冒険者ギルドの日常

冒険者ギルドの日常

トピ主  2024-07-26 06:44:45 
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舞台となるのは交易都市デュランダル。様々な国の行商人が行き交い活気溢れる街です。この街に置かれたギルドに集う冒険者を中心に物語が展開されます。
世界観としてはよくある異世界ものと同じく中世ヨーロッパ風な街並みで、人間のほかにエルフや獣人など様々な種族が共存しています。
冒険者の等級はSを頂点に上からA~Eの等級があります。
募集人数に上限はありませんので興味のある方はご参加ください!
ロルは中ロル程度が好ましいです。冒険者の等級に関しましてもSランク冒険者が大量発生するとバランスが崩れてしまう恐れがあるので出来ればAランク以下の冒険者としてご参加していただきたく思います!


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  • No.318 by ユリウス  2024-09-11 16:35:04 

>317

ここの聖歌隊が凄いのはなんと言ってもその力の入れようだよー。教皇様の後押しもあって二年前にこの教会と一緒に新設されたばかりなんだぁ。歌唱力は勿論のこと、国中から教皇様好みの美女を選出していて見栄えも良いんだよぉ。…全員小柄で茶髪なところとか勇者様似の子を集めてるって噂もあるけど…ま、勇者様って中身はともかく顔は良いからねぇ…

(良くぞ聞いてくれたと言わんばかりにユリウスは目をキラキラと輝かせて聖歌隊について語った。どうやら教皇の肝いり事業として専用の教会と共に近年立ち上げられたようだ。優秀な指南役を付けているのか歌唱力は一級品で、ルックスにも教皇の拘りが反映されているらしく、殆どの聖歌隊員が小柄で茶髪なことから勇者レイラ似の少女を集めているのではないかという噂もあるらしい。何はともあれ、娯楽の少ないこの国で優秀な聖歌隊が新設されたとなればユリウスが興奮するのも必然であろう。)

  • No.319 by ミミ  2024-09-11 17:30:35 

>318

な…なるほど、要は歌が上手い勇者様みたいな人達が集められてるんですね?まぁでも、娯楽が少ないこの国で優秀な聖歌隊が入れば、テンションも上がりますよね。

(目を輝かせるユリウスから聖歌隊についての話を聞き、歌唱力が高いところに興味を持ったような反応をするが、後半教皇の趣味がガッツリ入っていることに若干引いており。だが、娯楽が一切ない聖教国で歌が上手い可愛い子達が来たらテンションも上がるだろうと、少し笑みを浮かべながらユリウスに共感して。教会の入口の方を見て、像でしか、見たことないレイラの姿を思い浮かべ、あの中にこの人がたくさんいるのかと思っており)

  • No.320 by ユリウス  2024-09-12 16:09:26 

>319

そーいうこと!村を燃やしたついでに関係者用の招待状をゲットしたから特等席で見れるよぉ。さ、受付が混む前に行こうかー。

(反応を見るからにミミも興味を抱いているようで、ユリウスは上機嫌にミミの言葉を肯定した。そしてポケットから招待状を取り出したユリウスはヒラヒラと招待状を揺らしながら、サラッと村で略奪してきたとカミングアウトする。ユリウスからしては戦利品のような感覚であり、特段心を痛めている様子は見られず、受付が混み合うことを心配してそそくさと教会の内部へと歩みを進めた。)

  • No.321 by ミミ  2024-09-12 17:21:24 

>320

んー…招待状を手に入れるまでの経緯についていろいろ言いたいことはあるけど……まあまいいか…。

(上機嫌に招待状をポケットから取り出したのを見て、やはり特等席で見るにはそういったものが必要なのかと思い。美女ばかりな上に娯楽がない聖教国の住人からすれば、ユリウスが持つ招待状を欲しがるだろうと考え、招待状を手に入れた経緯について苦笑いしながらいろいろ言いたいのだが、聖教国の住人でもない上半獣人の自分が特等席で聖歌隊を見れることは二度とないことなため、何も言わずユリウスについていって)

  • No.322 by 放浪ペンギン  2024-09-13 03:09:07 

{参加希望です。}

  • No.323 by トピ主  2024-09-13 07:50:24 

>322

歓迎致します!

  • No.324 by ユリウス  2024-09-13 08:22:00 

>321

さ、ここだよー。いい眺めだねぇ、ソファもふかふかぁ。

(受付を済ませ会場へと足を進めると、目の前にはデュランダルにあるものにも劣らない精巧な作りの劇場が広がっていた。客席は二階層に分けられ、一階が一般席、二階が特等席という作りである。一般席にも仕立ての良いソファが設置されているが、特等席に設置されたものは別格で細部まで装飾が施されている。ユリウスは指定されたソファに腰掛けると、隣の席をポンポンと叩いてミミに着席を促した。下に目を向けるとステージ全体を見渡すことができ、本番までの束の間の雑談を楽しんでいる二十数人の美女達を見てユリウスは「いい眺めだねぇ」としみじみとした様子で呟いた。美女達の容姿は瓜二つまでとはいかずとも姉妹ではないかと疑うほどに勇者レイラの容姿に近いものであり、教皇の趣味が反映されているという噂はどうやら本当のようだ。)

  • No.325 by ミミ  2024-09-13 16:46:36 

>324

…確かに、いい眺めですねぇ…デュランダルと同じくらいの劇場…デュランダルでは特等席に座ったことないですけど、少なからず一般席よりも良い作りですね。…それにしても……本当、姉妹かっていうくらい似てますね……。

(ユリウスに着席を促されるとお礼を言って隣に座り、目の前に広がる劇場とデュランダルの劇場を比べてほとんど同じくらいだと呟き、自分達が座ってるソファにも目を向けて1階やデュランダルのソファよりも作りが良いと告げて。そして、今現在雑談している勇者様に似た美女達を見て、先程聞いた噂は本当だったのかと思いながら姉妹みたいだと少し苦笑いしながら呟き。)

  • No.326 by ユリウス  2024-09-14 08:00:40 

>325

でしょでしょー。可愛らしく雑談してるあたり本物の勇者様とは違って中身はお淑やかなんだろうなぁ……

(デュランダルのものと同程度と聞いてユリウスは自慢気にドヤ顔をして見せた。小さな祖国が交易都市にも劣らない点を持っていることが余程誇らしいのだろう。そして、勇者似の美女達を見て姉妹のようだと言うミミの感想を聞いて大きく頷いて肯定すると、中身は本物とは違うのだろうと私見を述べる。まるで本物の勇者を小馬鹿にするような軽口であったが、言い終えたと同時に気まずそうにステージから目を背けた。)

