スチールドッグ 2024-11-08 03:21:31 |
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(/ >8の者です。プロフが完成しましたので提出させていただきます。かなり時間がかかってしまい申し訳ありません。不備や不足、問題などがありましたら遠慮なくご指摘ください)
「これが夢なら良いのにって、ずっとずっと思っています。夢なら、いつかは必ず目覚められるでしょう?」
[名前]エフィミア・エルガファル
[年齢]16
[性別]女性
[所属] 黎明の騎士団
[出身と種族]
土着民、人間
[容姿]
黒髪のセミロング。碧眼の垂れ目で、うっすら隈がある。顔立ちは年齢にしてはやや幼めだが、その表情には翳りが見える。身長は151cm程で、小柄な体格。
服装は黒色で装飾の無いシンプルなデザインのワンピースに加え、腰にベルトを巻き、それらの上に深藍色でフードの付いたローブを着用している。ローブは補修跡が所々に存在し、傷や汚れがかなり目立ってきている。
[装備]
ルミナススタッフ:魔法を学び始めた時、父から貰った杖。魔法を制御し、精度や効力を高める。長さは約160cm。先が半円状に曲がっており、その中央に紅色の宝玉が固定されている。杖が無くても魔法自体は使えるが、力を引き出す為には杖が必須。
ポーチ:幼い頃に母が作ってくれたポーチ。腰のベルトに着けている。頑丈な作りで、多少粗雑に扱った程度では破れない。
工具:ドライバーやペンチ、スパナやハンマーなどの工具類。スクラップを解体したり、使えそうな部品を回収したりする時に使う。普段はポーチに収納している。
シャベル:園芸用の小さなシャベル。錆が目立ってきている。ポーチの中に収納している。
[魔法]
土魔法:土や岩、鉱物を操る魔法。元は園芸用の魔法だが、土を散布した目眩しや岩を砕いて無数の礫を放つなどある程度は攻撃にも転用できる。しかし精度も持続力も低く、期待は出来ない。
回復魔法:傷を治し、痛みを和らげる魔法。傷が深くなる程魔力の消費量や治癒にかかる時間が増大する。当然ながら義体は治せない。効力を発揮するのは外傷のみで、病気に対しては気分が少し良くなる程度の効力しかない。
攻撃魔法:黎明の騎士団に所属した後、必死の努力を重ねて習得した魔法。魔力そのものに物理的な性質を持たせて放つ事が出来る。レーザーのように撃ち出したり、刃にして放ったり、壁を作って簡易的な盾にするなどある程度の応用が効く。
[備考]
黎明の騎士団の魔術師。気が弱く若干の人見知りだが心優しい性格。誰かの助けになる事にアイデンティティを感じており、仲間は勿論会ったばかりの他人であっても困っているなら助けようとする。
両親は共に魔術師であり、彼女はその一人娘として誕生した。両親は穏やかで優しく、そんな二人に育てられた彼女も優しい人間として育つ。8歳の誕生日をきっかけに、彼女の方からねだった事で両親から魔法を教わる事になった。特に彼女が興味を示したのは土魔法と回復魔法であり、それぞれ作物や花を植えるための土壌を整える魔法、怪我をした人を癒す為の魔法として活用し、徐々にその腕を磨いていった。
両親には及ばないとはいえ魔法がそれなりに身に付き、土魔法を活かした花屋を開きたいという将来の夢が徐々に定まってきたある日。突如としてM&A社の襲撃が始まった。彼女の住んでいた地域は丁度M&A社が最初に襲撃を開始した地点であった為、まともな抵抗も出来ずに蹂躙された。両親の死に物狂いの奮戦によってどうにか逃げ果せる事ができたものの、優しかった両親、帰るべき家、愛おしい日常、その全てを僅か一晩で失ってしまう。
その後は放心状態で彷徨い、精魂尽き果てて倒れてしまう。しかし運良く黎明の騎士団の者に発見・保護され、そのまま黎明の騎士団に身を寄せた。
生来の性格と両親の教育により誰かを傷付ける事に抵抗を感じ、特に殺害には強い忌避感を示すが、企業の兵士と戦う際には全てを奪われた憎しみに加えて「あいつらは人間じゃない。だから殺してもいい」と自分に言い聞かせる事で忌避感を無理矢理抑えつけて戦う。だが完全に割り切る事は出来ないようで、たまに殺した人間の悪夢を見る事がある。
彼女はいつも「これはただの夢なんだ。次に目が覚めたらそこはおとうさんとおかあさんのいるあの家なんだ」と願いながら眠る。しかし次に目を覚ませば、そこは瓦礫や廃材ばかりで微塵も温かさを感じない世界であり、もう優しかった両親はいない上に毎日が楽しかったあの日常に戻る事は決して無い。そんな現実に絶望しつつ、寝床から体を起こして支度をする。それが彼女の日課である。
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