匿名さん 2024-09-14 23:46:47 |
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どうも怖がりなお嬢さんです!
お兄さーん!中々時間がとれず挨拶が遅くなってしまってごめんね。最初が肝心なのに躓いてしまって申し訳ない。私がお兄さんの捜し人でひと安心したのでこれからどうぞ末永くよろしくお願いします!
とりあえず挨拶はこんなものかな?
最初はお兄さんとゆるゆる雑談から始めて慣れてきたら版権へ変更という流れを想像したけど、まず最初はわたしたちがどんなキャラクターか話し合い、あのプロフィールに少し肉づけして手を加えればいいかな?
大丈夫大丈夫、気にせんで。元気な「お兄さーん!」の声が聞けて何よりじゃ。むしろ忙しいところ来てくれてありがとうね、こちらこそよろしくお願いします。
あー!そうそう、それが言いたかったんよ。その流れ。先に僕らの設定話し合っとこ。雑談する上で何かしらの接点いうか、つながりあるほうが話しやすいやろうし。例えば今のお兄さんお嬢さんの関係を崩さずいくんやったら、ありきたりかもしらんけどアパートのお隣さん同士とか。あとは、実は僕が妖怪だかなんだか訳ありの男()で、道端で倒れとるところをお嬢さんに拾ってもらったとか、ファンタジーっぽいのもおもろそうやなと思ったり。
この他に希望の設定があれば遠慮せんと言うてね。お嬢さんのやりたいことも聞かせてつか。
わー!そう言ってもらえてほっとした。お兄さんだって忙しい時や体調悪い時は無理しないでね? プライベートも大切にして、もしもの時はそちらを優先してほしいな。わたしはゆっくり待つの好きだから、ちゃんと待て!できるよ!
えっ、お兄さんがわたしの好きを熟知してる!? お隣さん同士とか、ワケあり設定大好物だってまだ教えてないのに!これが噂のとぅんくね!
お隣さん同士の設定で面白そうだな、やってみたいなと思ったのはお兄さんはとある人気ホストクラブのナンバーワン。会う時間はまちまちで昼間の時もあれば夜や深夜。服装も会う度違っているのでいつしか気になる存在に。方言で話すホストクラブのお兄さんってカッコいいな!
もうひとつは今巷で大人気でテレビで見ない日はないほど有名な俳優のお兄さんが実はお隣さんだった!?というのもいいな。
お兄さんどうしよう!どちらも良くて迷ってます。
ワケありだとお兄さんは実は獣人(犬・狼・猫などなどお好みで)で外見は人間と変わらない。何かのタイミングで耳や尻尾が突然現れてしまって正体を知ることに。
ある日の仕事帰り、道端で倒れていた獣人のお兄さんを発見。家へ連れて帰り数日介抱するとやっと目覚め、わたしの存在や見知らぬ場所にビックリした拍子で耳や尻尾が!というのはお兄さん的にどうかな? 妖怪や人ならざるものという設定も好物だからお兄さんがお好きな方で!
ワケありお兄さん拾われるシリーズ()だとお兄さんは有名な御曹司だけど、わたしは世間のことは疎いので何も知らない。
御曹司のワケありお兄さんは実家から家出したり等、とある事情で存在を隠すために髪型や外見を変えて別人に為り代わる。わざと記憶喪失を装う。本当に記憶喪失になってしまい、暮らしていくうちに記憶を取り戻すも黙っているというのもいいな。
空腹や何かしらの理由で道端に倒れているお兄さんを発見。性格ゆえに見逃すことができなかったのか、部屋まで連れて帰る。そこから不思議なワケありの共同生活が始まって、親しくなってきた頃にお兄さんが御曹司だということをひょんなことから知ってしまい……といった物語。
今の関係を崩さずに進めるとしたらこのような設定はいかがかな?語彙力皆無だし説明が下手なのでわかりにくかったらごめん!
お兄さん側からこんな設定はどうかな?とかここの設定はこうしてみるのはどうかな?等追加点、変更点、アドバイスがあったら遠慮なく言ってね!
