■ 店主 2024-09-06 18:49:53 |
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>店主
ああ、度数の高さを選べないものだと勘違いしていた。把握が足りていなかったな、一応覚えておくという意思表示ついでに返事はさせてもらう。
>エルバー
…お前おもしれぇな?
まぁ、世の中お先真っ暗だからな。こんな風に酒が飲めてるだけでもありがてぇよな。
( はなから乾杯に応じてくれるとは思っておらず、苦笑すると相手のその物言いに面白いやつだと認定し。1口酒を煽るとその度数の高さに少しばかりおおと驚き、その後で酒の入ったグラスを揺らしては)
>エルバー
簡潔に言えば正解だ。その発言じゃ其方さんも後暗い人間と見たが……当たりだろうか。( 職を明かさずとも肯定の意を添えては一つ頷き、次いで興味心湧けば別段気を遣う事も無しに訊ね / 店主へ一杯分の酒を頼めば相手を一瞥し ) …らしいな。さて、俺が程よい度数に恵まれるか賭けてみないか?
>カイン
そこに落ち着くのは定石か。顧客に一々思い入れなんざ持つ必要のない仕事柄でな。( シンプルな応えが故の説得力に深く息を吐き同意を示し、添えられた発言に首を横に振り / 結果的に濁す言葉並びと化したが話易さに淡い翡翠色の双眸細め )
>カイン
ははっ、アンタはつまんなさそうな男だね!…冗談だよ、半分くらいは。暗いからこそ過ごしやすくはあるんだけど、…俺としちゃ夜中に外の金切り声や悲鳴で起きたりすっから酒で寝やすくなってんのは確かだな…(快活な一笑と共に断言するも一寸気にして言い直し / 焼けるような酒の度数が喉を通過しては少し咳き込んで)
>ギー
マジ、…ってこんな所彷徨く輩に碌なの居ねェんだけど。…街の清掃活動から死体バラシまで幅広くやってる掃除屋だよ、…それで言うとアンタは何処かで見覚えがある気はする。(それっぽいでしょとでも言いたげに両腕軽く広げて / 何とは無しに一つ飛ばしの相手の隣の席へ居座り直しながら)…いいじゃん、俺は当然アップで。同じ目に遭ってもらいたいしな。
>エルバー
綺麗好きなんだな、昨今じゃ人気者だろう。俺はしがない雇われの殺し屋だ。悪いが散々に散らかす方が得意だな。掃除屋には毎度の如く世話になってるが、───……そうだな。俺も見覚えがある。( 愉快そうに口端を上げ戯れに言葉を吐くも、相手の発言に引っ掛かり憶え視線向ければ自然と瞳孔開き / 距離縮まるも嫌悪感は非ず )それなら俺はダウン。もし当たったら其方さんの名前を教えてくれ。
>ギー
そうか、なら話は簡単だな。
俺も客商売っちゃ客商売だが、簡単に切り捨てられねぇときもあるからそう区切りが付けれるなら羨ましい。
( 相手の中で答えは決まっていたのだということを理解しては、小さく笑って。自分は命に関わる部分もあるため、一概に切り捨てられないときもあると具体的には言わないが苦笑し濁して話をして。)
>エルバー
おいおい、全部冗談って言ってくれよ。
随分物騒になっちまったよな。…まぁそのおかげで飯が食えてる奴もいるしな。
( 相手の笑いにはこちらもつられて。夜中に金切り声、確かに物騒な世の中ではあるが、だからこそ自分のような仕事は儲かる部分もあり、なんとも言えない気持ちになる。酒を1口また煽って。)
>ギー
流れ流れて結果そうなった、…ああ。小粒な食い扶持が多いが仕事量だけは抜群だ。え゛ぇ、いやいいけどさ。首を飛ばして処理すりゃあんなものは家畜の肉をバラすのと何ら変わらねえ。…仕事でかな。…や、なぁンかピンとこねえんだよなあ…?…まだ濃いな畜生(両腕の片方の力を解き、グラスを持つ方で酒を口につけながら思案気な顔をするも主張してくる度数で焼かれるような感覚に眉を顰め / 表情に差分が見られないことに気を良くした様に目を細め)そんなんでいーの。…ギャンブルにしちゃお優しいが…了解した。
>カイン
これも優しさなんだぜ?過ちて改めざる、これを過ちという──は、何処の偉い人の言葉だったか。…別段今に始まったことでも無いし何が起きても驚きはしない状況じゃある。…なんだ、そちらさん儲かってンの。(のべつ幕無し淡々と大した感情も無く声音吐き出し / からりとグラスの中の氷を傾け揺らしながら伺うよう一瞥して)
>カイン
無駄に血を見るのは避けたいが、雀の涙程の報酬じゃあ生きていけないんだ。こうやって酒も呷られやしない。……なんだ、意外と正義感のある奴なんだな。それともただの優柔不断か?( 深く首肯すれば戯れに演技めいた所作で頭を抱え、大袈裟とも取れる言葉を並び立て / 意図しない羨望に顔を上げては幾度か瞬きを挟んだ後に相手を不躾にも品定めするように見詰めて )
>エルバー
申し訳無いが暫くは我慢していてくれ。近頃は仕事依頼が多くてな…、謝罪ついでに今夜の酒は俺が奢ろう。生憎掃除屋と顔を合わせる機会がないからな、その読みは外れだろう。……と、なると後は…。随分濃度の濃そうな酒だな。( 拷問宜しく残忍が過ぎる殺しはしないが詫びる気持ちは否応なしに浮かび提案を一つ / 表情豊かな相手に小さく笑み、遂に眼下に置かれたグラスを口元へ運び数口呷り )強烈な賭け事はお預けだ。
>エルバー
…そーだな、金にはそんな困ってねぇな。それもこれも物騒な世の中のおかげだ。そういうそっちは?
