主 2025-02-18 12:59:07 |
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『 …ほう、通りで近頃かの水天が騒がしいと思ってはいたが。もう暫し泳がせてみてはどうだ?さて、今後も実に愉快だな。 』
『 …やれやれ、まだ起きているとは。もう夜明け前だぞ。語り主として過ごすならご同行願おうか、彗坊や。 』
名前:青龍
外見年齢:29歳
立場:四神 ( 東 )
性格:秩序を重んじ崇高風格に堂々とした佇まい。一見近寄りがたい雰囲気ではあるが実際は温厚で何事にもゆとりのある冷静さを合わせ持つ。四神の中で最年長ともあり落ち着いているかと思いきや自由気ままに出歩き不在と屋敷もぬけの殻だったりとその結果、従者の頭を悩ます理由になっているとは知らない模様。趣味という日課が森林浴。千歳超えてから年数えるのが億劫になり実年齢は覚えておらず、青龍だと初見で年齢問われる時には従者が適当言い割り込まれるのがお決まりパターン。お洒落に無頓着で流行に疎く新しく見るものや気に入ったものには好奇心旺盛で、追い求める姿はまるで大きい幼子のよう。昔馴染みである四神達を孫のように可愛がり、それぞれ付き添ってくれる従者達にも敬意を払い自身の従者には生粋の生真面目な人間として面白さが勝る反面感謝の念を示しており真剣悩める場面には知恵を授けたり助言している。
容姿:夜の深淵や静寂を表すような冥色の髪型ベースは、レイヤー施すサイド軽く頬が掛かるほどの緩いほつれ感あるリバースセンターパート。無造作に前髪を左流していたりも。切れ長の目さながらも朧げな瞳はスモーキーブルー色。すらりとした背丈だが意外と筋肉質で肩幅広く健康的な肌色、身長は195cm。ほんのり笑うと龍特有の牙が見えたり。普段は霊力で隠しているが頭に大きい角と額に小振りな角が二本ずつ生えている。月夜の明かりで身体の背中や腕、顔などの至るところに代々の龍紋が青白く浮かび上がる。装束は青を基調とした明制漢服に広袖の道袍には登り龍が銀刺繍されており靴は動きやすく松緊口シューズ、宝玉に見立てた金鱗髪飾りには青鈴が引き立て歩くと小さく鈴が鳴る。後記の理由で黒革手が欠かせない。
備考:東を統治する神の一端。一人称は我輩、まれに俺。 二人称は貴殿、そなた、お主。従者には彗坊。何千年と渡り続くこの世界に舞い降りてからは、様々なものを目の当たりにし時には幸福とある時には憐れみ、またある時には絶望を深く悲しみ自然淀むの瘴気や人々の穢れなどを鎮め霊力で浄化を努めてきた。が、しかし青龍自身は穢れを身に宿し溜めることのできる能力。長年その霊力を酷使してしまった影響で両手に黒い痣があり直接触れるとあらゆる生物の生命を吸い取ってしまう呪いを受け、一族の掟で青龍従者のみ伝えてあり黒革手がいかなる時も身外せない。以降も穢れを収め浄化導くために数カ月に一度、東国の山奥にある青蓮の泉にて清めなくてはならず3日ほど山籠もりしている。本来休養や食事摂取も不要な身体なのだが、餓死寸前に拾った従者を匿い拾った後は見様見真似で食事をしていた姿も。楽器を嗜み中でも龍笛に優れ、水煙草を愛用。
東地区:他の地区と比べて華やかさはあまりないが、壮大な海で捕れる海産物が有名で大自然と共和しており空気が澄んでいる。地区の住民に神を信仰という縛り付けをしたくないため、自身を父性として人間たちと接している。山奥にある青蓮の泉には立ち入り禁止区域となり普段は結界を張っており目には見えない。若年層よりかは年配層が比較的に多く、天候雨量の関係で地盤補強と土地開拓、樹木を植栽し森林農業加えて知識学や頭脳優れた人が活躍している一方で違法を行う人間や犯罪を犯した処遇の重い野良たちが改心の余地がないと判断された場合に最終行き着く恐ろしい地区とも巷では噂されている。
( /主様、大変お待たせ致しました…!何度もお優しい対応を有難う御座います、遅れてしまいましたがpf完成しましたのでご確認のほど宜しくお願い致します!)
>47 煌様
( / 素敵な方にご参加頂けた上に温かなお褒めのお言葉、とても光栄の限りです!改めまして、不束なトピ主と脳筋な白虎をよろしくお願い申し上げます。不躾なんてとんでもない、とても興味心唆る展開だと思われます。此方問題ございませんので、是非とも煌様をご招待出来れば存じます! )
>48 彗さん
おや、青龍から──…ありがとうございます。相変わらず彼の為に東奔西走ですね。彗さんのように優秀な従者が居れば、神でも多少が気が抜けるのでしょうか。
( 遠目で見えた背中から視線を外した丁度、視界の端に映るは礼儀作法が整った蒼き神の従者。刹那面食らったように緩慢とした瞬きが挟まるが、彼の言い淀みの欠片も無い姿勢に感心すれば書簡を受け取りながらも微笑湛えた表情で発話し。自身の知るこの男の主──青龍は何分気質が自由である。従者として仕えるならば堅実な彼しか波長の合う人間は居ないのだろう。毎度その手腕や仕事っぷりに、神の一端でさえ感服してしまうのが必然な気さえしてしまう。預かった書簡を丁寧に片手に持ち替え、腰を折っては礼のつもりで彼にだけ届く声音で有益になり得る可能性のある情報を耳打ちし )
偶には休息も必要ですよ。大通りを抜けて梅の咲く小道に新たな洋菓子店があります、会議後にでもお二人で向かってみては如何でしょう。…甘味好きな従者のいる私からの『おすすめ』です。
>49 玄武
おや、見られてしまった。この気心も心配と言うのでしょうか…雪は毎日勉強ばかりの身です、それこそ同性の翠さんと仲良くさせて貰えれば息抜きになるでしょうが。けれど私から言うのは…、少し出過ぎた真似ですね。
( 驚愕の色濃く言葉に乗せれど態度そのものは相変わらず悠々としたものであり。この度の発言からも感じ得る機転の効き具合や視野の広さに、末の神ながら度々驚かされ。柔らかな風が弄ぶ白髪を少々鬱陶しげに片耳に掛けつつ、距離の詰まった彼女に身体ごと傾け心優しく聡明な神らしい発言に思わず頬が弛緩する感覚を感じ、照れくささを小さな咳払いと共に拭いされば仄かに口角を上げ彼女の薄緑の優しい瞳に向けて )
私と二人でも彼女は楽しんでくれるのでしょうか。安全面においてはその通りなのですが。…そうですね、前向きに検討すべき案かもしれません。私も玄武達のような関係性を築きたいものですよ。
( / 四神会議で一通りの流れを終えたら、是非とも赴きたい所存でございます!その際にはモコモコに…。西地区でもお待ちしております、紅茶や漢方諸々について冷えに効く何かをお渡し出来るかもしれません。折角ですので蹴らずお返ししたのですが、キャパ的に難しければ途中展開を飛ばすついでに蹴ってくださって構いません。此方こそ、白虎共々よろしくお願い申し上げます! )
>50 青龍様
( / pf作成お疲れ様です!何たる神々しさでしょうか。それでも何処かお茶目さが垣間見える素敵な青龍様だと存じます…!備考欄の夢がたっぷり詰まった文章に幾度も目を通してしまいました。東地区の詳細も添えてくださるとは!何から何まで気を配ってくださり有難うございます。ご確認させて頂きましたが不備など一切見当たりませんでしたので、お手隙の際に絡み文の投稿、もしくは先人の絡み文へのお返事をよろしくお願い申し上げます。 )
【 満員御礼! 】
東
:青龍 >50
男性。四神の中では最年長で千歳を超えてからは数えるのが億劫に。実は好奇心旺盛。
:青龍の従者 >30 / 彗 ( すばる )
男性。自由人気質の主に手を焼いている様子。随一の常識人だと自他共に認める。
東地区について:>50
南
:朱雀 >33
女性。かなりの派手好きだが驕らず人当たりが良い。動植物に好かれる傾向にある。
:朱雀の従者 >34 / 煌 ( こう )
男性。何方かと言えば静寂や落ち着きを好む性質。何処かダウナーな雰囲気を纏う。
南地区について:>38
西
:白虎 >3
男性。物腰穏やかな人物だが実際は脳筋。力で解決しようとする節が垣間見える。
:白虎の従者 >45 / 雪 ( ゆき )
女性。元野良だが白虎の気紛れで付き従う事になり日々勉強の身。甘味で釣れる。
西地区について:>37
北
:玄武 >32
女性。四神の中では最年少だが感じさせない聡明さを持つ。偶にポンコツだが、含めて従者に把握されている。
:玄武の従者 >42 / 翠 ( すい )
女性。主のフォローに徹する代々従者の家系の出。純血である事に、責任感とプライドを持っている。
北地区について:>32
【 中央区について:>35 】
( / 魅力に溢れ個性豊かな皆様のご参加で、なんと全枠埋まるという奇跡がおきております。誠に!誠に!有難うございます!皆様のご尽力があり、世界観も煮詰められ非常に充実した一国になりました。主だけでは無く、皆様と共に成長していく物語にしたいと願っております。今後も緩やかに置きレスをしながら、皆様ご自身に負荷のない程度で進行出来ればと思います。尚、此方に関するお返事は不要ですので、引き続き交流をお楽しみくださいませ…! )
>>47 煌
煌様……。えっと、その──……
( ほとほと困り果てて終いには店の者から憐れみを含んだ視線を向けられているのでは……そう錯覚してしまうほどに居た堪れない状況。穴があるなら入りたい……なんて目を伏せ内心呟いていれば自身にかかる影。視線を上げるとそこには南の従者の姿。屈んでくれているがゆえに、いつもよりずっと目線が近い。安堵感から眉を下げ少し見上げる形で唇を薄く開いては──いちど閉じて。自身の従者や四神の誰かであればすぐに助けを求めるところだが、相手は神の従者。迷惑をかける訳には……なんて葛藤しながらも、せっかくの自由時間。無視もできただろうに躊躇い混じりではあるが声を掛けてくれた優しき人の子へ、纏う雰囲気すら悲愴感に溢れた様子で口元を袖口で隠し声をひそめながら白状し。無意識にぶつかった相手が走り去った方向へ視線を向けて )
……お恥ずかしながら財布を盗まれてしまったようなのです。恐らく、先ほど見知らぬ方と身体が接触した際に。服装は私でも見たことがない雰囲気だったので──…会議でも議題に上がった野良の件、なのではないかと…。
(/はじめまして…!お声がけありがとうございますっ。PFを拝見した時から重めのバックボーンから朱雀ちゃんへの複雑な感情……そしてきっと彼は苦労人なんだろうなあと思わせる人の良さに内心お話できる日を楽しみに楽しみにしておりました…!狐に対しての優しさに満ちた砕けた対応も大変カワイイ……!──と、ついつい長々話しかけてしまいましたが、本編お助けいただき誠に感謝です!是非とも私でよければそちらの設定で遊びましょう…!相性等々全く問題ございません。これから何卒よろしくお願いいたします……!/蹴り可)
>>48 彗
いけませんね、いつもはもう少し落ち着いて行動するよう心がけてはいるのですが──…本日は見慣れぬ物が多く、我慢ができなかったのです。きっとあの子も探していることでしょう。
( 考えすぎかもしれないが、眼前の真面目な相手ならば自身の不手際のせいであの子に迷惑がかかるかもしれない。あくまで今の状況は自身が突っ走ったことに起因しているのだから。まずは困り笑みを浮かべながら自身の従者に対するフォローを。財布の在処は従者に預けている可能性も捨てきれず敢えて伏せると、あらためて相手を見上げれば普段とは違い書類等々を持ち合わせていない様子。薄緑の瞳を丸く開き )
彗様も珍しいですね。いつも熱心に──それこそお休みされているのか心配になるほどに業務に邁進されているようでしたから……。それとも本日の議題に関する調査でしょうか?
