トピ主 2024-12-27 13:39:05 |
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>ゲダツ キーバー 雷電芽衣 all
???『気付かれたな……鋭いやつが一人、それ以外に二人……野営の線が濃いな』
(先を先導する長髪長身の女と銀鎧の男は同時に少し先の相手にこちらの存在を勘付かれたことを認識する。強い敵意を感じはしないものの、かなり警戒を強めている相手の動向に意識を向けて近づいていくが、銀鎧の男が口を開く)
???「やはり俺が先に見てくる、もし何かしらがあっても俺ならすぐ退避できるからな」
(足の速さには自信があるとしつつ、斥候として先行することを提案する銀鎧の男。その言葉に長髪の女と小柄な少女は頷く。)
???「それがいいね、但し無理はしないようにね」
(長髪の女の忠告に、銀鎧の男は頷くと軽く足の調子を見るようにトントンと地面を蹴ると軽くではあるが、駆け出す。一気に加速した男は、芽衣たちが野営を行っている地点の目と鼻の先へと接近する。)
(/参加許可ありがとうございます!早速絡み文を投下いたします)
>廃墟群 all
(かつて街だったのか、都市だったのかも分からない廃墟群が立ち並ぶ場所の、雨風が凌げる程度の廃墟の中に佇む男と、近くで壁に背を預けながら眠っている女。時が止まった様な雰囲気を醸し出すこの場所で、男が静かに黄昏ており)
ヘクトール「参ったな…なんでここにいるのかはさておき場所すら特定出来んとは。それにこの感じは…」
呂布「…………風が、吹いた」
(英霊の座から呼び出されれば自身を呼んだであろう魔術師の姿はなく。何から何まで不可解なままこの場所に辿り着いたようで。途中で出会った大陸の英傑、三國無双の女武人と共に来たのは良いものの状況は全く好転していない。小さく頭を数回掻きながらどうしたものかと呟くと、今まで静かに眠っていた女武人が目を覚まし、すっと立ち上がり。起こしてしまったかと頭を下げる男に大丈夫だと言うようにふるふると首を数回横に振りながら、女武人は窓枠の様な穴から外を見て)
呂布「強い力、感じる…。そんなに、遠くない。行こう」
ヘクトール「…へぇ、天下の呂将軍がそう言うならば乗りたい所だが…すっごい嫌な予感するんだよなぁ」
呂布「?よく、分からない。今は情報が、欲しい」
(何が待ち受けてるかもわからない状況でも構わず進んでいく女武人に苦笑を浮かべながら、男も着いていくように続いて。見えにくいが火の痕跡…煙が僅かに立ち上る方角に歩みを進める呂布を見れば闇雲に進んでいるわけではないと分かると、男は置いていかれない様に歩を早めて)
ヘクトール「…狼煙…いや野営か?賊とかじゃなければいいが…」
【レンジャー・キーバー、ゲダツ視点】
>雷電芽衣、アキレウス&九十九由基&ポッピー、ALL
立哨の彼女(芽衣)が察知し、された側(アキレウス一行)も先立って一人が斥候で人間離れした速度で急速接近する中――(気配)を察知するのとは別ベクトルの“方法”で(認識)したらしき蜘蛛頭の大男(ゲダツ)が先程までの眠りこけ具合が嘘の様にパチリと目を覚まして無言で得物の柄に手を掛け身構える少女(芽衣)の横に並び立ち、腕組み(実際はちゃんと出来ておらずツタンカーメンよろしくクロスさせているという奇妙な動作をしている)しつつ無骨な強面を闇に向けて仁王立ちする。
ゲダツ「来客か?、メイ」
一方、整備したての対物ライフルを手に二人に倣い警戒態勢に移ったグールのベテランレンジャーだったが――着装しているフルフェイスマスクのHMD上に――数年振りに浮かんだ(Laser irradiation alarm)の警告表示を見て眉を顰める。
それは今し方接近しつつある相手(アキレウス)とは別の(ナニカ)の存在を示し、なおかつ明らかに此方へ攻撃意思を持った者がいるという事を如実に現していた。
――其れは砲爆撃時の観測・砲撃座標指定やミサイルなどの誘導兵器の間接誘導に用いられるレーザー照射。
キーバー「damn it!!メイ!ゲダツ!今直ぐ伏せろ!」
ゲダツ「!!」
瞬間、薄暗い空に二度蒼白い閃光が瞬き――超音速越えの電磁投射砲(レールガン)の曲射が二発分、焚き火を中心に飛来してくる。
通常弾頭故、要は榴弾砲による砲撃に近いが飛翔速度が一般的なこの種の装薬式の砲のソレとは比較にならない――破片や爆風はともかく直撃してしまえばタダでは済まないだろう。
―――
―
【????】
>呂布&ヘクトール、ALL
一方、思う所はあるものの、一先ず人気のある…もとい(焚き火)の下へ向かう在るべき時代も場所も異なる二人の英傑が廃墟の中を進む中で――奇妙なモノを目撃する事になる。
―ひび割れた幹線道路沿いにゾロゾロと進む奇妙な生物?の群体――見た目はやや大型の三葉虫めいているが周囲の風景に溶け込む様にして体色がカメレオンよろしく同化し、見た目も生物にしてはやや無機質で機械的…
そんな苦手な者にはとことん悪夢の様な見た目の――しかし妙に人工的な雰囲気の(蟲)が、道路を一群でゾロゾロと蠢き進んでいるという光景だ。
無論、この土地特有の土着の生物だと片付けてしまっても違和感は無いが―――向かっている先が奇しくも二人と同じ(焚き火)のある方向…
其処にこの(蟲)の不自然さも含めて違和感を覚えるかもしれない。
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