お気遣いありがとうございます。お互い無理のない範囲でやってこな。お嬢さんも疲れて余裕なかったり、読みたい本があったり、なんか筆がのらんなーって時があったりしたら、ゆっくり休んでやりたいこと優先して構んからね。一人で版権の練習して待ってるわ。(寂)
うわ!お嬢さんアイデア豊富過ぎるやろ、いろいろ提案してくれて助かります。挙げてくれた設定どれも面白そうじゃけ、こん中から絞るん難しいなぁ。
…んー…どうするか悩むところやけど、”ワケあって家出中の御曹司”って設定がいちばん動きやすそうやし、お嬢さんと長い時間一緒に過ごせそうな気がする。(怖)
後継者として家に縛られるんが嫌で、家出同然で放浪の旅に出たはいいものの、どこかにお財布落としてしもた挙げ句に空腹で倒れとるところをお嬢さんに助けてもらって、成り行きでしばらく一緒に住まわせてもらうことに。身バレ防止のために記憶喪失を装いつつ、家に住まわせてもらうお礼として家事を引き受けたり、用心棒したり、人生経験積むの兼ねてカフェの店員なり探偵なりホストなり他にもいろんなアルバイトしてお金も稼いでいこかなと。… どうやろか?
それから年齢はなんとなく24~27歳くらいを想定しとる。あ、ちなみに今のこの雰囲気やと僕のほうが歳上っぽいけど、実はお嬢さんのほうがお姉さんでも全然ええで。未成年でなければ何歳でも大丈夫じゃけぇ。
あ!そうそう。版権と言われて思い出したのだけど、お兄さんがやってみたい版権の作品聞いてもいいかな? お互い知っている作品もあれば知らない作品もあるだろうからさ、知らなかった作品は勉強も兼ねてリサーチしておこうと思って!
設定は”ワケあって家出中の御曹司”に決まりだね。 お兄さんと長く過ごせる設定でわたしはとても嬉しいよ!(歓喜)
仕事帰り最寄り駅まで迎えに来てもらったり、用心棒してもらえると心強いな。身バレ防止で変装しつつお金稼ぐために色々な仕事するのいいね。応援するよ!お兄さん話上手だから女性も楽しくなって案外ホストとか向いてるかも!?
わたしの方がお兄さんよりも歳上という設定面白そうだから採用!わたしはそうだな……お兄さんの年齢にもよるけど25~30歳くらいにしようかな? 職業は残業が少ないホワイトな企業に務める事務職OLという設定で!
お兄さん側から他に相談して決めておくことはあるかな?
葬送のフリーレン / ONE PIECE / 僕のヒーローアカデミア / らんま1/2 / 魔入りました!入間くん / 鬼滅の刃 / ゆるキャン△
やってみたい作品を上にざっと挙げてみたけど知っとるのあるかな?あと僕もお嬢さんのやりたい作品や好きな作品知りたいけぇ教えてつかさい。時間あるときに勉強するわ。
うん、仕事が終わる頃に毎日迎えに行きます。ほんで変な虫がつかんようにしっかりガードするけんね、任せてよ。てか僕がホストになるのお嬢さんの方が乗り気な気がする…。お金になりそうやし働く言うたのも僕やけど、なんか複雑。(笑)
お嬢さんがお姉さんね、職業も了解しました。じゃあ僕は大学院を出たばかりの24歳フリーターになります。…ってこれ文字に起こすとやばいな、まるでヒモ。よう拾ってくれたな、こなな得体のしれん男を。(しみじみ)
相談いうか、次レスで向こうに載せたプロフィールに肉付けしたものを載せようと思うんやけど、もし苦手な要素とか追加して欲しい要素があれば参考にしたいけん教えてほしいです。ちなみに僕は今のお嬢さんの明るい雰囲気が好きじゃけん、特に追加してほしい要素とかはないかも。
ここまで長なったけど、適当に蹴ってもろてええけんね。負担にならんようにいうか、お嬢さんのやりやすいようにしてつか。
鬼滅の刃 / 夏目友人帳 / 恋せよまやかし天使ども / 村井の恋 / 薬屋のひとりごと / うらみちお兄さん
お兄さんが挙げてくれた中だと知識がちゃんとあってできそうな作品は鬼滅の刃でした……少なくてごめんね。他の有名な作品はアニメ視聴したりして知識を学んでくるよ!らんま1/2は再アニメ化決定したのでまた人気になりそうだと予想!
