た友人は大人しい子ばかりでゲーセンなど一緒に行ったことがなく。何となくあの騒がしい感じと眩しい感じが入りずらくて。だが興味はあった。
そうと決まるとワクワクしてきて、胸が高鳴る。
…優し過ぎっスよ、先輩…じゃあゲーセン行きましょ!俺のクレーン捌き、マジで凄いっスよ?そうと決まればこっちっス!
(相手の返事を聞けば、眉間に手を当てて涙ぐむのを隠す様にして。ぱっと気持ちを切り替えると少し大きめの声で続け、こちらもまた馴染みのゲーセンに行く為に相手の肩に手を置いて歩き出し。傍目から見ると少し強引な様に見えるが、本人は今はそんな事気にならず、これからの事に年相応にワクワクした様子でいて。可愛いのや自分好みのぬいぐるみを見つけたら相手にプレゼントしようと考えていて)
へぇ、楽しみ…!
(行きなれているはずの貴方が自身よりワクワクしていることに可愛らしさを感じ微笑みながら上記を述べる。
急に肩に手を置かれると強引といえどドキドキしてしまう。未だかつて無い貴方との距離の近さに鼓動が早くなる。貴方に身を委ねるままゲームセンターへと向かう。
ゲームセンターにつくと特有の騒がしさや眩しさに少し緊張してしまうも貴方の後に続いて入店する。沢山のクレーンゲームがあり、思わず"わぁ"と声を上げてしまう。久々に見ると父の昔来たことを思い出す。数回来たことがあるが一度も景品をゲットすることは出来なかった為本当に取れるものなのだろうか、なんて思っている。
さて、と…何か気になる景品はあります?俺、なんでも取りますよ!
(目的地に着くといつも通り賑やかな様子に少しほっとしつつ、何でも取れる、と相手に意気込んで。実際のところ今までクレーンゲームには失敗した事は無く、腕にはかなりの自信があり。ひと通り一緒に見ていくと赤や黄色の耳をした小さなウサギのストラップが沢山入っているマシンを見つけ、可愛いなと思って。あわよくば相手とお揃いにしたいなと思えば、聞いてみて)
…あ、これ可愛くないスか?色んな耳のウサギ…俺黄色好きなんスけど、先輩の好きな色は?てか、良かったらオソロにしません?
(自身もパッと目に入ったうさぎのストラップが可愛くて目にとまっていた。すると同じように貴方もそう述べ、気が合うようで嬉しくて。お揃いという言葉にも胸がときめく。友達とそういった事をした事がなく、やってみたかったようで。貴方が黄色にするとの事なので自身は白がいいなと思い。
"じゃあ私は白がいいかな…でも本当に色まで狙って取れるの?"
取るだけでも難しいのに更には色まで選んでゲットしようとしている貴方をまだ疑っているようで。
貴方がコントローラーにに手をかけるとそれを横からまじまじと緊張した面持ちで見ている。)
白、っスね…あ、右のカド、引っかかっててすぐ落ちそう…っなんと!そのすぐ隣に黄色もいるっス!こういう運も大事で…見てて下さい、一発で2匹獲ってみせます!
(この後に及んでまだ自分の言動を疑っている相手にまぁまぁ、と宥める様にしているとマシンの中で丁度良い場所に2つ引っかかっているのが見え、テンションが上がって声が大きくなり。それに気付くと少しでも相応しい相手になろうと、声のトーンを落としつつも意気込んで。お金を入れると慎重にコントローラーに手をかけて器用に操作していき、掴むボタンを押し。『いけぇえ!』とさながらバトル漫画の主人公の様に叫べば、宣言通り2匹とも取り出し口へ落ちて。意気揚々と取り出せば、至極嬉しそうな顔で相手を見て)
どうですかこれ!見ました?これ!…はい、先輩の分、どーぞ!
凄いよ叶那くん!
(落ちろ落ちろと頭で唱えているとまさかの一度で2つも取ってしまって。1つ落とすのでも凄いのに、と驚きを隠せない様子。自身も楽しそうに上記を述べれば貴方からストップを受け取り、嬉しさのあまりお揃いだ…と呟くと
"ありがとう!"と笑顔で。このストラップを何につけようかな、なんて考えながら。
絶対に取れない自信しかないが、どうせ来たなら自身もやってみようと思いお菓子のクレーンゲームを見つけると
"私もやってみたいんだけど、コツ教えてくれない?"
と貴方に頼んで。)
っへへー!こういうのは得意なんスよー、昔っから運も良いのか、5回以内で獲れなかった事今まで…ないっスね。んー…どこに付けよっかな…あ、そうだここに…
(相手の喜んだ顔、驚いた顔を見ては少し調子をこいたセリフを吐き、さらっとドヤ顔をして。自分も手に持っていたストラップを何処に付けようかと考えていて、スマホをポケットから取り出すとカバーを外して側面の穴にストラップの紐をくくりつけると、またカバーをハメて。『これでいつでも一緒、っスね!』と恥ずかし気も無く言ってのけ。程なくして相手からクレーンゲームをする時のコツを聞かれると、ひとつ、咳払いをして)
えへん、…先ずは、景品にアームが入るくらいの隙間が無いかどうかチェックします!このウサギで言ったら耳の間とか…この景品は…あ、箱のフタのとこ、ちょっと隙間ありますね!そこを先ずは狙ってみましょ!
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