冒険者ギルドの日常

冒険者ギルドの日常

トピ主  2024-07-26 06:44:45 
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舞台となるのは交易都市デュランダル。様々な国の行商人が行き交い活気溢れる街です。この街に置かれたギルドに集う冒険者を中心に物語が展開されます。
世界観としてはよくある異世界ものと同じく中世ヨーロッパ風な街並みで、人間のほかにエルフや獣人など様々な種族が共存しています。
冒険者の等級はSを頂点に上からA~Eの等級があります。
募集人数に上限はありませんので興味のある方はご参加ください!
ロルは中ロル程度が好ましいです。冒険者の等級に関しましてもSランク冒険者が大量発生するとバランスが崩れてしまう恐れがあるので出来ればAランク以下の冒険者としてご参加していただきたく思います!


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  • No.298 by ミミ  2024-09-05 21:29:48 

>297

大丈夫かなぁ…
そうですよ、そこに私達のギルドがあるわけですし。それはもう、たくさんありますよ?有名な物から珍しい物までね…

(ユリウスの態度から本当にティアが帰ってくるまでに戻ってくれるのだろうかと思い、フード越しに軽く頭を掻いて静かにそう呟いて。ユリウスについていきながら周りの風景を見ており、やはり首都なだけあって立派な建物がある…そう思っていたが、進むにつれて建物の質感が低下していく。やはり聖教国でもデュランダル同様に格差があるのかと軽く口元に手を当てて考えており。そうしていると視界に一人の少女が映り込み、ユリウスの意外な行動に目を丸くして驚いており。ユリウスがこちらにデュランダルの食べ物について尋ねたことについて、そういう物に興味があるのだろうかと思いつつ有名な料理や珍しい料理まで揃ってると簡単に答えて)

  • No.299 by ユリウス  2024-09-06 07:34:31 

>298

へぇ…いいなぁデュランダル…いつか行けるかなぁ…
って、その顔はなに…?べつに私が施しをしたっていいでしょー。確かに人の笑顔よりは泣き喚く様を見る方が好きだけどさぁ…まあ何と言うか、自己満足ってやつかなー。昔の自分がして欲しかったことを似たような境遇の子にしてあげることで自分が救われた気になりたい。ただそれだけだよぉ。

(デュランダルには様々な料理があると聞くと、それだけでユリウスは感動し、しみじみとした様子で「いつか行けるかなぁ」と呟いた。聖教国に於いてそれなりの地位にあるユリウスでも自由に出国出来ないあたり、この国の規則は相当厳格なのものなのだろう。そして、飴を堪能した少女に手を振って別れを告げると、目を丸くして驚いた表情のミミが目に入る。その様子にユリウスはジト目で抗議した。さらっと人の笑顔よりも苦痛の表情の方が好きだと本音を零すが、今回の施しは少女の姿を過去の自分に重ねて助けただけであり、単なる自己満足だと弁明する。)

  • No.300 by ミミ  2024-09-06 16:28:16 

>299

…ユリウスさんの立場でも、外へは自由に行けないんですね?
いや、ちょっと意外だと思って……ということは、ユリウスさんもあまり裕福ではなかったんですね?

(外の情報を聞いた反応から、異端審問官であるユリウスでも聖女であるティアと同じく自由に外へ出ることが出来ないのかと問いかけて。聖教国の人間はどれだけ良いがあっても同じような生活を送っているのだろうか…それにしては、司祭達からはあまりそのような感じはしなかったが…。ジと目を向けられると苦笑いしながら意外だったからと告げて。ユリウスが正しく笑った顔よりも苦痛の表情が好きということもあって、余計にそう思ってしまう。ユリウスも先程の少女と同じく、あまり裕福な生活を送れなかったのかと問いかけ…同時に、今の子供が獣人だったら対応が変わったんだろうなと思い)

  • No.301 by ユリウス  2024-09-07 07:59:29 

>300

まあねぇ…この国では聖職者様以外の人間なんてその辺の草みたいなもんだよー。自由に国を出れるならこんな国に残る人なんていないんじゃないかなぁ。見ての通り、この国には商業施設がないでしょう?世界中の信者の寄付によって国が運営されてるから商売っていう概念がないんだぁ。その莫大な寄付の殆どは聖職者様に持っていかれて末端信徒は食うにも困る惨状ってわけ…私が特別貧乏だった訳ではないよぉ。

(ミミの問いかけにユリウスは眉尻を下げた苦笑いで返答した。聖教国では聖職者を頂点とした階級ピラミッドが構成されており、富や権利を聖職者が享受する一方で、一般信徒は異端審問官であっても大した権利を与えられず、それ以下の信徒であれば最早食うにも困る惨状だと言う。異端審問官となる前の幼少期のユリウスが満足に食事にありつけなかったことはこの国では当たり前のことであり、ユリウスはその現状を皮肉り聖職者以外はその辺の草と同じだと例えた。)

  • No.302 by ミミ  2024-09-07 16:38:23 

>301

やっぱり…聖女様と司祭サマの服装の差が気になってましたけど、そういうことでしたか…。この調子だと、毎日ステーキみたいな物ばかり食べてますよ。確かに…監視の目というか、そういうのも厳しそうですしコッソリ抜け出すとかは無理そうですね…。聖女様がいた街でも、商業施設はありませんでしたね…ある程度地位がある人には質素なご飯が支給されて、さっきみたいな子には何も与えられない…と。

(この国での人の扱いや、寄付金をほとんど独占していることを知ると真剣な表情で、聖女と司祭の服装の差を思い返して。これなら辻褄が合う、恐らく聖職者達は何不自由ない裕福な生活をしていることだろう。自由に国から出ることを許されていないのは戒律のこともあるだろうが、恐らく監視の目も厳しいと考えられる…抜け出すところを見られたら、何をされるかわかったものではない。ティアやユリウスみたいに質素な食事しか与えられない者にとっては、正しくこの国は監獄。だが、それよりも下の立場の人間にとってこの国は監獄ではなく、地獄だろう…)

