三丁目のミケ 2024-12-16 22:41:21 |
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(相手の返答には笑顔を返すも、一瞬面接会場に『え?』みたいな微妙な空気が流れたのを感じてすぐに真顔に戻って。その後も無言を貫いていたが、それまで腹痛で苦しかったのが次第に吐き気に変わっていき。その後質疑応答を終えた面接官が『ではこれで終了ですので、足元お気をつけて』と言い終えた途端「すみません、ちょっと」と言い立ち上がる。その顔は真っ青で、他の面接官は自分の状況を察した様子で『帰って頂いて構いませんよ』と彼に告げた。出入り口は彼の後ろにしか無いので自分の居場所からはどんなルートを辿っても目立ってしまうが、ここでやらかすよりは幾分かマシだろう。小走りで出入り口まで向かう途中彼の椅子の横まで来ると肩を軽く叩き、彼にのみ聞こえるくらいの声量で下記を述べて会場から出て行き)
…絶対、採用するよ…
(/急な背後報告失礼致します…!1月5日~1月6日の夜辺りまでに掛けて家を空ける事になりましたのでそちらの報告をと思い…道中徒歩移動を多く含みますので、直ぐにお返事を書く事が出来るかちょっと怪しいんですよね…。車内に居る時間も勿論ありますのでその時にはいつもの通りに返信が出来ると思います!こちらの文章には蹴って頂いても構いません。
↓以下、続きの返信でございます。)
(面接が終了し、彼に続いて軽く会釈をしてから会場を抜けて。『彼の元へ行って話がしたい』そう感じたのだが、探しても彼の姿は見当たらず選択の余地無く帰路に着く事に。残念に思いながらも彼が最後に小声で放った言葉を信じて合否通知を待つ事にして。道中自宅へ向かっている最中に面接途中にあった事を思い返して。メモを真剣に取る姿・自分に向けての笑顔。どこを切り取っても決まっている格好から思わず独り言が出て)
薬寺さん、やっぱり格好良いよな…。
(/大丈夫ですよ~。わざわざ報告ありがとうございます!気長に待ってますので、時間のある時にお返事して下さい~蹴り可)
…え、僕がですか?
(面接からまた数日。折角会えたチャンスだったのに棒に振ってしまったとショックを引きずっていた。そんな時部長から声をかけられ話の内容は何かと思えば、先日面接をした就活生の中から採用者が出たから、その教育係を任せたいとの事で。こんな休みがちな貧弱なやつに務まるのかと言葉丁寧に伝えれば、笑って『君なら大丈夫』と言われ、受けない訳にはいかず。一先ず履歴書のコピーと新人教育マニュアルを受け取るとその場を去り。そこに書かれた名前を見ると、思わずにやけてしまった。あの後押し続けた甲斐があった。デスクに戻ると仕事の傍ら、履歴書の写真をチラ見していて)
また、会えるのか…
(/背後のみで失礼します!打ってしまった文を見返したらなんだかまた曖昧なものになってしまっていたので補足をば…こちらは一応翌日から再会し新人研修へと進む算段で書かせて貰いましたが、差し障りなければこのまま翌日まで飛ばしてしまって大丈夫です!よろしくお願いします)
(/全然大丈夫ですよ!話の意図も読み取れますし、お気になさらないで下さい。少々明日へ向けての手荷物の用意をしていた物で返信が遅くなってしまいました…。こちらの文章は蹴って貰って構いません。
↓以下、>83への続きの返信でございます。)
まさか本当に受かるだなんてね…。
(彼の言葉を信じていたとは故ども一度は三年もしない内に仕事を辞めている身。履歴書での印象は恐らくは最悪と言って良い物だったのにと思いながらも社内のサービスカウンターにて手続きを済ませて、室内に設置されている案内板の内容を記憶してから目的地まで急いで。道中、恐らくは同じ部署の方であろう人にも自分から話し掛けて笑顔で挨拶を行い。目安の到着時間よりも五分早めに辿り着き、重たい扉を開けて声を張り上げて)
本日からお世話になります、蓮見怜也です。
(扉を開けて入って来た人影を捉えると、年配の男性が1人忙しなく動く社員の間を縫って『君が蓮見くんだね、今日からよろしく。教育係はうちの薬寺に…あぁ、この時間はあそこか』と後半は独り言のように呟き彼に社内図を手渡して。『僕はここの部長で、薬寺は高校からの付き合いでね。彼は人よりちょっと身体が弱くて…今の時間は隣の個室で休んでいると思うから、行ってみてくれるかい?』と手早く説明をすると彼を送り出そうとし。
ーーーーーーーーーーー
今日締め切りの仕事を昨日の内に終わらせて提出後、彼が来るまでの間、と自分の為に開放された個室で仮眠を取る事数十分。アラームで目が覚めて大きく伸びをし、そろそろ出た方が良いだろうかとゆっくり立ち上がり)
さて…いよいよ再会だ…!
