名無しさん 2024-08-01 23:25:33 |
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...へ?...ほ、ほんと??私の事、まだ好き?まだ恋人でいいの?私、私のこと見捨てないでくれるの...?
( スンッ、スンッ、とまだ啜り泣き続ける。これからどうなってしまうのだろう。別れたくはないし、別れるつもりはない。今回は無かった事でおさまったがもしも次、同じことがあったら?また同じように泣きつくしかないのか、アナタは私以外に好きな人がいるのか....と色々な考えが頭の中をぐるぐると廻り続ける。整理が追いつかないままでいると、頭上から聞こえた救いの言葉にバッ、と勢いよく顔を上げた。ぐい、ぐい、とアナタの服を掴み引っ張りながら極限状態で飯を与えられた子犬のように問いただす。嬉しさと不安さが混じり合った複雑な感情で情緒が壊れそうになる。腰の辺りにぎゅう、と抱きつけば小さな声で「 ありがとう、大好き。」と、)
ん。だから落ち着いて。一緒に寝ようよ、眠たくなってきた。
( 抱きついてきた彼女の頭を上から包み込んで、安心させるように撫でた。そして相手の脇の下に手を入れ込むと、ひょいっと立ち上がらせて、ぐちゃぐちゃになった目元を指で拭う。おまけにキスを落とせば、少しは機嫌が直るだろうか。いくら好意を伝えられたとしても、決して自分から言葉を返すことはない。しかし何も考えずとも体は動かせる。まるで己も同じ気持ちだとでも言うふうに甘い視線を向けた。散々心を虐待しておきながら今更優しくするなんてDVとなにも変わりやしない。こういうところが依存されやすいのだろうか。ベッドまで彼女の手を引くと、倒れ込むようにシーツの海へダイブした。「ほら、おいで。」と彼女を呼ぶ声は、抑揚のない無機質なものだった。)
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( / はい、問題ありません。たくさんいじめちゃってごめんなさい。これからもよろしくお願いいたします。((蹴り可
うん、うんっ...えへへ。
( アナタの優しい腕で包み込まれ、撫でられてはふわり、と煙草とボディーソープの香りに気分が良くなる。腕の中で嬉しそうに力強く何度も頷くと、立ち上がらせられた事にきょとん、と首を傾げた。冷たい雨に振られた後の、暖かな太陽を浴びたようなじんわりとした感情が胸の内を支配していく。キスまでされてはぽわ、と頬を赤く染めて。恥ずかしそうにもじもじ、と身を捩らせては甘い瞳にとろん、と蕩けた表情になる。何とまぁ、扱い易い物だ。ベッドまで手を引かれ、おいで、の一言を投げ掛けられると忠犬のように足元からベッドに上がり、四つん這いで近付けばアナタの腕の中に収まる。腹の辺りの服をぎゅ、と掴めば胸元に顔を埋めた。)
キミさ、学校ではどんな感じなの?
( ふと気になった。甘えたがりで私に依存する彼女が、私がいない時間をどう生きているのか。そういえばあまり学校での話を聞かないと思い、眠る体勢に落ち着きながらも質問した。抱き心地の良い彼女を抱き枕代わりにして、幼い華奢な体を腕の中に閉じ込める。こうして過ごすたび、彼女の世界には私しか存在しないように錯覚する。実際はそんなことあり得ない、彼女にも他に居場所があり、共に過ごす仲間がいるはず。「友達とか、ちゃんといる?」そう聞いてみるものの、いざ私の他に大事な存在があると答えられたら、まったく面白くないと感じるだろう。)
学校?う~ん...普通の高校生?かな。当たり前のように授業受けて、当たり前のように友達と遊んで...。あ、喋り方はいつも敬語だよ、きーちゃ....菊さんと両親の前でしかこうやって砕けた口調になるけどね。
