真夜中のピエロさん 2024-09-01 11:34:30 |
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こちらこそお声がけ下さり、ありがとうございます。
赤青×監察医、あるいは研修医×無免許医ご希望との事ですが、動かしたいCについて、御相手様の希望はありますでしょうか。また、恋愛の有無についても希望を伺いたく思います。
そうですね、個人的には研修医より赤青の方が動かしやすくはありますが…あちらにも記載した通り、主様の動かしやすい方で構いません。恋愛は有りでお願いしたく思いますが、基本的にはシリアス寄りで進めて参りたいと思っております。
ありがとうございます。恋愛・シリアス有りの進行で承知しました。迷いましたが、こちらからは監察医を提供させて頂きたく思います。表記より監察医右でよろしいでしょうか。左右の希望があれば、併せてうかがいたく思います。(左右非固定でも構いません…!)
了解致しました。では、こちらからは赤青を提供させて頂きます。左右の希望は特にございませんので、表記通りで問題有りません。
承知しました。次に展開について相談したいのですが、いかがいたしましょうか。こちらとしては、監察医が院内にいるところで赤青に遭遇する場面からロルを開始、徐々に関係性を発展させる(既に親密度の高い状態から開始する場合でも可)…といった内容を考えておりました。他に御相手様の方でアイデアがありましたら、是非とも提案して頂けると嬉しいです。
そうですね…こちらでも考えてはみましたが、本編中であまり直接的な関わりのない方々同士(本編中の記憶が朧げなので、間違っていれば申し訳ありません)なので、特に思いつかず…主様の考えていらっしゃるもので大丈夫です。スタートの親密度は本編中より少し上を希望致します。
そうですね。絡みの少ないC同士ではありますが、色々と想像を膨らませていきましょう…!本編がある程度進んでいる頃から、ロルを展開していくという事で承知しました。他に確認事項等無ければ、次回からロルを開始したく思います。先ロルはいかがいたしましょうか。
は~、すっかり遅くなっちまったなぁ。
結局、実用化のための手掛かりは掴めないままか。
(灰色のPCをパタリと閉じて大きく伸びをした。長時間悪い姿勢で液晶に浮かぶ文字列を睨んでいたものだから、肩が石のように凝っていた。回転椅子から立ち上がった所で、肩にかかったままの赤い革ジャンを羽織る。壁時計を見遣れば、2本の針は間もなく午後7時を差すところで、この時間帯ではCRは消灯されていて薄暗く、しんと鎮まりかえっている。誰も居ないとちょっとだけ寂しい気がする。そんな事、普段の自分なら人前では決して言わない訳だけど。今の自分の心は、肝心の一欠片を無くしたジグソーパズルのようだ。ただ、このまま後ろ向きになるのも自分らしくない。思考が行きづまる前にさっさと帰ろうと思って、テーブルの上へ乱雑に置かれたショルダーバッグに荷物を詰めており)
(/それでは、お先に失礼いたします。文量や他に気になる点がありましたら、遠慮なくお申し付けください。また、当方下げ進行でもお送りできますので、希望があれば対応可能です。)
…よお、レーザー。こんな時間までよくやるな。
(時計が時を刻む音だけがやけに大きく響く、しんと静まり返った部屋の中。CRに設置されているアーケード筐体が唐突に起動した。場違いな程あからさまに陽気な起動音と共に画面が点灯した途端、間髪入れず画面に横方向のノイズが走る。そのノイズは次第にオレンジ色の粒子を筐体の外へ排出し、一体の人型を作り上げた。作り出された人型は、その場で猫のように大きく伸びをする─服の手前に取り付けられている赤と青の細いコードが揺れた。彼は壁の時計へちらり、と目を遣った後─一切の迷い無く貴方の前へと移動し、いささか礼儀を欠いた馴れ馴れしい口振りで声を掛ける。一見すると涼やかな目元と口元をチェシャ猫のごとく軽薄に歪ませたまま、テーブルに頬杖をついては小さく首を傾げており)
(了解致しました、特にこちらから申し上げたい事等はございません。寧ろこちらの方こそ、何かありましたら遠慮なく仰ってください。個人的な考えを述べますと進行は下げずにこのままの形でも良い、と思っております)
おっ、パラド?さっきまで永夢と遊んでたんじゃ無かったのか。
……まぁね~、自分一応ドクターですし。そっちこそ、遅くまで残って何してたの。
(軽快な電子音楽と共に、急に息を吹き返した筐体の方へ目を向けると、見覚えのある姿が颯と構成されてゆく。その数秒間のうちの唐突な出来事に、無意識のうちに目を見張った。相手の飄々とした立ち振る舞いや、誰に対しても同等に投げ掛けるフランクな口調、そして純真無垢な表情は人を転がす妙な力を持っているように思われた。相手のペースにすっかり呑まれる前に、冗談混じりでせせら笑う。夕焼けチャイムが鳴ってもうちへ帰ろうとしない駄々っ子を諭す親のような口調で尋ねると、テーブルに片手を突いて身を乗り出してから、顎を引いて相手をじっと見つめ)
(御気遣いありがとうございます。このままの進行とのこと承知しました。此方も気になる点はございませんので、次回から背後は失礼させていただきます。)
うん?ああ、永夢から「貴利矢さんを見てきてくれ」って言われたんだ。
(貴方の問いには一瞬だけ目を大きく見開いて瞬きをしたものの、すぐに至極あっさりとした口調で答える。その後ふとテーブルについていた頬杖を崩し、すっくと立ち上がったかと思えば─手持ち無沙汰なのか、自身の服に付属している赤と青のコードを弄び始めた。蝶々結びをしたり、水引型に結んだりと暫しの間はそのコードで遊んでいたが─手を止め、今しがた自身が出てきた筐体ではなく出入り口の方へと向かう。そこで一旦足を止め、自分は帰るがお前はまだ帰らないのか─とでも言わんばかりの眼差しを貴方へと送りつつ、ゆったりと首を傾げ)
永夢の奴。自分が無茶をしないか、心配してくれてたんだな。
……大丈夫。今日の仕事はもう終わり。待っててくれてありがとう。
(永夢から頼まれたという返答を聞けばあぁそうか、と腑に落ちて、この場に残っていたのは自分だけでは無かったのかと今更気づき、擽ったい思いがした。服に付属しているコードを弄っている相手を横目に、黙ったまま革ジャンの襟をピンと正す。此方へ不思議がっているような眼差しを向けられたので帰るつもりだと補足して左肩に手のひらを乗せた。それから微かに頬を引き攣らせて笑い、俯きがちに礼を言う。病院の1階に位置する職員用出入口の方向へ早足で歩き出して、帰りの行き先を訊き)
そういえば、帰りはどうすんの。まっすぐウチに帰る?