  • No.303 by ユリウス  2024-09-07 21:53:36 

>302

この国の暗部に目を向けたらキリがないけど、考え方によってはこの国も悪いことばかりではないよぉ。上の利益さえ損ねなければ大抵の事は許されるからねー。それこそ村なんて燃やしたら外国では大罪だしょう?美味しいものがなかったり、自由が限られたり、多少の不安はあるけどさぁ…私としては現状にそれなりに満足してるんだぁ。

(ミミの推察にユリウスは納得した表情でうんうんと頷くも、続けられたユリウスの言葉は意外なものであった。燃え盛る村の光景を頭の中に思い浮かべ、恍惚とした表情で自身の頬に手を添えると、上層部が腐敗しているからこそ人道に反する行いをしてもお咎めがないことを嬉々として語る。ユリウスにとっては自由などより人を虐げられる現状の方がよほど心地良いのだろう。)

  • No.304 by ミミ  2024-09-08 00:03:55 

>303

んー…それはちょっと共感できませんねぇ……普通に犯罪ですし、犯罪を起こそうとも思いませんし…。

(悪いことばかりではないと聞き、今のところ悪いところしかないため一体何があるのだろうとユリウスの言葉を続けて聞く……が、その内容は”ユリウスにとって”悪くないことであった。普通の思考を持ち、犯罪を起こそうと思うことはないミミにとっては共感できない内容で、軽く引きつった笑みを浮かべてそう告げて)

  • No.305 by ユリウス  2024-09-08 00:45:51 

>304

ミミちゃんはお堅いなぁ…誰かに苦痛を与えるとね、自分は安全圏にいるんだと実感出来て心が満たされるんだよぉ。まあその様子だと言っても分からないかぁ…

(共感できないと言った様子のミミの対応に、ユリウスはシュントした表情で俯いた。誰かに苦痛を与えることで自分の安全を実感するというユリウスの行動原理は、碌に食事を摂ることもできない過酷な幼少期を過ごした反動であり、ある意味ではユリウスもこの狂った国の被害者であった。共感させることは無理だと悟ったユリウスは残念そうに苦笑いを浮かべ、手を後ろに組んで再び目的地へと歩みを進めた。少女へ食べ物を恵んだり、ミミに自分の考えを無理強いせずすぐに諦めたこと等から、本来ユリウスという人間の根幹は優しく柔軟性に富んでいるのだろう。この国にさえ生まれなければ魔力だけでなく人格も優れた魔道士になれたことであろうことが悔やまれる。)

  • No.306 by トピ主  2024-09-08 00:47:49 

文章を一部訂正します!

なれたことであろうことが→なれたであろうことが

  • No.307 by ミミ  2024-09-08 01:24:14 

>305

…多分、私は既に安全圏に長くいるから…そういった発想に辿り着かないんだと思います。同じ立場だったらきっと、ユリウスさんみたいになってたかもしれませんし…盗みとかも平気でやってたかもしれませんね…。

(ミミは冒険者という危険と隣り合わせな職業だが、好きな物は食べられるし、聖教国に比べて遥かに自由な暮らしをしている…そういう意味で既に安全圏にいると告げて。長くいると言ったことから、恐らく前までは安全とは程遠い生活をしていたことがわかる。きっとその生活が続いていたら、今のユリウスのように他者を傷つけて安全圏にいると思っていたかもしれない…)

  • No.308 by ユリウス  2024-09-08 01:46:13 

>307

へぇ、じゃあミミちゃんにも悪い子の素質あるじゃんねー。短い人生なんだから好き勝手に生きてもいいんじゃない?あっ、もしかしてミミちゃんって人間じゃなかったりぃ?

(「安全圏に長くいる」この言葉の意図を読み取ったユリウスはミミも過酷な環境に置かれていたであろうことを察し、歩みを進めながらも振り返った。共感出来る過去があったことがよほど嬉しいのだろう。悲惨な過去を「悪い子の素質」なんて言い換え無邪気に微笑んで見せた。短い人生を好き勝手に生きようとミミを悪い道に引き込むような冗談を言いつつも、当然ミミの正体に気付いている訳ではないが、その冗談の中で「人間じゃなかったり?」と思いがけず核心を付いた質問をした。)

  • No.309 by ミミ  2024-09-08 02:14:48 

>308

素質があるかどうかはわからないけど…まぁ、悪いことはしてましたね…。盗みとか…私は今正しく、何かに縛られることなく自由に生きてますよ?何を言ってるんですか、人間ですよ。少なからず、他の冒険者に比べたらかなり平凡な…。

(自身と共感できる過去がミミにもあったことが嬉しいのだろう、無邪気な微笑みを浮かべるユリウスに軽く苦笑いしながら過去に自分がやったことを明かして。その内容から、ユリウスや先程の子供のように食うのに困っていたことがわかる…ちなみに、その盗みの経験を活かして今のようにダンジョンから珍しい物を見つけては持ち帰って売っている。悪い道に引き込む意味での発言だったかもしれないが、ミミは今好き勝手に生きていると告げて。核心をついた質問にキョトンとした表情を浮かべた後、少し笑いながら自分は平凡な人間だと告げて……自分が半獣人だとバレないように、自然に振る舞い)