皆さんこんにちは。本日聖歌隊員として初めて皆様の前に立ちますニナと申します。初公演と言うことで緊張しておりますが、精一杯歌いますので暖かい目で見守ってください。そして、天に召されたお父さんお母さん…見ていますか?私…こんなに凄い場所に立てるようになったんですよ…貴方々がこの場に居ないことだけが心残りですが、天国から私の成長を見届けてくださいね…

(聖歌隊の列の中から一人、ステージの前方に歩み出て丁寧な口調で挨拶を始めた。話す内容から新人のお披露目ということであろう。新人と言えどさすが聖歌隊員だけあり綺麗な声色でつつがなく挨拶をしていたが、途中から目尻に涙を浮かべて言葉を詰まらせる。どうやらこの場に来る予定であった両親が不慮の事故で天に旅立ったらしい。なんとか最後まで言葉を紡いで両親への想いを告げると会場からは溢れんばかりの拍手が響いた。しかし、不可解なのは周囲の反応とは裏腹にステージから目を逸らしたユリウスの行動である。これらの情報から推察するに、このニナという少女はユリウスが燃やした村の出身で、両親は事故ではなく魔女狩りによって亡くなったのだろう。そして、ユリウスが手にしていた招待状は本来はニナの両親に送られたものであることが察せられる。)

  • No.327 by ミミ  2024-09-14 13:06:58 

>326

話を聞いた限り、勇者サマは暴君っぽいですし……中身まで一緒とは思いたくないですよ。

(先程ユリウスから聞いた話では、勇者は横暴な人間だということがわかったため雑談している勇者似の美女達の性格まで勇者と同じではなく、ユリウスの言うようにお淑やかであってほしいと苦笑いしながら告げて。そしてこれから始まろうとしている時に、ユリウスがステージから目を背けたのを不思議そうに見ており)

…そっか、お父さんとお母さんはもうこの世に居ないんだ…せめて初公演に………この場に居ない…?聖歌隊所属だから、家族に当然招待状を送られる……招待状……

(初公演であるニナに暖かい目を向けていたが、ニナの両親が娘の初舞台を見ることなくこの世を去ったことに悲しい表情を浮かべて……そして、ある違和感に気づく。ユリウスが視線を逸らしたことに加えて、仮に両親が今日まで生きていたら一番いい席で見てほしいとニナから招待状を送られるはず。ユリウスは村を燃やして招待状を手に入れて、この席に座っている……ユリウスの方を向かず、少し俯きながら口を開き。)

…ユリウスさん……さっきの招待状…差出人は?

  • No.328 by ユリウス  2024-09-14 18:44:10 

>327

…えと…あの子です……で、でも…あの子の親は背信者で…この国に存在してはいけなかったんだよぉ…あの子が生きてるだけでも有難いことでしょ…?

(招待状の差出人を尋ねられると、ユリウスは言葉に詰まりながらも観念してニナだと白状した。ミミが自身に顔を向けないことから怒っているのではないかと思い嫌な汗が頬を伝いながらも、必死の弁明をする。背信者だから死んで当然、その子供が生きているだけ有難いだろうと言うユリウスの主張はおそらく外国から来たミミには受け入れ難い内容であろう。)

  • No.329 by レド  2024-09-14 20:07:46 

【一方その頃、ギルドの酒場にて】

クレアさん、本当にいないのか。あぁ、とうとう……
(酒場の片隅で、黒ずくめの青年がテーブル席でぐったりとしており。この男はレドというBランクの冒険者だが、訳あって1年前から冒険者を止めてしまい、ギルドにも顔を出さずにいた。毎日酒場にいるはずの憧れ・「不死鳥」クレアが姿を消したと聞き、久方ぶりに来訪したのだが、本当に姿が見えず、ついに死んだか失踪したかと嘆いているようだ)

俺は冒険者になってから、何もかも失った。仲間も、憧れも、そして、自分自身……も……
(疲れで隈のできた顔が、どんどんテーブルに向かって傾いていき。瓶で注文した蒸留酒(ジン)も、いつもは余裕で一瓶空けられるはずが、今日は半分も飲めずにテーブルに残ったままだ)

……アーダン、ペトラ、お、俺は、もう、動……
(とうとう完全にテーブルに突っ伏してしまい。腕もだらんと下がっており、うわごとを発していなければ、その姿はまるで発作で倒れた死体のようであった)


(/打ち合わせスレ106、初参加です。よろしくお願いします。)

  • No.330 by ミミ  2024-09-14 20:08:46 

>328

なら、あの子から目を逸らさないでよ。両親が亡くなったことを知ったばかりで、歌うどころじゃないのにこの場に立ってるあの子から…。

(ユリウスの必死な弁明を聞き、拳を握りしめながらニナから目を逸らすなと告げて。少しだけユリウスの方を向きフードで片方の目が隠れているが、もう片方の目は普段温厚なミミからは考えられない程酷く冷たく、鋭い目を向けており。本当は背信者だからといって死んでいい人間なんていないと言おうとしたが、そう言ってもあまり響かないと思い後ろめたさがあって目を逸らしたことについて言い放って。後ろめたい部分を突くように、ニナの心情も加えて)

  • No.331 by イェンフゥイ  2024-09-14 21:42:26 

>>All


昼間の茹だる様な暑さは何処へやら、任務後の火照った身体を撫でる風がひんやりと心地よい。いつの間に暗くなった足元に、既に夜が深まっていたらしいことに気付かされる。ふと見上げた留紺の空には、宝石の如き星々が散りばめられており、思わず目を細める。街の喧騒を他所に暫くぼんやりと突っ立っていれば、上背のある男はさぞ通行の邪魔なのだろう、舌打ちやら『邪魔だ』というお小言が飛び、あまつさえ肩をぶつけてくる者もいた。何やら治安が悪過ぎてはないかと周囲を見渡すと、なるほど酒屋が近くにあるようで既に出来上がっているであろう者たちが散見される。

