匿名さん 2024-10-01 22:01:51 |
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『うん!できるできる!ダレが来ても、だいじょーぶ!』
(危うく追い出されそうになっても味方をしてくれる彼女に応えるように自信満々に大きく頷く。優しく賢くとっても可愛らしい命の恩人の為なら、どんな事でもやってのける。一方で彼女に上手く丸め込まれ、今にもギリギリと歯軋りする音が聞こえそうな狩人。言いたい事は山程あるが彼女がそれを望むのであれば受け入れるしかないとグッと飲み込み「今回だけだ。」と了承する。此方の返事は予想通りといったように急かされれば、呆れ顔で返事をし、最後に狼には睨みを利かせて指を刺し。)
「分かったから、そんなに急ぐと転んで怪我するぞ。昔からそうなんだから…。そうだ、何か余計な事すればすぐに分かるからな。大人しく留守番してろよ。」
(彼女直々に家の門番に任命された狼には指をさし睨まれようが痛くも痒くもなく、寧ろ彼女に言いくるめられる狩人が面白く嘲笑うかのように口角を上げて『はぁーい。』と返事をする。そしてすぐに彼女の方を向けば、だらしなくデレた笑顔でお見送りの言葉を送って。)
「ルージュ、いってらっしゃーい!イイコでまってるからね!」
いってきまーす!
( グレイを1人残し我が家を後にする。なんだかんだ甘やかしてくれる隣を歩く彼を見上げて、「 なんでそんなにグレイに当たり強いの? 」と率直な疑問を投げかける。出会ったときからそうだったのか、それとも一緒にいるうちに厳しくなったのか、何も思い当たる節がなかった。というか、気にしたこともなかった。不思議そうに小首を傾げて彼をみる。話しているうちに市場に到着すれば、まず真っ先に行くのは食材売り場。帰ったらきのこグラタンを作ると約束をしたため、その食材を調達する他、数日分の食材もポンポンとカゴへと入れていく。途中、絶対にいらないだろ、と言わんばかりの甘いホールケーキをぶち込む。本人も無意識なところがまた罪であるが )
美味しそうなものいっぱいねーー!
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