その感情が不具合だとしても NL

いいよ、いってらっしゃい。
(指でOKマークを作って)

お待たせいたしました！…ご主人様、いかがでしょうか？
(少しして着替え済ませて戻り、スカートの裾つまんで軽く持ち上げながら率直な感想を求めて)

ん、すごい似合ってる。お嬢様みたい。
(率直な感想を貴方に伝え)

えぇっ、アメがお嬢様ですか！？それはつまりアメが美しく、優雅で、素敵な大人の女性ということですか！？
(そう問いかけながら、くるっとその場で回ってポーズ決めて)

んー、、、どっちかといえば子どもだけどね。(ずばりと言い)

えーっ、ご主人様、酷いですよー！
(客観的に妥当な評価だが、ぷんすかと抗議して)

そうか？僕はいいと思うけどな、可愛いし。
(思ったまま述べ)

なんとなく腑に落ちませんが…ありがとうございます……あ、ご主人様！あれはなんですか！？
(少し納得いっていない様子でお礼言ってから、ショッピングモール内の小さなゲームコーナー、そこにあるクレーンゲームを指差し)

クレーンゲーム？あれはね、アームを動かしてものを掴んで取るゲーム。難しいぞ。
(言葉を選びながら貴方に教え)

なるほど！これがクレーンゲーム！…ということは中にあるのが景品ですね、ご主人様は得意なんですか？
(データベースの中の名称と目の前のそれが一致すれば、筐体の中の猫のぬいぐるみ物欲しそうに見ながら問いかけ)

普通かなぁ、、、何回か取ったことはあるけど、、、欲しいのか？
(台を眺めては)

えっと…はい。あっ、ですがご主人様のお手を煩わせる訳には…！
(つい頷いてしまうが、お金も手間もかかることにすぐ思い至って遠慮して顔の前で手を振り)

、、、ちょっと待ってな。
(サイフを取り出すとクレーンゲームに金を入れ)

わっ、本当にやるんですか！？
(遠慮するこちらを尻目にクレーンゲームを始めた相手に慌てていて)

えーっと、、、もうちょっと右かなぁ、、、(細かい調整をし)
、、、ここかな。、、、あ、取れた。
(一発で取れ、驚いており)

ご主人様、凄いです！一回で取れるって凄いことなんじゃないですか！？
(目を丸くして驚き、はしゃいでいて)

自分でも取れるとは思わなかった、、、はい、これ
(貴方にぬいぐるみを渡し)

…！よろしいんですか？
(一瞬パッと顔輝かせるが、すぐに相手とぬいぐるみとを見比べて)

うん、僕はいらないから。
(微笑んで)

でも…こんなものを頂けるほどアメはご主人様のお役に立てていませんよ？
(受け取っていいのかまだ少し迷っているようで)