(/お声かけありがとうございます……!青龍さんに振り回され──いえ、おふたりが仲良くお話されているところを想像するだけで凄く楽しい……!折角なので真面目な彗くんと色々調査出来ればと思っております。これからよろしくお願いいたします……!/蹴り可)
>>51 白虎
あら、兄様、わたしをお忘れですよ。それは──もちろん年齢言えば翠の方が近いのですけれども。
( 神たる存在ゆえに、感情の起伏も過ぎたる日々に比例するように落ち着いてくるものなのかもしれない。気心の返答は頷きをひとつ返すだけに留めると、決して体温を奪うことの無い髪を撫でる柔らかな風を受けては外へ視線を、そしてゆったりとしたこの時間の居心地の良さに瞳を細め──再び相手へと視線を戻す。ようやく唇を開けば少しばかりの甘えと神ゆえの傲慢さも混じらせた言葉を軽い調子で。続けて声に乗せるのは自身の従者にも聞こえるようにはっきりと )
…──私の従者は可愛いでしょう?自慢の子なのです。……ふふ、まあ。心配しなくとも大丈夫ですよ。兄様の従者は楽しんでくれるでしょうし、それに、野良出身なのであればこの時空での余暇の過ごし方だってひとつの学びなのですから──と、立ち話はいけませんね。兄様、先に入って姉様たちを待ちましょうか。
(/やった……!お待ちしております。やりたいことが沢山で困ってしまいますね!ゆるりとどうか末永くお付き合いいただけますと幸いにございます…!それでは長々と背後にまで付き合っていただくのは心苦しいので一度下がらせていただきますね!提案等々ございましたらいつでも出てきますので何なりと申し付けくださいませ!)
(/分けてしまい大変申し訳ございません;;前回分は>>49こちらになります。次回以降はまとめて返信いたしますのでご容赦いただけますと幸いですっ)
>41 白虎
ふふ、白虎も前に比べたらいきいきしてる。
( 微笑みと共に交わされる言葉は柔らかく、普段は猛獣を思わせる瞳も、今にも溶けそうなほど慈愛に満ちている。いつの時代も人間の変化は目まぐるしく、そして何よりも尊ぶべきものだと、思わず此方も心が満ちるようで。「アタシが当たりの露店を見つけるのは気まぐれじゃなくて本能!雰囲気で分かっちゃうんだよね~。」照れ隠しに戯れるような軽口を返し、唇についたみたらし餡を舌で舐め取る。魔法陣の方へ半ば飛び跳ねるように大きく一歩踏み出してから、彼の方を振り返り。)
100年後には自分の御殿から皆と会議できるようになるかもね~。今日のお茶菓子はなんだと思う?
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>47 煌
ん~っ!終わった終わった!
( いつもと違い、中央で起こった問題を時期のあれこれ議論が交わされたことで、当然ながら終了時刻も遅くなってしまい。凝り固まった筋肉ひとつひとつに丁寧に挨拶するように解しながら、解放の喜びに浸りつつ各神に軽く挨拶を済ませ。可愛らしい袋に包まれた薬膳クッキーとハーブティーを手土産に会議を後にし、一足先に魔法陣へ足を踏み入れる。そして、時計塔の下で待っているであろう彼の名を念じて、気軽に視覚共有を。)
遅くなっちゃったけど、待っててくれてるかなぁ
(/ご丁寧にありがとうございます!煌さんの主をしております朱雀の者です。そして褒めていただき恐悦至極にございます!お言葉に甘えて色々手伝ってもらいます……!煌さんも静かな湖のように美しい陰鬱な雰囲気を纏いつつも、ちゃんとシゴデキで頼れるし、何より動物と戯れちゃう可愛らしさはなんと素敵なことか!こんな素敵な子と共南地区を作り上げれることが今からとても嬉しく感じます!
ご提案頂きました、共に南地区へと帰還する場面にて文章を組み立ててみました。もし絡みづらいなどありましたら、また別の場面に転換していただいても構いませんのでご遠慮なく!謎に長くなって申し訳ないです……。端折るなり蹴るなり煮るなりお任せいたします。
最後になりましたが、こちらこそ朱雀共々よろしくお願いします!)
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>48 彗
ん~?なーんだ、彗じゃん。相変わらず母みたいなこと言うよね~。
(なんとびっくり、団子の中に隠れていた桜餡のサプライズには驚きを。そんな感動の最中、背後から聞こえた声に振り向き。己の従者もそうだが、どうも彼らは小言が好きらしい。しかし、何気なく対等に接してくれることが嬉しく、自然と頬が緩んでしまう。鋭利な眼光にもニコニコと片手の一本を彼に差し出し、共に食べ歩きながら目的地まで行こうと誘い。)
これ、一緒に食べようよ。美味しいし、団子屋の宣伝にもなるし一石二鳥ならぬ一団子二幸?
(/はじめまして!絡んでいただきありがとうございます……!初っ端からまさにオカン!というような彗さんに心を打たれてしまいました……。是非突っ込みにお説教……たまには真面目なお話でも共にお話しできたら嬉しいなあ、と思います!朱雀共々これからよろしくお願いいたします!)
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>49 玄武
玄武~!そうそう、いつの間にか煌が迷子になっちゃったみたい。よかったら食べる?中に餡子入ってて美味しいよ
(時計塔まではそこそこ距離があり、1人で2本食べるのも悪くはないが、この美味しさを誰かと分け合うのも悪くない。そう思っていたところ、背後から綿毛のように柔らかく、カナリアのように可愛らしい声がかり。振り向けば、それに相応しい、幼児のようにあどけない彼女の姿が。従者の子と並ぶとその凸凹感がさらに可愛らしく映り、微笑ましい光景に思わず笑みがこぼれ。そうして、思い出したように手に持っていた串を彼女へ差し出し、受けたお誘いに嬉しそうな声を上げて。)
1人は寂しかったし嬉しいお誘い!いざとなれば視覚共有で探せるから大丈夫大丈夫。……あ、そーだ。煌から聞いたけど、財布の件、いけた?ごめんね、あんまり詳しく聞けてなくて。
(/見返してみたら本当にほぼほぼ同じ時間の投稿に若干の運命を感じています……!いえいえ、こちらこそ絡んでいただきありがとうございます!嬉しい……。そして褒めるのも上手で……。玄武さんもふわふわなのに頑張り屋さんな女の子という感じがとてもとてもいいな!と一種の憧れを抱いております。四神唯一の姉として是非是非お茶会を一緒に開きましょう!北特有のお花や動物も見に行かせてください!こちらこそ朱雀共々よろしくお願いいたします!)