わたしの方はお気に入りだったり知識もあって、似非にならないであろう作品を挙げてみたよ!何となくやタイトルだけでも知っている作品があればいいのだけど。(焦)
お兄さんという強力なボディーガードが毎日駅まで迎えに来てくれると思ったら上機嫌でお仕事頑張れそう!帰り道に「今日は何食べたい?」とか何気ない話をしながら歩くの好きなんだよね。たまーに奮発して仕事帰りに外食してお酒呑んだり。お兄さんとだったらそういうのも楽しめそうだから、お酒呑んで酔ったらどうなるんだろう。気になるな~!(妄想)
年齢と職業了解だよ!これも何かの縁だからどんな人物であろうと関係なく、わたしはお兄さんとこれからどんな生活になるのか今からとても楽しみでいるから!
自己紹介についてもあのままのお兄さんに惹かれて声を掛けたので、追加や変更などわたしの方からもないよ!お兄さんが今後の物語に関わってくる要素などあれば追加でこっそりとお願いします!
名前:漆原 莉香 ( うるしばら りか )
27歳 / 女 / 目鼻立ちはっきりした顔立ち / ダークラベンダーアッシュのロングヘアを気分でヘアアレンジ / 二重のややつり上がった目元 / 160cm / 私服はカジュアルから大人フェミニンなど幅広い / 楽観的だが物事をよく考えて行動している / 意外に気遣い上手 / 暗闇と雷が苦手で怖がり / 視力は悪くないがたまにファッションで伊達メガネ / 猫が好き / 標準語しか話せないのもあって方言に強い憧れがある
わたしの方からも大変だったら適宜省いてお兄さんの負担を減らしてねー!と言おうとしていたところだったからありがとう。名前と年齢を追加して改めて載せてみたけどどうかな?
ゆうたら僕もアニメの知識しかないわ、鬼滅の刃。だけどもし良かったら、僕らの話が一旦区切りついたら鬼滅の刃から誰かやってみたいなって。にわかではあるけども。
お嬢さんが挙げてくれた作品は、だいぶ前に漫画読んだけど記憶消えとったり、アニメ観ようと思って未だに未視聴のままだったりするなぁ……こちらこそごめんよ。その中でも恋せよまやかし天使どもと村井の恋はタイトルも初見やったけん、どんな話なんか気になってちょっと試し読みしました。そしたらどっちも癖のあるラブコメでばりおもろい…!ラブコメ久しく読んでなかったけぇ新鮮やった。続き気になるし、時間作ってがっつり読んでみます。村井の恋は近々アニメもするみたいやけん楽しみやね。
成人してこのかた、お酒呑んで酔うたことないわ。そんな呑んだりもせんかったし。じゃけどお嬢さんと一緒やったら気ぃつけんとかんと飲み過ぎてしまいそうやな。あとなんとなく、お嬢さんはお酒飲んで笑い上戸になったと思ったら次の瞬間にはぱたっと寝てそうなイメージ。
早速追加したものを載せてくれてありがとうございます。さすが事務職仕事が早い。…ほんで僕より3つ歳上なんやね、莉香さん。今すでに楽しくやり取りさしてもらってますが、これからももっと楽しみです。改めてよろしくお願いします。
名前:伊集院 清正( いじゅういん きよまさ )
24歳 / 男 / 黒髪マッシュショート / 柔和な顔立ち / 垂れ目がち / 184cm / 私服はシンプルカジュアル系 / 穏やかな性格 / 知的好奇心高め / おっとり / 面倒見◎ / 人懐っこい大型犬 / 視力が悪いため普段はコンタクト着用 / 方言 / 何でもそつなくこなすタイプ
元々のプロフィールにちょこちょこ追加しつつ、僕の方もこんな感じでいこかなと。話していくうちに更新することもあるかもしれんけど一先ずこれで。
──で、よ。決めた設定ねじ込んでこのままゆるく雑談続けるのもええけど、折角やから一回仕切り直して馴れ初め場面やってみたいなとも思ってて…。莉香さんさえ良ければ。初回文はこっちで用意するけぇ、どうやろか?
お兄さんのお言葉に甘えて一旦区切りついた時、鬼滅の刃からお話ができたら嬉しいな。その時はお手柔らかにお願いします!
そして作品自体全く知らないとかではないからむしろありがとうだよ!
恋せよまやかし天使どもは3巻まで発売中で4巻が12月発売予定なのでよろしければぜひ!村井の恋は全7巻。LINEマンガで番外編(恋外伝)連載中。恋外伝は9月13日に上が発売されたのでこちらもぜひ!どちらもわたしのおすすめですぞ。とちゃっかり布教活動してしまって失礼しました!