「ふぅん…あんまり来たことないところだけれど、今日はここでいっか。なぁんか、面白そうな連中もいるし」

酒場の雰囲気や酒そのものに呑まれているのか、奇怪な容姿を気にする者が少ない酒場は好きだ。好きなだけ酒を浴びながら"遊び相手"を見つけられるのだから、これ程までに愉しい場所はない。中々来ることのない通りにある酒場だったが、普段通っている酒場よりも"歪みやぐらつき"のある者たちが多いように思う。果たして、この酒場はどのような夢を見せてくれるのか。得も言われぬ昂りを胸に酒場へ歩みを進めると、先程までの涼しさが幻のように熱気に包まれ溶けてゆく。空いている席へ適当に腰掛け、取り敢えずのエールを1杯。様々な武勇伝や下世話な噂話に耳を傾けながら、刺激的な出会いはないものかと舐めるように辺りを見渡して。


(/癖が強めな新参者ですが、気軽に絡んでいただけると嬉しいです。皆様、よろしくお願い致します…!)

  • No.332 by ルーシエル  2024-09-14 22:08:23 

>329
はぁ……幸せ。
(その味を覚えてからというもの、甘いお酒を飲みながらギルドに入り浸る日々を過ごす酔いどれエルフ。今日も可愛い朱色の果実酒が揺れるコップに両手を添えて、だらしなく瞳を蕩けさせて。それでも、先日こなした依頼で得た報酬が少しずつ減っていることに気付かないわけにはいかず…。壁に張り出された依頼書でも見ようかしらとおぼつかない足取りで立ち上がると、何かにぶつかり躓いて)

…わわっ、ごめんなさい…ん?…。だ、誰かー!ヒ、ヒトが死んでるーッ!!
(転びそうになり咄嗟に謝ろうとぶつかった先を見ると、だらりと長い腕を投げ出し微動だにせずテーブルに突っ伏した男性の姿にギョっとして。…第一発見者って、疑われるかしら?バーロー、私が何かしたわけじゃないし、早く誰かに知らせなきゃ…!と葛藤を追いやり、男性の耳元で叫んで)

  • No.333 by レド  2024-09-14 23:27:15 

>332
ぎゃっ!?ふざけんなお前ッッ!!ぶった斬ってや……!!
(いきなり耳元に響いてきた大声に驚いて立ち上がると、おもむろに血のように赤い鞘から刀を抜き始めて。男は瞬く間に「死体」から、身の丈180を超える大男・役者のような美貌と獣のような気性を併せ持つ武辺者「ごろつきのレド」へと変身し、怒りの形相と共に振り下ろした大刀でルーシエルを真っ二つに!)

…………はぁ。まったく。
(したかに見えたが、声の主が小さな少女と認めるや否や、抜きかけた刀を納め、溜息一つ吐いてぺたんと椅子に座り直して。「子供」は、斬れぬ。)

  • No.334 by ルーシエル  2024-09-15 11:21:06 

>333
ヒェッ… あれ?切れてない?
(急に起き上がった相手が抜刀すると、振り下ろされる刃の鈍い光に本能的な恐怖を感じ頭を手で隠してしゃがみ込み。ギュっと目を閉じていると聞こえてきた相手の声……無事みたい)

な、なにさっ、急にびっくりするじゃない!
(どうやら刀を操る剣士、こんなに近くでしかもあの速さで刃を向けられたら自分の防御魔法なんて間に合うわけがなく。サササっとへっぴり腰で二、三歩青年から距離を取ると、自分が始めに取った行動なんてすっかり忘れて少し声を荒げながら相手に悪態を吐き)

  • No.335 by レド  2024-09-15 12:36:44 

>334
ハッ、なーにがびっくりだ。酒場をうろつき人の耳元で叫び……おまけに酒まで覚えてるとは。見かけによらずとんだガキだな。
(ルーシエルの悪態も意に介さず、腕を組みながらジト目で悪態を吐き返して。そして鼻を鳴らすと目の前の「子供」が酒を飲んでいることに気がつくと、さらに呆れ返り)

さて、大人としてはどう躾るべきか。海に叩っ込むか?聖教国の修道院に放り込むか?ああやっぱり、「コレ」がいいか!
(この「ガキ」をどうお仕置きするか?右手を顎にやりながらルーシエルを睨みつつ思案したのち、「「コレ」がいい」として腰から解いた刀……ルーシエルの背丈ほどもある五尺近い大刀を彼女の目の前でガン!と床に突き立てて)

  • No.336 by ユリウス  2024-09-15 18:03:58 

>330

わ、分かったからぁ…そんな目で見ないでぇ…

(ミミに鋭い視線を向けられたユリウスは、完全に萎縮して目に涙を浮かべた。加虐趣味者である為に、受け手に回った場合の耐性が無いのだろう。目を逸らすなと言うミミの言葉に同意するも、それは恐怖から逃れる為であり、おそらくユリウス自身はなぜミミが怒っているのかも理解していない。後ろめたい部分を突かれたことから、気は進まないが言われた通りニナを視線に向けるも…すぐに逸らした。この狂った国で育ったユリウスは勿論ニナに対して酷い仕打ちをした意識などない。しかし、自分の意に反してどうしても視線を逸らしてしまうのはユリウスの心の奥底に眠る人間的倫理観がそうさせているのだろう。)

  • No.337 by トピ主  2024-09-15 18:06:00 

文章の訂正をします

ニナを視線を向ける→ニナに視線を向ける

  • No.338 by ルーシエル  2024-09-15 19:53:50 

>335
な、なんだと~…私はエルフだから、アンタが思ってるよりよっぽど大人だよっ。200年以上生きてるんだからっ!
(目を伏せて大人っぽい仕草で長い髪をかきあげれば、自分の種族を主張するみたいに尖った耳をピンっと張って。自身の背丈ほどもある刀に怯みながらも、張り合うように長い杖を具現化しぎゅっと握って)

それに偉そうに大人って言う割にはテーブルで寝てるなんてみっともないね。剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしてきなさいよねっ
(見たところ二十歳そこそこの若い人間のよう。そもそもどうしてギルドで寝てるんだろ、趣味かな。と唐突に疑問に思い)

  • No.339 by ミミ  2024-09-15 21:17:08 

>336

何もわかってないでしょ…さっき、あの子の親は存在しちゃいけないって言ってたよね?…存在しちゃいけない人なんて、この世界の何処にも居ないんだよ…みんな同じように命を与えられて、その人が亡くなったら必ず悲しむ人がいる……大切な人の命を奪われた人の気持ち、わかる?