  • No.310 by ユリウス  2024-09-08 09:31:04 

>309

外の世界も大変だねぇ。何処だろうと恵まれない人間って一定数いるもんなんだなぁって実感させられるよぉ…そこから良くもまぁ立て直せたねー。冒険者って野蛮なイメージしかなかったからミミちゃんを見た時は拍子抜けしたよぉ。と言っても私が見たことがある冒険者なんて勇者様くらいなんだけどねー。些細なことで癇癪を起こして神官様を殴ったり、聖女様に土下座させたりもうやりたい放題だよぉ…

(盗みを働かなければ生きられないほど過酷な環境に身を起きながら、今はこうして真っ当な手段で食いつないでいるミミに感心し賞賛の言葉を掛けた。そして、他の冒険者に比べれば平凡だというミミの言葉に同意し、ユリウスが直接会ったことのある数少ない冒険者の一人である勇者と比較した。ミミは自分に距離を置いている為か敬語で喋っていることも相まり清楚な印象を抱いている一方で、ユリウスの記憶にある勇者は些細なことで癇癪を起こす傍若無人な印象が強く、初めて見た冒険者が勇者であればユリウスの偏見は仕方ないものであった。嫌な思い出を語るユリウスは若干の身震いをした。)

  • No.311 by ミミ  2024-09-08 15:01:48 

>310

まぁ…私一人で立て直せたわけじゃないですよ、助けてもらったんです…。冒険者の中には野蛮な人はいますけど、基本的に私みたいな人が多いんですよ……あの、その人本当に勇者なんですか…?勇者と偽って好き勝手暴れてる族としか思えないんですが……

(どこの世界にも恵まれない人間がいることに静かに頷き、そこから立て直したことに賞賛の言葉を掛けたユリウスの方を向き、自分一人で立て直したわけではないと話して。今でもその当時のことは鮮明に覚えており、あの時助けてもらってなければ変わらず…いや、もっと酷い道に進んでいたかもしれない。ユリウスの言うように、野蛮な冒険者ももちろんいるが…基本的にミミのような冒険者の方が多いということを説明して、ユリウスが唯一あったことのある冒険者…勇者について聞いた時、とても勇者と思えない素行の悪さに驚いており本当にその人物が勇者なのかと尋ねて)

  • No.312 by ユリウス  2024-09-09 08:00:32 

>311

ははは…聖剣は唯一無二の存在だから偽りようがないんだよぉ…偽物だったらどれだけ良かったことか…教皇様のお気に入りだから丁重にもてなさざるを得ないしぃ。高位聖職者は子を成せないから行き場のない父性が暴走して勇者様の我儘が可愛いく見えるんだろうねぇ……あの**老人。

(勇者が偽物ではないかと疑うミミの問いかけに乾いた笑いで返すと、唯一無二の至宝である聖剣を持っている以上はその可能性はないと断言する。ミミの回想にあった手を差し伸べた人のように勇者も人格者であれば良かったのにと心の内でユリウスは嘆いた。どうやら勇者は聖教国のトップである教皇に孫のように溺愛されているらしく、それ故に勇者を無下に扱うことは出来ないようだ。ユリウスは教皇のことを忌々しそう「**老人」と呟いた。この国に於いて、公衆の面前で教皇を侮辱すれば極刑は免れないが、その禁忌を犯すほどに鬱憤が溜まっているのだろう。)

  • No.313 by ミミ  2024-09-09 10:23:12 

>312

えぇぇ……聖剣ってもっとこう、悪に立ち向かう正義の心を持った人を選ぶものでしょう…?何故悪に向かってる人を選んでるんですか…。なるほど…めちゃくちゃ甘やかされてるんですね…止める人が誰もいないから、そりゃあやりたい放題やりますよね…。

(聖剣というのは本来、持つのに相応しい人間を選ぶと思うのだが…正義とはかけ離れた者を選んだことに軽く驚いており、聖剣がよくできた偽物…みたいに、何かの間違いではないのだろうかと思っており。聖職者という役職なため子を成せないのはわかるのだが、だからといって甘やかし続けるのは…と思ったが、この国の教皇だから無理だろうとすぐにその考えに辿り着き。教皇を侮辱する発言を聞いて「…東の国に「壁に耳あり障子に目あり」っていう言葉があります…誰が聞いてるかわかりませんし、あまりそういう発言は控えた方が…気持ちはわかりますけどね。」と、ユリウスの肩に軽く手を置いて静かにそう伝えて)

  • No.314 by ユリウス  2024-09-10 08:11:19 

>313

世間一般のイメージならそうだよねぇ。御伽噺にも出てくる先代勇者様は人格者として描かれてるけどこの違いはいったい何なのやら…ま、先代は二千年も昔の人だし後世になって脚色されてるかもしれないけどねー。本当は今の勇者様と大差なかったりしてぇ。

(ユリウスはミミの抱く聖剣のイメージに同意して頷くと、先代勇者を引き合いに出して今の勇者と比較した。今の傍若無人な勇者と比べ先代勇者は人格者として知られているが、何方も同じ聖剣に選ばれているにも関わらずあまりにも性格に大きな相違があることを不可解だと考えたユリウスは先代勇者の人格は後世の脚色ではないかと考え、冗談交じりにクスクスと笑いながらその予想を語った。その笑顔から、「気持ちは分かる」とミミに諭されたことで教皇への鬱憤など忘れてかなりリラックス出来ているようだ。)

  • No.315 by ミミ  2024-09-10 22:52:19 

>314

んー…二千年前の人を今更確認できませんし、なんとも言えませんね……それか、聖剣に選ばれる基準が違うとか……?例えば…同じ固有魔法や能力を持っているとか?