了解しました、ではまた後で。
(新入社員としての挨拶も程々にして。部長から手渡された社内図を受け取り、別れを告げた後に資料を見ながら指定された部屋まで歩いて行き。道中『薬寺さんってあの薬寺さん…だよね、?』と思いながら歩いたのは言うまでもなく。目的地の扉の前まで着き、深呼吸した後に三回扉を叩いてゆっくりと扉を開いて中へ入り)
お早うございます、蓮見です。薬寺さんは居らっしゃいますか?
(部屋を出ようとドアに手をかけると、丁度のタイミングで向こう側から声が聞こえ。“蓮見”という名前が聞かれると嬉しさでまたニヤついてしまい、慌てて威厳を保とうと顔を引き締め。ドアが開けられると同時に数歩下がり、相手の顔を見るとやはり彼だと確信して快く出迎える様にして)
蓮見くん、待っていたよ
やっぱり一水さんだった…!お久し振りです。覚えていますか?あの日と今日とで髪型も服装も違うので分かり辛いと思いますが…。
(扉を開けて室内に入るとあの日出逢った彼だった事に気が付き喜んだ余りに思わず名前呼びになり。彼も自分の事を認識している様な素振りを見せてはいるが、念の為に覚えててくれているかどうか確認を取って。この前のラフな格好とは打って違い、TPOを弁えたスーツ姿に前髪を上げてセットしている姿では印象が変わってくると思い少し苦笑いを浮かべながら喋って)
っ、あぁ勿論…君を見間違う筈は無いさ。その格好も、良く似合っているよ
(個室に入ってくるや否や名前で呼ばれて一瞬言葉に詰まるが、相手の嬉しそうな顔を見てはいつも通りを装って返答し。気を抜けば表情が緩んでしまいそうで、不自然にならない程度に口元を抑え。念の為、と手元に必要な書類や資料を揃えて来ているのでいつでも研修を始められるが、今はそれより彼と話をしたい気持ちの方が勝ってしまい。「取り敢えず座ろうか」と彼にも着席を促しつつ、自分はそれと向かい合う椅子にゆっくりと腰を下ろし)
ごめんなさい、つい喜んだ拍子に下の名前で呼んじゃいました…。
(言葉を詰まらせた様子を見せた彼の存在に気が付き、「嫌だったかもしれない」と考え付いたのか申し訳無さそうに謝り。気になる人との再開に喜んだ際に距離を見誤って急接近してしまう悪い癖を治さなくちゃなと思いつつ。指定された椅子を引いて少し深めに席に着くと『それで…何かここでお話でもするんですか?』と彼に対して伺って。彼は自分の教育係に配属されたと先程部長から聞いている為、「新人研修の話でもするのかな?」と考えながら)
いや、気にしなくて良い。…嬉しかったしな
(素直に自分の非を認めて謝る彼に、もうこちらも隠さなくて良いやと頬杖をついてニコニコと相手を見つめ。彼からの問いには少し体制を整え改めて、『そうだな、研修を始める前に…ひとつだけ』と少し身を乗り出し。良く良く考えてみれば彼がここの社員の案内を無しにしてここに来られる訳が無いので、誰に聞いて来たのか確かめようとし。しかし決して威圧的にならない様、出来るだけ柔らかい声音で)
ここの部屋の事、誰から聞いたんだ?
えーっと…確か一水さんの同級生って名乗って下さったここの部署の部長ですね。ほら親切にも社内図まで頂いたんです。そのお陰でスムーズにここまで来れちゃいました。
(鞄の中から部長から受け取ったファイルカバーに入れてある社内図を彼に見せて。彼に問われた内容に沿うように受け答えを行い、『確かに新入社員がこんな穴場を知っていたらちょっと怖いよな…』と考えながら。笑顔でこちらを見つめてくる彼の顔が眩しすぎて中々目を合わせられず)
あぁ…あの人…高校の先輩でその頃から良くしてくれてて…部長がみんなに事情話してくれてるから、俺はここに居られるんだよ…大丈夫か?
(彼から話を聞くと心底ほっとして、柔らかい笑みに戻り。社内図を見せてくれる彼の様子が少しおかしい様に感じて首を傾げて問い。かくいう自分も再会が嬉し過ぎて、このままずーっと何もせず見ていたいなと思うほどで。実際の所はそういう訳にもいかないので、また咳払いをするとにやけていた顔を引き締め、机の上にあげていたマニュアルを1冊手渡す様にし)
…先ずは一通り、一緒に読んでいこうか
(こちらに心配をしてくる彼の様子を見るに、挙動不審な動きを見せてしまっていた事に気が付いて。彼の目と目を合わせながら先程までの不審な動きの理由について説明し、手元に差し出された研修マニュアルのページを一つ捲っては目次を見始めて。長く書かれてある内容が目に入り、とてもじゃないが一人では読み切れないと感じて彼の好意に甘えるかの様にお願いをして)
ああ、大丈夫です。ぼーっとしちゃってまして……そうですね、一緒に読み解いてくれると凄く助かります。
(/すみません、背後です。背後は社会人5年目なのですが、新卒から所謂事業者でなく公務員的な仕事に就いているので、実際の会社員の仕事に携わった事が無く…お返事待ちの間色々調べまくった結果、薬寺を営業事務部にしました。体力が無く休みがちな彼にはデスクワーク多めで適任かな、と…この後の展開的にも一緒に残業する日があったり無かったり、隣同士で仕事をしたりする場面が想像しやすいかなとも考えたのですが、もしお相手様から要望有りましたら返信内容の変更をかけますので、遠慮なく言って下さい!一旦以下、返信です↓)
大丈夫なら良いんだが…まぁ、あんな姿初対面で晒した自分が言う事でも無いけれど、無理は禁物だぞ。…じゃあ、先ずは業務内容から。大体は受ける時に見てると思うけれど…
(ぼーっとしていた、という相手の言葉には再度心配そうに顔を覗き込み。余り深掘りするのも違うかと思い『無理は禁物』と一応の釘を刺すとマニュアルをパラパラとめくり。短い期間で辞めたとは言え、一度は会社勤めを経験しているであろう相手に挨拶の指導や上司への態度などのレクチャーは不要だとして省き、先ずは自分達がどういう仕事をしているのかという所から説明しようとし)
うちの部署は主に、営業部を事務面でサポートする、営業事務の仕事を請け負っている。データの打ち込みや保存、仕入れ書や契約書の作成とかが主な仕事だな。パソコン作業は得意な方だったかな?
