トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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おー、頼もしいね!その腕前を期待してるよっ。
そそ、私魔法を放つまで少し間があるからさ、そこをカバーしてくれると助かるんだよね。まぁ魔法自体もそんなに強力なのは使えないけど。
だから、準備もちゃんとしてきたよ。
…あ、気になる?見たい?見せよっか?
(レドの返事を待たず鞄の中から小さな瓶に入った謎の液体や、拠糸のブレスレットなどなど忙しなく取り出して)
こっちはまぁ聖水みたいなもんだね。これを霧状にして服に沁み込ませておけば、虫が寄ってこないの!で、こっちのブレスレットは虫が嫌いな炎系の魔力を纏わせてるから、皮膚にくっついた瞬間びっくりして逃げるハズだよ!
…森にはね…虫が…居るんだよ……!私、ほんっとーに虫全般が苦手なんだよね…。
(得意げに小道具の説明をするも、次第にその表情を曇らせていき。あのヌラりとした光沢、六本の足、何を考えているのかわからない眼、挙句の果てには飛ぶし…考えただけでゾゾゾと鳥肌が。レドにもこれあげるねと、所々太さが違う不恰好なお手製ブレスレットを渡して)
…がんばろーね、レド。あ、そろそろ着くのかな。
(しょぼんとしながらも、馬車は湖の周囲に広がる森の入り口に近づいたのか少しずつゆっくりになって、馬の嘶きと共に止まり)
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