トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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ふむ…仲間の死はさぞ辛かったであろう。一年間の紆余曲折があったとは言えそれを乗り越えたのは大したものだ。人によっては何時までもその呪縛から逃れられないからな…
(レドの身の上話を聞いては、レイラも近い経験をしていたこともあり神妙な面持ちで同情を見せた。途中、なにやらレドから殺気に近い邪な感情を感じ取り警戒して聖剣に手を添えるがすぐに収まった為に警戒を解き、紆余曲折の末に結果として仲間の死を克服できたレドを手放しで称える。それと比較するように自らが姉と慕った人物を思い浮かべ、人によっては何時までも呪縛から解放されないとポツリと呟いた。その後、自身の瞳にレドの視線が向けられていることを意識すると、一瞬ピクッと身体が反応した末に僅かに頬を赤くしてレドから目を逸らした。今までの人生においてレイラは同年代の異性とまともにやり取りをした経験がない。普通の男はレイラを恐れて近付かず、絡みのあった男共を思い浮かべれば、年の離れた暑苦しいハゲ、姉の彼氏のなよなよした優男、絡みが鬱陶しい数千歳の老人。どれも異性として意識するような対象ではなく、レイラは初めての経験に明らかに動揺している様子であった。)
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