その感情が不具合だとしても NL

、、、あのねぇ、僕はアメが、、、
（何かをいおうとして口ごもり）
、、、やっぱいいや、そんな笑顔みてたら文句言う気も失せたよ。

よくわかりませんが、アメの笑顔でご主人様の不満を解消出来たということですね！
(少しだけ考えてから、そうポジティブに捉えて微笑み)

ん～、、、ま、そゆこと。
（あなたを引っ張ると）
、、、そーゆーとこだぞ？

わわっ！？そんなに引っ張らないでくださいよー！アメとご主人様の歩幅の差を考えてください
(足を軽く早足で動かしながらついていき)

あ、ごめん。じゃあ、ひっつこうか。（手のつなぎ方を変え、いわゆる恋人つなぎでひっついて。

あ…はい！えへへ…なんだかこうしてると心がぽかぽかして安心しますね
(少しだけ驚いて顔を見上げながら、表情綻ばせて)

、、、ん。
（あなたを片目に、家に歩いていって。）
楽しかった？今日。

はい！ご主人様とずっと一緒でしたし、可愛い服も買っていただいて、猫のぬいぐるみまでとっていただいて…こんなに至れり尽くせりでいいんでしょうか？
(力一杯頷きつつ、少し申し訳なさそうにして)

良いんだよ。
、、、幸せにいてもらうだけで。
(本気で言っているようで)

いえ、それでしたらご主人様にも幸せでいていただかないとです！ご主人様の幸せこそお仕えするアンドロイドの幸せなんですから！
(それなら相手にも幸せでいて欲しいとこちらも本気で訴えて)

何方も相手の幸せを願ってるんなら、、、あれ、片方が折れないと叶わないのか？
(少し冗談らしく)

そんなことありません！ご主人様の幸せが最優先ですが、アメもご主人様が幸せならきっと幸せになれます！
(相手が幸せならきっと自分も幸せになれるはずと力一杯断言し)

、、、良かった。じゃあ僕も精一杯楽しまないとな。
(貴方に微笑みかけ)

ご主人様、帰ったら何をなさいますか？
(繋がれた手を見て、それから相手の顔を見上げて首を傾げ)

うーん、何しようか。特にやりたいこともないし、、、アメは何かやりたいことはある？
（考えつつ、あなたに問いかけ）

えっと…それでは、ご迷惑でなければお料理教えていただきたいです！
(うーん…と小さくうなって考え込んでから、こちらの要望を伝えて)

料理？いいけど簡単なことしか教えられないぞ？
（それでいいのか、とあなたに問いかけ）

はい！ご主人様のために美味しいお料理をお作りするのが最終目標ですが、今はまだダメダメですので、まずは簡単なところから勉強したいんです
(流石に現状の自分の立場弁えたようで、まずは基礎からで構わないと答えて)

そうか、じゃあ教えるけど、、、まぁ、まずは調味料間違えないようにしないとな？
（昨日のことを思い出して。）

うっ…わ、わかってますよー…ご主人様は意地悪です
(確かにとんでもない失敗ではあるが改めてそこを突かれると、少し拗ねたように唇尖らせ)

冗談だよ。素直だねぇアメは、、、
(見るからに拗ねているので、思わずふふっと笑って)

はい！ご主人様に対しては素直に忠実に…そのようにプログラムされています
(素直という相手からの言葉に対して、アンドロイド全般が基本的にはそのように作られていると説明して)

あーっと、そういう意味じゃなくてだな、、、まぁいいか。
(家に着き、鍵を開けつつ)

えへへ、帰る家があるって嬉しいですね！
(廃棄される寸前で拾ってもらったおかげで今があって、その喜びを改めて噛み締めていて)

そうだなぁ、、、それじゃ、おかえり。
(ほぼ同時に部屋に入ったのだが、貴方にそう言って。)

あっ……はい！ただいまです！
(思わぬ相手からの言葉に一瞬驚いて固まるも、すぐに笑顔でそう答えて)

料理教わるって言ってたよな、ちょっと準備してくるわ。
(キッチンの方へ向かうと)

わかりました！もし何かお手伝いする事があればなんなりとお申し付けください！
(敬礼をビシッとしては、手伝えることがあれば言って欲しいと笑顔で述べて)

うーん、、、そうだ、その棚にエプロンが入ってるから着といてくれ。
(言いつつ、冷蔵庫を開けて)

了解致しました！少し大きめですね
(膝下丈のエプロンを身につけた自身の身体を見下ろしながら言って)

あーごめん、僕の分だからな、、、
（片目で見、ふふとわらって）
アメって小さいよな、やっぱり。

はい、コストダウンのため必要な部品数を減らすという方向性で作られたのがアメであると認識しています！それに、小型化する事によって一定の趣味嗜好を持つ方の需要も見込める…ということらしいです
(少々生々しくもある小型化の経緯を話して)

コストダウン、、、か。
（複雑そうな顔をし）
、でも、僕は好きだけどな。

お気に召していただいて良かったです！…ということはご主人様はその特定の趣味嗜好の方に当てはまるということでしょうか？
(それはつまり…と考えた末にそう自分の中で結論づけて確かめるように尋ね首を傾げ)

なっ、、、ま、まぁ、そうかもしれないけど、、、
（恥ずかしそうに、目を逸らして）

そうですか！ご主人様は小さな女の子が好き…と、メモリーに記録しておきますね！
(なんてメモリーの無駄遣いのような事を記憶して)

あ、ちょ、それはやめて、、、(少し慌てて)

違いましたか？時々人間の言うことは不可解ですね
(肯定したかと思えば、必死に拒否したりとAIとしての思考パターンに当てはまらない人間の思考のややこしさに、こめかみに指を当てながら首を傾げ)

えぇと、ホントかもしれないけどメモらないで欲しい。その、、、恥ずかしいし。(目を逸らし、顔を赤らめて)

なるほど…わかりました！メモリーから削除しておきますね。…それでは、そろそろお料理教えてください！
(とりあえず相手の要求を受け入れることにして素直に頷き、本題の料理の勉強を早くと身を乗り出すようにして要求して)

ん、了解。ちょっと横に来てー。
(横らへんをとんとんと叩き)

はい！ご主人様、よろしくお願いします！
(とてて、と小走りで相手の横へと向かうと顔をまっすぐ見上げて)

そうだなぁ、、、どんな事を出来るようになりたい？
(貴方に問いかけ)

うーん…それでは卵の割り方を教えてください！卵さえ割れればお料理の幅が大きく広がると思うんです！
(少しだけ考えてから、様々な料理において基本となる卵の割り方を知りたいと答えて)

卵の割り方、、、？分かった。んー、そうだな、一回やってみてくれない？
(卵を1つとボウルを持ってきて)

わかりました！えっと、こう握って…えい！…わ！？卵がボウルの外に！？うぅ…すみません
(卵を全部の指で鷲掴みにしてボウルの縁で勢いよく割ろうとすれば握り方も力加減もなってないため、卵はグシャッと潰れてボウルの中に入らず外に溢れてしまい、申し訳なさそうに謝罪して)

ありゃ、、、これは大変そうだ。（落ちた殻を取りながら）

ご主人様…アメはやっぱりダメな子なんでしょうか…
(沢山迷惑をかけている自覚から申し訳なさそうに瞳伏せて)

いや、そんなことはないよ。学んだらいつかできるだろうし。（片付け終わって）

/上げ

/上げ