トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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それは何よりです。まだ疲れは取れていないことでしょうし、目的地に着くまでの間は襲撃がない限りおくつろぎ下さい。
(ミミから報告を受けるとティアは安心したように胸を撫で下ろした。自分の為に深手を負ったとなれば繊細なティアの精神は耐えられないことであろう。視線をクレアに移すと、目的地である国境沿いの教会に辿り着くまでは警戒はミミとユリウスに任せてリラックスするように促した。クレアは申し訳なさから少し考えるように天を仰ぎ見るが、またダンテと対峙した際に万全の状態を期していた方が良いと判断し「ありがとうございます」とティアの提案を快諾した。)
協力が全くない訳ではないんですが、基本的には各々が好き勝手に動いていました…パーティーと言うよりは目的を同じくした四人のソロ冒険者と言った方がしっくりくるかもしれません…
(ミミの問いかけにクレアは何処か遠い目をして当時のパーティーの事情を語った。勿論強敵相手には連携して戦うこともあったが、全員が前衛と言うこともあり連携を前提とした一般的なパーティーとは勝手が異なる。パーティーに魔法職が居ないため魔力による強化や回復といったサポートは勿論なく結局は各々の技量に依存した戦闘スタイルな為、その実情を同じ目的を持った四人のソロ冒険者と言い表した。)
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