レイヒア 2024-08-17 14:13:59 |
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「まったく…ホントに君、ついてくるの?なんだっけ、名前、ルウ?」
(酷く億劫そうに呟く。
とある町に滞在中、たまたま裏路地で、暴漢に絡まれ使ってしまった魔法を見られ、紆余曲折あってついてきてしまった貴方を酷く嫌そうに見つめます。)
やだなぁ。ライですよ、これからご一緒するんですからちゃんと覚えてくださいよ
(嫌がられていることなど微塵も気にすることなく隣に並んで歩き、改めて自身の名前を伝えると、なんと言われようともう旅路を共にするのは確定事項だとヘラヘラ笑って)
「ライ、ライねぇ…龍の飼育方法も調教方法も僕は専門外なんだけどなぁ。。。今からでも帰らない?」
(相変わらず億劫そうに目をそらし、困ったと言わんばかりに頭をポリポリとかく。)
ご安心ください、私は見ての通り龍族の血は引いてますが、容姿も食性も人間と然程変わりはありませんので、貴女の手を煩わせるようなことは無いかと
(両手を広げ、どちらかといえば人間に近い生き物だとアピールし、特別な世話などは必要ないと伝えて)
「んなの見りゃ分かるわ。少なくともそこら辺の一般人よりかは知識ある。。はぁ、僕は一人で旅するって決めてんだよ。年上の言うことは聞いたまえ坊や。おとなしくゴーホーム。」
(貴方の存在が煩わしく、そういう言い方をわざとしたことを簡単に白状し手をヒラヒラと動かし追い払うような動作をします)
貴女も私もどちらが年上かなどさしたる問題ではありませんよ、そも私たちのような長命な種にとって、数百年を越えればもうその数字に意味は無いでしょう。誤差ですよ誤差
(寿命が100年にも満たない短命な種に比べ、自分たちのような長い寿命をもつ者にとってはもはや0の数に明確な差でも無ければ年齢の差を論じても仕方がないと持論を展開して食い下がり)
「私達って…一緒にしないでよ。ライ君、君、僕の種族も年齢も知らないくせに」
(食い下がる貴方に少々口を尖らし子供っぽくすねたような表情を作りながらも口調は相変わらず刺々しく言い放ちます、)
ええ、知りませんとも。しかし、龍族である私より年上であると言うからには相応に寿命の長い種族であると考えるのが自然では?
(ハッタリでなければ龍族の血をもつ者より年上だと豪語できるような存在であることは間違い無いだろうと肩を竦めて)
「人間だよ。遺物がちゃんと動いてるような時代から生きてるね。」
(低い声で呟いた。嘘か本当かは分からないような答えをいとも簡単に応え、なんならこの答えにあきれて帰ってくれないかと、うすぼんやりと考えながらあなたの反応を横目で確認する。)
ほう?尚更興味深いですねぇ、人間の身でそれほどの長い時間を生きているとは、もっと貴女を深く知りたくなりますよ
(呆れるどころか、更なる興味関心を示す始末で、腰を軽く落として顔を近づけてジッと見つめて観察して)
「…素直に話したのは悪手か。顔近いぞ。離れろ。……はぁ。。」
(その反応を見て後悔するがそれももう遅い。顔を覗き込んできたあなたを軽く押し退けながらも、こいつの好奇心には敵わないとため息をついた。要するに、追い返すことを諦めたということでもある。)
ええ、まあ私は執念深いですからね、狙った獲物は離さない主義なんです。…ああ、だからといって別に捕食するつもりはありませんのでご安心を
(押しのける手に抵抗せず素直に顔を離すと、自身の興味が惹かれるものを獲物に例えれば、口角をニィッと上げて笑い、冗談か本気かそんなことを言ってのけて)
「……僕のこと食おうとしたらその右腕落とすからな。……あと、僕は君を守らない。自分の身を守れずどこかでの垂れ死のうが気にしないからね。」
(あなたの言うことが冗談に聞こえず顔をしかめながら、軽く脅し返す。と同時におまえに情はないと、無慈悲なことを伝えあくまで仲間ではなく、おまえが勝手についてくるだけだからなと牽制をする。)
女性に守ってもらわなければ生きていけないほどヤワな生き物ではないですよ、むしろ貴女のいいように、囮にでも盾にでも好きなようにこの身お使いください
(一貫して無慈悲にぞんざいな扱いをしてくる相手に潔しと頷き、龍族ゆえに身体は丈夫であるため守護は無用と伝え、逆に自分を都合のいい壁として存分に利用すればいいと笑みを絶やさず続けて)
「…それじゃあお言葉に甘えて、僕のためにずたぼろになる肉壁にでもなってくれたまえ。」
(そう言うのならばと、あなたの数歩先を小走りで行き振り向く、薄く皮肉な笑顔を浮かべようやくあなたの顔を正面から見据えた。肩までしかない艶やかな黒髪が揺れ、灰色の不思議な瞳がニヤリと歪み、幼い少女にも妖艶な大人にも見えるだろう。)
はは、そんな経験もいつかはしてみたいものですねぇ。もっとも貴女以外で私をそこまで脅かせる存在がこの世に存在し得るかどうかですが
(底知れない力を隠し持つ彼女は自身の退屈を唯一紛らわしてくれる存在で、脅威らしい脅威に曝された記憶がこれまで生きてきた中で皆無と言っていいこの身を脅かす何かが現れたならそれは喜ばしいことだろうと余裕の笑み浮かべていて)
「退屈はすると思うよ。僕は惰性で旅をしてるもんだからね。、さて、それじゃ。早速頼んだ。」
(いうが早いが、あなたの後ろを指差す。先ほどのシェルター(町)からでて、数時間歩くだけで二人の後ろには二人を今にも襲わんとしながらも、二人の圧に圧倒され尻込みする魔物に溢れる。ここは、そんな世界なのだ。)
些か矮小に過ぎますが…まあいいでしょう
(現れた魔物はこちらに圧倒されながらも、健気にも威嚇をしているのがわかり、憐れみの目を向けながらも、立ち向かってくるならば身の程を教えてやろうと刀を抜き目にも止まらぬ速さで真っ二つに切り捨てて)
「……。~♪」
(少しは良いものを手に入れたかも。。魔物相手しなくていいの楽だなぁ。。)
(あなたが魔物の相手をしている間、踵を返しなんの気遣いもなく進見始めた。と、同時に面倒くさいことをあなたに押し付けられ上機嫌に軽く鼻唄を歌う。)
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