主 2024-08-13 13:58:55 |
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>168 ヴィアベル
………ありがとう。
( 運んで来てくれた店員にお礼を言い、バーブティーから漂う爽快感のあるスッキリとした香りを瞳を閉じ楽しんで、目の前に置かれた二種類のケーキを交互に見つめる。店頭でオススメするだけあり、想像以上のもので息を呑む。自分にも『別腹』が存在していたとしも完食する自信もない、歩ける自信もないと感じ"なんの為にやるかわからない『 やけ食い 』なんて私がするはず無いじゃない、白旗をあげるのではなく、最初から無しよ。"と自身に言い聞かせて。無理なのを無理というのは恥ずかしくはないが、これが彼からの意地悪だったとしたら、顔には出さないが此処で食い下がるのは悔しい。まずはケーキを食べようと、りんごケーキを一口。バニラの効いた生地に甘酸っぱいりんごが沢山使われててコーヒーと相性が良いのでは?と思うとコーヒーを頼んだヴィアベルにも食べてもらいたくなり、自身の一口分より一回りくらいの大きいをフォークで掬い、彼の方へそれを差し出して。)
____ヴィアベル、あーーん?
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