トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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ふふっ、よろしくお願い致します。
(ミミのウィンクを受けて、ティアは口元に手を添えて上品に微笑むと知り合いによろしくと告げた。聖教国唯一の良心だけあり知り合いが半獣人と聞いても取り乱す様子はなく常識的に見て正解の対応であるが、この聖教国の地で、それもユリウスの前では対応を誤ったと言わざる得ない。)
獣人が知り合い…?アッハハ!ミミちゃんは面白い冗談を言うねぇ。本当はペットかなにかでしょ~。
(知り合いが半獣人であると聞いて、ユリウスはミミの腕を離すと自身の腹を抱えて笑い転げた。どうやらミミの渾身の冗談だと解釈してツボにハマったようである。しかし、口元は吊り上がっているが目は笑っておらず、その瞳は対応を誤った裏切り者であるティアを捉えていた。獣人というワードに反応しなかったが為に、ティアには今まさしく異端の疑いが掛けられており、これ以上対応を誤れば良くて投獄、最悪は極刑であろう。平静を装い笑顔は崩さないもののティアの内心はユリウスからの印象を挽回しなければと焦っていた。このままでは一件が終わり次第裁判にかけられることは必至であり、即ち人生の終わりと同義である為だ。)
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