あー!納得。纏う雰囲気からしてお兄さんお酒強そうで、顔も赤くならなそうだから羨ましいなー!わたしは呑みすぎるとおっしゃる通りの状態になるので、呑む時はペースや量を気をつけているよ。酔ってお兄さんに介抱してもらったり迷惑かけてしまったら申し訳ないからね。
いえいえ。こちらこそこれからどうなるのか楽しみだし、お兄さんのフルネームは高貴な感じで御曹司の雰囲気が伝わってきてとてもかっこいいよ!プロフィールは後々更新することがあるというのも了解です。頭に入れておくね!
仕切り直して馴れ初め場面から始めるというの賛成です。その前にひとつだけいいかな?
お兄さんの名前についてなんだけど、身バレ防止の観点から最初は本名ではなくて偽名使用する予定でいたかな?
今回も長くなってしまったので申し訳ないのもあり、清正くんの負担になるから上記は省いてもらって名前についてのお返事だけもらえたら、早速始めようか! 楽しみに待ってるね!
あ!確かに名前のこと相談してなかった、指摘してくれてありがとうね。なんかのきっかけで僕の正体が莉香さんにバレるか、もしくは莉香さんに嘘ついとることに耐えられんなって自ら正体を明かすまでは記憶喪失のフリするけぇ、かろうじて覚えとるという体でニックネームだけ伝えようかなって考えてました。どうやろか?
あと投稿する際の名前欄も、話の進み具合によって変えていこかなと思っとんやけど分かりにくいかなぁ。…まぁ、やってみて変なかったらやめるわ。(雑)
話すの楽しいけん全部返したいところやけど、今はお言葉に甘えて蹴らせてもらいます。1つだけ言うとくと突然の布教活動めっちゃウケた。饒舌になるし。(笑)やけど参考になりました、ありがとうございます。どんどん布教してつかさい。(蹴り可!)
ほんだら早速初回置いときます。お嬢さんの自宅の最寄り駅に倒れとくので拾ってもらえたらと。普通やったらこんなヤバそうなやつスルーしそうなもんやけど(おまいう)困ってる人は放っておけんタチとか、お酒飲んどって変に気が大きくなっとるとか、失恋したばかりでハイになっとるとか(?)どうにか絡んでもらえると嬉しいです。(切実)
今回は初回やからちょい長めになったけど、やり取りに慣れてきたらもう少し短くなると思う。莉香さんも長さに拘らんと豆ロルとか使いながらやりやすいようにやってもろてええからね。それと描写の中で分かりにくい箇所あったら遠慮せんと言うてな、修正するわ。
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( この世で1番恐ろしいもの、それは空腹かもしれない。とある駅の出入り口付近から少し離れた場所にぽつんと設置されている自動販売機の横あたり。辺りは既に薄暗く、うっすらと輝きを放つ星の下、人通りも少ないその場所で。必要最低限のものしか入っていないザックを背負ったまま地面に突っ伏し、空腹の恐ろしさを身を持って感じていた。それはもうひしひしと。大事な財布が無くなっていることに気が付いたのは今から2時間程前、夕飯を買おうと激安スーパーに寄った時である。きっと何処かで落としたのだろうと、来た道を戻ったり立ち寄った場所を探して回ったが一向に見当たらず、そうこうしているうちに空腹感は増し、いよいよ動き回るのにも疲れてしまった。挙げ句、気付けばこの場所で倒れていたという。さて、これからどうしたものか。全身で地面の冷たさを感じながら、堪らず弱音をぽつりと溢して )……お腹すいたなぁ…。
返事が遅くなってしまったのと、わたしも初回のお返事なだけあって長々となってしまった謝罪をしたく。
名前に関して承知しました!話の進み具合によって変えていくというの凄くいいと思うよ!偽名から本名で投稿してくれた時、わたし絶対喜んでそう。と言ってみたけど、清正くんがやりやすいのが一番だから!
布教活動してから引かれちゃったかな?と心配していたけど、笑ってくれてよかった!清正くんからも何か布教活動があれば喜んで聞くからね!(にっこり)
かなり長くなってしまったので読むのが大変だったよね。ごめんなさい!