(ユリウスの発言からミミが何故怒っているかわかっていないことを読み取り、ユリウスからニナに視線を移しユリウスが先程言っていたことについて話し始めて。ニナの両親はこの国では居ちゃいけない存在だったかもしれない…だが、この世界ではそんな人は誰ひとり居ないと告げて。地位や能力、才能等様々な違いはあるが命だけは全員平等に与えられた物…どれだけ犯罪を犯した人にも、悲しむ者は必ず居る。再び視線を逸らしたユリウスを見て、大切な人の命を奪われて残された者の気持ちがわかるかと問いかけて)

  • No.340 by レド  2024-09-15 22:07:03 

>338
何っ!?
(こちらが刀を突きつけても怯むこと無く、杖を具現化してみせたルーシエルに不意を突かれ、思わず刀を引っ込めて)

ア、アーダン!?
や、やめてくれ!俺にはもう、そんな資格無いよ……
(そしてルーシエルが「剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしろ」と啖呵を切ると、誰とも知らぬ名を叫んで椅子から転げ落ち、尻餅を突きながらガタガタ震えて彼女を見上げて。その眼は完全に怯えている。どうやら多少のことに怯まず堂々と杖を握るルーシエルの姿が死んだ仲間と被り、その亡霊に責められる幻を見ているらしい。その辺りに「答え」があるようだ。)

  • No.341 by ルーシエル  2024-09-15 23:40:57 

>340
ど、どうしたの?……落ち着きなよ、ほら。
(やれやれ、ようやく年上のお姉さんを敬う気に…ってわけでもなさそう。急に怯えた表情を浮かべて床に座り込んでしまった青年を見やると、杖を引っ込めてその大きな手をよいしょと引っ張ってテーブルに着かせて。テーブルを挟んで自分もちょこんと椅子に座ると、氷が溶けて少し薄まった果実酒を一口)

資格がないって、どういうこと?
(決して達観してるわけじゃないけれど、青年が自責の念や後悔を抱いているのはわかる。そういえばクレアも少し似た感じだったっけ。私だって一緒に旅した相方のおやつをこっそり食べちゃったときは自責の念とやらを抱いたけれど、それとはまた違うのかなと考えながら落ち着いた声で尋ねて)

  • No.342 by レド  2024-09-16 09:18:25 

>341
……?わっ、刀!
(ルーシエルに引っ張られて席に着くと、我に返って慌てて床に落ちた刀を拾い直して。どうやら尻餅ついたことすら覚えてないらしく)

やられたな、「姉さん」の方が何枚も上だったなんて。いいでしょう、ここまで来たからには何もかも話しましょう。あ、俺が奢りますから注文あればどうぞ……大分長い話になるのでね。
(それに引き換え目の前の女性は落ち着き払った姿で長耳を晒している……ようやくルーシエルがエルフ、それもひとかどの人物であると認めると、今まで使わなかった敬語でルーシエルに注文を促しつつ、拾った刀をテーブルの右手側に立て掛けて。すぐに抜刀できない位置に刀を置くことで、彼女に礼儀を示しているらしい)

名前を言ってませんでしたね。俺はレドと言います。Bランクの、冒険者「だった」者です。
(改めてルーシエルに向き直ると、神妙な面持ちで名を明かして)

  • No.343 by ユリウス  2024-09-16 18:08:14 

>339

うぅ…分かんないよ…そんなのぉ…

(ミミの問いかけに、涙目で唸り声を上げたあとに首を横に振った。今の今まで考えたこともなかった事柄に内なる良心が傷んでいるのだろう。外の世界を知らず、聖教国の戒律と規則が全てである生活を送ってきたユリウスにとってミミの説教はそれ程心に響くものであった。まだ心の整理がつかないユリウスはソファの上で膝を抱えて縮こまり、完全に顔を伏せてしまった。)

  • No.344 by アメリア  2024-09-16 19:06:24 

>331

すみません、果実酒と…あと、ナッツとチーズをください…。

(賑わう酒場の片隅、席について酒場の店員に果実酒とその果実酒に合うであろうつまみを注文し、店員は注文を確認した後カウンターの向こうへと入っていき、注文した者も届くのを待っている状態だ。声からして女性であることはわかるが…違和感を感じる。室内であるにも関わらず、彼女が身につけているマント型ケープのフードを外していないことだ…顔を見られたくないのか、若しくは他に見られたくないものがあるのか…そういったことを簡単に予想できる。)

  • No.345 by ミミ  2024-09-16 19:29:21 

>343

…君は、一度この国から出た方が良い…居るべきじゃない。この国を出て、外の世界を見に行って…そうすれば、私が言ったことも全部わかるから。

(恐らくミミが言ったことが理解できないのは、正教国で生まれ育ち戒律や規則が全てだと思っているから…つまり、外の世界のことを何も知らない。外の世界を知らないということは、当然外の世界のルールも知らないだろう…再び前を向いて、ユリウスに聖教国から出て外の世界へ行くべきだと告げて。外の世界で生活して、外の世界のルールを知ればきっとミミが言ったことを理解できるだろう…)

  • No.346 by ルーシエル  2024-09-16 21:22:54 

>342
(あらら、なんだか急に丁寧な物腰に変貌したレド、なかなかかわいいとこあるじゃんと小さく笑い)

へへ、姉さんなんて言われるとなんだか照れちゃうなぁ。私、ルーシエル。名前で呼んでくれていいよ。よろしくね、レド。
(「元」冒険者、なんて言い方をする青年は、何やら事情がありそうな様子。カランと氷の音をさせて果実酒を飲みながらお言葉に甘えて林檎のタルトの追加をお願いして)

私もここに長く居るわけじゃないけど…レドとは初対面だよね。ランクもついた冒険者だったってことは、以前はギルドに顔を出してたの?

