天使と悪魔　〆

（/了解です！改めてよろしくお願いします。もし改善してほしい場合教えてください！）

今日はこの人の魂の回収…ん？
（空中を飛んでいると、視界の端に白いものが写り少し飛ぶスピードを緩めると、それが誰なのかを理解してそちらに向かうと、声をかけて）
レミエル、またサボりか？

エミール？珍しいじゃん。俺に話しかけて来るなんて、あの真面目で有名な悪魔がさぁ(どうやって、サボろうか悩んでいたら不意に声をかけられたので欠伸をしながら答え)

真面目で有名…と言うのは悪魔としては微妙だけど、サボっているのを見たら気になったからだ（欠伸をしている相手の、自分に対する評価に少し複雑そうな表情をしながら偶々だと言って）

別にいーんじゃないの？悪魔が真面目で天使が不真面目だなんて、誰が決めた事なの？(疲れるとが疲れたといい、地面、と言っても天上界にある人工的な芝生に降り立ち)
ん～！今日はこの辺でサボるかぁ～

そうだとしても…はぁ、どうせ仕事終わってないんだろ（相手の言葉は尤もだが、一応仕事柄で言えば相手の仕事を心配する立場ではないがつい同じように芝生に降りて）
サボらずたまには仕事を一件だけでもしないのか

んー、仕事？別に俺がやらなくても他にやる人がいるでしょ
(どうせ、誰にでもできる事だと他人事のように語るとゴロリと寝転がり)

ん～自然っていいよね。天気もいいし、あったかくて眠くなるよ

その他の人が困るだろう
（他人事のように語る相手に、基本的にその他にやる人に部類される自分の立場もあるので注意して）

自然はいいが、押し付けられる人のことも考えたらどうだ。天使の仕事内容は知らないが大変だろう

困らないよ～おれが居たって邪魔なだけだしね(こんな、やる気のないやつが居たところで、邪魔だし居ないほうが仕事が捗るだろうと思っていて)

天使の仕事内容か、、不幸な人にちょっとした幸せを分けてあげるって感じ。だったと思うよ(ほとんどしてないから、忘れてる部分も多く、ざっくりとした説明をして)

はぁ…だとしても仕事の量が増えるんだ
（仕事の捗りではなく、仕事の量が増えるからだと言い、芝生の上でずっと立っていたが相手の横に少し座ってみて）

なるほど、意外と簡単そうだな（幸せを分けるなんて人のためになりそうな仕事だなと思いながらその場で書類をめくり初めて）

簡単？そんなわけないだろ？幸せにしたって、人はすぐに不幸な事や悲しい事を考えるんだぜ？(あまり興味なさそうに、寝転んだまま、相手を見て)
そんなもの見て、何が楽しいの？

だからそれを唆す悪魔がいるわけだ（幸せになっても、それで満足できない人間だからこそ自分たちのような悪魔がそこで仕事をするのかと納得したようにつぶやいて）
楽しくは無いが、これがすべきことだからしてるだけだ

悪魔だって、エミールの他にもたくさん居るんだろ？担当の人間が決まってたりするのか？(仕事事態に興味はないが、エミールの事なら気になると言わんばかりに聞き)
マジで、真面目だな。俺には無理だわ、、

いや、担当はいないな…渡されるこれが今日のノルマって感じ（書類を見せながら、この中から選んでノルマ分をしていると教えて）
はは…悪魔はサボり魔が多いからレミエルと私は逆かもね

ヘェ～そうなんだ。(めんどくさそうと思いつつ聞き流し)
それ、どう言う意味だよ。俺の方が悪魔に向いてるって言いたいのか？
(好きで天使になったわけじゃないと、ムスッとした顔をして)

…そうとも言える？（特に考えてはいなかったが、今の言葉ならそうなるなと思い一応肯定して）
けど、まぁそのままでいいと思う。レミエルとこうして少し休憩するのはたのしいからな

じゃあ、今から悪魔になろうかなぁ(ヘラッと笑いながら、物理的に無理なので、冗談っぽく言い)

そしたら、エミールと一緒に居られるのにな。

堕天だっけ？…まぁ、正直今のままでいいと思うけど（悪魔になると聞くと、少し笑って今のままでいいと返して）
別に天使でもこうやって会える時に会えはする。人間よりは会ってるだろ

堕天になんてなったら、一生周りから後ろ指刺されて生きて行くんだろうなぁ～(そう言えば、聞いた事あるなぁと思いだしながら)
まぁ、そうだけどさ。エミールって、悪魔の仲間？友達？って居るの？(興味津々で顔を近付けながら聞き)

やっぱりそうなのか、悪魔からしても元天使と言うだけで嫌なことをしてそうだ（周りから言われるのは天使でも悪魔でも、言う奴はいるだろうなと考えて）
部下や上司はいるが…友達と呼べる仲はいない（顔を近付けられると少しだけ動揺したような表情を見せながら、少し視線を逸らして居ないと言って）

ヘェ～、そうなんだ。まぁ、俺も友達は居ないかな
サボってばっかりで寧ろ嫌われてるしな(どうでもいいけどなと思い、軽く笑い)