( これは驚いた。あまり他人への興味を示さないアナタが此方の身の上話について尋ねてくるとは。掴んだ服をいじいじ、と指の腹で弄りながら少し悩んだあとに当たり障りのない返答をした。本当にこの通りにしか毎日を過ごしてない為、何か面白い話の一つや二つでも用意しておけば良かったと後悔。アナタと付き合ってからは、すぐに帰れる場合は毎回必ず帰路についている。普段こうやって会う度に砕けた口調になるのは両親と心を捧げた恋人の前だけ。いつもはお淑やかな口調で接しているのだが、恥ずかしくて見せられた物じゃない。「 い、いるよぉ....幼馴染だっているし、前も一番仲良しな子がいてね?一緒にパフェ食べに行ったんだぁ。私が知らない事たくさん教えてくれるから本当に嬉しいの...あ、そ、そう言えば....私も、1週間前に幼馴染の男の子に、こ、告白されたんだよ..。」アナタの心外な言葉にむぅ、と頬膨らませ。足をパタパタと揺らしながら楽しそうな表情で答えれば、先程の仕返しと言わんばかりに断っている為、特に言う必要もなかった幼馴染との出来事を目をキョロキョロとしながら伝えてみた。少しは嫉妬してくれるかな、と。)
そう。敬語って、疲れそうだね。
( 普通、当たり前、などと言葉を並べられても、今時の高校生のそれはよく分からない。ただ率直な感想を言うと、続いた言葉には動揺を見せ「ねえ、それ、本当?」と、ただでさえ光が入りにくい瞳をさらに真っ黒にして問う。予想はしていた。親友や幼馴染がいることや、私以外と時間を過ごしていること。当然のことだ、私だって同じ。しかしその楽しそうな表情が気に食わない。「私以外にもいるんだ、一緒にいて楽しいひと」と心底つまらないといった調子で呟く。嫉妬、というほど重苦しい感情ではない。ただ、気に入ってる玩具を取り上げられたような、そんな喪失感がある。今もなお彼女は腕の中にいるはずなのに。自分自身の感情が無性に気持ち悪くなって、彼女を腕の中から解放すると寝返りを打ち壁側に顔を向けた。拗ねたように見えるだろうが、とりあえず気持ちを整理したかった。)
あ....で、でもちゃんと断ったよ?私の好きな人は菊さんだけだし、彼のことは全く興味ないから...ご、ごめんね?
( アナタはどんな反応をするのか。全く興味もない反応だったら少し寂しいな、と考えていたが予想外の反応が目に入る。瞳が、全くハイライトが無い。ぞく、と背筋に寒気が走る。まるで蛇に睨まれた蛙のように瞳から目を逸らせず身動きも取れない。息の詰まるような空気に慌てて事の顛末を語った。拗ねているのか、何を思ったのかが全く読み取れない様子におどおどと。背中を向けたアナタに身体を起こして肩を掴めば「 私が一緒にいて一番楽しいのは菊さんだけだよ?本当に、だから怒らないで....嫉妬、してくれてるの?」背中にぎゅ、と抱きついて耳元へと顔を近付けては悪気は全く無いにも関わらず、状況を読み取れずに囁いた言葉。アナタを挑発するような言葉に、どんな反応を示されるのかも分からないままで。)
……別に、気にしてないよ。
(この際告白を断ったか否かなど関係ない。私の他にそんな存在があるのが気に食わない。それをそのまま伝えるのは癪で、壁に向かって小さく言葉を返す。過度に好かれるのは面倒だが、彼女が手の届かない遠い何処かへいってしまうのは、もっと面倒だ。また私の元へ連れ戻さなくちゃいけないから。無神経に背後から身を寄せる相手に苛立ち、身体を起こすと余裕ぶった彼女を勢いよく組み伏せた。そのまま馬乗りになり「嫉妬?キミにはそう見えるの?」と顔を近づけた。冷徹な視線で縛り付けて、逃げる隙など与えずに彼女の手首をシーツに押さえつけた。)
ん?なんて言ったの?きくさ...っ..!
