トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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まあ…私の為にそこまで心配してくださったのですね…ありがとうございます。
(ミミの表情を見てどれだけ自分のことを想ってくれていたのかを察するとティアは「まあ」と少し驚き一瞬だけ目を見開いた。僅かな期間の雇われの身でありながらこれ程までに自分を心配してくれた事に驚き、そして感動したのだろう。優しい声色で礼を言いつつミミをギュッと抱きしめた。その包容力や溢れ出る母性は正に聖女である。)
ずるい…!私のミミちゃんですよぉ…!
(ミミを抱擁するティアへ露骨な対抗心を見せるユリウスはムスッと頬を膨らませると、握っていた手を離してティアとは反対側からミミに抱きついた。ティアのような母性とは正反対であり、こちらは正に加虐趣味者としての支配欲からの行動であった。ユリウスは気付いていないとはいえ、獣人の身でありながら聖教国の人間とここまで親しくなれるのはミミの人柄故だろう。)
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