  • No.347 by イェンフゥイ  2024-09-16 22:57:49 

>344

あっはぁ、おにーさん面白いね。残念だけど、この腕はあげられないんだぁ。どうしても欲しいっていうなら……そこら辺のジャンクポーションでも飲んでみなよ

(辺りを見渡しながら呑んでいたのが、酒場初心者に見えたのだろう。かなり出来上がった状態の男たちが、酒場の楽しみ方を教えてやろうと話しかけてきて十数分。酒場に関するものと言えば、飲んで食えと至極簡単な内容だけで、武勇伝やら猥談やらが殆どを占めていた。気が向いた折りに相槌を打っていたのだが、何を気に入ったのかダル絡みをされる始末。丁度、こちらの身体について質問攻めが始まったため、気に触ったフリをして逃げることとした。)


…はぁ、あのおじさんたち、ちょっとしつこかったなぁ。あーあ、折角のエールが温くなっちゃった…ほんと萎える……ね、おねーさんもそう思うよね?

(犇めき合う客と忙しそうに跳ね回る給仕の間をスルスルと器用に歩いていると、視界の端に気になるものが映る。よくと観察してみれば、酒場という屋内にも関わらずフードを目深に被っており、明らかに怪しさ満点で。念願の"面白いもの"の予感に胸が弾む。フードを被った人物の席には酒も料理も置かれていなかったため、酒場に来たばかりであろうとあたりをつける。幸いその人物の近くの席は空いており、遠慮なく腰を下ろし、まるで知己の仲であるかのように声をかけて。)

  • No.348 by アメリア  2024-09-17 01:00:00 

>347

(自分が注文した酒とつまみが届くまで、犇めき合う客の喧騒に耳を傾けており。決して興味があって聞いているのではなく、自分に関する話をしていないかどうかを確認するためであった。酒が回った者達のことだ、興味があるものには躊躇なく接する…相手が女性なら尚更そうするだろう。会話…というより一方的に話をされていると必ず「フードを取って」という話に辿り着いてしまう。目立たないように隅の方の席を選んだが、被ってるフードで余計目立つだろう。)

…え?えっと…ちょっと、何の話かわかりません…。というより、貴方…その体……。

(まるで知己の仲のように話しかけられたことに驚き、何かについて共感を求める発言に一体何について話していたかわからないため、少し俯きながら正直に何の話かわからないと告げて。ゆっぬりと顔を上げてイェンフゥイの姿を確認し、酔っぱらいではなさそうなことに安心すると同時に、体の所々が人とは思えない身体に変わっていることに目を見開いて静かに驚いており)

  • No.349 by イェンフゥイ  2024-09-17 17:40:38 

>348

わからないかぁ、そっかそっかぁ…まぁ、いいや。どーでもいいことだし

(突然の声がけに気を悪くした様子もなく、淡々と返答を返してくれる律儀さに、先程までとは別の興味が頭を擡げる。しかし、言葉を交わすも俯き曖昧模糊となる表情に、少しばかり距離感を間違えたかしらんと小首を傾げて。いくら常識外に生きているとはいえ、いきなりフードを取ったり、顔を隠している理由を追求したりすることが悪手であることは十二分に理解している…つもりである。)


…あぁ、コレ?最高にお洒落で格好良いでしょ。コレのおかげでいっぱい稼げるし、格好良いし。イイコトづくめだよぉ

(次の話題を決めあぐねているところに、救いの一手が差し伸べられる。身体について訊かれることには慣れているため、これ幸いと話題に飛びつくことにして。邪険にすることなく会話を紡いでくれるあたり、心根が優しい人物なのかもしれない。であれば、俄然顔を隠している理由が気になるもので。取り敢えず、目の前の話題を広げていくかと、見えやすい様に相手の方へずずいと腕を寄せてみせ。)

  • No.350 by ユリウス  2024-09-17 19:03:58 

>345

…考えてみる……

(聖教国を出ることを進められると、ユリウスは少しの沈黙の後顔を上げると「考えてみる」と小さく呟いた。国を出ることは容易ではないが、ユリウスの地位や魔力を駆使すれば不可能ではないだろう。何よりもニナを直視出来ない自分の心情の正体を探る為にもユリウスは外の世界へ関心を抱き始めていた。そうこう話しているうちにステージ上の準備が整ったようで聖歌隊の合唱が始まった。流石プロと言ったところか、聖歌隊は声のみならず身振り手振りまで完全に一致しており、現代語ではなく古代語で歌われている聖歌はどこか物悲しい雰囲気を纏っていた。)

  • No.351 by レド  2024-09-17 21:58:22 

>346
姉さん、ルーシエル……ルーさんが来たのは最近なんですね。じゃあ入れ違いになるのか。俺はここ1年ギルド(ここ)に来てないけど、3年ほど前、18の時には在籍してました。本当はもっと早く入りたかったけど、絶対外せない「用事」があったんでね……
(まだ半分は瓶に残っていた蒸留酒(ジン)をグラスに注ぎ直すと、自らの身の上話を始めて。幼いころ盗賊団に襲われ家族を村ごと滅ぼされたこと、運よく元冒険者の剣士に拾われ敵討ちのため剣士になったこと、単騎で30人余りの賊を滅ぼすため、大砲のごとき威力を誇る巨大な剣閃を飛ばす技「竜狩り」を幼少から十余年かけて会得したこと、そして18の時、その「竜狩り」で盗賊団を寝ぐらごと粉砕して敵討ちを遂げたこと……)

本懐を遂げたらすぐにギルドの門を叩きました。聖騎士由来の清らかな冒険者にして、どんな悪党も地に伏せる天下無双の剣聖……「首狩り」になりたいと、前から決めてましたからね!
(度数40度に達する蒸留酒(ジン)をグイグイと飲みながら、冒険者を志した由来である「首狩り」への憧れを熱く語り出し)

  • No.352 by アメリア  2024-09-17 22:49:35 

>349

…この体、元からこうだったわけではなさそうですね…。貴方から魔物の気配…みたいな物は感じられませんし…。

(自分の前に寄せられたイェンフゥイの腕を軽く顎に手を当てながら真剣な表情で見つめており。確かに、普通の人間よりも身体能力が高い分討伐の仕事で多く稼げるだろうと納得して。アメリアのように人間に近い見た目の魔物も存在するが、イェンフゥイの場合は特殊なケースだと思われる。魔物の気配が感じられないと言うが、熟練の冒険者でない限りわからない…アメリアの場合は、同族かどうかで気配を感じている。このことからイェンフゥイは体の一部が魔物の体に変わった人間だということがわかり、再びイェンフゥイの方を向いて「一体、どうやって…?」というような表情を浮かべており。今度はアメリアの顔がハッキリ見えて)