>53 玄武
そうでしたね、末の神よ。それではいつか…無理は言いません、雪の事を頼んでもよろしいでしょうか?礼にしては粗末かもしれませんが、身体の末端の冷えに効く漢方薬を贈ります。
( 成長を感じる堂々足る頼もしい発言に思わず喉奥で笑った後、眉尻を仄かに垂らし願うは従者の事。自身の気紛れで任命した件の従者は、日々の勉強に根を詰めている気さえする。深い息を吐けど柔らかな風に溶け込む様を横目に捉えるも、別段気に止めずに改めて所望し。澄んだ声音は恐らく彼女の従者にも届いてるだろう。微笑ましさに終ぞ頬が弛緩してしまうものの、失礼かとその様相を気付かれぬよう逸らし気味で面を隠し。それも次第に治まり朗らかな笑みと共に相思相愛が色濃い主従へ本心を投げ掛け。助言に対しては真新しい心持ちになり思案顔を浮かべるも、姿勢を正し颯爽と仕事モードへ切り替えて扉へ一歩前進し )
ええ、貴方も含め可愛らしいですよ。……それは、そう…ですね。暫く従者の居なかった身、その点は思いもしませんでした。──参りましょうか、最新式の魔法陣で最上階へ。
>54 朱雀
…何だか気恥しいものですね。貴方の真っ直ぐさは、私には煌びやかで眩しいです。この感覚は恐らく──隣の芝生は何とやら、ですね。
( 一見落ち着き払った様相であるが、不意の指摘に対しては視線を逸らすなど少々調子が狂う様を垣間見せ。一呼吸置いた後に微苦笑向けながらも、自身が持ち合わせぬ朗々たる優しさを手放しに賞賛して。南地区を治めるに値する彼女の気質は、周囲の者でさえ心地良くさせるようだ。蜂蜜色の双眸を細め軽口に小さく笑い声を上げては「それではいつか、朱雀の本能に従ってご一緒したいです。」と会話に一旦区切りを付けては彼女の後ろをのんびりと追って。振り返る瞳は愉快気な空気を纏うもので、敢えて見え透ける真面目な空気感を醸しながら )
確かにそれは便利ではありますが──実は私、こうして直接貴方達に会える時間も好きなんですよ。露店に団子屋が増えましたし、そろそろ胡麻団子…有り得そうな気配がしますね。
>All 【 重要なお知らせ 】
( / 親愛なる参加者の皆様にお知らせです。出遅れ気味ではありますが、絡む人数に制限を設けて頂いて構いません…!参加者様方に負担が無いようにご自身で調節お願い申し上げます。ただ、皆様揃いに揃って素敵な方々ばかりですので、一連の流れが済んだ後には他の方々とも交流して頂ければ幸いにございます。負担が無いようでしたら広く絡んでくださって問題ございません。ご相談などあれば、下げ投稿で主にまでどうぞ! )
>48 彗殿
……長く務めを果たすうちにあの御方の気質も分かるようになるらしい。…御上に御用でしたか?言伝か届け物なら預かります、今から捜し始めては日が暮れますから…。
( 諦めの悪い狐が己の手に頭を擦りつけてくるのを軽く宥め、背後から届いた声に振り向けば、目に入ったのは東の従者たる彼の姿。その物言いから察するに、主である朱雀を探し回った末に見つけることが叶わず、結局は己を頼る他なかったのだろうと合点がいく。どうやら門番が賢明な助言を与えたらしいと、彼の顔を思い浮かべつつ静かに身を起こして歩み寄り。狐はその動きに合わせるように足元へ寄り添い、つぶらな瞳を輝かて今度は彼の方を見上げており、ちらとその様子を見遣ると少しばかり言いづらそうに )
………あの、食べ物なんかは…持ってませんよね。
(/絡んでいただきありがとうございます!彗様のお堅い厳しさの中にも温かみを感じるお人柄も、きちっとした知的なご風貌も大変素敵で、すでにファンになりつつあります…。従者男子同士仲良くしていただけますと嬉しいです~!よろしくお願い致します。/蹴可)
>51 白虎様
( 久方ぶりに西地区へと足を踏み入れ、華やかな賑わいを横目に白虎邸を目指す。洒落た意匠の楼閣が立ち並び、往来を行き交う者の衣もどこか艶やかで、絹の衣擦れの音とともに香のほのかな匂いが漂ってくる。長閑な南地区の空気とは異なる都会の華やぎを感じながらも、目的地へと向けて足早に歩を進め。肩には公文書の収まった書?、片手には手土産の茶葉と甘味を収めた手提げの?…こちらは出かけ際に主人から押し付けられたもので正直なところ些か重たい。が、手ぶらで訪れるよりは良いだろう。やがて屋敷の門前に到着すれば、手提げの紐を持ち直し、声を整え番の者へ取次を依頼して )
──南の使いとして参りました。白虎様へお取次ぎを願えますか。
(/突然のわがままにも関わらず快いお返事をいただき、誠にありがとうございます…!懐が深い…。お言葉に甘えて西地区および白虎様のお屋敷に向かわせていただきました。ご不都合が無ければお邪魔させてくださいませ…!改めてよろしくお願い致します。/蹴可)
>53 玄武様
財布を?──…一先ず、警備隊を頼りましょうか。
( 玄武が視線を送った先を追うように目を向けるが、彼女が語るような風変りな身なりの者は見当たらず、既に姿を眩まされた後のようだと悟り、静かに眉を寄せ。大方貴族のお嬢様とでも勘違いしての犯行だろう、神に対して盗みを働くとはなんて不敬な…と内心呆れつつも表情には出さず、無駄に闇雲に探し回るよりも専門の力を借りるのが適切だろうと判断の下、静かに提案を。続けて懐から自分の財布を取り出し、銅貨を数枚取れば、先程から心配そうにこちらの様子を伺っている目前の露店の店員に手渡し )
……それ、ひとつ包んでいただけますか。
「スリですかい?最近よく聞きますよ。取り締まりも追いつかないらしいし、物騒なもんだね……ほら、お嬢ちゃん。」
( 会話は聞こえずとも雰囲気からなんとなく状況を察したらしい、店員は細かく数度頷いて注文を受けると、大きな手で苺餡入りの月餅を丁寧に包みながら困り顔で語り、最後に玄武の方へそれを差し出して )
>54 朱雀様
……そこの兎と、この狸を一つと、そちらの……え、猫? では猫を……。
( 四神会議の間は図書館で読書に耽り、終了時刻の十数分前には余裕をもって時計塔の下へ向かったが、その道すがら、露店でふと目を引かれたのは動物の顔を模った焼菓子。動物と甘味を愛する主人は間違いなく気に入るだろう、目を輝かせて喜ぶ顔が無意識に脳裏に浮かぶ。一度はそのまま通り過ぎようとしたが、頭の中の主人が大層残念そうにしょぼくれるので、やむなく引き返して注文を。一見して狸と思った菓子は店員いわく猫らしいが、なんでもいい。手早く代金を支払い焼菓子の入った小袋を手に再び歩き出したところで、一瞬視界が揺らぐ。──視覚共有だ。未だ慣れぬ感覚にわずかに眉をひそめながらも、相手の視界を受け入れる。既に魔法陣をくぐり時計塔の下まで来ているらしい。手元には何やら可愛らしい袋…おそらく玄武様か雪殿あたりの手土産だろうかと考えつつ、自分も足を速め、やがて時計塔の下に主人の姿を見つければ小走りに駆け寄り )
……すみません、待たせました。
(/わがままを受け入れて下さった上にたくさんお褒めいただきありがとうございます…なんと恐れ多い…!あとその、朱雀様の台詞でちょこちょこお見かけする可愛らしい諺の改変が個人的にめちゃくちゃ好きです…(突然すみません、どうしてもお伝えしたく…)。今後の展開でご希望などございましたら、どうぞいつでもお申し付けください。こちらこそ改めてよろしくお願い致します!/蹴可)
>51 主様( 白虎様 )
( / ご確認していただき誠に有難う御座います…!色々詰め込んでしまいましたが、作成練り込み中とても楽しく主様や皆様の世界観を想像してしまいました。もし素敵な設定にスパイスを加えるとするならば、良心のある野良をめぐり世界を脅かす敵組織の出現で四神と対立するようなあくまでイメージなのですが繰り広げる展開などあっても面白いかもしれませんね!重要なお知らせも承知致しました、主様がご負担でしたら青龍のALL絡み文は素通りしてくださいませ!頼りがいのある素晴らしい白虎様には到底及びませんが四神の龍虎兄弟ズ( ?? )として、今後とも宜しくお願い致します!)
>中央区 ALL
…おやおや、活力漲る音色だな。お天道様もさぞかし喜んでいることだろう。
( シャン、シャン。何時もその音は徒を拾う度に青奏でる色、しかし今はと言うと町中紛れるように頭上から被る御高祖頭巾が音篭もり遮っているため鈍く密かに流れゆき。此度は中央区の入り口付近を通り掛かった真昼時。足を運び本日訪れた理由は週一度の集会議であり、聞くとそこまでは良いのだが──なんとこの龍神、魔法陣を使わず早朝に徒歩で東地区の御殿から離れたというに立ち並ぶ露店に興味惹かれた紙風船を見付けてしまい現在小一時間の大遅刻である。神を通り越して中身ただのお爺さんと見間違われても何らおかしくないであろう普段は先に時計塔の頂上で一番手に到着していたり、まったりと茶嗜みながらお茶会仲間と舞い降りた小鳥と一時過ごしているか、他の神々達の顔触れを見て楽しんでいることが多かったり不在も並べばほぼ神出鬼没ではないかと従者に口を叩かれたのはつい最近か。己が居ずとも優秀値する三神がいるので深刻な議題でも全く不安視していないようで。貿易商人達が忙しく行き交う中央区を遊歩進めると、露店街から逸れた人の気配ない脇道の隅で咽び泣く赤子を懸命にあやす男児の姿が。目視のみ周囲見通すも親御らしき人物は見当たらず、ゆったりとした歩みで子供二人に近付き。端から見ればこの身丈は威圧感しか生まないと腰折り屈んで視線合う男児の承諾を先得れば、己の手何回りも小さき赤子を両腕に包み込む。…やはり、どの時代でも生命の誕生はとても喜ばしく何処かの国では赤子は神の子とも。泣きじゃくる音は喜色に変わり己の立場を忘れてしまいそうになるほど、霊力で龍角は表に出しておらず触れるどころか見えない筈なのだが。小さいその手は、まるで額角を興味本位に触れたいのか伸ばされて。その様子を優しい眼子で見つめ微笑むと、少し頭巾を上辺持ち自由に触れさせて )
( / 素敵な世界お住まいの神様と従者の皆様方、初めまして!東地区にて満喫ライフを過ごしております>50の青龍と申します、なにぶん個性強いキャラになってしまいましたので相性絡み難しいなど、主様の重要なお知らせありましたように返信ご負担であれば自由に素通りしてくださっても構いません!もし龍とお話してくださる御仁がおられましたら、ひょんなことで何方かの地区に同行遊歩、または野蛮な野良による住処で子供を誘拐されタッグを組む救出劇など様々な場面展開にも可能ですのでお気軽にお声がけください。今後とも宜しくお願い致します! )
>51 白虎様
我が主のために火の中だろうと水の中だろうと奔走するのが私の役目ですから。今この時に主の行方を見失っている私が優秀だとは思えませんが……
(主を探しに行くことに気を取られて不適当な間合いで声をかけてしまったかと刹那考えたが、彼が微笑むのを見るに問題なかったのだろうと内心判断し。恐れ多くも優秀の肩書きをいただくが今現在主は所在不明まっただなかであり、自然の少ない中央区で数少ない木々でも探しにいったのだろうかと思考領域の半分は主の行き先で埋められていて。悩んでいたのが顔に出ていたのか、白の神からわざわざ腰をおって『おすすめ』を伝えられると秘密を打ち明けるような仕草に少々面食らいつつ、洋菓子店という珍しい字面には興味を惹かれ。たまに巨大な子供のようになる主が気に入りそうだとあたりをつけると、息抜きにさえ事前調査が必要だろうと判断して)
失礼白虎様。その洋菓子店についてもう少し詳しくお聞きしても?我が主がお気に召しそうな場所ではありますが、品揃えや立地等事前に把握しておきたいのです。
>53 玄武様
最近は波風が穏やかで交易船が港に多く到着していましたから珍しい品が多いというのは分かりますが……あまり翠を困らせてやらないでください。
(自身の反省を述べつつ従者をフォローする彼女に当の従者を大切にしている事を感じながら、同じ従者の立場からお願いを伝えておき。他の神よりも若く、といっても自分よりか遥かに年上だが、外見も年若い彼女は人混みにいても目立つ存在で、不埒な輩に目をつけられては困るだろうと内心暫くお供することを決めつつ、目的を聞かれれば周囲に聞き耳を立てられるよう少々声のボリュームを落として)
お察しの通り市場の調査です。先日怪しい店にはあたりをつけたのですがどう尻尾をつかむべきか考えあぐねておりました。例えばあの骨董屋、値段相応な品が大半ですが中には不相応に高いものも見受けられます。どんな時に不正を働くのか観察すべきだと思いましてね。私はこのまま調査を続行します。早く翠と合流してくださいね。
(/お声がけしておいて申し訳ないのですが、こちらの技量では全員と絡む余裕がなく、せっかく合流しましたが離脱させていただきます!他の方と一区切りついた際には是非よろしくお願いします。)
>54 朱雀様
私は母みたいな事を言ったのではなく常識的な事を言っただけですよ。
(食べ歩きしないよう戒めたはずだったが、彼女はニコニコと笑顔のままで呑気な声が聞こえれば彼女を目の前にため息をついてしまいそうで。それをグッと飲み込んでいたが、あろうことか団子を差し出されて食べ歩きに誘われてしまいとうとう盛大なため息をついてしまって。団子を差し出されたものの断りをいれてここでは食べないようにと再度進言した後、調査のために単身乗り出していき)
ご相伴にあずかるのは大変光栄ですが、私にはまだやるべきことが残っています。ですのでその団子はここでは食べず、時計塔へと持って帰って、そこでお会いしましたらありがたく頂くことに致しましょう。それでは。
(/お声がけしておいて申し訳ないのですが、背後の力量では全員のお相手が難しく、申し訳ないのですが一旦ここで区切らせていただきます!他の方との絡みが落ち着きましたらまたよろしくお願いします。)
>56 煌
それは同感ですね。……ありがたい。それではこちらの書簡を朱雀様へお願いします。
(穏やかな顔で立ち上がりこちらへとやってくる彼に主の事か、それともあの門番の事か、親しい仕事仲間の顔でも思い浮かべているのだろうと推察しつつ、使えている主の気質を嫌でも、といっては語弊があるが、分かるようになるだろうというのは自身にも覚えがあって軽く笑って。目論見通り南の神への書簡を従者を通して渡すことは叶ったが、どうやらこの場で一匹納得のいっていないものがいるようで、彼の足元を離れようとしない狐にこちらも目を向け。何かを訴えるようにつぶらな瞳が向けばその内容は大方察しがつき、彼からも要望がなされれば傍らに抱えていた紙袋を探り、中からまだ温かさが残るさつまいもを取り出して差し出し)
我が主と世話役に土産をと思っていたのですが、彼が納得するまではここを離れられそうにありませんね。狐は雑食で間違いなかったでしょうか?