んー…別に決めてないな。仕事の後の永夢はあんまり遊んでくれないし…
(貴方から自身へ投げ掛けられた礼の言葉には何を言うでもなく、軽く目を伏せるだけで応える。CRを出て歩き出す寸前、ふと気が付いたように自身が出てきた筐体の電源を落とした後─早足で歩き出す貴方の隣へ並び、のんびりとした足取りで歩き始めた。すっかり暗くなったCRの廊下を心做しか興味有りげに見回しつつ、何とも言えぬ表情で首を捻りながら貴方の問い掛けに答える。付け加えるようにぼそり、と自身の宿主への不満を垂れた後、廊下を爪先で軽く蹴った。甲高い音がしんと静まった廊下に響いて)
ならさ~、自分ん家に来ない?あいにくゲーム機は無いし、つまらない部屋だけど、晩飯くらいなら作るよ。
(〈永夢~パラドが拗ねちゃってるぞ~〉と内心突っ込むも、今ごろは研修の専門性が上がり実務の方面もかなり忙しくなってきた頃合いだろう。更に連日の戦闘でも強敵揃いであったから、本人には同調せざるを得ない。消灯されたCRの廊下は何処まで歩いても薄暗い空気が漂っていて、スニーカーと磨かれた床が擦れる音だけが響いていた。なんだか何処かの廃病院みたいだと月並みな感想を抱いて、静かに相手の話へ耳を傾ける。その時は誰かを引き留めて話していたい気分だったから、しれっと相手を誘うと得意げに笑い)
いいのか?
(貴方から掛けられたそれは自身にとって、到底思いがけない言葉だったらしい─進む足をぴたりと止めたかと思えば、驚いたようにまじまじと貴方の顔を見つめる。自身より少々背の低い貴方を上目遣い気味に見据え、こてん─とでも擬音が付きそうな様子で首を小さく傾げた。貴方の返答を大人しく待っていたが、ふと思い出したように携帯電話を取り出しては─某メッセージアプリを開き、家に居るであろう自身の宿主に"帰りが遅くなる"といった旨のメッセージを送信し始める。ピコン、と軽快な音がしてメッセージの送信が完了したのを確認した後、心做しか満足気に頷いて)
もちろん。そんで自分の話し相手になってよ。
(頭1つ分抜けている相手を仰ぎ見て2、3度頷いた。誘ってみれば、意外にも提案に乗ってくれたので嬉しい。上目遣い気味に首を傾げる仕草をこのまま見過ごすことは出来なくて、自分の手はおのずと相手の頭を撫でていた。フワフワとした感触で、旋毛の方から前髪の辺りまで手のひらを何度かなぞってから離した。──病院の外に出れば辺りはすっかり暗く、鈴虫が季節の変わり目を告げている。夜空には黒に近い紺色の雲が浮かんでおり、天辺が赤く点滅するビルが目を引いた。先程の自分の行動が後になって恥ずかしくなって沈黙に耐えられそうに無いので、咄嗟に話題を変え)
……で、実は家に卵が余っててすぐに消費しないとなんだけど。パラドはさ、目玉焼きやオムライスは好き?食べる?
オムライスか、たまに永夢が作ってくれるやつだな。美味しいから好きだぞ?
(頷いてくれた貴方に対し、再び満足げに頷いたものの─急に頭を撫でられて驚いたのか、大きな目を見開いてぱちぱち、と何度か瞬きをする。貴方の手が離れた後、自身で自身の頭に触れて首を傾げていたものの─すぐに貴方の後を追って病院の外へと出た。少しの間はすっかり暗くなった辺りを見回していたが、貴方から振られた質問には顎の辺りに手を当てながら頷いてみせる。そう答えた後は─自身の宿主が作る食事を思い出してでもいるのか、少々渋い表情をひっそりと浮かべて)
へぇ、永夢が作ってくれるのか。なら、腕によりをかけて作りますか。……はい、到着。入って入って~、適当に寛いでいてよ。
(時折道順を口頭で案内しつつ歩みを進めるうちに、自宅の前へ到着した。デニムパンツのポケットに手を突っ込んで鍵を取り出し、ドアを開錠した。靴を乱雑に脱ぎ相手の方へ振り返ってニヤリと笑い、そのまま中まで上がるよう手招きをした。天井のLEDライトを点灯させれば、こぢんまりとしたいつものリビングが姿を現して、妙に安心感を覚える。早速夕飯の支度をしようとキッチンの前に立ち、忙しなく手を動かしながら相手を遠目で眺めており)
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