お姉さん 2024-08-24 20:10:32 |
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夏は好きだけど、この暑さにはちょっと参っちゃうね…。
こんな日にはよく冷えたラムネ、一緒に飲もうよ。
どちらが駄菓子屋さんまで買いに行くかお姉さんとじゃんけんで決めよっか?
名前:支倉 亮(ハセクラ リョウ)
年齢:14(中二)
容姿:暗めの茶髪で全体的にふわっとした癖毛。前髪は目元に少しかかるくらいの長さ。瞳は髪同様の茶色、つり目気味。152cm。肌色や体型は健康的な印象。
性格:少し生意気で素直じゃない性格。負けず嫌いで年相応に子供らしい。根は割と心配性。
備考:どこにでもいるような普通の中学生。多感な年頃だからか、家庭環境や学校生活の中で悩みを抱えている。
…別に、迷子とかじゃねえけど…まあ、俺でいいなら、あんたの話し相手になってみてもいい?
ふふ、こんにちは。
キミとは初めましてかな。
こんな古びた神社に来るなんて、まだ若いのに渋い趣味してるんだね?
お姉さんの話し相手になってくれるなら大歓迎だよ、隣おいで。
(ボロボロになった神社の縁側に座り、読んでいた本から顔を上げると、ニコリと微笑み隣をポンポンと叩いて)
あ、どーも…。
…なんとなく寄ってみただけだし、神社巡りの趣味とかねえよ。そう言うあんたの方は、なんでこんなとこで本読んでんの?
(小さく会釈すると少し間隔をあけて隣に座り、趣味で訪れた訳ではないと首を振って否定してから其方はどうなんだと問いかけてみて)
私はね、この場所がお気に入りなんだ。
屋根もあって風通しも良いからお家にいるより、涼むのにピッタリなんだよね。
キミにとってはなんとなく訪れたこの場所かもしれないけど、気に入ってくれたらいいな~。
(空いた間隔埋めるように少し横に座る位置をずらし、縁側の外に投げ出した足を軽く揺らし、答えて)
…、ふーん。まあ、確かに…ボロいけど悪くないとこかも、なんか雰囲気あるし。
(間隔が詰まると少しだけ戸惑った様に視線逸らすも、再度移動したりはせず。相手の話を聞いてはこの場所に対し肯定的な言葉を零して)
キミにもこの風情がわかるかぁ、なかなか見どころがあるね。
ね、キミのことはなんて呼んだらいいかな、良かったらお名前聞かせて?
私はね、夏輝だよ。夏に輝くって書いて夏輝。
(まるで自分が褒められたかのように嬉しげに口角を上げ、目尻を緩ませ。ふと思い出したように、軽く身を乗り出すようにして興味津々で尋ねると率先して自身も名乗り)
なんだそれ、どこ目線だよ。
…亮…えっと、諸葛亮のりょうと同じやつ。
(何故だか嬉しげな相手をよく分からないといった風にじとりと見て。一瞬悩む素振りを見せるも、倣うようにして自身の名前を口にし)
お~、三国志だね、亮くんって物知りなんだね~。
そういえば亮くんの家はこの近くなのかな、ここまで来るの大変じゃなかった?
山の麓にある神社だから街の声が届かなくて、静かで落ち着くんだけど、フラッと立ち寄るには少し不便な場所にあるよね。
(見るからに中学生ぐらいなのに、そんなものまで知ってるんだと感心し、凄いねと笑顔で褒めて。なんとなくで立ち寄るには少し辺鄙な場所にあるここへ訪れた経緯について、軽く探りを入れるようにコテリと首を傾げ質問し)
別に…これくらい誰でも知ってるだろ。
…あんま近くないな、街の中心の方。夏休み終わるまで特にやる事ねえし、家に居ても…って思ったから、ちょっと探検してたというか…。
(子供扱いされているようでむず痒く感じたのか褒め言葉を素直に受け取れず。確かに結構歩いたし大変ではあったか、と問いに小さく頷いてから、どこか気怠げに視線を下に落とすとぽつぽつ答えて)
結構沢山歩いてきたんだね、全然そんな風には見えなかったよ、流石男の子だね。
でもそれだけ歩いたなら喉渇いたんじゃない?もし良かったら一緒にラムネでも飲もっか、ここでの出会いの記念に今日は特別にお姉さんが奢ってあげちゃうよ。
(それでも疲れた様子を感じさせない逞しさは体力の有り余る年頃の男の子らしさかなと感心し。遥々ここまで訪ねてきてくれて、こうして出会えた記念も兼ねてそう提案して)
え、マジ──…あ、いや。…いいよ。会ったばっかの人から奢ってもらうの悪いだろ、飲み物買う金くらいなら持ってるし。
(相手からの提案にパッと顔を上げ、甘い炭酸飲料に釣られそうになったもののすぐに思い直して首を左右に振り。初対面なのに厚意に甘えるのは悪いと遠慮する姿勢を見せて)
遠慮なんてしなくていいんだよ、私は年上のお姉さんなんだからこういう時は甘えて良いの。
その代わり…そうだなぁ、もう少しだけお姉さんと一緒にここで過ごしてくれる?
亮くんの貴重な時間、私に売ってくれないかな。
(少し素直じゃないように見えて意外に礼儀正しい反応にくすっと口元に手を当てて笑い。視線宙に漂わせ、顔をずいっと近づけてラムネを奢るのと引き換えにとそう要求し)
っ、な、なんだよ急に。
…、まあ、あんたがそう言うなら。全然、暇だから貴重でもなんでもねえし……ラムネの為に付き合うよ。
(不意に顔が近付けば驚いて反射的に少し身を引くも、一拍置いてから交換条件には了承の意を示し。視線外しながらぶっきらぼうな口調でどこか言い訳のような言葉を付け加えて)
ふふ、交渉成立。
それじゃあ買いに行ってくるから、ちょっとだけここで待っててくれる?
すぐに戻るから、帰っちゃダメだよ?
(満足げに頷くと立ち上がり、振り返ってそう念を押してから神社の出口の石段に続く鳥居に向けて歩き出して)
…待った、じゃ俺も一緒に行く。ここらへんの店?とか、知らねえから興味あるし。
(帰る気など更々ないのか、気になった様子で自らも立ち上がり。小走りで相手を追いかけて隣へ並ぶと、顔を見遣りつつそう述べて)
……うん、いいよ。
それじゃあ行こっか。
手とか繋いじゃう?
(思わぬ申し出に目を丸くして見返し、すぐに破顔すると再び歩き出して、冗談とも本気ともつかない口調で言い首を傾げ)
…繋がない。ガキじゃあるまいし…。
つか、夏輝さんっていくつ?大人、には見えねえけど。
(揶揄われていると感じたのか、不満げに眉根寄せて呟き。そのまま歩を進めながらも、ふと相手の年齢について尋ねてみて。歳上なのは間違いないだろうけど成人には見えないな、なんて思いつつ)
つれないなぁ…でも、仕方ないよね。
女の子と仲良くするなんてダサいしカッコ悪いって、感じちゃう年頃だもんね。
……亮くんにはお姉さん、いくつぐらいに見える?
(後ろ手を組み、前屈みになり上目で見ながらクスッと小さく笑い。自身の口許に人差し指の先をあてがい質問に対して質問で返して)
は、はあ?なんだよそれ…別に、そういうの全然気にしてねえし。決めつけんなよな。
…十代後半。
(見透かしたような発言に動揺から視線泳がせるも不本意だとばかりに否定し。不貞腐れた様子で少し唇を尖らせつつ、質問返しへ反抗しようと曖昧な答えを口にして)
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