>57 青龍様
青龍様!こんな所に居られたんですね。まったくあなたという人は……いつも定例会の随分前に時計塔に待機しているのに今日に限って勝手に、しかもおひとりで、お住いを出て挙句行方不明な上に、こんな暗がりで……
(早朝に我が主の寝床から主自身が消えていると報告を受けてから、流れる朝の時間は穏やかなれど自身の中では戦にも似た身の振りようで。早朝から仕事を始めていた料理番からどうやら既に屋敷を出ていると知らされ、海香る街で聞き込みをすれば既に中央区へ行ったと情報があり気を失いそうになりつつ、急いで支度して時計塔に向かえばいつもは茶でも飲みながら優雅な時間を過ごしている我が主はまだ到着していないと連絡を受けて血の気が引いた。そこからはまた中央区を駆け回りようやく頭巾を目深に被り鈴を携えていた大男の情報を掴んで露店街へとたどり着いて。目一杯視界を広げて歩いていれば暗がりの脇道にようやく見慣れた主の背中を見つけて安堵と呆れとが入り交じった息を大きく大きく吐くと、近くに寄り小言を言いながら彼の正面へと回り。しかしそこに居たのは予想外に小さな男児で、さらに彼の腕の中に幼子を見つけ、しかもその子が笑っていれば慌てて口をつぐんで。泣かせてしまわぬように少々声のボリュームを落としながら彼と幼子と男児を順に見て)
これが四神会議を一時間遅刻している理由ですか?何があったんです?
(/初めまして。この度青龍の従者を努めさせていただく彗の背後です。プロフを拝見した時から神の神々しさと憂い、両方を持ち合わせた青龍様にお会いするのを楽しみにしておりました。ぜひ野蛮な野良から子供を救う救出劇ができれば嬉しいですが、ご負担であればこちら蹴っていただいても構いません。よろしくお願いいたします。/蹴可)
>>54 朱雀
煌様が迷子ですか?…あの方も可愛らしいところがあるのですね。──ではこちらは遠慮なくいただきましょう。姉様からの贈り物、嬉しいです。
( しゃんと伸びた背筋、はっきりとした目鼻立ちに似合う化粧が施された目を引く華美な容姿。神として自身が名を連ねた初めは声を掛けることすら戸惑うこともあったが──振り返りこちらを見た、その表情は柔らかく情に満ちており。純真なその笑みにつられて頬が緩むのを感じる。そんな彼女から発せられた従者の話には思わず想像しその様子に肩を震わせ。恐らくは彼女が置いていった、というのが正解なのだろうが──敢えてそのまま会話に花を咲かせながら差し出された団子を両手で受け取れば、至極嬉しそうに甘く微笑み。焦る必要は無い。どうせ他の神も皆自由にしている頃だろう。時計台に向かって歩みを進めつつ、甘い三色団子を従者の視線を感じながらもひとくち。桃色をしたまん丸の団子の中には相手の言う通りあんこが綺麗に包まれており、食べ歩きという罪の味も相まって普段よりもずっと美味しく感じる。もうひとくち──と、口へ運ぶ前に続く相手の話についついむせ込んでしまい。 )
…──ふ、ふふ。美味しいですね。なんだか悪いことをしている気分です。──ッ、んん゙!っ、い、いえ。その節は煌様に大変お世話になりまして……。私の方からご報告を差し上げるべきでしたよね。無事に財布も手元へ戻りました。帰還した暁には是非ともお礼をさせてくださいませ。
(/玄武あてだけでなく私にまでお返事いただき誠に感謝です……!やったー!お茶会今から楽しみですっ。なんなら今から四神会議が終わった暁にはお礼を持って南地区へお邪魔したいなあなんて思っております……。よろしければご一考くださいませ!北の地区の名産…お茶菓子……何にしよう──と、朱雀ちゃんの背後様がお優しくてついつい背後のお話まで花を咲かせてしまいそうで、お付き合いさせてしまうのは大変申し訳ないのでこれにて背後は一旦退かせていただきますね!/蹴り可)
>>55 白虎
兄様の頼みですもの。しかとお受けいたしましょう──なんて。今の時期はとても冷え込みます。お心遣い大変感謝いたします。西地区の漢方はよく効くとこちらでも評判ですよ。
( 飄々としたこの神が人の心に対して気を揉んでいる──その姿が珍しく……妙に悪戯心を刺激される。別に困らせたい訳ではないが。もちろん相手から頼まれていなくとも総じて人の子は愛するべき民なのだから、困っていれば手を差し伸べるだろう。けれどもここは敢えて取ってつけたような畏まった口調で相手の願いに応え。やがて自身の誘いもあり気を切り替えた相手に倣って魔法陣へ一歩足を踏み入れる──その前に折角だから一言。「 もし、おふたりでお出かけになった際には感想をお待ちしておりますね 」まるで夢見る少女のように甘ったるく薄緑の双眸を蕩けさせ、物語の続きを所望し。…──そして暗転。再び瞼を持ち上げればそこは既に見慣れた会議室のような場所。中央に位置する円卓に向かって歩みを進めると纏う雰囲気は変わらないものの、思考はしっかりとリセットさせて )
…──さて、本日はどのようなお話を?近頃あまりよろしくない噂を耳にしておりますが……。
>>56 煌
そ、そうですね……警備隊、すっかり頭から抜け落ちておりました…。──ッ、え、あああの、煌様、さすがにそこまでしていただく訳には──…!……う、ありがとうございます…。すみません……ほんとうに。
( 思ったよりも自身は動揺しているらしい。何かを頼る選択肢が抜け落ちていたことに恥じ、その上更に自身の十分の一くらいしか生きていない男の子に代金を払わせてしまった──重なる失態に普段の落ち着きもすっかり消え失せしきりに詫びを重ね。困り顔を浮かべる店主から月餅を両手で受け取りながら、指先を温めるそれに人々の心の温もりを感じるようで。本当に申し訳ない……。月餅を顔を隠すように額の方へ。小さい身体を更に縮こませつつ、脳裏に浮かぶ彼の主にさえも詫びを入れて。「 警備隊ならさっきあの辺で見回りしてるのを見かけましたよ。兄さん達、相談するならそっちの方が早いんじゃないかい 」長生きすれどもこの場所では来訪者には変わらず、現状をよく知るありがたい店主の言葉に頷きひとつ。店の前にいつまでも立ちすくんでいるわけにも行かず、一歩進んだところで振り返り )
…──先程は大変お見苦しいところをお見せしました。あの、あのですね。ここまでお世話になっておいて更にこんなことをお願いするのも心苦しいのですが、些か自信がなく…煌様さえよろしければ警備隊の所まで同行願うことは可能でしょうか……。
>>57 青龍
…~~兄様!こんな時間まで……どこにいらしたのですか、四神会議はとうに終わってしまいまし──…た、よ?
( 稀に、いや……そこそこの頻度かもしれない。四神の中での年長者がいつになっても現れることはなく。仕方無しにと東が欠けた状態で始まった四神会議。滞りなくいつものように茶会同然で始まり、憂い事や祝い事、更には自らが治める地区の惚気のような物まで語り合った後に解散。軽く散策してから帰還しようか──そう思い露店街へ歩み出したのも束の間、体躯の良い……それこそ周りの人より頭2つ、下手をすれば3つ分ほど抜けた見知った姿。せっかく皆に会えると思ったのに……、そんな思いもあれば自然ときゅっと眦を釣り上げ、かの従者のごとく小言を言いながら近付く──が、しかし何やら一人では無い様子。会話までは聞こえないが少し話した後に赤子を抱き抱える相手の傍らには男児の姿。従者の成長を間近で見てきたが故に、その幼き姿に既視感を覚えると息を小さく吐いて。自身も側へ寄れば男児の方へ屈んで優しく微笑みかけ。そっと下から手を伸ばして髪を耳にかけてやると、不安に揺れる男児の瞳に視線を合わせ )
……あなた達は兄弟かしら。よく頑張ったのだわ。ここへは誰と来ていたの?