こちらこそ描写の中でわかりにく箇所や苦手な部分があったら直すので遠慮なく指摘してね!特になかったらこの部分は気にせず省いてくれると嬉しいです。
最後に。途中で今後の展開相談や何かあったら遠慮なく声かけてね!
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( 本日は心置きなく遅い時間まで夜を楽しむことができる金曜日。もちろん残業はなく定時で終わらせ、労いの言葉を軽く交えてから軽い足取りで退勤し。職場近くには値段の割に新鮮な野菜や肉を扱ったスーパーがあり、定時に帰れた時はお世話になっているお店だ。入店するなり早速入口付近の惣菜コーナーから漂う香りにつられて足は自然と其方へと動き。夕食の時間だけあって値引きシールの貼られたお惣菜類が陳列台に少しずつ並び始めていた。一瞬だけ購買意欲に駆られるも野菜類と冷凍用の肉類をまとめ買いすると決めていたのもあって何とか堪えることに成功し。無事に買い物を終えエコバッグを肩に担ぎ電車を乗り継ぐこと30分。最寄り駅へ到着する頃には辺りが薄暗くなっており、夜空には星が瞬き小さな光を放つ。駅前にコンビニやお店はなく街灯の光だけが頼りで自販機の近くを通り掛かった時、遠目から違和感に気付く。自販機から漏れる僅かな光に照らされ、それが人の脚のような何かだと推測し。普段であれば恐怖を感じるとどうにかして逃げようとするのだが、人が倒れているのなら人命救助が最優先だと責任感から駆け足で自販機へ。近付くとはっきり人間が地面へ倒れていると認識でき、人間なら尚更大変だと慌てて。意識がないものだと思い込んでいるのか地面へしゃがみこみ、目線を合わせるため顔を近づけ「大丈夫ですか!? お名前わかりますか!」片方の肩を軽く叩きながら意識確認から始めて。救命講習を習った時のことを思い出しながら話しかけ続け、心音を確認しようと心臓の辺りへ耳をぴたりとあてて。 )
──…よかった。心臓は動いているみたい。
謝らんで大丈夫よ、こちらこそ返信ペースゆっくりめやし。毎日お疲れ様です。
名前についても快諾してくれてありがとうね。ほんだら暫くの間、本名は伏せてやり取りさしてもらいます。どういうキッカケでバレるかはまたその時きたら相談さしてな。
え、ほんま?そんならしよかな布教活動。…ということで今回は(!)ゆるキャン△をおすすめしたいなと思います。ゆうて僕もアニメしか観てないんやけどね。観たらばりキャンプしたなって、気付いたら道具揃えてキャンプにハマっているという恐ろしい作品です。僕は自然の中で食べるカップ麺の美味しさに気付けました。あと登場人物のゆるい日常にも癒されるんで、機会があればぜひ観てつかさい。
諸々了解しました、丁寧にありがとうございます。じゃあ物語が一区切りつくまでこっちは一旦引っ込むけん、適当に読み流して全部蹴ってええよ。相談したいことがあったら出てくるわ。ほなまたね。
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( 遠くの方で誰かの声が聞こえた気がしてうっすら目を開けると、見覚えのある赤い自動販売機がぼんやり視界に入った。どうやらいつの間にか寝てしまっていたらしい。地べたで寝たせいか頭が、いや全身が鈍く痛む。すると不意にあまい良い香りがふわっと鼻腔を掠め、同時に胸元に重みがかかった。みると全く見ず知らずの女性が己の胸に耳を押し当てている。気付かなかった、どういう状況だこれは。あ、もしかして生死確認されてる?それなら先程聞こえた心配そうな声の主も彼女だろうか。慌てて上体を起こすと申し訳なさそうに声を掛け )
………すみません。気付いたら寝よったみたいで。
( 地面へ横たわっていたはずの身体が動くのが分かると直ぐに離れ、申し訳なさそうな声に対して反射的に頭を垂れる形になって「 い、いえ! こちらこそ倒れている人を見つけたらつい、反射的にからだが動いてしまって。 何処かお怪我はありませんか? 」謝罪した後に顔を上げてから初めて相手の顔が視界に映り込む。薄暗くて正確に顔の判別はできなかったが、パッと見た様子と声から男性だと認識する。倒れていた位なので何処か身体が悪いのであろうか。急な発作で倒れることだって日常的にありうる。とりあえず彼の身体を気遣うと人気のない、薄暗くなってきた路地でずっと会話しているのは危険だと結論付けてからゆっくりとした動作で立ち上がる。何処か怪我していることを想定しつつ彼の方へそっと右手を差し伸べ )
暗くなってきましたし、一先ず場所を移動しませんか? 怪我していたら早く手当しないと!