( 仕事は毎日のように舞い込んでくるので確かに相手の言うように儲かっているといえばそうだが、死にそうな連中相手の仕事も大変なものがあり遠い目で皮肉を言い。相手はどんな職業なんだろうかと尋ねてみて)
>ギー
あー、血見る職業なわけか、深くは聞かないでおく。
…優柔不断なところはあるかもしれねぇな。こっちは人の命抱えてる仕事なもんで。
( 相手のこぼした言葉に、なんとなく相手の職業を推測してしまえば、こういう時は深堀しない方がいいのは分かっているのであえて口にしてそう言い。あとの方の質問には、乾いた笑いをこぼし)
>ギー
大丈夫だ。死体は肉だし…ヒトじゃない。…とは言えアンタに奢られる酒は美味そうだから奢られておく。代わりに今度少し高いが美味いパン屋でも教えるよ。──ッ、いや本当…内臓の位置変わりそうなくらいやべえの出してきやがったな…?(話の切り出しこそ昏く瞳は澱むがそれも一瞬の内に消えてはからっと笑い / 自身の胸元を片手でさすりながら届いた酒を飲む相手へ目線を配り)お預けならいつかはしてくれンのかな。…で、…お味のほどは?
>カイン
ううわ最低…、…間違ってもそれそこら辺で言うなよ。その辺で身包み剥がされた顔見知りとかあんまり見たくないし。…掃除屋、こっちも今ンとこは食い扶持にゃ困らん。そこまで懐は暖かくならねえけど。(ドン引きフェイスで相手を見 / 質問にはまあいいかとばかり一息落としてから説明し、グラスに残った酒は空にして)
>カイン
賢明な判断だ。代わりと言ってはなんだが、其方さんの運が尽きた時には出来るだけ一瞬で仕留めると約束しようか。…その容貌も併せれば、もう明かしてるようなものだろうに。( 鼻で小さく笑ってはグラスを傾け喉を通る酒に満悦とした雰囲気漂わせ / 文言に大方の察しがつけば肩を竦めるが、改めて口に出す素振りは一片も見せずに相手を一瞥し )
>エルバー
参ったな、骨の髄まで仕事と馴染んでやがる。気に掛ける必要もないが約束は果たす男なんだ。それにパンは好きだしな。大袈裟だな、店主の機嫌でも損ねたか?( 思いの外機嫌の良い返答に不器用ながら作った気遣いは水の泡、但し不機嫌になる所か交換条件に笑みを湛え / 軽い冗談を拵えてグラスを口から離せば )お望みとあれば、だが。物好きめ。──……ダウンだ。今回は俺の勝ちだな。
>ギー
好きなんだ、肉塊を細かくすンの。…金がなきゃそこらの浜に撒いたりすると意外と魚の食いつきがいいんだぜ。バゲットが美味しいんだ、少し焼くといい香りがしてな。…店主の顔がいつもこれだから機嫌損ねたか分かりづらいな…(何をと詳しくは述べず世間話の様相で平たく並べ立て / 冗談に対してはフハと一息笑ってから店主の方を見たが入店時と表情の一切が違わずそれも可笑しそうに肩を竦め)賭け事は好きだ、生きてる感じがする。…負けても悔しく無いなあ、ただの一言だし。…エルバーだ。好きに呼ぶといい。…勿論そちらの名前も聞いても良いよな?