(/はじめまして……!玄武の背後でございます。PFからも絡み文からも伝わる雄々しく荘厳なお姿に加え、年長者たる穏やかな優しさを感じさせられ、まさに父上……と呼びたくなってしまいました!小さい子をあやす青龍さん…めちゃめちゃ良い……思わず拝んでしまうほどに……!勢いでお声掛けしてしまいましたが、この先絡みの数でご負担になる可能性もございますし、ご挨拶のみで締めていただいても問題ありません……!もし遊んでいただけるなら「野蛮な野良による住処で子供を誘拐されタッグを組む救出劇」──にすごく心惹かれますが、絶対に足を引っ張る予感しかしないので「迷子の子供を親御さんの元へ帰す」くらいのテーマで軽くやり取り出来ればな、と考えております。是非ともご一考くださいませ!/蹴り可)
>>58 彗
ふふ、ありがとうございます。…──と、噂をすれば何とやら、ですね。お迎えが来たようです。彗様がしっかりしていらっしゃるので東も更に安泰ですね。……おひとりでの調査、大変かと思いますがどうかお気をつけて。お困り事があればいつでもご相談くださいね。
( 声をひそめながら暫しの間調査がてら露店街を練り歩くと、少し離れた所に見知った姿。自身の治める地区では雪に紛れてしまう彼女もこの中央区では寧ろ目を引くようで。視線が交わったところでこちらに向かってくる様子を感じればついつい笑みを零し、最後にここまで同行してくれた相手への礼と気遣う言葉を掛けて別れ/〆 )
(/いえいえ!ご丁寧にありがとうございます……!折角なので締めのお返事を書かせていただきましたが、お手数をお掛けしてしまうのは申し訳ありませんのでこのまま回収していただければと存じます…!また機会がありましたらお話しましょう!その時は是非とも東へ遊びに行かせてくださいませ!)
>56 煌さん
( 此処暫くで馴染む気配に前回の会議で得た書類から意識が逸れて。延々と座っていた所為で凝り固まった身体を伸ばしながらも席を立ち向かうは御殿と外を遮断する扉の向こう側、正しく時間五分前に訪れた彼の静謐な中に持ち得る約束事に忠実な姿勢を心地よく思い。実際に迎えに赴く役割は本来遣いの者に任せていれど、相手は気の良い同僚の大切な従者。少々気兼ねするのは自身の性格上仕方の無い事で。白地に金の刺繍が施された装束を翻し、慣れた足取りで扉を押し開け──番人と対話する彼の姿を視認すれば蜂蜜色の双眸を聴きと細め歩み寄り )
よくいらっしゃいましたね、煌さん。私共々西の者は貴方を歓迎致します。…なんて堅苦しい挨拶は辞めて、茶でも煎れましょうか。なにか土産の気配がします。
>57 青龍
おや、こんな所に。彗さんが血眼になって貴方を探しておりますよ。
( 四神全員集結しなければならない──等と言った規則は無いのだが、彼の従者の焦りように皆散り散りで神の一端である彼の捜索を開始したのは一時間程前だったか。見覚えのある高身長が脇道に佇んでいる事に刹那胸を撫で下ろし、声掛けに併せ状況把握に勤しみ。子供が二人、それも片や彼の腕中に収まるのは幼児ではないか。けれども臆する事無く子供達が彼に気を許している気配を感じ得ては、安堵の息を浅く零し緩慢な足取りにて彼の隣へと歩み。視線が交錯するなりびくりと少年が肩を揺らすさまを見ては瞬間的に霊力を用いて人間と同様の瞳に様変わりさせ、可能な範疇にて優しげな声色を意識して青龍と子供達に語り掛け )
…昨今の治安を考慮せずともこれは放って置けませんね、青龍。此処は何分賑わう。迷子になってしまったのでしょうか。
( / 敵組織…!考えてもいませんでしたが、なんだか面白げな予感に胸が高鳴りました。四神会議の話題として序盤を出し、神々と加護を与えられた従者達にてほんのりシリアスなお話を進める…というのも中々美味しいやもしれません。魅力的なご提案もとい展開案、誠に感謝致します…!お知らせについても目を通して頂き有難うございます。お褒めのお言葉ににやにやしつつ龍虎兄弟ズ (?) として、早速絡ませて頂きました。此方こそよろしくお願い申し上げます! / 蹴り可 )
>58 彗さん
それは──…ふふ。素晴らしい忠誠心ですね、敬愛の念を超過したものを感じます。神出鬼没な上に霊力を凝固したような彼ですが、……もし不安でしたら共に探しに参りましょうかね。どうです、彗さん。
( 一心に主人を想う様子に感心すべき事案なのだろうが、そこ迄の感情を対人に呼び起こす理由は永らく生きた所為で理解に至らないのか小首を傾げ。但し健気な姿勢は非常に好印象であり、慰撫の言葉を紡ぎながら自身には珍しく活動的な提案を一つ設けて彼の出方を待ち。幾度となく顔を合わせた青龍仕えの従者へは不思議と友人に近いものを感じ得ており、力になりたいと願うのは当然の事だろう。洋菓子店へ興味の指針が触れたようで、嬉々と双眸を細め一つ頷けば牙の覗ける薄い唇で語り始め )
ええ、勿論。露店ではなく小さな店を構えて洋菓子、──ケーキやプリン、マカロンにマドレーヌの焼き菓子さえも売っていて何れも非常に美味です。周囲は梅の花の香が薄らと蔓延していて、とても落ち着きのある店舗故に青龍も居心地は良いものかと。立地は大通りを左に抜けた小道を突き当たり右側。人気が少ない隠れ家のような場所に在ります。
>59 玄武
貴方は愛らしく頼もしい事この上無い、私は恵まれていますね。女性は冷え易いと──元はと言えば雪の為に自ら拵えた物が段々と西の薬師へ広まっていったのですよ。今や有難く評判が良いのは、面映ゆくも幸甚ですね。
( 相手の心を解すような柔らかい姿勢に隠し事は難しい。初めて打ち明ける内心を眉尻下げつつ発すれば困り顔の侭に小さくはにかみ。少し昔の自身であれば考えようの無い姿を、聡明な神は一体如何様に捉えるのだろうか。そんな薄らとした杞憂から切り替え倣うように魔法陣へ踏み出した頃合い、見た目相応の少女と見紛う程に無邪気な笑顔に短く息を詰まらせては「…ではそのように。」 少々無愛想な照れ隠しが色濃く反映された返事は届いた事を願いながらも魔法陣を使用して。伏せた侭であった蜂蜜色の瞳を開き、定位置の椅子に腰を落ち着かせる前に、予め用意していた書簡を人数分席へ配り )
違法な高額売買と野良の犯罪件数の増加、でしたね。…恐らく此の度の会議は長引くでしょう。
>ALL
すみません、これとこれをお願いいたします──……え、あれって……
( 地図を片手に中央区を歩く。目的は茶葉の補充と人気洋菓子店の新商品の購入であり、前者は問題なく完了した。店に辿り着くのが遅くなり、目当ての品はすぐ目の前で売り切れた。それ自体は仕方ない、また出直せばいいのだから問題ない。焼き菓子数種を購入しつつ店内へと視線を向けたその時、辺りを気にした素振りの二人組が目に留まった。なんとなく気になって様子を見ていると、片方が袂から何やら小袋を取り出した。茶色い粉のようなものと色鮮やかなラムネのようなもの。さては最近話題に上がっている違法な品だろうか。そう意識したのも一瞬で、該当の人物は店を出ていってしまう。報告しようにも現行でなければ無意味であろう。店を出るも簡単に捜索できるわけもなく、どうしたものかと思っていると、甘く重たい独特の香りが鼻腔を掠めた。花や茶葉とは違うそれに警鐘が鳴る。元を辿った先は路地裏、数人の野良が薬物を摂取している最中であった。話には聞いていたが見掛けるのは初めて。項の痣へと触れて視覚を共有しつつ、言葉も出せないままに物陰から眺めて )
( / 初めまして。西地区にて白虎様の従者をさせて頂いている雪です。皆様方の絡みを拝見し、どんな場面から始めようかと考えているうちに数日が経過しておりました。初回にそぐわぬ状況ですが、犯罪率の高さを取り入れてみたいなと思いまして。甘味処巡りだったり散歩だったり平和な場面への展開や、ひりひりした環境の中巻き込まれて潜入捜査のように実情を把握などどんな転び方をしても面白そうだなと考えておりますので、キャパシティに余裕のある方はお相手頂けますと幸いです。こちらから絡みにいくことも可能ですのでお声掛けください。 )
>57 青龍様
………あれは……。
( 東の神が未だ姿を見せぬと、主よりさほど気にも留めぬ様子で視覚共有にて知らされたのが、つい先刻のこと。一度や二度ではない故に取り立てて騒ぎ立てることでもないが、念のための報せであるらしい。商店街の傍に佇む東屋にてしばし休息を取っていた折、雑踏の中にひと際背の高い影を認めた。奔放なる御方ゆえ、こうして見つけやすいことが不幸中の幸いと称してよいものかと、ぼんやりと思案しつつ、ふとその周囲に目を遣るが、案の定、従者の姿は見当たらず。彼が共にあれば遅参するはずもなく、予想通りといえばそれまでだが、ではこのまま時計塔へ向かうつもりかと急ぐ気の無さそうな悠然たる歩みに目を留めていたところ、突如として意表を突く方向転換を果たしたではないか。「えっ?ちょっ、いや、どこに行かれるんだ…」思わず独り言を漏らしながら、半ば呆れとともに立ち上がりその背を追いかけると、長身をかがめた彼の視線の先には、小さな子供と、その腕に抱かれた赤子の姿。どうやら自らの角に触れさせながら赤子をあやしているらしい。その穏やかな仕草に肩の力が抜けるのを感じながら、泣き止んだばかりの幼子を驚かせぬよう慎重に息を整え、拱手の礼を取りつつ視線を落とし、声量を抑えて静かに呼びかけて )
……青龍様、ご到着でしたか。既に会議は始まっております。……あの、できればお急ぎいただいた方が……。
(/初めまして、お声がけ失礼致します。朱雀様の従者の者です。青龍様、格式高いけれど温厚で親しみやすい一面があったり、神秘的ながら力強さも感じる御姿であったり、ステキ神様要素が多すぎてこれは…信仰してしまいます…!恐れ多きながらお話してみたく向かわせていただきました。もし相性や余力に問題が無ければ、この場では煌が少年と赤子を預かり青龍様には会議に向かっていただき、後日へ飛ばして東地区を訪問させていただければ…と考えております。件の子供は親を失った身寄りのない貧困層の兄弟(彗様と近い境遇)という設定で、社会問題的な側面に触れたり、あわよくば東の主従組にまつわるお話を伺えたら…なんて思っております…!ご検討いただければ幸いです。)