  • No.353 by ミミ  2024-09-17 22:57:34 

>350

…前向きな答えを期待してるよ……それにしても、どこか物悲しい雰囲気だね…。

(ユリウスの小さな呟きをしっかり聞き取っており、前向き…要は聖教国から出て外の世界に行くという答えを期待していると告げて。聖教国から外に出るということから聖女…ティアのことを連想して。あの時は奇襲で言いそびれたが、ティアならあの誘いにどう答えたんだろうか…外へ出ることを選ぶのか、それとも聖女としての務めを重んじるか…そんなことを考えていると、聖歌隊の合唱を始まり。流石は聖歌隊、歌声から何から何まで調和が取れている…だが、その歌から感じられる雰囲気を呟き)

  • No.354 by イェンフゥイ  2024-09-17 23:36:56 

>352

へぇ…おねーさん、こういうのに詳しいんだ?ふぅん、魔物由来でもないのかぁ…ちょっとがっかりかも。もっと浪漫のある腕だとよかったのに。

(まじまじと硬質な鱗に覆われた腕を見つめられ、何とも言えない擽ったさを覚える。こちらから見てみろと出しておいて滑稽な話だが、真剣に向き合われるのは初めてで。こそばゆさを誤魔化すようにエールを煽れば、的確な分析が返ってくる。この類に詳しい人物と出会ったことも、彼女がその手に明るい人物かもわからないが、その言葉には妙な説得力を感じ得る。年頃の少年よろしく浪漫溢れる事情が隠れているのではと期待していた故に、至極現実的な分析は中々に堪えた。つい肩が下がってしまうのも許してほしい。)


喉乾いてたからさ、そこら辺に落ちてた小瓶の中身飲んじゃったんだよね。そしたら、こーなったわけ……それより、おねーさん綺麗な顔してるね。隠してるのもったいないんじゃない?

(不意に耳へ届く衣擦れの音に、何やら身じろぎしたらしいことを察し、音の方へ顔を向ける。先程までフード一色だった視界に、やけに整った面立ちの女性がいて。その異質な美しさに、彼女こそ人から離れた場所に位置する存在ではなかろうかと考える。はっきりと視認した顔に言及しようかと口を開きかけたが、初めて捉えた彼女の表情があまりにも不思議そうに思えて。大方、腕への反応だろうとあたりをつけ、先にそちらへ触れることとする。ともあれ、特殊な腕について語れることも少ないため、結局は彼女の顔へ言及してみせ。)

  • No.355 by ユリウス  2024-09-17 23:54:40 

>353

…この曲は聖教国の成り立ちを歌ったものなんだぁ…前半はこの地の暗黒期を歌っているからとくにそう感じるのかもねぇ…

(前向きな答えを期待しているというミミの言葉にユリウスは小さく頷いた。これから先、深く考えユリウス自身で答えを出すことであろう。そして、聖歌が物悲しい雰囲気だという感想を聞いて、その感想を肯定しつつ、曲の邪魔にならないように声量を抑えて解説を加えた。ユリウス曰く、その昔、聖教国の地は巨大な獣人の帝国の一部であり、その帝国では人間が奴隷として扱われていたようだ。前半はかつての言語で当時の生活を歌ったものである為、ミミの抱いた感想はもっともであろう。聖教国が獣人を忌み嫌い、人間以外の種族を嫌悪する理由はその内容から明らかであり、この国の根幹となっているのは聖なる教えによる「救済」ではなく正しく「復讐」であった。国の根幹が復讐心という歪なものである以上、ユリウスや司祭達のような歪んだ精神を持つものが生まれることは必然と言えるだろう。)

  • No.356 by アメリア  2024-09-18 07:44:48 

>354

…えぇ、まぁ……旅をしていたら、自然と身につきまして…。浪漫…があるかはわかりませんが、原因が不明ですし…ひょっとしたら、何かあるかもしれませんよ…?

(イェンフゥイの腕について真剣に考えて気づかなかったが、自分が魔族だと悟られる可能性がある発言をしたことに今更気づき、少し視線を逸らして旅をしている最中に見分け方やそういったことの知識が身についたとと嘘を吐いて。アメリアの分析が夢や浪漫等が一切ない現実的なものだったことに肩を下げているイェンフゥイに、少々苦笑いしながら隠された何かがあるかもしれないと告げて。実際こうなった原因がわからないため、その可能性も無くはないだろう…。)

…あの…あまり、その辺に落ちてた物を口に入れない方がいいですよ…?…そういう環境下に居たのであれば、仕方のないことですが……恐らく貴方が口にしたのは、魔法薬…それも、あまり良くない物が込められた代物かもしれません…。
…え…あ、ありがとうございます……そう言って頂けると嬉しいですが、その…あまり、自分に自信がなくて……。

(アメリアの表情から汲み取ってもらいイェンフゥイの体が今の状態になってしまった理由を話してもらうと、考察する前に落ちてる物を食べない方が良いと苦笑いしながら話して。ただ、イェンフゥイが食べることに困る環境に居たという可能性もあったため付け加えて。改めてイェンフゥイが口にした液体について考察し、それが呪い等の良くないものが込められた魔法薬のようなものではないかという答えを出して。アメリアの顔について言及されると、わかりやすく照れた様子でお礼を言いフードを外さない理由を自分に自信がないからと話す…あまり見られたくないのは顔ではなく頭だが…。)

  • No.357 by ミミ  2024-09-18 07:47:43 

>355

…なるほどねぇ…なんというか、聖教国なのに救済って感じがしないね…正しく復讐って感じ…。

(ユリウスの解説を聞き、昔は今と逆で獣人が人間を奴隷のように扱っていたことを知り。ミミは獣人の帝国とは別の場所で生まれ育ったため、初めて知ったというような表情を浮かべており。今まで聞いた情報やこの歌から、聖教国でありながら救済ではなく獣人への復讐が根幹になっていることがわかる…大体こういったことは長い年月を経て和解するものだが、それは難しそうだと思い聖歌隊が歌う歌に静かに聴いており)

  • No.358 by ユリウス  2024-09-18 08:29:50 

>357

…そういう見方もあるねぇ…けどさぁ、嫌なことされたらやり返したいって思うのは当然でしょ。ミミちゃんも辛い経験がある筈だけど誰かに復讐したいとは思わないの…?