ほんま、びっくりさせてしもてすみません、声掛けてくれてありがとうございます。いつから倒れとったんかよう覚えてないけど、怪我とかはしてないけぇ多分大丈夫……、っあ、
( 財布を紛失し、終いに空腹で倒れていました、なんて。あまりにもお粗末過ぎる。こんなに己を気遣ってくれているのに、倒れていた理由がくだらなくて本当に申し訳ない…。せめてこれ以上心配はかけまいと、疲れを見せないように笑顔を取り繕い、此方に差し伸べられた華奢な手を力なく握り返す。そうして人の良さそうな彼女の手を借りてゆっくり立ち上がった瞬間、ふらっと視界が左右に揺れた。疲労と栄養不足による立ち眩みか、身体が思うように言うことを聞かない。見る間に体勢を崩し、ちょうど目の前に居合わせた彼女の肩にぽすんと頭を預け、正面から凭れ掛かる形になってしまって。更に追い討ちをかけるように、我慢の限界を迎えたらしい腹の虫がぐるるるる…と盛大に不満を訴え )
……重ね重ねすみません。大丈夫じゃなかったみたいです。この通りお腹空き過ぎて…、力、入らんくて。
( 伸ばされた手を握り返されるも手には力が入っておらずそれに気付いたのか、心配そうに見つめながらほんの少しだけ握る手に力を込めて。彼が地面から立ち上がり足をつけた瞬間、急に身体がふらついたことに驚き突然のことでタイミングが遅れてしまい。慌てて身体ごと確り受け止めるも彼女の肩に凭れかかる様な体勢で納まってほっとしたのも束の間、何処からか音が聞こえそれが彼の腹部からの訴えだと理解させられると緊迫した空気が一気に和み。笑ってはいけないと頭で理解しつつも気が抜けてしまったのか優しく微笑みかけ、肩に背負っていたエコバッグを背負い直し。初対面の相手に失礼だと思っているが癖なのか、彼の頭を優しくぽふぽふ数回撫でてしまい。空腹を満たしてもらうには先ず移動するのが先決である為「お兄さんのお腹がそれ以上訴えかける前に何か食べないとね。この近所に私の住んでいるマンションがあるから、とりあえず私の部屋へ移動しましょう?」彼へとある提案を勧めると次に、不審者でないと証明するため氏名を明かして安心させようと試み )
名乗るのが遅くなってしまってごめんなさい。私は“ うるしばら りか”という者で、怪しい人ではないのでご安心を!
えっ……、えっほんまに言うてる??
( 不可抗力とはいえ今のこの有り様…いかにも怪しい男が細身の女性に寄りかかっている状況は完全に変質者のそれである。どうみても怪しいのは此方側、訴えられてしまえば勝ち目はない。しかし訴えられるどころか寧ろ頭をぽんぽんしてもらった上、部屋にまで招待されるという不思議展開に発展。驚きのあまり束の間疲労と空腹を忘れバッと面を上げると、自動販売機の弱い灯りに照らされた“ うるしばら りか ”と名乗るお嬢さんの顔を改めて認識し。そして彼女の思いやりに溢れた言動や懐の深さを有り難く感じる一方で心配する気持ちもあり「いや僕としては有り難い話なんですけど…、こんな変なやつ家に呼んで大丈夫ですか。」と複雑な心境で言葉を続けて )
先生に会いたくて来ました。ということで、突然ですがクエスチョン。もしかして僕は完全に振られたのでしょうか?それともヒトトセの方が忙しいのでしょうか。(?)
後者なら、活動に水を差すようなことを聞いてしまい申し訳ありませんでした。この場所は僕に任せて活動に専念してください。こんな感じで適当にキャラ練習して待ち続けます。前者なら……それは。…それはそれで仕方ないと分かっています。とても辛いですけど、先生の気持ちは先生だけのものだから。僕にはどうしようもないので。でも僕はこの恋を諦められない。たとえ何回振られようと、僕ではなくヒトトセのことが好きだろうと、諦められないんです。初めてあなたが声を掛けてくれたあの時から。
好きです、先生。僕と結婚してください。
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