>58 彗殿
確かにお預かりしました。ご足労痛み入ります…。──…ええ、口に入るものなら何でも。…申し訳ない。
( 差し出された書簡を両手で受け取り、ゆっくりとその重さを感じながら軽く頭を下げ、大事に懐に収めて。狐を見ながらの問いかけに、ふと足元の小さな存在へ視線をやれば、すでに期待に満ちた瞳を向ける無言の訴えにわずかに苦笑をこぼす。紙袋を探る音に鋭敏に反応した狐は鼻をひくつかせ、まるで躾けられた犬のようにその場に座り待機しており。恐縮しながら差し出されたさつまいもを一つ受け取り、その場にかがんで手際よく一口大にちぎり狐の前へと置けば、待ちきれない様子で飛びつき満足げに齧り始める。その嬉しそうな様子に心の中では呆れ半分、愛おしさ半分抱えながら、困ったように肩をすくめて )
……一度甘やかすと、こうやってつけ上がるんです。……いえ、その…、白状すると私の落ち度なんですが……。
>59 玄武様
えっ。…いえ、そのような…貴女様が頭を下げられることでは……。
( 月餅を受け取るや否や、あまりにも申し訳なさそうに小さくなってしまった玄武の態度に逆にこちらが慌て、両手を前にして頭を垂れ。彼女の悲壮感を帯びた姿を目にして無意識に取った行動であったが、果たして出過ぎた真似だっただろうかと心の内でぐるぐる内省していると、店員のありがたい助言が割って入り、彼が指し示す方向へ玄武が向かおうとするのを目にして、自然とその半歩後ろを追うべく動き出し。しかし一度立ち止まった彼女から控えめに同行を依頼されれば、口を薄く開いたまま一瞬固まってしまう。最たる中枢の四神会議の議題にも上がる程の物騒な情勢下、今しがた実際犯罪に遭ったばかりの彼女を、それも近辺で盗みが横行しているらしいと地元民から聞いた上で一人で送り出す選択肢など始めから無く。一拍の間を置いてから頷きと言葉で同意を示し、共に歩き出したなら、先程から気になっていた一点──いつも共にいる彼女の従者の姿が無かったことについて問い )
それは勿論…このような治安ですし、同行させてください。……ところで、今日は翠殿はご一緒ではなかったのですね。
>60 白虎様
…! …白虎様。お忙しいところお迎えいただき、光栄に存じます。──……これは、南で採れる花を使った新茶でして…鮮やかで香り高い花なので、茶葉の研究が盛んな西地区に卸せれば…と…、いや、失礼しました。
( 取り次ぎを願ったつもりが白虎御自らお出ましになったので、その意外な登場に内心動揺しつつも、すぐに拱手の姿勢を取って頭を下げ恭しく挨拶を。最初こそ彼の方からも形式ばった挨拶が降りたが、すぐに砕けた調子で茶に誘われれば、彼の目線の先にある手提げの嚢を軽く持ち上げ、視線を落としながらぼそぼそと土産を説明し始めて。己の主人も近頃大変気に入っている紫色の花茶を、当の彼女はただ友人に共有したい思い一心で土産にと持たせたわけだが、つい先ほどここへ来るまでに考えていた商売の話が漏れ出てしまい、言葉の途中で口を噤み。元々書簡と土産の品を渡したら公務の邪魔にならないよう長居せずお暇するつもりだった為、続けざまに控えめに尋ねて )
……ええと、お仕事中ではございませんでしたか?
>61 雪殿
( 主の遣いで中央区の商店街を歩いていた折、人波の中に西の神の従者、雪の姿を見つけて。地図を片手に何かを探す彼女を遠巻きに見つめ、まだこの界隈には不慣れなはずの彼女に声をかけるべきかと迷う。だが、ふとその表情が変わったのに気づき、違和感を覚え視線の先を追えば、何やら挙動不審な二人組。雪が静かに彼らの後を追い始めたのを見て、驚きと呆れが入り混じった独り言を漏らしつつも、気づかれぬよう距離を取りながらその背を追いかけて行き。やがて彼女が路地裏へと足を踏み入れ、物陰に身を潜めたのを見届けると、自身もまた気配を殺し壁際へと身を寄せる。そして次の瞬間──鼻腔を刺したのは、甘く重たい異臭。それが何であるかを理解するのにさほど時間はかからず、慎重に足を運び、物音を立てぬよう雪の傍へと距離を詰めれば、そっと声を潜めて名を呼び、不安を与えないようすぐに自らも名乗り )
……雪殿。…私です、煌です。こんな場所まで一人で…まさか、乗り込むつもりじゃありませんよね。
(/初めまして、朱雀様の従者の者です。お声がけ失礼致します。まさに和美人で儚げなご容姿をお持ちながらも問題に向き合う姿勢は男前、そんな雪様の行動力が前面に表れた緊張感漂う初回に心奪われまして、折角ならとことんヒリヒリしたく(?)、このあと仲間の一人に見つかり、不意をつかれて薬を嗅がされ彼らのアジト的な場所に連れて行かれる(その場所が中央区外で視覚共有も使えずピンチ)…からの脱出劇にてご一緒できればと考えてみたのですが、いかがでしょうか…!相性や余力に問題が無ければで構いませんので、遊んでいただければ嬉しいです。ご検討お願い致します!)
>55 白虎
なら、次からは目が焼けないようにサングラス掛けてこなくちゃね。なーんて、アタシは白虎の拳の硬さが光る芝生が羨ましいよ。
( 親指と人差し指でまあるく円を作っては目の前に翳して。即席サングラスとでも言わんばかりに形だけの仕草で態とらしく目を細めては愉快そうに肩を揺らし。そしてふっ、と手を下ろしては緩く拳を作ってひらひら。所謂上流貴族が多い西、雅趣な環境にも囚われず、自分の在り方を貫く強かさを認めたパンチを一撃軽く腕に入れながらもステップ踏み出し。)
ふふ、アタシもなんだかんだ好きだよ。雨が降ってると別だけどね。……お、奇遇!アタシも同じこと考えてた!楽しみ~
(/背後から失礼します!一応キリがいいかな?というところなので一度お声掛けさせていただきました。この後の展開については、白虎背後様のキャパにスペースがありましたら中央でご飯だったり、地区にお邪魔したりと展開を続けられましたら!もしキャパに余裕がなければ、また別の機会に新しくお話を紡げていけたら幸いです!)
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>56 煌
あ、いたいたー!今終わったとこだから丁度いいね。ゆっくり出来た?
( どうやら彼も丁度同じ時刻に此処に到着しているらしい。迷子になって居なくて良かったと、胸を撫で下ろし、重厚な扉を開けては外の空気を目一杯吸い込む。此方へと駆ける彼に大きく手を振って出迎え、その手に袋に大きなトキメキを感じては思わず開きかけた口を手で押さえながら息を呑み。その袋に刻印されているのは、前々から気になって居た人形焼の店名であり。絵に書いたように目をキラキラに輝かせて、目の前の彼にハグをして頭を撫でて頬を擦り寄せたくなったが、随分前にしこたま怒られてしまったので、ぐっと抑えて。片手の袋を掲げながら帰路に着く準備はバッチリなようで。)
こっ、煌から人形焼……!早く帰って一緒に食べよ!紅茶とクッキーも貰ったから合うといいな~
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>57 青龍
おやおや、まぁまぁ。いつの間に子をこさえたの?
( 本日の会議の議題は果たして何だっただろうか。それほどまでに何時もと変わらぬ風景であったことは確かであり、何かあるとすればそこに東を統べる神がいなかったという事のみ。今日の茶菓子はかの有名店のフィナンシェだったというのに、なんと勿体ない事を…と居ない事に対しての心配は然程せず。そんな会議も終わり、ふらふら中央をぶらついていたところ、露店の店主から貰った赤の風車。それは辺りを包み込む微風でゆっくりとゆっくりと回り、周りの景色もまた変わっていくような気がした。道行く人々の笑い声、遠くから響く店の声、すべてがひとつの風のようにまとまっていくのを感じて。……いつの間にか路地裏まで来ていたようで、大通りまで戻ろうかと左折したところ、よく知る神気、何処で見ても目立つすらりと高い背丈と、その隣にちょこんと並ぶ小さな姿。腕に抱いた幼児をあやす姿は父性なるものを感じて、その背後から冗談めかして言葉を転がし。傍らの男児に目を向けては膝をつき目線を合わして。その丸く弾力の良さそうな頬がなんとも愛らしいことか。手にした風車を渡しては言葉を続け。)
母上と父上はどこ行っちゃったのかな。ふふ、そんな泣きそうな顔しないで。
(/はじめまして!東地区の新鮮な魚を今か今かと狙っている朱雀の背後です。朝からお散歩したり紙風船に興味惹かれちゃったり完全なおじいちゃムーブに惹かれてお声がけさせて頂きました。様々なご縁の中で、数や相性の都合で蹴っていただいても勿論構いません!もし、お話を紡いでもよろしければ、是非!是非!東の新鮮なお刺身を食べたい、と勝手な最終目標を立てていますが、朱雀共々よろしくお願いいたします!)
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>58 彗
そっかー……、なら時計塔で、だねえ。青龍のお気に召しそうな甘味処にでも今度行こうね!
( あからさまに口を尖らせては、しょんぼりとした姿を見せて。断られた団子をすっ、と引き寄せては直ぐに頭を切り替えて。果たして縦に首を振ってくれるか分からないお誘いを押し付けてから。大きく手を振っては「またねー」なんて呑気な声をかけてはその後ろ姿を笑顔で見送り。)
(/承知いたしました!言いにくい事なのに丁寧に仰っていただきありがとうございます!此方からの返事で一度締めさせていただきます。またお話しできる機会がありましたら、その時はまたよろしくお願いいたします!)
