※※※※ 2024-08-22 23:53:38 |
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(時計の長針がピタリと真上に重なるのと同時に静かに私室をぬけ出し、足をはこんだ場所はかつての主が使用していた空き部屋。自分達を長年苦しめてきた存在はもうこの世のどこにもいないと分かっている、それでもこうして部屋を訪れてしまうのはあの者の声が、言葉が、呪いのようにこの身にこびりついて離れないから。以前のように怒鳴り声1つ返ってこない障子からそっと手をはなすと、光に惹かれて夜空を見上げて。朧に浮かぶ翳った月はまるで今の己みたいだ。)
(/絡み文失礼します!手が空いてる方などおりましたら絡んで頂けますと、幸いで御座います。)
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