警察官と犯罪者　BL

あっそ、んじゃ帰るわ(ドアノブを開ける時に振り向き)
あ、そうだ。なかなか美味かったぞ。お前のおにぎり。ありがとな！(ニコッと微笑むと取り調べ室から出て行き)

そりゃどーも。
(メモを取っていたのを確認して)
懐いた猫に餌やりしてる気分、、

さてと、どこ行くかなぁ(警察署を出ると携帯を取り出して友達リストを漁り)
ん～、とりあえず家に帰るか

再犯しないといいけど、
(ほんまに面倒になるし、とため息をつき、)
おにぎり褒められたの初めてだなぁ、、
(弟妹に作ったっきりだったな、と思い、)

(家が近付くに連れて、やはり恐る恐るになってしまい)
誰も居ないといいけど、、

弁当でも食ってるか、、
(スマホでニュースが流れてきて)
、、親からの暴力なら捕まえられんのかな、、？

(鍵を開けて中に入ると、散らかり放題のわが家)
ゴミぐらい片付けろよな。(誰も居ないと分かると、つい反射的に部屋の掃除をしていて)

あ、お疲れ様です
(苦手な上司に声をかけられ)
はい…わ、かりました…
(圧をかけられ仕事を押し付けられたら)

ふぅ～綺麗になった。(とりあえずゴミを片付けて冷蔵庫を開ける)マジで、何もねーな。(ガタッと音がしたので、ビクッと肩を震わせ)

…なんで俺が、、
(渋々押し付けられた仕事をしながら)

(帰ってきたのは、今1番会いたくない人物で、逃げようとするも、どうやら金がなくなってイライラしているらしく暴行され、一度は逃げようとするが、エスカレートするのが目にみえたし、今までみたいに、耐えていればいつか終わるので、違う事を考え)
「あー、早く終わんねぇかなぁ～」

(見回りをしている。凪の家の前を見ると何か嫌な予感がして、)
先輩、なんかこの家ゴミ屋敷っぽくないスか…？
(先輩に「そうか？」と言われると、)
いえ、埃っぽいな、、と

(殴るのに飽きたのか、それとも満足したのか父親が自分から離れて行く。その隙に家から逃げ出して外に出る)
マジで今日は、厄日だな。(ペッと口から血の味がして吐き出して)

…お前ん家なんかい。
先輩、この子が、、はい、例の。
暴力されとるらしいですわ。
(はぁ、とため息をつくと窓を開けて)

なんなの、あんた、、もしかして、俺のストーカー？マジで、キモいんだけど、、(なんで、一日に2回も警察に合わないといけないんだと思い)
先に言っおくけど、今度は何もとってねーからな！

誰がお前なんか。見回りだよ。上司が行く予定だったけど行かされたの。
そのときにお前の家見つけた だ け。
(はっ、と笑って)
もしかして自意識過剰系なのー？その年齢だとそうなっちゃうかぁ！

で？その痣やら傷はなんです？
(ちらっ、と相手を見て)

自意識過剰はどっちだよ。(そんなやすい挑発にのるかとポケットに手をツッコミ)

あ？あんたに関係ないだろ。つーか、これから寝るとこ探さなきゃいけないから暇じゃねーんだわ！
じゃーなー(ひらひらと右手を上げると背中を向けて歩いて行き)

俺は自意識過剰ちゃうわ、

寝床探す？
ふっふっふっ、泊めてあげよっか？
(ご飯でもなんでも作ってやるけどー？と笑いながら)

いやいい。変な事されたら困る(物凄く、嫌な顔をしながら答えれば、再び歩き出し)

まぁ、でも、金くれるなら、エッチな事してやってもいいぞ？
(欲求不満なんだろうと思いつつ、足を止めて相手の反応を伺い)

違う、本当に、二十歳にもなってない子が外で歩いてたらそれこそそういう奴に狙われるから
先輩もなんか言、
ちょ、！誤解っスよ！ガキとなんもしてねぇっスから！
その顔やめてください！！
(先輩に助言してもらおうとするとにやにやしながら見てくるので焦って)