学園長 2024-12-30 22:46:41 |
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∇ 学生証
名前 : 七種 望歩 (さえぐさ のあ)
性別 : 女性
年齢 : 16歳
クラス : 2-B
容姿 : 身長160cm。モデルほどではないが華奢な体型の持ち主で、エメラルドグリーンの瞳が特徴的。ややツリ目。若干くせっ毛のあるラベンダー色の髪は黒いパーカーのフードで覆われ、ローツインテールにまとめられた後髪がパーカーの左右の隙間からはみ出している。七三分けにされた前髪は眉が隠れるくらいの長さで切り揃えられており、後髪の長さは大体腰くらいまである。
性格 : 根暗で卑屈な現実主義者。対人関係が苦手で、基本的に誰に対しても態度が冷たい。一方で面倒臭がりながらも頼み事を引き受けたり、悩みを持つ生徒の相談相手になったりと、世話焼きで優しい一面も。自己肯定感が著しく低く、諦めが早い。
番号 : ⑨
秘密 :実は「イラストレーター」になることが彼女の本当の夢である。幼少期から絵を描くことが大好きで、空に輝く虹やアニメキャラのイラストなどをよく描いていた。しかし、家庭があまり裕福では無いことや、中学生の頃にクラスメイトから自分の描いた絵を馬鹿にされた経験から、いつの日か夢を追いかけることを諦めてしまった。自己肯定感も同時に失ったことから満足のいくイラストが描けない、いわゆるスランプ状態に陥っている。絵に対する情熱は今でも捨てきれないようで、放課後は定期的に専用のノートにイラストを描くことも。ただ、描いている途中で投げ捨てた絵もいくつかあり、ノートには破れたページであろう形跡が残っている。
備考 :図書委員会所属。所属理由は大学受験での面接の際のアピールポイント作りのためと、静かな環境を好むため。学力特待生として1年前に入学し、現在でも学年トップの成績をキープしている。家庭の経済状況が不安定なため、少しでも両親の負担を減らそうと死ぬ気で勉強中。しかし、美術の成績だけは平均的。中学時代の途中までは芸術の才に恵まれていたが、夢を諦めた直後から成績が急降下。現在でも本来の実力を出し切れないままでいる。趣味はアニメ鑑賞と読書。実は隠れオタクで、特に魔法少女や恋愛系といったジャンルを好む。
サンプルロル :
(放課後の女子寮の一室で。この日、早々に帰宅した望歩は誰もいない空間で疲れを吐き出すように溜息をつき、椅子に腰かける。ルームメイトは委員会活動で今日は帰宅が遅くなるようで、しばらくは自分一人の空間となるだろう。今ならば誰にも邪魔されない__と鞄のファスナーを開くと、中から1冊のノートと筆記用具を取り出す。念のため人の気配が無いか入念に確認した後、ノートをパラパラと捲り真っ白なページを開く。さらに、ペンケースの中からシャーペンを取り出すと、そのままイラストを描き始めて。今日、彼女が描いたのはとあるメディアミックス作品のキャラクター。このキャラを一言で表すなら、自分の好きに正直で情熱的な子。好きを諦めた自分とは真逆と言える存在で、正直羨ましいと思ってしまう。そんなことを考えながら描いていくうちに、キャラクターに対する嫉妬心や自身への嫌悪感といった負の感情が少しずつ膨らんでいく。次の瞬間、『ポキッ』とシャーペンの芯が折れる音。どうやら考え事をしているうちに自然と手に力が入っていたらしい。__あぁ、また失敗か。先が折れたシャーペンを見つめながら2度目の溜息をつくと、無気力な瞳で天井を見上げ)
いいよね、好きなことに本気になれるって。本当に羨ましくて__大ッ嫌い。
(/大変お待たせいたしました、pfが完成いたしましたので提出させていただきます。お手際の際にご確認いただけると幸いです。不備等ございましたら遠慮なくご指摘くださいませ。)
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