>エルバー
身ぐるみ剥がされた俺と会ったら宜しく。酒を酌み交わしたよしみで助けてくれよな?掃除屋か、なるほど。
( この時代金があるだなんて口が裂けても普通は言うもんじゃない。どこの誰が聞いているかわからないから。冗談を話しながら相手の職業には興味があるように食いついて)
>ギー
あぁ、そんときにゃ、一思いにやってくれ。
…どうやら俺らは目的が反対の仕事をしてるらしい。
だけど、あんたとは不思議と気が合いそうだな。
( もし自分が彼の世話になるとしたら、彼の言うように楽にいかせてほしいもんだとわらって。自分と彼の仕事は目的自体も反対なもの。しかしどうも彼とは話しが合いそうな気がして)
>エルバー
仕事との相性が抜群過ぎるだろ。仕事の範疇を超して娯楽にでもなってるのか?へえ、腹の虫が騒ぎ出しそうだ。……確かに読めない顔だな。先ずご機嫌な時があるのかさえ俺の中では危うい。( 自身を棚に上げフランクに語る様子に眉根を寄せ苦々しい表情に傾くも、パン屋の話題に逸れては興味心赴くままに腹部を右掌で摩り / 不気味に見えなくもない強面大男に視線流したまま相手に届く範疇にて声潜めて述べ )刺激で脳汁が溢れる感覚は俺も好ましいと思うが、其方程ではないな。…エルバー、……スラム街に訪れた事は?俺はギーと言う。好きに呼んでくれ。
>カイン
腕はある方だとは自負しているし、此処で会ったよしみだ。任せてくれ。……もしかせずとも当たりだろうな。なんだ、嬉しい事を言ってくれるじゃないか。其方さんが此方側に落ちて来るのを待つのも吝かじゃない。( 冗談交じりに始めた話題だがいつの間に芽生えた交友関係に肖り、今回ばかりは真摯な対応を心掛け / 含み笑いを浮かべ冗句に紛れた本心を構わず吐露させ )
>カイン
やだよ、…俺の仕事が減るだろ?肉になって俺の金になれよ。──…なぁンて。逆に会うなら俺じゃ無いほうがいいまであるぜ?(唐突に腹の底から冷え冷えとした感情を露わにし、顎を引いては相手を見下し / それも束の間に調子の良い明朗な笑みへと切り替われば空のグラスをカウンターに添えて)
>ギー
別にそんなんじゃねえよ。周りがそんな風に出来てンだから俺が抗うだけ無駄っつーだけ。…にっこり口角が上がる店主…写真に撮れたら高く売れねえかなあ…?(苦さ帯びる相手の表情には飄々と口端持ち上げ、酒だけでは足りなさそうに此方も腹奥から音が鳴らしたりなどして / 自分の口の両端に人差し指添えながら淡々と考え口にするも全然隙が無さそうな店主に諦めたよう肩を落とし)良い感じに酔った日に大負けすると落差激しくて最高なんだ。──…近所にいたガキんちょの中に居た気がすんなあ、…ギー。…ギー坊?…ちょい、…夜食買いに行くついでにもうちょい話そうぜ、…酒が足りなきゃ勿論次でもいいけどよ。(氷の溶けた酒を一気に煽れば立ち上がり、強い酒を浴びたため思い出せそうな記憶を探るのは難しいのか眉を顰めながら顎で街の外を示唆して誘い)
>all
さて、眠気で意識が飛ぶ前に寝床を目指すか。…ご馳走さん、勘定は置いておくぜ。(カウンターにツナギのポケットから貨幣をバラバラと取り出し支払い、其の儘踵を返して / 退室)
>エルバー
諦観があるのか。てっきり活き活き掃除してるのかと思ったが、どう考えても楽しめる要素は薄いだろうな。……あの強面大男の微笑み、写真に収めたいと思うか?( 相手の腹の虫が鳴いては刹那的に呆気に取られるが直ぐにそれは笑みに様変わりし / カウンター越しの店主を不躾にも指差し正気か確認を )悪いがそれには同意し兼ねる。金を溶かすならもっと有意義な事を──いや、昨今では難しいのか。ギー坊呼びは止めてくれ、もう26にもなったんだ。積もる話もあるだろう、酒はまた近々飲みに寄ればいい。( 誘われるままに頷きグラス底に残った酒を一気に呷り )
>all
続くようで申し訳ないが、明日に仕事が控えているから徐々お暇する。カインに至っては、もし入れ違っていたらすまない。…今夜もご馳走様。( 二、三言残せば勘定を済ませ )
>退店
ギー / 26y / 178cm
くすんだシルバーの頭髪は襟足を無作為に結ったウルフヘア / 褐色肌 / 淡い翡翠色の双眸は眦が上がった猫目 / 身軽な服装を好み、タイトな上下に肩が出るように羽織ったゆとりのあるサイズのジャケット姿 / 上半身に身につけたハーネスに銃、右太腿のベルトに護身用ナイフを幾つか仕込む / 両手に黒革のハーフ・スクープ・グローブ / 左耳の軟骨部分に無理矢理引き千切った痕 / スラム育ち / 雇われ暗殺者 / 無愛想に見えて世話焼き / 意外と表情豊か
……静かな夜だな。嗚呼、一杯頼む。( 静寂蔓延る夜更け気紛れに現れカウンター席に座せば食指立て注文を )
今夜はよく眠れそうだ。有難う。( ペース配分は早めで何杯目かのグラスを空にすれば眼下に置き / 小さな欠伸を噛み殺し勘定を済ませれば店主に短な礼を述べ颯爽と夜の街に溶けて )
>退室
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