( 何がそこまでアナタの気分を損ねたのか理解出来ていない。執着するようなタイプではないと思っているし、寧ろ常に物事には一線を引き、傍観者でいるような立ち振る舞いをしているのをよく見ている。やっぱり嫉妬なんてしないかな、と落ち込んでいると突然腕の中のアナタが起き上がり、ベッドに組み伏せられる。馬乗りになられて、身動きが取れないどころか突然の状況に頭が混乱して抵抗する余地さえない。嗚呼、またコレだ。冷たい視線、自身を人として見ていないような瞳に恐怖と興奮の混じり合った感情が頭の中を支配していく。「 だ、だってきーちゃん、面白くなそうな雰囲気してたから....わ、わたしに嫉妬してくれたのかなって...っ、いたっ...痛いよ、きーちゃん。」目を合わせる事が出来ない、痛いくらいに握られた手首を見つめる様に顔を逸らしては呼び方まで戻ってしまう程に気持ちに焦りが出始める。体格差を考えても、何をされても抵抗出来るはずもなく。)
……キミがそう言うなら、そうなのかもね。
(怯える彼女を見下ろす。何が起きているのか理解できない様子で、必死に言葉を紡ぐ姿は滑稽だ。申し訳ないが、どうしても可哀想だとは思えない。私自身もわざと先輩の話をしたことは棚に上げて、あんな話をした方が悪いと責任を押し付けた。そして、絡まった思考を放棄して、彼女の言葉を受け入れることにした。納得感もなく、かと言って拒否感もない。ただ無味のそれを飲み込んで、面倒な感情を殺した。嫉妬してましたという形で収まることが、きっと最善だ。「それ、やめて。」とあだ名呼びに顔を顰めれば、手首を掴む力を弱めて、彼女を押し潰すように身体ごと覆い被さった。未だばくばくと鼓動する心音が聞こえる。私の鼓動はどうだろうか。きっと必死に生きようとする彼女よりも、ずっと寂しい音をしていることだろう。)
え...?あ、ご、ごめんなさい....。
( 意外な反応。流石に先程のアナタ自身の言動から色々と考えるモノがあったのだろうか。素直に認めるような発言に、ぱちぱち、と物珍しそうに見つめた。面倒くさくなって、その場をやり過ごす為に選んだ選択だとしても、少し嬉しい気持ちになり口角が上がる。無意識に呼んでいた事に指摘をされると申し訳なさそうに目を伏せた。手首を掴む力が緩まる、ほ、と胸を撫で下ろすと突然覆い被さる身体を受け止める。とくん、とくん、とアナタ自身を表すような落ち着いた心音を感じ取ると、「 どうしたの?ふふ、甘えたくなっちゃった?」戸惑いながら手櫛で髪を撫でては愛おしさに頭を胸の中にぎゅ、と抱きしめる。ちゅ、と綺麗な髪に口付けを落とすと「 大好きだよ、ずぅーっと大好き。だからもう、別れ話なんてやめてね?」まるで赤子をあやしているかのような手付きで髪を撫で続ければ、そう伝えて。)
…………。
(彼女の言葉に答えることはしなかった。いわゆる狸寝入りだ。散々な仕打ちをしても未だ枯れぬ愛情を受け、返す言葉が見つからない。年下の彼女の胸の中で、嫌でも落ち着いていく心。むかむかとしているのに、体はその温もりを求めた。そんな自分自身が、なによりも憎い。愛を求めるなど、無駄でしかないのに。いっそのこと縁を切れたら、一生孤独でいられたら、楽になれるだろうに、彼女は私を手放さない。「……ごめん。」その一言だけこぼすと、すー、という呼吸の音だけを奏で、ぴくりとも動かず時間が過ぎるのを待った。)
ううん、大丈夫だよ。大丈夫、私は大丈夫だから....。
( まるで首根っこを掴まれた猫のように落ち着き出したアナタを目を細めて愛おしそうに見つめる。自身よりも歳上のアナタが、体格差の大きいアナタが、まるであやされる赤子のように胸の中に収まっている。愛しい、だけじゃない何か淀んだ黒い感情が自身の胸の中に渦を巻いて現れる。独占欲なら元より強い方だ、支配欲、とでも言えば片付くだろうか。謝罪の言葉に、ぞくぞく、と身体に何か良くないモノが走る。恍惚とした表情でゆったりと髪を撫でる。もしもこの先、今の幸せな時間が続かない出来事が起きたらどうしようか。例えば、そう。アナタが他の誰かのモノになってしまうとか....嗚呼、許せない。許さない、私だけの恋人だ。どうしたら一生一緒に居られるのか、考えてみよう。そうだ、痕を付けよう。絶対に消えない、証明の痕を。静かになるアナタを、ゆっくりと退かしてシーツ側に寝かせればぎゅ、と手首を掴み、先程やられたようにシーツに体重を掛けて押し付ける。緩い首元を見れば、うっすらと浮かぶ血管目掛けて顔を近づけて、がぶっ、と噛みつけばぎち、と歯を鋭く突き立てた。)
( 確認です、今から少し暴力表現や血の描写が出ます。大丈夫なようでしたら返事をお願いします。無理、進展したくないと思われた場合は挨拶だけ残して去って頂いても大丈夫です、貴女様のご判断をお待ちしております。)
……え、何…。……ッ!?
