吟遊詩人 2024-11-24 08:29:34 |
通報 |
◇ プロフィール例 ◇
名前:ジャバウォック( 個体名なし )。略称でバウと名乗る。
年齢:約35000歳
身長:人間形態→189cm、竜形態→25.6m。
容姿:
人間形態→見た目は20代後半。黒髪の緩めウルフカットで、前髪の隙間から見える瞳は揺らめく蝋燭の蒼色。鋭い眦は愉快そうに歪んでいる。犬歯は牙のように先端が尖っており、口自体が大きい。顔の作り自体は野性的に寄り捕食者の雰囲気を醸し出す。服装は黒地のフロックコートに糊の効いたシャツ、合わせて暗い色のベスト、ネクタイ、磨かれた革靴ときっちりした礼装の姿が基本。自在に取り出すステッキは自身の尻尾だと言って憚らないが、尾の感触とはまるきり違うつるりとしたスネークウッドの手触り。礼服の上からでも分かる体格の良さは折り紙付きで、上からぐぐっと見下ろすようにして顔を近づけるクセが有る。
竜形態→大きな瞳の中で蒼色がチリチリと燃え盛っている。顎は鋭く口内を開けても閉じてもニヤニヤと笑っているような雰囲気。額に2本の角が生えており、よく見れば先端がくるりと捻れている。身体は暗緑の硬い鱗で覆われており腹の部分のみが白い。鉤爪は額の角と同色同素材のようでやはり先端が捻れる。めったに広げることのない翼は真っ黒、全体的にちぐはぐさと奇妙さ、薄気味悪さが漂う雰囲気の大蜥蜴。背には着古した衣服が何着か翼の出っ張りに引っ掛けられているが、人間時に身に着けているものではない。本人曰く衣装である。
性格:楽しさを第一に追い求める愉快犯。何よりも人々の喧騒を好みその感情の中に身を置きたがる。自身もその喧騒の一部として負けじと多弁を弄すのが常、何よりも話好き。一方気紛れな気分屋でもありその時々に応じて証言が変わるため、本心が分かりづらい。人々に対して好的な態度ではあるが、齎す結果が大概災厄になる上にそのことを何ら気にしていない。更にお気に入りに対しては何が何でも執着する厄介な独占欲を抱く傾向にあり、満足するまで囲い込む厄介者。
罪状詳細:鳴声には混乱効果を齎す作用が含まれている。王国の路地裏で、あるいは小さな家の屋根裏で、または窓辺に潜んで、はたまた気まぐれに講壇に立った街頭演説で、人々の耳の中に錯乱を仕込んだ。対策されていれば簡単に防げるものではあるが、なまじ被害者が可視化しづらいため悪行の発覚は遅れ、気付いたときには既にクーデターが勃発。鎮圧完了の際には多数の犠牲者を出した。生き残りの者の話では、ある音を聞いたときから膨れ上がる感情の制御ができなくなった、と言うことだった。
特筆事項:戦闘能力はさほど高くないが、戦には場馴れしている。基本的な身体能力は良く言えば大体の事柄を卒無くこなせる、悪く言えば器用貧乏。自身の武器が鋭い鉤爪ではなく舌だということを自覚している。瞳に住む炎は感情によって揺れの大小が決まり、どうやら混乱の能力に多少の影響を及ぼしているらしい。
ロルテ:よ……っ、と。( 二本足で大地を踏み締めたのはおよそ五十年振りの今日、草木の奥を見通した視線の先にあるのは粗末な白亜の殿堂。暗緑が茂る森の中では当然よく目立つその建物は、匂いの元を辿った先にあったもので。ヒトの身体の重さに自身の脳を慣れさせながら、これまた人間の眼をぐるりと回し腐葉土を散らして歩く。眼前の白はもうすぐ其処、ようやっと感覚を掴んだ足に一つ頷きを残すと前触れ無く後ろへ一回転して宙に浮き、後ろ手を組んで脚を交差させ。気楽な姿勢で空中に浮かんだまま白壁の外装に呼びかけて )よ、ハジメマシテのご近所さーん。出向いてやったんだから、ワインの一杯くらい馳走になりてえな。
トピック検索 |