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>59 玄武
ね、美味しいでしょ?ちょっと戻ったところの路地を曲がったらお団子屋さんがあるからさ。今度、翠と行ってみるといいよ。
( 石畳の上を行き交う人々の足音、商人たちの威勢のいい掛け声、どこかで弾かれる陽気な楽器の音が入り混じる。屋台から漂う香ばしい匂いに誘われ、笑い声が絶えず響く。議題に上がっているような不穏な様子は見せない、今日も賑やかな町を彼女と隣同士で歩けるのは平和の象徴かと思えるほど心穏やかで。話を振った瞬間の動揺に思わず笑い声が上がってしまい。落ち着いて、という意味も込めて緩く彼女の頭をポンポンと撫でては、そのふわふわとした柔らかな感触、指先だけを名残惜しそうに髪の流れに沿って滑るように、そして離して。時計塔も大きくなり、そろそろ近くなって来たことを告げてくれる。果たして今日は何番乗りになるのか考えながら、隣の彼女に対して逢瀬のお誘いでもひとつ。)
あははっ、落ち着いて落ち着いて。んー?別にいいのに、困った時はお互い様……いや、折角だから南に遊びにきてもらおっかな。丁度、オレンジの茶葉が出来たとこなんだ。
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>61 雪
( 怪しげな動きを見かけた、と中央の風を滑るように乗りこなし、悠々と空を舞う鳥から報告を受けたのが数分前。教えもらった先に向かえば、なんとまあおあつらえ向けの人気のない路地裏。湿った空気の中、低く交わされる声と小さな袋が手から手へと渡る光景。怪しい、なんて生易しいものではない事はここ最近の事件からも分かりきっていることで。物陰に潜む彼女の影を見つけた瞬間、背筋が冷え、そのまま凍ってしまうのではないかと錯覚してしまったほど。なんの警戒心も抱かず前だけを見ている後頭部へ思わず手が伸びてしまい。ぐっと口を塞ぐ。もう片方の手は肩を抑えて逃げられないように。力技なのは否めないが、下手に声をかけてパニックになるよりはマシだったと思うが、最適解でないのは一目瞭然。「…………ねぇ、このまま攫われちゃったらどうする?」耳元で囁くように言えば、彼女の微かな息遣いが掌を掠め。……しかし、しまった。なーんてね!を言うタイミングを逃した気がする。)
(/はじめまして!雪さんを南地区の専門パティシエールとして引き抜きたいと思っていたり思っていなかったりする朱雀の背後です。初めてのお声がけで中々シリアスというか、悪戯が過ぎるというか……アクティブすぎちゃって申し訳ないです!縁の数や相性などで都合にて蹴っていただいても勿論構いません!雪さんとはお菓子の話であったり、元野良ということでお洋服の話など出来ればなと思っております!朱雀共々よろしくお願いいたします!)
>61 雪
──…ッ!……雪、…
( 収束に至らぬ諸問題の対応に四神各々頭を抱える会議中、一休憩を設けようと誰かが発し自身も恙無く賛同し。途端微弱な電気が身体を走る如き感覚にハッと背凭れから上体を起こし、周囲の視線は気にせぬ侭に感覚を研ぎ澄ますように瞑目し視覚共有に集中し。自身の従者が捉え視えたもの、正に議題に上がった違法物の高額売買──を超えた違法薬物の使用と法を犯す場面であり無自覚ながら眉間に皺を拵え。恐らく現時点では物陰に身を隠して居るのだろう。然も怪しげな二人組の男に対し元野良である雪は一人、他神に仕える従者の応援が来たる事──それ以前に巻き込まれぬ事を強く祈りながら届かぬ声はただ咥内を転がり )
( / 改めまして、雪様の主人である四神が一人“白虎”と申します!魅力溢れる方に仕えて頂けて身に余る光栄です。『元野良』という特殊な立場に身を置いている所為で今後難題が出てくるやも知れませんが、その際には白虎共々乗り越えたり、敢えてシリアスに舵を切ったとて楽しめる気が致します。設定を用いた素晴らしい初回有難うございます…!この後の展開ですが、痺れを切らした白虎が会議を抜け出し利便上大虎の姿にて応援に向かい走るつもりでして…。見つかる迄の間、間に合うか否かの瀬戸際に遭ってもスリルがスパイスになり得る予感が致します。如何でしょうか…? )
>62 煌さん
構いません、私が気になるもので──どうぞ続けてください。…折角ですしその茶葉を使いましょうか。実際に味わいたい気持ちが少々先行していますが。
( 明け透けな朱雀の厚意が大変喜ばしく彼の手持ちであった嚢を一瞥したと殆ど同時に始まった茶葉の解説、もとい売り込み文句に図らずとも畏まった表情から相好を崩し。花茶と聞けば西地区でも製造されている品であるが故に興味の指針が触れるのは仕方の無い事であり、逸る心持ちを彼の前だからと格好付けた理由で抑えるものの声音は幾分か機嫌良く響き。扉から吹き抜けた風は春の匂いの中に冷たさを孕み、客人として饗すつもりの自身は立ち話では納得いかない様子で。早速御殿の使用人含め歓迎ムードを隠す事無く室内へ上がるよう視線で促し。茶目っ気を湛え口角を持ち上げては、絹糸のように垂れる滅紫から見え隠れする琥珀色の瞳を見据え )
公務の彼是ならば丁度終えたばかりなんです。知っていますか若人よ、老耄の朝は早いのですよ。
>63 朱雀
まさか本当に胡麻団子とは思いませんでしたね…。これがかの言う『言霊』なのでしょうか。
( 唯一四神が揃う定例の会議途中、果実の風味を感じる爽やかなお茶と共に出された茶菓子に瞠目したのはつい先程。中身の黒胡麻餡が実に美味で、そのまろやかさに舌鼓を打つ瞬間だけは一人幸福感に塗れていたのは此処だけの話である。とうの昔に東洋の島国から流れ着いた単語を用いて、偶然隣席同士であった彼女に和やかに声を掛け。姿勢良くも深く座して居た椅子から立ち上がり緩慢な足取りで彼女と机を挟んで相対するなり、企みが一つ浮かんでは許容されるか数拍悩んだ末に、珍しく控えめに訊ねたと思えば最終着地地点は堂々足る厚かましさが垣間見えるもので )
…先程出た鮮やかな茶葉、煌さんから頂いた物に似ていて──この後、南の地区へお邪魔しても良いでしょうか?南特産の茶葉を購入したいのです。…あわよくば観光も出来れば、など。
( / 此方も背後から失礼致します…!素敵なご提案や丁寧なキリの良さ、全て有難く存じます。少々時間を飛ばしてのお返事にて失礼致します!現在中央区での交流が多い身、気の置ける一友人として彼女の管轄下の南地区へ遊びに赴ければと画策している次第です!キャパ等は此方に際しましては問題ありませんので、是非ご一考の程よろしくお願い申し上げます。 )
>>60 白虎
( 自身の意識が一瞬揺らぐような感覚が襲う前──最後に聞こえたのはなんとも言えない彼の神が紡ぐ素直な言葉。無意識に頬が緩むのは許して欲しいところ。そうでなくともこの瞳に映る全ての生物は自身よりもずっと若く新しい生命ばかりゆえに、自身よりも年長者である四神に褒めそやされれば機嫌が上向くのも無理はない。思考は切り替えていてもどこか普段よりも浮き足立った軽やかな足取りで茶の用意を。硝子の急須に丸い茶葉を入れた後、ゆっくりとお湯を注げば蕾が花開くように茶葉が綻びジャスミンの香りと華やかな花弁が少しずつ顔を出し。これは花開くまでを楽しむ物。出来上がるまではと一足先に書簡へと目を通し始め )
…──そうですね。ですが我々四神が対策を講じることによって民の安全に繋がるのであれば、非常に有意義な物になるかと。北は寒冷地ということもあり野良を見かけることはあまりないのですが……西はいかがでしょう?荒事が目立つようになってきましたか?
>>61 雪
( 無事に四神会議も終え、折角だからと散策していた露店街では近頃果実の収穫量が下がっていると嘆く洋菓子店の店主に知恵を貸し、またひとつ民の悩みを解決できた充足感に自然と帰路までの足取りも軽くなる。まあ、ひとつ困り事と言えば洋菓子店の店主に貰った引換券だが。此度の会議も他の四神やその従者からの差し入れですっかり腹も膨れてしまって、かと言って北の地区への土産物にするには少ない量。ぴらりと紙1枚を空に透かして考え込む──と、そこには何やら難しい顔をする少女の姿。従者が自身のお使いの為に店の人間と話している隙を着いてそっと相手に近付くと、香る人工的な甘い香り。良くないとは理解していてもどうしても胸が高鳴り──あの薬を摂取したら一体どんな酩酊感を味わえるのだろうか。未知なる感覚を知りたい……そんな思考に取り憑かれ、捕食者のごとくギラついた瞳のまま甘く甘く強請る調子で蕩けさせた声音で相手に囁きかけ、引換券を持った荒事には向いていない手で相手の華奢な手を握って )
…──ねえ、雪様。わたし、あれが欲しいわ。一緒に鼠退治といきませんか?だぁいじょうぶ。危ないことはありません。ね、わたしのお手伝い──お願いできますか?
