なりきり見守り隊員No.1 2024-09-14 17:07:02 |
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んしょ…ふぅ…
(朝一番に登校すると、たまたまクラス担任が一限のロングホームルームで使用する教材の準備をしているところに出会し、持ち前の真面目さから自ら進んで声をかけにいけば何か手伝うことはないか申し出ると、使用する冊子を運んで欲しいと言われ快く引き受けて両手で抱えて階段を登っていき、登り切ったところで一度足を止めて結構重いなと小さく息を吐いて)
んー…ぁ、いたいた!
(学校に着き始業までうろうろしていると、相手の後ろ姿が見え。何やら冊子の様なものを大量に抱えて階段を上っていくのが見えたのでこれは是非手伝いを!と後ろを着いていき。相手の足が止まった所で持ち前の元気さを感じさせる声で話しかけ)
会長ー!おはようございます!
わっ…!?び、ビックリしたー…伊依くんかぁ。おはよう、もう身体は平気なの?
(少し一休みしたのち、再び歩き出そうかというところで背後からなんの前触れもなく唐突に元気の良すぎるぐらいの勢いで声をかけられ、心臓が飛び出そうなぐらい驚き、手にしていた教材を落としてしまいそうになるが持ち前の体幹でなんとか踏みとどまり、安堵のため息をひとつこぼして声の主を振り返るとよく見知った顔で、優しげな笑顔浮かべ挨拶を返すと声の調子からもう心配はなさそうだが体調はもう良くなったのかと本人にも一応確認をして)
はい、もう大丈夫でっす!…あの…昨日は本当にありがとうございました!
(改めて相手の顔を見ると恥ずかしくなり声は小さくなりつつ、はっきりと礼を伝え。同時に驚かせてしまった事に申し訳なさを感じつつ、当初声を掛けた目的として相手の手伝いを申し出る事も含まれていたので『半分持ちましょうか?』と声をかけて請け負おうとし)
えっ?そうだなぁ…じゃあお言葉に甘えちゃおうかな
(こちらとしてはいつもと変わらぬ元気な姿を見せてくれたというだけで十分で、お礼なんていいのにと頬を緩めて。人懐っこい表情で手伝いを申し出る彼と両手で抱えるほどもある教材とをを見比べ、僅かに思考巡らせてからその提案を受け入れる事にして)
任せて下さい!小さいって言われがちですけど…腕力はあるんで!
(相手の許可を得たので早速、と教材を上から半分程受け取ると上記を述べ。本当は体力、と言いたかったが昨日の今日なので少し躊躇して敢えて腕力、と言い直した。自分が挨拶をした時の相手の表情がまだ脳裏に残っていて、こちらもにやけてしまいそうになり慌てて直し、話題を振って)
…これ、何に使うんですか?授業?
うん、一限目のロングホームルームで使う教材だよ。職場体験学習について話し合うの
(ちょうど半分ぐらいの位置で教材を請け負ってくれた彼に短くお礼もそこそこに、手元のそれについて教師から予め説明を受けていた内容を元に説明しつつ改めて目線落とすとその表紙には『職場体験学習について』と大きく書かれており。それから教室までの道中、ふと思い出したように足を止めると、隣を歩く彼へと顔を向けて「そういえば、話は変わるんだけど今日のお昼なんだけど何か予定あるかな?」ゆるりと首を傾げ彼に今日の昼休みの予定について尋ね)
そうなんですね…職業体験…俺だったら…警察署とかかな…憧れてるんスよ
(相手の返答から『職業体験』と聞くと自分の事も少し考えて上記を述べ。暫し並んで教材を運んでいると不意に相手から昼休みの予定はあるかと聞かれ。今日は弁当を作って貰わず購買で何か買おうと考えていたので、その旨を伝え)
特に予定は無いです。購買で昼食買った後でも良ければ、ですけど…何かお手伝いですか?
伊依くんの夢は警察官なんだ、責任感も強くて優しいしピッタリかもね。伊依くんの夢、応援してるね
(初めて教えてもらった彼の夢を聞けば感心し、責任感が強く今もこうして自分に親切にしてくれるそんな振る舞いを見ていれば適任かもねと肯定して頷くと、本気で目指すつもりなら応援するとにっこり微笑みかけて「お手伝いというか、昨日やる予定だった仕事を早めに終わらせておきたくて。正確には生徒会長の権限さえあれば進められるんだけど、副生徒会長の伊依くんに黙って色々動かしちゃうのも悪い気がして…あ、でも、お昼休み自由に過ごしたいなら私一人で進めても良いし、また後日にしてもいいんだけど…どうかな?」今日の昼休み、彼の予定がなくフリーなことがわかれば、本当であれば昨日やる予定だった生徒会の仕事があり、それらは生徒会長と副生徒会長も揃って進めたい案件である事を伝えて、改めて彼に選択肢を提示して)
っへへ、近所に住んでるお兄さんが警察官でめちゃくちゃかっこいいんスよ。色んな話も聞けて…自分ならなれるって言ってくれたのが嬉しくて、それから自分でも調べる様になって…
(相手から向いているという様な返答が聞かれたので、嬉しくてつい自分の事を話してしまい。生徒会の仕事の事を伝えられると昨日自分が相手を頼った所為で進められなかった仕事がある事を知り、それならば自分が手伝わない道理は無いだろうと深く頷いて続け)
そういう事だったら是非、同席しますよ。昼休み始まったらすぐに購買行くんで、その後生徒会室向かいますね!
ふふ、それじゃあより一層お勉強頑張らなくちゃだね?