(救済ではなく復讐のようだと言うミミの意見に同意しつつも、復讐心を抱くのは人として当然だと考えるユリウスは、道中で少し触れたミミの過去を引き合いに出して、ミミには復讐をしたい相手はいないのか尋ねた。デートとは名ばかりで、おなじ任務で背中を預けるに当たり、邪魔の入らない会場でミミの過去や人となりを詮索することが元からのユリウスの目的のようだ。)

  • No.359 by ミミ  2024-09-18 13:52:08 

>358

…ん~……居ない…って言ったら嘘になるかな。私のことを捨てた、顔も知らない親…とかね。けど、この国みたいに消そうなんて思ってないよ…何不自由なく、少し退屈だけど幸せな生活を送る……これって、ある意味復讐だと思わない?

(ユリウスの言うように、復讐心を持つことは普通のことだ…先程話したであろう過去のことを引き合いに出し、その過去の中で復讐したい相手はいないかという問いかけに、真っ先に自分の生みの親が思い浮かび。顔を知らないということは、物心付く前に捨てられたということが分かる。その親に復讐したいと思ったことはあるが、聖教国のように命を奪おうとは思っていないということを明かして。ミミの復讐を聞いた辺り、そこまで強く思ってなさそうだ)

  • No.360 by ユリウス  2024-09-18 14:33:02 

>359

酷い親もいるものだね…う~ん…でも、それって復讐なのかなぁ…やっぱり私には外の人が考えてる事は分からないよぉ…

(ミミの復讐の手段を聞いてユリウスは頭を抱えた。小さく唸り声をあげて考えてみても、実力行使しか知らないユリウスにとって、幸せに生きることが間接的に復讐に繋がるということが理解出来ないようである。聖教国の中と外の人間の大きな考え方の差にユリウスは堪らず弱音を吐く。)

  • No.361 by ミミ  2024-09-18 16:48:27 

>360

復讐だよ、見返せるなら手段はなんだっていいんだよ…私はこれで見返せたと思うから、これも立派な復讐。

(実力行使以外の復讐を知らないユリウスに、この方法も立派な復讐だと告げて。復讐したい相手を見返せるなら、命を奪うこと以外でもたくさんの方法があることや、逆に相手が社会的に不利になるように動くのも復讐だと説明して。やはり、普通に生きていく上での知識がないユリウスは外に出るべきだと再度心の中で思い。)

  • No.362 by イェンフゥイ  2024-09-18 20:43:15 

>356

(気落ちしているように見えたのだろうか。全くの浪漫がないわけではないと告げてくれる彼女に、専門的に思える人がそう言うことには間違いないのだろうと落ちた肩を戻して。視線が逸らされたように見えたのは、きっとこの腕の理由を優しく繕ってくれたことからくるのだろう。そう判じて、彼女が危惧しているものには全く気付かず。)

あは、おねーさんもそう思う?俺もアレからは拾い食いしてないし、しよーとも思わないよ。魔法薬かぁ、良くないものってのがわからないけど…呪ってやるとかそう言うやつ?

(特殊な腕を得た事の顛末に微苦笑を浮かべられ、やはり拾い食いはよしとされないのだと認識を改める。いつぞやに育ててくれた人物にも、よくよく言い聞かされていたと懐古する。街の外では常識とされる故に、彼女からも拾い食いを控えるように諭され、つい笑いが溢れる。有識者と思わしき彼女が言う事には、口にしたものは魔法薬の類で嬉しくない効果が宿っていた可能性があると。"よくないもの"の想像がつかないため、呪いの一種なのだろうかと小首を傾げて。街にいた頃は罵倒や呪詛に溢れていたが、それらは実体を持たないもので。姿を得るとあのようになるのかもしれない。)


あ、照れてる…かぁわいい。俺以外にも綺麗って言ってくれる人、いっぱいいると思うけどなぁ…うん、やっぱり勿体ないよ。ね、それ取ったら怒る?

(平明に照れている姿は愛らしさが滲んでいて。己がその顔を有していたのならば、自信が溢れるどころか持て余しそうなものだが、彼女はそれがないと言う。今一度じっくりと捉えた貌は、やはり綺麗な造形で隠すに値する要素はないように思える。顔を隠すだけであれば布作面でも良いわけで。頭部全体を覆うには、それなりの理由があるのだろうが、一人考えたところで何が変わるわけでもなく。隠されているものには俄然興味が湧き出てくるもので、もっとよく見せてほしいと請うて。)

  • No.363 by ルーシエル  2024-09-18 22:57:08 

>351
(ついさっきまでテーブルに突っ伏して寝てた人とは思えないくらい、活き活きと「首狩り」への憧れと彼の半生を語り出したレドの様子に、やれやれと表情を緩めて)

なるほどねぇ。でもさぁ、それじゃどうしてレドはギルドでお昼寝する子になっちゃったのさ?やっぱり趣味?
(彼の口から矢継ぎ早に飛び出す話はどれも活力に満ちたもの。それでも、それらを打ち砕くような何かがあったんだろうな。まだ若い彼に自分を「元」冒険者、なんて言わしめる何かが。自分に嘘をついて何かを諦めるときってどんなだろうと尋ねて。──淡く胸に浮かぶのは、かつて自身が選択した旅の終わり。何度も食べたはずの林檎のタルトがなぜか凄く懐かしい味に感じられて)

  • No.364 by アメリア  2024-09-19 01:57:58 

>362

その方がいいですよ、落ちてる物は衛生的にもよくありませんし…お腹も壊しちゃいます…。端的に言えばそうですね…呪いの類です。呪いが込められた魔法薬は、通常の魔法薬よりも強い効果がありますが…その分、体に大きな負荷・代償を負うことが多いんですよ…。

(魔法薬と思われる液体を飲んで以降、拾い食いをしていないこととするつもりもないことを聞くと安心した表情に変わり、衛生面に問題があり体調を崩すということかなり柔らかく表現して。イェンフゥイの発言に頷き、その薬品にも呪いが込められていた可能性があることを話して。本来その薬品が普通の魔法薬であれば、一時的に身体能力が上がるか別の何かに姿を変えるという効果だったかもしれない…だが、そこに呪いが込められるだけで現在のイェンフゥイのような姿になり、自然に解除されることもないということも説明して…解除するには、先に呪いを浄化してそれ専用に作られた薬品を飲む必要があるだろう…。)