(/初めまして!玄武の背後でございます。雪ちゃんのPFを拝見した時から何かお菓子で釣って巻き込みたい~!とウズウズしていたところ、凄く凄くそそられる天才的な初回に誘われお声かけを失礼いたします……!もちろん既にいくつかお声がかかっておりますので、相性含め背後様のキャパに空きがありましたらで問題ありません。──が、もし遊んでいただけるなら一緒に悪人を袋小路に入れて意味深なお薬が欲しい、飲みたい、痛い目みたい……!そんな欲望に付き合っていただけたらなあ……なんて思っております……!よろしければご検討くださいませ!これから玄武共々よろしくお願いいたしますっ。)
>>62 煌
……感謝いたします。後でしっかりとお礼をさせてくださいませ。…──と、煌様に頂いておいて言うのもなんですが、一人で食べるのも寂しいのでよろしければ──…ッ!?え、えーっと……煌様には大変言い難い事ではあるのですが……
( 振り返った先の相手が自身のお願いに対して頷いたことに安堵し、何処か強ばっていた肩の力を抜き表情を和らげて。きっと困らせてしまったことだろう。今もまだ彼に対しての申し訳なさはあるものの、普段の落ち着きを少しだけ取り戻せば先程までは謝ってばかりだったが漸くまともに礼を告げ。人の波に流されないよう連れ立って歩みを進める中、手元の熱が少しづつだが失われている気がする。かと言ってひとりで食べてしまうのは居た堪れないし──何より少し恥ずかしい。本心は伏せてそれっぽい言葉を並べながら綺麗に半分に割って包み紙がある方を相手の方へ差し出し、続けて誘い文句を……と、口を開く前に相手からの疑問に対し一瞬固まり。さて、なんと言ったものか。彼はそれでなくとも常日頃仕える神の奔放さに一番──言い方は悪いが振り回されている身。奔放な所が彼女の良いところではあるのだが、それは自身には当てはまらないだろう。落ち着きなく視線を空へ、そして視界の端に捉えた警備隊に……最後に相手へ移せば非常に小さい声で )
……その、そのう……、置いて、きて、しまいまして……。だから本当に自業自得ですし──…あの子にバレる前に何とかしてしまいたい、というのが本音なのです。我ながら自分勝手な神でお恥ずかしい限りです……。
>>63 朱雀
さすが姉様、よくご存知なのですね。私はあまり……──少しは勿論四神会議を終えた後に出歩くことはありますが流行り物など知らない事ばかりで。今度色々と教えてくださいね。
( 従者と、との声には頷きを返しては後ろへ身体ごと振り返って自身の従者を誘う言葉を笑みと共に。再び前に向き直って団子を口にしながら隣を歩く相手を見習って時折左右の店を眺めると、普段ならば風景や遠くに聞こえるBGMとしてしか認知することは無い街の様子ひとつひとつが輝いて見え。この神はこうして自身の知らないものを教えてくれる、それもまた知識欲が満たされ優しく髪を撫でる相手の手も相まって自然と機嫌が上向いて。強請る調子で相手に中央区での散策も誘い、きっと相手とならば恐らくどこに行っても新しい経験が出来るだろう──想像するだけでも心躍るものがある。あっという間に時計台の下まで辿り着けば一度足を止め、少し上にある相手を見上げながら緩んだ笑みを向けて「 取っておきのお菓子を用意しなくてはなりませんね。姉様は甘いのとしょっぱいの、どちらが好きですか? 」なんて相手の好みに対し探りを入れ。そのまま連れ立って時計塔の内部へ。こんなにも会議が終わることが待ち遠しいのは久しぶりかもしれない。浮き足立った気持ちで会議に挑み )
(/背後から失礼いたします……!いつもお相手いただきありがとうございます!とてもキリがいい所だと思いますので、このまま会議後までドーンと飛ばしていただいても問題ありませんし、もし一気に解散の所まで持っていただけましたら私の方で南の地区へ遊びに行くところから初回出せたらなあと思っておりますっ。よろしければご検討くださいませ!)
( / 初回ということもあり、背後様方へのご挨拶も含めどう返そうかと考えているうちにだいぶ経っておりました。遅筆ゆえにお待たせしております、申し訳ございません……!作成中ですが一先ずできているぶんをお返しいたします。 )
>62 煌さん
煌さん。私一人で乗り込むなんて危険な真似しませんよ。けれど……現場を押さえられたなら主様に報告できるだろうなとは、思っています。
( 物陰に身を潜めたまま、報告も兼ねて視覚共有をしながらじっと様子を窺っていた。すっかり意識を傾けていたため、彼が来ていたことにはまったくと言って良いほど気付かなかった。驚きはしたが、表には出さず静かに答える。彼が来たのであれば朱雀様へも伝わるであろう。薬物摂取の現場に居合わせた。そしてその先野良たちがどのような状態に陥るのかまで見ておきたかった。しかし正義感と言って良いのかわからないこの感情が仇となる。薬物を使用している野良と傍にいる彼だけしかこの場にいない──少しの油断が命取り。「見つかったんじゃ仕方ねえなあ」音もなくいつの間にやら背後に立っていた男。隈無く刺青の入った腕が回され、口元に布が当てられた。瞬間、先程までよりずっと強い甘さに襲われる。靄が掛かったように思考が止まり、目眩らしきくらくらとした感覚がする。これは危ない、彼だけでも逃がさなくては。恐怖と混乱から上手く言葉を紡げず、絞り出すようにして告げ )
逃げて……
( / 初めまして、お声掛けありがとうございます。気苦労が耐えずとも主に仕えることを幸せに思う煌くんとても素敵です~!早速仲間を登場させてしまいましたがよろしいでしょうか。一度は逃げようとしてみるなり連れていかれるまでに一悶着あっても良いですし、やりやすいようにして頂ければと思います。最初からダメそうなムーブでご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いいたします……! )
>63 朱雀様
( 物陰に潜み、薬物を摂取する野良たちの様子を観察する。問題解決には至らずとも、証拠を掴めたら。ただそのことだけを考えていたせいだろうか。突然不意をつく形で口を塞がれてしまう。抵抗しようにも肩を掴まれびくともしない。やはり仲間の一人なのだろうか。気付かれないようにしたつもりであったが、やはりやめておくべきだったか。閑散とした路地裏、助けも来なさそうだと考えると、驚きやら恐怖やらで声も出てこない。現状から逃れたくてきゅっと目を瞑ったそのとき、耳に届いたのは聞き覚えのある柔らかな声で。背後にいる彼女はあの野良の仲間ではない。そう認識した瞬間、強張っていた身体から急に力が抜けた。はぁと息が溢れてしまうのは致し方ない。視線だけを後ろに向けて、認識が正しかったことを知る。申し訳なさと安堵が押し寄せ、何とも言えない心地になりながら視線を合わせて )
( / 初めまして、お声掛けありがとうございます。南地区のパティシエール、楽しそうですね。まずは何か手作り菓子を持ってお邪魔したいです~!共通項もあることですし色々お話できたら嬉しいです、よろしくお願いいたします……! )
( / お待たせいたしました。そしてレス消費申し訳ございません……!今後は迅速とはいかずとももう少し早くお返しできるようにしたいと思っております。以後、頂いたロルへの返答は纏めて投稿いたします。 )
>64 白虎様
( 湿っぽい空気の中、野良たちが薬物を使用している。やはり当然ながら身体に悪影響を及ぼすらしい。一人が突然笑い出したかと思えば、奇声を上げ始めた。大きな声を不快に思ったか、電線に止まっていた鴉がバサリと音を立てて飛んでいった。その場に残された漆黒の羽を見て、何やら不吉な気がしてしまう。危ないと知りながらも、主へと伝える使命感と繋がっている安心感もあってか離れようという気は起こらず。気付けば連絡を取ったのであろう野良は仲間を増やし、男女数人で固まっていた。見付かってはならない危険が少し色濃くなり、息を潜めて気配を薄め。彼への伝達のみに集中したその時、肩を叩かれるような感覚がした )
( / 初めまして。こちらこそ、素敵な主人にお仕えできて光栄です。従者としては未熟ですが、白虎様の元で努力し成長していけたらと考えております。初回からあまり発揮する機会のない真っ白き虎の姿を見せて頂けるとは……素敵な案をありがとうございます。この後合流するまでの間、仲間の一人の野良に声を掛けられ薬を盛られそうになる流れに持っていけたらと考えております。迷惑と心配をおかけしてお説教案件になるかと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします……! )
>65 玄武様
玄武様……──承知致しました。けれど玄武様に何かあっては不安です。いざとなったら命懸けでお守りしますね。
( 野良たちに意識を奪われていたその時、不意に近付いてきた彼女。わたあめのようなふわりと甘い声色に合わぬぎらぎらと輝く瞳に捉えられ、思わず息を飲んだ。そのまま見詰め返すことしかできなくなる。危険なことに巻き込むわけにはいかないし、断らなければいけないと頭では理解している。しかしどうしても手に握られた洋菓子店の引換券と甘い言葉にぐらりと傾く。知識に対し貪欲で好奇心に溢れた方であると彼女の従者から聞いたことがある。もしもここで断って、彼女が一人だけで乗り込んでしまったら──?神の一人、脆くないのは承知の上だが、想像するだけで肝が冷える。もしも見逃してそんなことになったなら、きっと生きた心地がしないだろう。自分に力があるかはさておき、命を差し出してでも安全にしなくては。緊張した面持ちで頷くと、覚悟を決めて歩き出して )
( / 初めまして、お声掛けありがとうございます。何やら良くない好奇心を刺激してしまって雪はひやひやしているかと思いますが、私としては賛成です~!薬効体質のない人の子なので薬の影響で壊れるかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで。よろしくお願いいたします……! )
>>67 雪
命を懸けて、なんて……ふふ、じゃあこうしておきましょうか。兄様には内緒ですよ。
( 完全に丸腰となれば人の身を持つ相手の方が危ないだろう。それでも自身を案じて見せる心意気にどこか満足そうに瞳を細め。ならばその心意気に応えてあげるのも神の務めだろう。洋菓子店の引換券を彼女の手に預け、次にそっと髪飾り──その雫型への飾りへと手を伸ばすと薄らと玄武の紋が。急拵えではあるが生命に関する加護を持つ自身のものならば多少は彼女を守ってくれるだろう。それでも敢えていつ消えるかも分からない薄い加護を授けたのは眼前の少女を大事にしているだろう彼の神への配慮でもあり。そっと手を下ろせばどんな加護を施したかは口にすることなく、たった一つの目的に向かって歩みを進め。…──さあて、それではどうしてやろうか。せっかくだからと袂から幾つか紙を取り出し相手へ差し出して )
…──雪様、これを。これは式神のようなものです。私は兄様や姉様と違い非力です。ですが私なりの戦い方をしましょう。これは様々な影を呼び出します。きっと雪様の力にもなってくれるでしょう。使い方は簡単です。相手は──…トんでる最中ですし、ちょうどいいのでは無いでしょうか。祈ればこうして──…
( 神力を込めた紙に息を吹き込めば、ふわりと浮いた紙が霧状に霧散し。その後収束しながら自身の身体ほどの大きな狼の形になると自身らを追い抜くようにして前へ出て )
(/大変大変お待たせ致しました……!やった~!とってもとっても楽しみにしておりましたっ。薬を摂取する場合は玄武にやらせますのでご安心を……!むしろ薬草や漢方のお勉強をされていた雪ちゃんにお薬を調合してもらえたらきっと楽しいだろうなぁと今からワクワクでいっぱいです。とりあえずこちらは神様ですので、取り返しつかない程度に神様パワーを使いながら一緒に遊んでいただけますと幸いです!これからよろしくお願いいたします……!)
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