(どうやら生半可な気持ちではなく、警察官になるため色々と考えているらしい、夢に対する想いを楽しげに語る様子を見れば、それならばと彼の成績などはよく知らないがまず何より優先して頑張るべき学生としての本分を口にして微笑みかけて「ありがとう、それじゃあ申し訳ないけどお願いね」突然の申し出にも関わらず快く頷き了承をしてくれた彼に謝意を伝えれば、そのまま再び教室目指して歩き出して)
そう、ですね!会長にも教えて貰っちゃおうかなぁ…なんて!…はい、昨日の分取り返すんで、なんでも言って下さいね!
(それならば一層勉強を、という相手には少し苦笑混えて答え。決して今の成績が悪いという訳ではないが相手の言い分は最もで、追うばかりでは夢は叶えられないと再認識した様子で。再び歩き出しふと時計を見ると朝のHRまで残り5分といった所だったのでそろそろ自分の教室に戻らなければと考えて。相手の教室に着けば教卓に教材を『ここで良いですか?』と確認しながら下ろそうとし)
うん、ありがとう。助かっちゃった、このお礼というわけでもないけど本当に勉強見てほしいなら、言ってくれたら付き合うよ
(教室へと到着すれば手に持っていた教材を先に教卓の上に下ろし、彼の手からも教材受け取ると自身が先においた教材の上に丁寧に角を揃えて重ね終えるとここまで付き合ってくれた彼へと改めてお礼を述べ。その別れ際、もし本当にそのつもりがあるなら夢の後押しとして一緒に勉強会をするのも吝かではないと、にこやかに提案して微笑みかけて)
どういたしまして!…そう、ですねー…今はそんなに難しくは無いんですけど、強いて言うなら数学かな…機会見て声かけますね。その時は是非、よろしくお願いします
(礼を言われるとにこ、と笑って返し。相手が勉強会の提案をしてくれている事には少し考えてから、今のところは大丈夫なのでまた折を見て声をかけると答え。再度時計を見ると『じゃあまた、昼に会いましょう。生徒会室で良いですか?』と最終確認をして)
うん、それで問題ないよ。それじゃあまた後で、授業遅刻しないように
(最後まで付き合ってくれた律儀で優しい彼へのお礼もそこそこに、投げかけられた問いかけに深く頷けば、こちらもチラリと時計を一瞥。少しばかりギリギリにはなってしまったが、軽く早足で戻れば遅刻はせずに済むことだろう、去り際の彼に手を振り見送ると自身も自らの席へ向かって。それから迎えた昼休み、3年の教室からほど近い生徒会室へと真っ直ぐに向かい)
よし…何とか間に合った…ん、おはよー…え、うん。ごめんな、もう大丈夫だから
(教室に戻ると少しギリギリで、クラスメイトに挨拶をしていると昨日メッセージの返信が少なかった事を指摘され、そう言えば顔色悪かったよなー、なんて言われれば苦笑しつつ上記を返し。無事に午前を終えるとチャイムと同時に購買に向かい、見事目当てのパンを買うことが出来ると中庭の自販機でお茶を買い、そのまま生徒会室へと向かって、満面の笑みでドアを開け)
失礼しまっす!無事目当てのパン買えました!!
本当?良かったね。それでそれで?伊依くんのお目当てのパンってなんだったのかな?
(明るく飛び込んできた声、やはり彼はこうでなくてはと、昨日までの体調面の不安を完全に払拭するような勢いに表情を綻ばせると、彼の定位置である席を勧めて。自身は普段、購買のパンなどは買わず弁当の持参が主のためあまりラインナップについても詳しくはないが、その口ぶりからして多少は購入するための競争率が高いものであることが伺えて、そのお目当ての品とは一体なんなのか興味を示して話しを振り)
はい、っえーと…今日食べたかったのは…これらですね
(生徒会室にて相手の姿を見つけるとにこー、と笑い定位置に腰を下ろすと抱えていた袋を机に置き。この日購入したパンは3つで、1つは一番人気の苺ジャムサンド、1つはクロワッサン、それと蜂蜜味のロールパン。昼食には余り似合わず菓子パンばかりだが、それが彼のいつも通り。苺ジャムサンドは本当に偶にしか買えないので最後にしようと一旦袋に仕舞い、『いただきます』と手を合わせて早速クロワッサンの包みを開けて)
っんー……おいひぃ…
見事に甘そうなラインナップだね、そんなのばかりだと栄養が偏るよ?……そうだ、良かったらこれ、食べて?
(自慢げに見せられたそれらは例外なく甘い菓子パンで、きっと甘いものが好きなのだろうなと思うも、日頃からそんなものばかり好んで食べてるのだとすれば、昨日の体調不良のこともあって栄養面の不安は否めず。本音を言えばもう少し食生活にも気にかけて欲しいところだが、踏み込んで厳しく言って聞かせる程の関係性でもなく、少しだけ考えた末に自身の弁当箱の中からおかずを蓋に少しずつ乗せて相手に差し出してあげて)
良いんですよぉ、若いうちは食べたいもの食べないと!…え、良いんですか?…じゃぁ…折角なんでいただきます
(自分は何ひとつ不安な点は無いが、きっと側から見たら微妙なラインナップなのだろうなと言う事を察すれば、自分の主張を述べつつも差し出されたものは拒否する事なく受け取り、合間合間で食べ。もしこれらが相手の作ったものならば凄いなと後輩ながら感心していたが、それを実直に伝える程の関係性では無いので敢えて言わず。とにかく美味しいと言う事を伝えたくてニコニコしながら食べ進めていき、空になった蓋を返す様にして)
美味しかったです。ありがとうございました
(/すみません、背後がバタバタしており遅くなりました!)
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