(ユリウスの言うように二千年前の勇者も今の勇者と変わらない性格だったかもしれない。何にしても選ばれる基準が正義の心とかではないことがわかる…少し上を向いて考えて、選ばれる基準の一例として固有魔法を挙げて。多くの人が固有魔法や能力を持っているが、同じ能力を持つ者がいるという話は聞いたことがない。聖剣の力を引き出す能力を持つ者を選んでいるのだろうかという推測を話して)

  • No.316 by ユリウス  2024-09-11 01:34:21 

>315

その線も有り得るねぇ。はぁ…考えれば考えるほど聖剣の謎は深まるばかりだよー。…あっ、此処だよ目的地の教会は。ここの聖歌隊の歌が凄いんだよぉ。

(聖剣の選定基準は固有魔法が関係しているのではないかというミミの考察にユリウスは関心したように頷いた。明らかになっている聖剣の情報が少なすぎるあまり、考えるほどに謎が深まることにやれやれと言った様子で溜息を吐くと、ちょうど目的の教会に辿り着く。光沢を放つ白い塗装を見るに周辺の建物と比べると比較的新しいもののようだ。教会前の広場には大聖堂で見た物よりも一回り小さい勇者レイラの像が設置されており、余程教皇に好かれているのであろうことが窺える。ユリウスは象の前に立ち止まるとミミの目を真っ直ぐに見据えて興奮気味にここに所属する聖歌隊を褒め称える。)

  • No.317 by ミミ  2024-09-11 07:50:53 

>316

確かに……情報が少ないから、これくらいのことしか言えませんよねぇ…。
へぇ、此処が……この教会、周りに比べて新しいですね…凄いって、どんな風に…?

(聖剣についての情報が少なく、これくらいの考察しかできないとユリウスの方を向いて話して。勇者の血筋とも考えたが、それだと勇者の血を引いてるという話があるはずだ…。そうしていると目的地に到着し、周りの建物に比べて教会が新しいと告げて。広場に設置された像を見て、クレアなら「あそこにもレイラちゃんがいますよ!」と言うだろうなと思いながら、像の前にいるユリウスに聖歌隊について尋ねて)

  • No.318 by ユリウス  2024-09-11 16:35:04 

>317

ここの聖歌隊が凄いのはなんと言ってもその力の入れようだよー。教皇様の後押しもあって二年前にこの教会と一緒に新設されたばかりなんだぁ。歌唱力は勿論のこと、国中から教皇様好みの美女を選出していて見栄えも良いんだよぉ。…全員小柄で茶髪なところとか勇者様似の子を集めてるって噂もあるけど…ま、勇者様って中身はともかく顔は良いからねぇ…

(良くぞ聞いてくれたと言わんばかりにユリウスは目をキラキラと輝かせて聖歌隊について語った。どうやら教皇の肝いり事業として専用の教会と共に近年立ち上げられたようだ。優秀な指南役を付けているのか歌唱力は一級品で、ルックスにも教皇の拘りが反映されているらしく、殆どの聖歌隊員が小柄で茶髪なことから勇者レイラ似の少女を集めているのではないかという噂もあるらしい。何はともあれ、娯楽の少ないこの国で優秀な聖歌隊が新設されたとなればユリウスが興奮するのも必然であろう。)

  • No.319 by ミミ  2024-09-11 17:30:35 

>318

な…なるほど、要は歌が上手い勇者様みたいな人達が集められてるんですね?まぁでも、娯楽が少ないこの国で優秀な聖歌隊が入れば、テンションも上がりますよね。

(目を輝かせるユリウスから聖歌隊についての話を聞き、歌唱力が高いところに興味を持ったような反応をするが、後半教皇の趣味がガッツリ入っていることに若干引いており。だが、娯楽が一切ない聖教国で歌が上手い可愛い子達が来たらテンションも上がるだろうと、少し笑みを浮かべながらユリウスに共感して。教会の入口の方を見て、像でしか、見たことないレイラの姿を思い浮かべ、あの中にこの人がたくさんいるのかと思っており)

  • No.320 by ユリウス  2024-09-12 16:09:26 

>319

そーいうこと!村を燃やしたついでに関係者用の招待状をゲットしたから特等席で見れるよぉ。さ、受付が混む前に行こうかー。

(反応を見るからにミミも興味を抱いているようで、ユリウスは上機嫌にミミの言葉を肯定した。そしてポケットから招待状を取り出したユリウスはヒラヒラと招待状を揺らしながら、サラッと村で略奪してきたとカミングアウトする。ユリウスからしては戦利品のような感覚であり、特段心を痛めている様子は見られず、受付が混み合うことを心配してそそくさと教会の内部へと歩みを進めた。)

  • No.321 by ミミ  2024-09-12 17:21:24 

>320

んー…招待状を手に入れるまでの経緯についていろいろ言いたいことはあるけど……まあまいいか…。

(上機嫌に招待状をポケットから取り出したのを見て、やはり特等席で見るにはそういったものが必要なのかと思い。美女ばかりな上に娯楽がない聖教国の住人からすれば、ユリウスが持つ招待状を欲しがるだろうと考え、招待状を手に入れた経緯について苦笑いしながらいろいろ言いたいのだが、聖教国の住人でもない上半獣人の自分が特等席で聖歌隊を見れることは二度とないことなため、何も言わずユリウスについていって)

  • No.322 by 放浪ペンギン  2024-09-13 03:09:07 

{参加希望です。}

  • No.323 by トピ主  2024-09-13 07:50:24 

>322

歓迎致します!

