トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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はい…肝に銘じます…
(エレオノールの言うことは尤もであり、それに自分を心配してこういった言葉を掛けてくれているのだろう。そうは分かりつつもやはり少女にしか見えない年下の冒険者にお説教をされるのはさすがに堪えたようで、クレアはシュンと俯いて自らの心の弱さを反省した。)
そのよう…ですね…
(ミミの説明に加えて自身の持つ「真実の魔眼」でも確認したが確かにエレオノールは此方に危害を加える意思はないようだ。しかし、それでもティアはミミの背に身を隠したままエレオノールに近付く素振りを見せない。これにはティアの置かれた状況に理由があった。エレオノールが筆頭として撤退させたカグラはティアと同様に聖教国側の人間である。カグラが目的としていたのは侵入者の排除でありティアに危害を加えた訳ではない。そうなると、ティアから見たエレオノールの立ち位置は単なる不法入国者ということになる。生き残った司祭達の目の前で、正式な手続きなく国に踏み入った者と迂闊に接近すれば、聖教国上層部からティア自身があらぬ疑いの目を向けられかねない。詰まるところ自らの保身の為にも打ち解ける訳にはいかないのであった。)
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