▼　Maxwell：Grimoire：６６５回目：◎

選択：東の魔法使い
名前：リッカルド
外見年齢：25y
身長：183cm

容姿：艶のある銀髪を後ろで緩く結わえる。杜撰に梳かれた前髪は視界の端に映り込むほどの長さで、よく鬱陶しげに払っている。瞳は明るい翡翠の色で切れ長の二重に収まる。徹夜をした日は銀縁の眼鏡を着用している事が多々。顔の造形は大振りな鋭い線で構成されており一見すると強面寄り。インク染みのようなものが点々と付着する白衣を羽織っており、明らかに多すぎるポケットからは小さなメモの数々が顔を覗かせる。白衣の下には黒一色のタートルネックにスラックスを身に着けており、全体像は完全なモノクロ。手には黒革の手袋を嵌めており定期的に替えている。魔法使いの五芒星は右側の首筋に現れているものの、タートルネックに隠れている。魔法を使う際余程大掛かりなものでなければ杖は使わない派のため、普段は白衣の下に仕舞っている。

性格：研究者気質の偏屈。コミュニケーションに臆すことこそ無いものの、興味のある無しで態度の違いが露骨に出る。頗る悪い態度と物言いとは裏腹に面倒見は良く、悪態をつきながら手を差し伸べる性格。尚態度と物言いに加えて足癖も悪い。気が長く見えて喧嘩っ早いためそれなりの場数を踏んでおり、どちらかと言えば武闘派寄り。タイマンにおいては魔法対決より肉体言語を好み杖で殴る。

備考：成長治癒魔法を得意とする。仕組みとしては細胞を無理矢理活性化させ、修復を早めたり分裂を促進しているに過ぎないので、壊死した身体や既に枯れている植物に対しては効果がない。逆に生物の死を早めることも出来るが、「大体そのうち死ぬ」という理由であまり使用しない。翻って不得手なのは浮遊魔法。生まれ落ちてそこそこ経つが、未だに30分以上自力で箒に乗ることができない。ひっそり練習しているが、毎夜真顔で箒に振り回されている。
化け物になってしまうことに対してはいまいち危機感が薄いようで、それよりも化け物になってしまった後の身体の仕組みを頻りに気にしている。東の山にあるログハウスは至る所が古書の類で埋め尽くされており、そろそろ増築しなければと考えている様子。

『ふむ、よく見せてみろ。……こんなもの魔法を使うまでもないな。薬草でも付けておけ。ほら』

『お前、こんなところまで何しに来たんだ？……はぁ……夜遅くに放っておくのも寝覚めが悪いだろう。上がっていけ』


（ ／ 主プロフです。一例としてご覧ください。 ）