  • No.324 by ユリウス  2024-09-13 08:22:00 

>321

さ、ここだよー。いい眺めだねぇ、ソファもふかふかぁ。

(受付を済ませ会場へと足を進めると、目の前にはデュランダルにあるものにも劣らない精巧な作りの劇場が広がっていた。客席は二階層に分けられ、一階が一般席、二階が特等席という作りである。一般席にも仕立ての良いソファが設置されているが、特等席に設置されたものは別格で細部まで装飾が施されている。ユリウスは指定されたソファに腰掛けると、隣の席をポンポンと叩いてミミに着席を促した。下に目を向けるとステージ全体を見渡すことができ、本番までの束の間の雑談を楽しんでいる二十数人の美女達を見てユリウスは「いい眺めだねぇ」としみじみとした様子で呟いた。美女達の容姿は瓜二つまでとはいかずとも姉妹ではないかと疑うほどに勇者レイラの容姿に近いものであり、教皇の趣味が反映されているという噂はどうやら本当のようだ。)

  • No.325 by ミミ  2024-09-13 16:46:36 

>324

…確かに、いい眺めですねぇ…デュランダルと同じくらいの劇場…デュランダルでは特等席に座ったことないですけど、少なからず一般席よりも良い作りですね。…それにしても……本当、姉妹かっていうくらい似てますね……。

(ユリウスに着席を促されるとお礼を言って隣に座り、目の前に広がる劇場とデュランダルの劇場を比べてほとんど同じくらいだと呟き、自分達が座ってるソファにも目を向けて1階やデュランダルのソファよりも作りが良いと告げて。そして、今現在雑談している勇者様に似た美女達を見て、先程聞いた噂は本当だったのかと思いながら姉妹みたいだと少し苦笑いしながら呟き。)

  • No.326 by ユリウス  2024-09-14 08:00:40 

>325

でしょでしょー。可愛らしく雑談してるあたり本物の勇者様とは違って中身はお淑やかなんだろうなぁ……

(デュランダルのものと同程度と聞いてユリウスは自慢気にドヤ顔をして見せた。小さな祖国が交易都市にも劣らない点を持っていることが余程誇らしいのだろう。そして、勇者似の美女達を見て姉妹のようだと言うミミの感想を聞いて大きく頷いて肯定すると、中身は本物とは違うのだろうと私見を述べる。まるで本物の勇者を小馬鹿にするような軽口であったが、言い終えたと同時に気まずそうにステージから目を背けた。)

皆さんこんにちは。本日聖歌隊員として初めて皆様の前に立ちますニナと申します。初公演と言うことで緊張しておりますが、精一杯歌いますので暖かい目で見守ってください。そして、天に召されたお父さんお母さん…見ていますか?私…こんなに凄い場所に立てるようになったんですよ…貴方々がこの場に居ないことだけが心残りですが、天国から私の成長を見届けてくださいね…

(聖歌隊の列の中から一人、ステージの前方に歩み出て丁寧な口調で挨拶を始めた。話す内容から新人のお披露目ということであろう。新人と言えどさすが聖歌隊員だけあり綺麗な声色でつつがなく挨拶をしていたが、途中から目尻に涙を浮かべて言葉を詰まらせる。どうやらこの場に来る予定であった両親が不慮の事故で天に旅立ったらしい。なんとか最後まで言葉を紡いで両親への想いを告げると会場からは溢れんばかりの拍手が響いた。しかし、不可解なのは周囲の反応とは裏腹にステージから目を逸らしたユリウスの行動である。これらの情報から推察するに、このニナという少女はユリウスが燃やした村の出身で、両親は事故ではなく魔女狩りによって亡くなったのだろう。そして、ユリウスが手にしていた招待状は本来はニナの両親に送られたものであることが察せられる。)

  • No.327 by ミミ  2024-09-14 13:06:58 

>326

話を聞いた限り、勇者サマは暴君っぽいですし……中身まで一緒とは思いたくないですよ。

(先程ユリウスから聞いた話では、勇者は横暴な人間だということがわかったため雑談している勇者似の美女達の性格まで勇者と同じではなく、ユリウスの言うようにお淑やかであってほしいと苦笑いしながら告げて。そしてこれから始まろうとしている時に、ユリウスがステージから目を背けたのを不思議そうに見ており)

…そっか、お父さんとお母さんはもうこの世に居ないんだ…せめて初公演に………この場に居ない…?聖歌隊所属だから、家族に当然招待状を送られる……招待状……

(初公演であるニナに暖かい目を向けていたが、ニナの両親が娘の初舞台を見ることなくこの世を去ったことに悲しい表情を浮かべて……そして、ある違和感に気づく。ユリウスが視線を逸らしたことに加えて、仮に両親が今日まで生きていたら一番いい席で見てほしいとニナから招待状を送られるはず。ユリウスは村を燃やして招待状を手に入れて、この席に座っている……ユリウスの方を向かず、少し俯きながら口を開き。)

…ユリウスさん……さっきの招待状…差出人は?

  • No.328 by ユリウス  2024-09-14 18:44:10 

>327

…えと…あの子です……で、でも…あの子の親は背信者で…この国に存在してはいけなかったんだよぉ…あの子が生きてるだけでも有難いことでしょ…?

(招待状の差出人を尋ねられると、ユリウスは言葉に詰まりながらも観念してニナだと白状した。ミミが自身に顔を向けないことから怒っているのではないかと思い嫌な汗が頬を伝いながらも、必死の弁明をする。背信者だから死んで当然、その子供が生きているだけ有難いだろうと言うユリウスの主張はおそらく外国から来たミミには受け入れ難い内容であろう。)

  • No.329 by レド  2024-09-14 20:07:46 

【一方その頃、ギルドの酒場にて】

クレアさん、本当にいないのか。あぁ、とうとう……
(酒場の片隅で、黒ずくめの青年がテーブル席でぐったりとしており。この男はレドというBランクの冒険者だが、訳あって1年前から冒険者を止めてしまい、ギルドにも顔を出さずにいた。毎日酒場にいるはずの憧れ・「不死鳥」クレアが姿を消したと聞き、久方ぶりに来訪したのだが、本当に姿が見えず、ついに死んだか失踪したかと嘆いているようだ)