か…かわいいだなんて、そんな……。いろんな人と出会って、関わってきましたが…そういったことは一度も……えっと、怒りはしませんけど……その……。

(鏡を見なくても自分の顔が紅潮してることがわかり、少し俯いて照れ隠しをして。旅をしている最中様々な人間と会ったが、可愛いや綺麗と言われたことは一度もないことを明かして…恐らく、フードで顔が見えてないのが原因だろう。フードを取ることに関して怒りはしないが、少し視線を泳がせながらどんどん声が小さくなっていき。イェンフゥイが予想した通り、顔以外に隠したい何かがあるようだ。)

  • No.365 by ユリウス  2024-09-19 18:04:19 

>361

ミミちゃんがそれで良いなら文句はないけどぉ…

(ミミの返答を聞いて、納得いかないといった様子で小首を傾げるが、ミミ自身が平和的な復讐で満足しているのならこれ以上言うことはないと引き下がった。そして、長らく話し込んでいると曲の方は終盤に差し掛かり、先程までの物悲しい雰囲気から、希望を見出したような明るい曲調へと変化していた。曲調が変わるタイミングで言語も古代語から現代語へと切り替わり「慈愛に満ちた教皇様が私達をお救いになった。」と指導者を称える歌詞の一節は正しく独裁国家のそれである。会場の他の信徒と同様に特段教皇への忠誠心が高くないであろうユリウスさえも死んだ魚のような目でその歌詞に合わせて拍手をしていることから幼少期からの洗脳教育の賜物であろう。)

  • No.366 by ミミ  2024-09-19 20:13:30 

>365

それはそうと…もうすぐ歌が終わりそうだね…。…なんというか、正しく独裁国家って感じ…。

(聖歌隊の歌も終盤に差し掛かり、明るい曲調に対して歌詞の内容とユリウス含め周りの信徒が死んだ魚のような目で拍手しているのを見ては、一種の洗脳のようなものを感じとり正しく独裁国家だと呟き。流石に自分だけ拍手していないと怪しまれると思ったのか、形だけでもというように表情を変えず皆に続いて拍手をして)

  • No.367 by レド  2024-09-19 21:21:09 

>363
……ギルドに入ってすぐ、俺と同年代のカップルとウマが合って、パーティーを結成することになりました。女の方は剣弓盾に優れる女傑・ペトラ。男の方は魔術師のアーダン。ルーさんと同じ、ちっこくて人懐っこい男だった。
ペトラとアーダンの連携に翻弄されている隙に、俺が気合を溜めに溜めた「竜狩り」をブチ当てれば、どんな魔物も物の数じゃない……Bランクまではあっという間でしたね。
(その答えと言わんばかりに、かつての仲間の話を始めて。一見武勇伝のようだが、それを語る口に先ほどまでの勢いは無い。グラスに注いだ透明な酒を見つめたまま、淡々と語る姿はむしろ悲しげであり)

ふふ、ルーさんもなかなかの甘党だなぁ。アーダンも甘い物が好きだった。アイツは名家の三男坊……地位にも家族の愛にも恵まれない苦労人だったが、魔術の才は凄まじかった。クレアさんはともかく、いずれはレイラさんやハゲ野郎とも渡り合える冒険者になれただろう……
(果実酒とタルトを一緒に嗜むルーシエルに視線をやると、彼女に友の姿を重ねてふと笑い、天井を見上げながら想いを馳せて)


──それを俺は殺した。相方もろとも……
(しばしの沈黙の後、ふと信じ難い事を口走り)

  • No.368 by イェンフゥイ  2024-09-19 23:43:07 

>364

はぁ…お腹を壊す…呪い……あんな不味いもの、俺みたいに喉が渇いてなきゃ飲まないような気がするけれど。魔法薬って全部ああいう味なの?美味しくないって吐き出されたら、呪いを込めた意味あるのかなぁ…

(噛んで含めるように話される内容をゆっくりと反芻する。腹を下すことは街に住んでいた頃に嫌というほど経験していたため、呪い云々よりもすっと頭に入ってくる。如何物食いをした当日もしくは翌日には、腹の中にあるものをすっかり吐き出しても足りぬ程の嘔気に苛まれ、腹が千切れて無くなってしまったのではないかと思える激痛に苦しめられるのだ。腹部を弄り、腑が漏れ出ていないか何度確認したことか。斯様に不愉快な思いをしなくて済むのであれば、今後も好き好んで拾い食いはすまいと決意する。それはそうと、かつて口にしたものが呪いの込められた魔法薬らしいと言う。お世辞にも美味いとは言えないどころか、五味のよろしくない部分を綯交ぜにしたような何とも言えない不味さは魔法薬にあってよいものなのか。仮に誰かを呪うために作ったところで、肝心の味がアレでは口に含めはしても吐き出されてしまうのではなかろうかと疑問が浮かぶ。とは言え、それを彼女に投げかけたところで魔法薬の専門家でもない限り、有用な情報が聞けるとも限らないが…。彼女の博識ぶりに、つい甘えてみたくなってしまって。)

へぇ…じゃあ、俺が初めてなんだぁ。何か、ちょっと嬉しいかも。うーん…?あ、わかった。俺の眼と一緒で、あんまり他人が見ちゃいけない系のやつだ

(カラントのように頬を赤らめる彼女は、何とも愛らしく。見ているだけでこちらの頬が緩むのを感じる。自分が初めて彼女の容姿に触れたとなれば、優越感とまではいかないものの、稀有な宝石を見つけたような昂揚を覚えて。幼子の如き感性ではあるが、素直に嬉しいと思う。フードを取っても良いかとの問いへ尻窄みになっていく様子を見るに、やはり取るに取れない事情があるようだ。あまりじっくりと他人と接する機会のない己には考えが及ばない領域ではあるが、見られると不味いとなれば、この魔眼に類似する何かなのだろう。似た境遇の者であれば是非とも話を聞いてみたいと、弾む心を抑え切れずに己の瞳を指で示してみせ。)

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