きみのいる場所(〆)

、、、ご想像におまかせしよう。(悪い顔をし)

ん、もう帰るのか。どうぞ、こんなとこでよかったらいつでも来な。だいたいいるからさ。(一応、というように場所と電話番号の書いてあるメモを渡し)

えぇー…なんか怖…
(悪い顔をする相手を見て若干引くが、何だかドラマみたいだと少しワクワクしている自分もいて)

あ、ほんとですか！…じゃあまた来ますね。今日はありがとうございました
(メモを受け取るとぺこ、と頭を下げ、手を振って図書館を出て)

、、、ふふ、また今度。
(嬉しそうに微笑むと)

じゃーまた明日な！
(次の日の放課後、クラスで級友と別れ、今日はどうしようかと思考を巡らせ)

本宮さんの図書館行ってみるか…連日だけど迷惑じゃ無いかな
(気になるので昨日行った図書館に行ってみようと思い立ち、教室を出て)

(図書館の入り口には「空いてます」と書かれた看板があり)
、、、んー、どうするかな、、
(本棚を見ながら何かを考えていて)

よっしゃ、空いてる。こんちわ～
(看板を見つけてほっとし、ドアを開けつつ挨拶して。入ると何やら考えている様子の相手を見つけ)

あれ、なんか取り込み中でした？

お、いらっしゃい。
(貴方がきたと気づくと顔を緩め、貴方の方を向き)
いや、、、探したい本があるんだが、見つからなくてね。

こんちわ～。…探し物すか！俺、得意ですよ～？探しましょうか？…勉強の息抜きにもなるし～
(再度挨拶を返すと考え込む顔をしている理由が解り、とん、と胸を叩くと、少しズルい顔になって)

勉強、大丈夫なのか、、、？大丈夫ならお願いしたいけれども。
(ありがたく思いつつも、大丈夫なのかなと貴方を心配し)

いいんスよ～昨日友達と模擬テストやったら、結構いい点取れたんで！一時休戦、って事で！
(心配してくれている相手に、自信ありげににぱっ、と笑って答え)

停戦、ねぇ。じゃあお願いしようかな、こんな本なんだけど、、
、
(貴方に写真を見せ。写真には如何にも古そうな分厚い本が写っており)
古書のコーナー、広いんだよなあ、、、

はいはい、了解っス！…えーと、表紙の色、厚さ…うん、何となく覚えましたよ…探してきますね！
(提示してくれた写真をじっと見ると声に出して特徴を確認していき。うんうん、と頷くと早速古書のコーナーへと歩き出し)

そっち側暗いけど大丈夫かー？
(貴方が向かってしばらくした後、ふと思い出したように注意をし)

あぁ、大丈夫…った！…前言撤回、頭ぶつけました…
(相手の声に元気に反応した矢先、棚に頭をぶつけ、弱々しく報告して)

…こういう時のスマホライトじゃん？忘れてたとかアホだろ俺…
(ズボンのポケットにスマホを入れていた事を今更思い出し、ライトをつけて本の背表紙を順番に辿っていき)

あーあ、、、ま、手伝ってもらってんのにいわなかったこっちのせい、かな。すまん。
（申し訳なさそうなような、苦笑いのような、複雑な顔で)

いーえ！気にしないで下さい…あ、もしかしてこれスか？これ、この茶色いやつ！
(複雑な表情をしているのまでは見えなかったが、すまん、と謝罪の言葉を受け取り、返事をしていると例の本を見つけたらしく、それを手に取ると相手の所へ戻ってきて)

え、もう見つけたのか、、、？
（あなたから本を受け取ると）
、、、あーこれだ！ありがとう！
（目当ての本で合っていたようで、嬉そうにし）

っだーから、得意だって言ったでしょ！見つかって良かったですね、本宮さん！
(へへん、と得意げに笑うとドヤ顔をして相手を見て)

…さて、と。本も見つかった事だし、そろそろ少し勉強しよっかな。また場所借りますね～
(ぐっ、と伸びをすると話しつつ椅子に座り勉強の準備を始め)

本当にありがとう、、、　（嬉しそうにしており）

ん、了解。近くの席使うぞ。（あなたの近くの席に座り、もらった本を読み始め）

嬉しそうですねぇーそんなにその本読みたかったんですか？…何が書いてるのか気になるな…
(嬉しそうにしている相手を見てニコニコしつつ、表紙をちらっとしか見てなかった為、そんなに読みたかったのかと中身が少し気になり)

どーぞどーぞ。…今日は数学やろ
(椅子に座る相手に手を差し出し了承すると、教科書等準備し始め)