俺は冒険者になってから、何もかも失った。仲間も、憧れも、そして、自分自身……も……
(疲れで隈のできた顔が、どんどんテーブルに向かって傾いていき。瓶で注文した蒸留酒(ジン)も、いつもは余裕で一瓶空けられるはずが、今日は半分も飲めずにテーブルに残ったままだ)

……アーダン、ペトラ、お、俺は、もう、動……
(とうとう完全にテーブルに突っ伏してしまい。腕もだらんと下がっており、うわごとを発していなければ、その姿はまるで発作で倒れた死体のようであった)


(/打ち合わせスレ106、初参加です。よろしくお願いします。)

  • No.330 by ミミ  2024-09-14 20:08:46 

>328

なら、あの子から目を逸らさないでよ。両親が亡くなったことを知ったばかりで、歌うどころじゃないのにこの場に立ってるあの子から…。

(ユリウスの必死な弁明を聞き、拳を握りしめながらニナから目を逸らすなと告げて。少しだけユリウスの方を向きフードで片方の目が隠れているが、もう片方の目は普段温厚なミミからは考えられない程酷く冷たく、鋭い目を向けており。本当は背信者だからといって死んでいい人間なんていないと言おうとしたが、そう言ってもあまり響かないと思い後ろめたさがあって目を逸らしたことについて言い放って。後ろめたい部分を突くように、ニナの心情も加えて)

  • No.331 by イェンフゥイ  2024-09-14 21:42:26 

>>All


昼間の茹だる様な暑さは何処へやら、任務後の火照った身体を撫でる風がひんやりと心地よい。いつの間に暗くなった足元に、既に夜が深まっていたらしいことに気付かされる。ふと見上げた留紺の空には、宝石の如き星々が散りばめられており、思わず目を細める。街の喧騒を他所に暫くぼんやりと突っ立っていれば、上背のある男はさぞ通行の邪魔なのだろう、舌打ちやら『邪魔だ』というお小言が飛び、あまつさえ肩をぶつけてくる者もいた。何やら治安が悪過ぎてはないかと周囲を見渡すと、なるほど酒屋が近くにあるようで既に出来上がっているであろう者たちが散見される。

「ふぅん…あんまり来たことないところだけれど、今日はここでいっか。なぁんか、面白そうな連中もいるし」

酒場の雰囲気や酒そのものに呑まれているのか、奇怪な容姿を気にする者が少ない酒場は好きだ。好きなだけ酒を浴びながら"遊び相手"を見つけられるのだから、これ程までに愉しい場所はない。中々来ることのない通りにある酒場だったが、普段通っている酒場よりも"歪みやぐらつき"のある者たちが多いように思う。果たして、この酒場はどのような夢を見せてくれるのか。得も言われぬ昂りを胸に酒場へ歩みを進めると、先程までの涼しさが幻のように熱気に包まれ溶けてゆく。空いている席へ適当に腰掛け、取り敢えずのエールを1杯。様々な武勇伝や下世話な噂話に耳を傾けながら、刺激的な出会いはないものかと舐めるように辺りを見渡して。


(/癖が強めな新参者ですが、気軽に絡んでいただけると嬉しいです。皆様、よろしくお願い致します…!)

  • No.332 by ルーシエル  2024-09-14 22:08:23 

>329
はぁ……幸せ。
(その味を覚えてからというもの、甘いお酒を飲みながらギルドに入り浸る日々を過ごす酔いどれエルフ。今日も可愛い朱色の果実酒が揺れるコップに両手を添えて、だらしなく瞳を蕩けさせて。それでも、先日こなした依頼で得た報酬が少しずつ減っていることに気付かないわけにはいかず…。壁に張り出された依頼書でも見ようかしらとおぼつかない足取りで立ち上がると、何かにぶつかり躓いて)

…わわっ、ごめんなさい…ん?…。だ、誰かー!ヒ、ヒトが死んでるーッ!!
(転びそうになり咄嗟に謝ろうとぶつかった先を見ると、だらりと長い腕を投げ出し微動だにせずテーブルに突っ伏した男性の姿にギョっとして。…第一発見者って、疑われるかしら?バーロー、私が何かしたわけじゃないし、早く誰かに知らせなきゃ…!と葛藤を追いやり、男性の耳元で叫んで)

  • No.333 by レド  2024-09-14 23:27:15 

>332
ぎゃっ!?ふざけんなお前ッッ!!ぶった斬ってや……!!
(いきなり耳元に響いてきた大声に驚いて立ち上がると、おもむろに血のように赤い鞘から刀を抜き始めて。男は瞬く間に「死体」から、身の丈180を超える大男・役者のような美貌と獣のような気性を併せ持つ武辺者「ごろつきのレド」へと変身し、怒りの形相と共に振り下ろした大刀でルーシエルを真っ二つに!)

…………はぁ。まったく。
(したかに見えたが、声の主が小さな少女と認めるや否や、抜きかけた刀を納め、溜息一つ吐いてぺたんと椅子に座り直して。「子供」は、斬れぬ。)

  • No.334 by ルーシエル  2024-09-15 11:21:06 

>333
ヒェッ… あれ?切れてない?
(急に起き上がった相手が抜刀すると、振り下ろされる刃の鈍い光に本能的な恐怖を感じ頭を手で隠してしゃがみ込み。ギュっと目を閉じていると聞こえてきた相手の声……無事みたい)

な、なにさっ、急にびっくりするじゃない!
(どうやら刀を操る剣士、こんなに近くでしかもあの速さで刃を向けられたら自分の防御魔法なんて間に合うわけがなく。サササっとへっぴり腰で二、三歩青年から距離を取ると、自分が始めに取った行動なんてすっかり忘れて少し声を荒げながら相手に悪態を吐き)

