機械人形 2024-07-27 17:01:06 |
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(暇だなと思い、散歩をしているうちに少女の所へたどり着き)
、、、人?生きてるか、、、?
(ゴミを退かして貴方のところまで歩くとしゃがみこみ、少女の身体を揺さぶり)
『外部からの人為的干渉を確認、システム再起動します』
(突然機械的な音声が発せられ)
う、んん……あなたは……?
(顔を上げゆっくり閉じていた瞳が開かれ、目の前の相手の顔を不思議そうに見つめて)
あ、起きた、、、てか機械?え?
(貴方が起きた事に安堵するが、機械音がなった事、そもそも何故かゴミ捨て場にいることなど、様々な情報があって心配し)
はい!アメはAS-3型アンドロイドです!…ところで、ここはどこですか?
(目の前で困惑する相手に向けて、自身の名前と素性を伝えてから辺りをキョロキョロと見回して)
アンドロイド、か。聞いたことはあったけど初めて会ったな、、、
なんでここにいるのか分からないのか、、、?
(初めて見るアンドロイドに驚きつつも、何故ゴミ捨て場にいたのかと考え始め)
…っ、そうでした…アメはご主人様にもう必要ないと強制停止させられて…それから……アメは捨てられてしまったんですね……
(かつての持ち主に罵倒され、電源を切られてしまったことを思い出し、目が覚めたらゴミ捨て場…それらの状況から自分の立場に気づけば悲しげに瞳を伏せて)
、、、酷いご主人だなぁ。
(声には少女の主人に対する呆れが含まれており。少女がどうすれば元気になるかなと考え。)
、、、どうする?これから。
私は…どうしたらいいんでしょうか…?私、このままだと廃棄処分に…
(持ち主に捨てられたアンドロイドの行く末など決まっている、このままゴミ回収業者に回収されて完全に廃棄処理される未来が待っているだけ、そう考えたら泣きそうになり)
ありがとうございます!お給料なんていりません、ただただこのご恩に報いるためご主人様のために誠心誠意尽くさせていただきます!
(勢いよく立ち上がると相手の手をとり、ブンブン振って満面の笑顔を見せて)
ご、ご主人様、、、まぁいいか、じゃあうちまで案内するよ。
(貴方の手を引っ張って歩き始め)
どうやって説明しようかなぁ、、、
はい!私を拾ってくださった貴方が今日からアメのご主人様です!早速何か困りごとですか!?
(歩調合わせて隣に並んで何か悩み事かと問いかけて)
いや、、、大丈夫だよ。
(実際には困っているが、黙り。相談しようかとも思ったが、多分説得できるだろうし、何より格好が付かないので言わず。)
そうですか?何かお困りのことがあればなんでもお申し付けください!アメがご主人様の困り事を全部ズバッと解決しちゃいますから!
(力瘤作るような動作で、役に立つアピールをして)
うーん、安心、かなぁ、、、?
(少し心配そうに苦笑いし。)
、、、ん、着いた。
(家に着くと、そこは小さいがしっかり二階建ての一軒家で)
、、、さて、親になんていうかな、、、
ここがご主人様のお家なんですね!親、というのはご主人様のご両親のことでしょうか?
(2階建ての家を見上げ、相手が発した言葉に反応して)
(/ちょっと相談ですが、アメは家事とかやる気だけは満々なので他の家族は居ない方が自由に動かしやすいと思うんですがどうでしょう?家族は出張で家を空けるとか理由は自由に決めてもらって構いませんので)
ん~、まぁちょっと待ってな、、、
(家のチャイムを鳴らすが、誰も出ず)
あれ、、、ん、手紙、、、?
(手紙を読むと、顔を顰め)
/了解です~
ご主人様、どうかされたんですか?アメの出番ですか!?
(何やら手紙らしきものを確認して微妙な表情浮かべる相手の様子に、困り事なら自分が助けになれるか?なんてワクワクしつつ尋ね)
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