(/蓮見の背後です。私も実は…民間企業に就いた事が無く、ふわっとした想像の中で蓮見を描いております故、もしかしたら可笑しい言葉が度々見受けられる可能性がございます…。
確かに事務作業系列であれば薬寺さんでも落ち着いて業務に取り組めそうですね。蓮見の性格的にも事務部や営業部等が最適そうだと感じていたので私は特に異論等ございません…!
↓以下、返信でございます。)
普通の人以上には触っていましたね、俺が就いていた会社がちょっと人数不足で…。そのせいで倒産しちゃったんですけどね。それでここの会社で新たなソフト機能を導入していなければある程度は進んで取り組めるかな……って思ってます。
(前に働いていた会社では営業課で客人に自分達の製品を売り込む仕事していた反面、事務部の人手が足りず致し方なく他の部署からも応援に出ていたらしく、彼もそのまた応援に出ていた内の一人。根っからの事務作業を行い年数を積んで来た彼らと比べてしまうとまだまだ伸び代はあるが、初めてパソコンに触れると言う事では無い事を説明して)
(/じゃあお互い様?という事でゆったり寛容に行きましょうか。
そうなんですよー…座れる時間が多い方が良いかなと。ありがとうございます。ではこのまま続きを書かせて頂きます。蹴り可)
…そうか、それは大変だったな。うちの部署は“助け合い”がモットーだから、その辺りは安心して大丈夫。仕事内容的にそこまで難しい作業は無いと思うけれど…じゃあ、午前中はこのまま昼食休憩まで使用可のロッカーやデスク、その他社内の案内をする時間に当てて、午後は俺のパソコンを使って、シミュレーション…手並み拝見といこうか
(想像していたよりも相手は大変な環境で仕事をしていたらしい。その気持ちや仕事ぶりに共感する様に言葉を発すると、この後の予定を脳内で組み立てて。本当は時間と内容を予め決めてそのスケジュール通りに進めていかなくてはいけないのだが、今回の採用者は彼1人。それ故に大きな研修会を開くまでも無い。だから今の時間も“新人研修”と銘打ってはいるが、要は彼と自分が仕事と職場での距離感を憶える為だけの時間である。話し終えると、広げていた書類をまとめてゆっくりと立ち上がり個室から出ようとして)
(彼からの会社での考えや今日一日の動きについての説明を相槌を打ちながら聞き入れ。話が終わると早速先程話していたスケジュール通りに動こうとし始める彼に合わせて自身も椅子を引いて立ち上がり。両手に抱えて重たそうに書類を持ち上げる彼の姿が目に入り、元はと言えば自分の為に制作してくれた資料だと考えて彼の元に駆け寄り手を差し伸べて)
俺がその資料持ちますよ。一水さんは身体を第一に、この前の倒れた時本当に心配したんですからね。
(/祝100レス!今後とも薬寺と背後をよろしくお願い致します!)
ん、そうかい?あぁ…あの時は本当にありがとうな…じゃあ、お言葉に甘えさせて貰おうか。…よろしく頼む
(この間の事を持ち出されると断れず、差し出された手に持っていた資料を手渡す様にし。実際の所、彼を個室に招き入れた時から少し胃に違和感があり、その気持ち悪さから彼に気付かれない様にずっと胃を摩っていた。今までの経験からして比較的胃に空間がある午前中にこの状態は起こり易く、嘔吐まで至らずに悪心が長く続くので地味に辛い。この状況を彼に伝えるタイミングがあるとすればこの後の昼食休憩の時間だが、果たしてそれまで保つだろうか…?歩いている内に先程の嬉しさを隠し切れていない表情から一変徐々に落ち着きが無くなっていき、嘔吐前特有の空咳が混じり始め。そうしていつもくぐっている扉が見えると、入って中を見回し)
…ここ、が俺達の仕事場で、え、っと…っ、けふ、っ、俺のデスクは…右から1番目…蓮見くん、のは…その、奥隣り、…
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