  • No.335 by レド  2024-09-15 12:36:44 

>334
ハッ、なーにがびっくりだ。酒場をうろつき人の耳元で叫び……おまけに酒まで覚えてるとは。見かけによらずとんだガキだな。
(ルーシエルの悪態も意に介さず、腕を組みながらジト目で悪態を吐き返して。そして鼻を鳴らすと目の前の「子供」が酒を飲んでいることに気がつくと、さらに呆れ返り)

さて、大人としてはどう躾るべきか。海に叩っ込むか?聖教国の修道院に放り込むか?ああやっぱり、「コレ」がいいか!
(この「ガキ」をどうお仕置きするか?右手を顎にやりながらルーシエルを睨みつつ思案したのち、「「コレ」がいい」として腰から解いた刀……ルーシエルの背丈ほどもある五尺近い大刀を彼女の目の前でガン!と床に突き立てて)

  • No.336 by ユリウス  2024-09-15 18:03:58 

>330

わ、分かったからぁ…そんな目で見ないでぇ…

(ミミに鋭い視線を向けられたユリウスは、完全に萎縮して目に涙を浮かべた。加虐趣味者である為に、受け手に回った場合の耐性が無いのだろう。目を逸らすなと言うミミの言葉に同意するも、それは恐怖から逃れる為であり、おそらくユリウス自身はなぜミミが怒っているのかも理解していない。後ろめたい部分を突かれたことから、気は進まないが言われた通りニナを視線に向けるも…すぐに逸らした。この狂った国で育ったユリウスは勿論ニナに対して酷い仕打ちをした意識などない。しかし、自分の意に反してどうしても視線を逸らしてしまうのはユリウスの心の奥底に眠る人間的倫理観がそうさせているのだろう。)

  • No.337 by トピ主  2024-09-15 18:06:00 

文章の訂正をします

ニナを視線を向ける→ニナに視線を向ける

  • No.338 by ルーシエル  2024-09-15 19:53:50 

>335
な、なんだと~…私はエルフだから、アンタが思ってるよりよっぽど大人だよっ。200年以上生きてるんだからっ!
(目を伏せて大人っぽい仕草で長い髪をかきあげれば、自分の種族を主張するみたいに尖った耳をピンっと張って。自身の背丈ほどもある刀に怯みながらも、張り合うように長い杖を具現化しぎゅっと握って)

それに偉そうに大人って言う割にはテーブルで寝てるなんてみっともないね。剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしてきなさいよねっ
(見たところ二十歳そこそこの若い人間のよう。そもそもどうしてギルドで寝てるんだろ、趣味かな。と唐突に疑問に思い)

  • No.339 by ミミ  2024-09-15 21:17:08 

>336

何もわかってないでしょ…さっき、あの子の親は存在しちゃいけないって言ってたよね?…存在しちゃいけない人なんて、この世界の何処にも居ないんだよ…みんな同じように命を与えられて、その人が亡くなったら必ず悲しむ人がいる……大切な人の命を奪われた人の気持ち、わかる?

(ユリウスの発言からミミが何故怒っているかわかっていないことを読み取り、ユリウスからニナに視線を移しユリウスが先程言っていたことについて話し始めて。ニナの両親はこの国では居ちゃいけない存在だったかもしれない…だが、この世界ではそんな人は誰ひとり居ないと告げて。地位や能力、才能等様々な違いはあるが命だけは全員平等に与えられた物…どれだけ犯罪を犯した人にも、悲しむ者は必ず居る。再び視線を逸らしたユリウスを見て、大切な人の命を奪われて残された者の気持ちがわかるかと問いかけて)

  • No.340 by レド  2024-09-15 22:07:03 

>338
何っ!?
(こちらが刀を突きつけても怯むこと無く、杖を具現化してみせたルーシエルに不意を突かれ、思わず刀を引っ込めて)

ア、アーダン!?
や、やめてくれ!俺にはもう、そんな資格無いよ……
(そしてルーシエルが「剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしろ」と啖呵を切ると、誰とも知らぬ名を叫んで椅子から転げ落ち、尻餅を突きながらガタガタ震えて彼女を見上げて。その眼は完全に怯えている。どうやら多少のことに怯まず堂々と杖を握るルーシエルの姿が死んだ仲間と被り、その亡霊に責められる幻を見ているらしい。その辺りに「答え」があるようだ。)

  • No.341 by ルーシエル  2024-09-15 23:40:57 

>340
ど、どうしたの?……落ち着きなよ、ほら。
(やれやれ、ようやく年上のお姉さんを敬う気に…ってわけでもなさそう。急に怯えた表情を浮かべて床に座り込んでしまった青年を見やると、杖を引っ込めてその大きな手をよいしょと引っ張ってテーブルに着かせて。テーブルを挟んで自分もちょこんと椅子に座ると、氷が溶けて少し薄まった果実酒を一口)

資格がないって、どういうこと?
(決して達観してるわけじゃないけれど、青年が自責の念や後悔を抱いているのはわかる。そういえばクレアも少し似た感じだったっけ。私だって一緒に旅した相方のおやつをこっそり食べちゃったときは自責の念とやらを抱いたけれど、それとはまた違うのかなと考えながら落ち着いた声で尋ねて)

  • No.342 by レド  2024-09-16 09:18:25 

>341
……?わっ、刀!
(ルーシエルに引っ張られて席に着くと、我に返って慌てて床に落ちた刀を拾い直して。どうやら尻餅ついたことすら覚えてないらしく)