( このまま眠りに落ちるのも悪くないと思うほど穏やかな時間が過ぎていたが、前触れもなく動き出した彼女によって空気が変わる。体勢を動かされ、手首を掴まれるところまではまだ目を閉じていた。しかし、向けられた視線に違和感を覚え、ゆっくり目を開き彼女を見る。ぼんやりとした視界の中、彼女の顔色は窺えない。そっと彼女のほおに手を添えようとした瞬間、首に痛みが走る。噛まれたんだ。そう自覚した瞬間、どうして、どうしてと脳内に疑問符が浮かび上がる。一体、何が起きた。おとなしく可愛げのある彼女が、忠犬のように言うことを聞いていた彼女が、私に歯向かうなんて。呼吸が荒くなり、震えた声で「どうしたの、急に……」と未だ痛みの残る首元を抑えた。)
( / こんにちは。セイチャの規約に反さない程度の表現でしたら大丈夫ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
ん、ぐ....っはぁ...ふふ、起きちゃった?菊さんにね、群がるハエが逃げるように痕、つけようと思って。私恋人だもん、いいよね?嬉しいよね??嫌なわけないもんね??菊さんの肌、綺麗だよね。憧れちゃうなぁ、嫉妬しちゃうなぁ。みーんな見てるんだよね?いいよ、見せても。でも見えるところはぜーんぶ私の印つけてあげるから、嬉しい?ふふっ、ありがとう。私も大好きだよ、こんなに人生で誰かを好きになったの初めてなんだよ?責任、とって欲しいなぁ...子供は要らないかな。ずっと2人きりでいたいもん、でも菊さんがどうしてもって言うなら考えようかな...あ、でも必ず毎日私の事は隅々まで可愛がってね?何かあったら殴ってもいいよ?溜め込んじゃいけないから、ほら。今だって私にこんな事されてムカついたりしない?いいよ、ほら、折れないようにぎゅっと握ってね?菊さんなら大歓迎だから。
( がり、と歯先で皮膚を削るように痕を白く柔らかい肌に遺す。突然の状況に戸惑いの色を隠せない可愛らしい反応に、ぞくぞく、と快感を見出す。ずい、と鼻が当たる距離まで顔を寄せれば焦点の定まらない瞳で瞬きもせずアナタを見つめながら狂ったようにべらべら、と喋り出した。コロコロと表情は変わるも全て上っ面だけの感情が溢れ出している。アナタへの愛、歪んだ愛が止め処なく。握っていた手首を離し、手を取れば身体を起こさせて向かい合う形で座り込んだ。手首を掴み、両手を首にかけさせそのまま自身が後ろに倒れるようにベッドに寝転がる。覆い被される形になると、乱れた髪、赤らむ頬、恍惚とした表情でアナタを誘うように目線を向けた。)
はは、っ、なに、?なんの冗談?私に何をさせようとしてるの?
( ハエ?子供?意味が分からない。乾いた笑い声を出して顔を引き攣らせる。牽制しようとキスマをつける話はよく聞くが、噛み跡をつけるなんて度が過ぎてる。これ以上、ここにいるのは危険だ、そう本能で感じ取っているのに、その瞳から視線を逸らすことはできず、全身を呑み込まれる感覚に鳥肌が立つ。有無を言わさず流されるまま押し倒す形になれば、狂ってしまった彼女を見て「…キミ、変だよ」呟くと、吸い寄せられるようにその唇にキスを落とした。お願い、元に戻って。扱いやすいキミに戻って、という祈りをこめて、何度も、何度も。キスをすれば、簡単に照れてしまうキミに戻ってほしかった。)
( こんにちは、3日も返信出来ず申し訳ありません。簡単に事情話しますと、暫く入院する事になりました。今はようやく身体も自由に動かせるのでこうやって書いています。たぶん、暫く戻れないので大変申し訳ありませんが、終わりにさせていただきます。本当に楽しかっただけに残念です。この文に返信は不要です、もしされても返信出来ません。読むことはできますが。
短い間でしたが、楽しいひと時をありがとうございました。
( お久しぶりです。なんやかんや物事は上手く進んで戻ってこれました....でも、もう居ないですよね。
あゝ、叶うならまた貴女に会いたいです。)
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