やられたな、「姉さん」の方が何枚も上だったなんて。いいでしょう、ここまで来たからには何もかも話しましょう。あ、俺が奢りますから注文あればどうぞ……大分長い話になるのでね。
(それに引き換え目の前の女性は落ち着き払った姿で長耳を晒している……ようやくルーシエルがエルフ、それもひとかどの人物であると認めると、今まで使わなかった敬語でルーシエルに注文を促しつつ、拾った刀をテーブルの右手側に立て掛けて。すぐに抜刀できない位置に刀を置くことで、彼女に礼儀を示しているらしい)

名前を言ってませんでしたね。俺はレドと言います。Bランクの、冒険者「だった」者です。
(改めてルーシエルに向き直ると、神妙な面持ちで名を明かして)

  • No.343 by ユリウス  2024-09-16 18:08:14 

>339

うぅ…分かんないよ…そんなのぉ…

(ミミの問いかけに、涙目で唸り声を上げたあとに首を横に振った。今の今まで考えたこともなかった事柄に内なる良心が傷んでいるのだろう。外の世界を知らず、聖教国の戒律と規則が全てである生活を送ってきたユリウスにとってミミの説教はそれ程心に響くものであった。まだ心の整理がつかないユリウスはソファの上で膝を抱えて縮こまり、完全に顔を伏せてしまった。)

  • No.344 by アメリア  2024-09-16 19:06:24 

>331

すみません、果実酒と…あと、ナッツとチーズをください…。

(賑わう酒場の片隅、席について酒場の店員に果実酒とその果実酒に合うであろうつまみを注文し、店員は注文を確認した後カウンターの向こうへと入っていき、注文した者も届くのを待っている状態だ。声からして女性であることはわかるが…違和感を感じる。室内であるにも関わらず、彼女が身につけているマント型ケープのフードを外していないことだ…顔を見られたくないのか、若しくは他に見られたくないものがあるのか…そういったことを簡単に予想できる。)

  • No.345 by ミミ  2024-09-16 19:29:21 

>343

…君は、一度この国から出た方が良い…居るべきじゃない。この国を出て、外の世界を見に行って…そうすれば、私が言ったことも全部わかるから。

(恐らくミミが言ったことが理解できないのは、正教国で生まれ育ち戒律や規則が全てだと思っているから…つまり、外の世界のことを何も知らない。外の世界を知らないということは、当然外の世界のルールも知らないだろう…再び前を向いて、ユリウスに聖教国から出て外の世界へ行くべきだと告げて。外の世界で生活して、外の世界のルールを知ればきっとミミが言ったことを理解できるだろう…)

  • No.346 by ルーシエル  2024-09-16 21:22:54 

>342
(あらら、なんだか急に丁寧な物腰に変貌したレド、なかなかかわいいとこあるじゃんと小さく笑い)

へへ、姉さんなんて言われるとなんだか照れちゃうなぁ。私、ルーシエル。名前で呼んでくれていいよ。よろしくね、レド。
(「元」冒険者、なんて言い方をする青年は、何やら事情がありそうな様子。カランと氷の音をさせて果実酒を飲みながらお言葉に甘えて林檎のタルトの追加をお願いして)

私もここに長く居るわけじゃないけど…レドとは初対面だよね。ランクもついた冒険者だったってことは、以前はギルドに顔を出してたの?

  • No.347 by イェンフゥイ  2024-09-16 22:57:49 

>344

あっはぁ、おにーさん面白いね。残念だけど、この腕はあげられないんだぁ。どうしても欲しいっていうなら……そこら辺のジャンクポーションでも飲んでみなよ

(辺りを見渡しながら呑んでいたのが、酒場初心者に見えたのだろう。かなり出来上がった状態の男たちが、酒場の楽しみ方を教えてやろうと話しかけてきて十数分。酒場に関するものと言えば、飲んで食えと至極簡単な内容だけで、武勇伝やら猥談やらが殆どを占めていた。気が向いた折りに相槌を打っていたのだが、何を気に入ったのかダル絡みをされる始末。丁度、こちらの身体について質問攻めが始まったため、気に触ったフリをして逃げることとした。)


…はぁ、あのおじさんたち、ちょっとしつこかったなぁ。あーあ、折角のエールが温くなっちゃった…ほんと萎える……ね、おねーさんもそう思うよね?

(犇めき合う客と忙しそうに跳ね回る給仕の間をスルスルと器用に歩いていると、視界の端に気になるものが映る。よくと観察してみれば、酒場という屋内にも関わらずフードを目深に被っており、明らかに怪しさ満点で。念願の"面白いもの"の予感に胸が弾む。フードを被った人物の席には酒も料理も置かれていなかったため、酒場に来たばかりであろうとあたりをつける。幸いその人物の近くの席は空いており、遠慮なく腰を下ろし、まるで知己の仲であるかのように声をかけて。)

  • No.348 by アメリア  2024-09-17 01:00:00 

>347

(自分が注文した酒とつまみが届くまで、犇めき合う客の喧騒に耳を傾けており。決して興味があって聞いているのではなく、自分に関する話をしていないかどうかを確認するためであった。酒が回った者達のことだ、興味があるものには躊躇なく接する…相手が女性なら尚更そうするだろう。会話…というより一方的に話をされていると必ず「フードを取って」という話に辿り着いてしまう。目立たないように隅の方の席を選んだが、被ってるフードで余計目立つだろう。)

…え?えっと…ちょっと、何の話かわかりません…。というより、貴方…その体……。

(まるで知己の仲のように話しかけられたことに驚き、何かについて共感を求める発言に一体何について話していたかわからないため、少し俯きながら正直に何の話かわからないと告げて。ゆっぬりと顔を上げてイェンフゥイの姿を確認し、酔っぱらいではなさそうなことに安心すると同時に、体の所々が人とは思えない身体に変わっていることに目を見開いて静かに驚いており)

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