冒険者ギルドの日常

冒険者ギルドの日常

トピ主  2024-07-26 06:44:45 
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舞台となるのは交易都市デュランダル。様々な国の行商人が行き交い活気溢れる街です。この街に置かれたギルドに集う冒険者を中心に物語が展開されます。
世界観としてはよくある異世界ものと同じく中世ヨーロッパ風な街並みで、人間のほかにエルフや獣人など様々な種族が共存しています。
冒険者の等級はSを頂点に上からA~Eの等級があります。
募集人数に上限はありませんので興味のある方はご参加ください!
ロルは中ロル程度が好ましいです。冒険者の等級に関しましてもSランク冒険者が大量発生するとバランスが崩れてしまう恐れがあるので出来ればAランク以下の冒険者としてご参加していただきたく思います!


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  • No.260 by ミミ  2024-08-25 15:32:41 

>258

ちょっとクレア、聖女様の前だよ…?
いいんですか?ありがとうございます、ではお言葉に甘えて……それと、聖女様。お言葉ですが、あまり自分のことを軽視してはいけませんよ?聖女様は立派な方なんですから。

(聖女であるティアの前でこちらに体を預けて、眠そうにしているクレアに軽く注意して…眠れなかった理由は知っているため、あまり強くは言わず。困惑気味だが事情を汲んで提案してくれたティアにお礼を言って、ティアが出してくれた提案に乗って。正直Sランク級の襲撃者がミミが起きている間に来たらとも考えたが、今のままでさクレアもまともに戦えないだろう。仮にクレアが起きてる間に来ても、恐らく魔法を得意とするエルフ。エルフにとってクレアの能力は相性が悪いだろう…。ティアが自分の価値を軽視していそうな発言を聞けば、自分のことを軽視してはいけないことと立派だということを告げて。この立派というのは、聖女としての務めもあるが、この国でずっと耐えてて頑張ってるという意味も含まれており)

  • No.261 by シャウラ  2024-08-25 17:18:57 ID:f74f8f00c

そう言ってくれると有り難いよ。

(謝る必要はないと言われてシャウラは小さく笑った。デュランダルに向かう道中、勇者に対する強い憧れを団長が語っていた時に「そんな人間は紙の上にしか存在しない」と言って団長に苦笑いされたことを思い出した。)

…そうだ、あなたの携える聖剣…もっと間近で見てみても?せっかくの機会だから一目見てみたいんだ。良いかな?

  • No.262 by クレア/ティア  2024-08-26 18:45:20 

>260

いえいえ…こちらこそありがとうございます。その言葉、大変励みになりました。…それではそろそろ参りましょうか。

(休憩の提案に礼を言われると首を横に振って謙遜する。そして、その後に付け加えられた自分を激励する言葉を聞くと、思いがけず目尻に涙を溜めた。すぐにハンカチで涙を拭い、笑みを浮かべると感謝の言葉で返す。自分を利用するばかりで親身になってくれる人間がいない中で、ミミのこの言葉でティアの心は相当救われたようだ。部屋に置かれた時計に目を向けると、針は正午を指していた。出発まで後十分程であり調度良い頃合であると判断したティアは立ち上がり、再び聖堂の外へと歩みを進める。)

ミミちゃんも聖女様も優しいのでつい甘えてしまいました…私はダメ人間です…

(ミミに優しく注意されると眠気で重い身体をなんとか起き上がらせる。しょんぼりした様子で自分をダメ人間だと卑下するも、アル中である以上それは紛れもない事実であった。聖堂への外へ向かうティアの後を追おうとするが、寝起きでこれ以上は動けないのであろう。ソファに両手をついてなんとか姿勢を維持しているが、脚は産まれたての小鹿のようにプルプルしており、潤んだ瞳でミミに助けてと言わんばかりの視線を送った。)

  • No.263 by レイラ・ハート  2024-08-26 18:54:10 

>261

見る分には構わないが触れるなよ。資格のない者が触れると痺れるような痛みを感じるらしいからな。

(シャウラの要望に応え、腰にかけた聖剣を取り外すと、見えやすいように自分の膝の上に置いた。普段であればこのような要求など聞き入れないが、それなりにシャウラに気を許している証拠であろう。黄金の装飾が眩いばかりの光を放ち、重厚感のある聖剣はレイラの太ももに若干沈んでいた。)

  • No.264 by ミミ  2024-08-26 22:38:52 

>262

そうですね、そろそろ…
クレアはダメ人間じゃないよ、あんな事があっても前を向こうとしてるでしょ?立派だよ…私には甘えていいからさ、護衛の時にクレアから先に寝ていいよ。

(自分の言葉で目尻に涙を溜めているのが見えると、今までミミのように親身に寄り添ってくれる人が居なかったのだろうと察して。この人だけは、命に変えても守り抜こうと改めて心の中で強く思い、ティアに続いて部屋にある時計を見て。自分も立ち上がりクレアの方を見て、アル中ではあるが再び前を向こうとしているクレアはダメ人間ではない、寧ろ立派だと告げて。寝起きで立ち上がれないようで、こちらに助けを求めるクレアに笑みを浮かべて立ち上がらせて…護衛対象のティアに甘えるのはあまり良くないかもしれないが、自分にならいいと言い寝不足であるクレアを気遣って、先に寝ていいと告げて。「それじゃあ、行こっか」と、微笑みを向けて支えながら歩き出して)

  • No.265 by シャウラ  2024-08-27 13:21:16 ID:f74f8f00c

>263

(腰をかがめ、ゆっくりと聖剣全体に視線を巡らせていく。光を浴びて煌めく刀身の美しさに思わず呟いた。)

…綺麗。

(神が鋳造せし聖なる剣。それは重量感があり、刃は凜を通り越して冷たい印象さえ与える。シャウラは手足に触れることなく、ただただ聖剣の姿を目に刻んだ。)

…実に素晴らしい剣だね。一目では理解出来ないくらいに精緻に作られている。

  • No.266 by クレア/ティア  2024-08-27 21:22:29 

>264

何から何までありがとうございます。それではお言葉に甘えて、十分に休息を取れたら精一杯頑張ります…!

(自分を気遣い、そして励ますミミの言葉にクレアはパアッと明るい笑みを見せて礼を言う。その無垢な笑顔から察するに出発時から今に至るまで心身共にサポートしてくれたミミへの信頼は厚いものであった。ミミに支えられるまま歩きながら、休息後は気を取り直して頑張りを見せることを誓った。)

聖堂から離れるのは久しぶりなので緊張してしまいます…何事もなければ良いですね。

(聖堂の外で待機していた馬車に乗り込むと、ティアは少しだけ強ばった表情を浮かべていた。聖女という立場から常に拉致や暗殺の危険に晒されており、普段は厳重な警備の元で聖堂で飼い殺しにされているティアからすれば、国内とは言え長時間の外出は精神的負担が大きいのだろう。何事もなければ良いと希望を語り、ぎこちない笑みを見せた。)

……びーる…わいん…ういすきー…

(ティアと対面するソファに腰掛けているクレアはミミの肩を枕に早速眠りについていた。その寝言から、聖女の不安などお構い無しに一人夢の中に旅立っているようだ。様々な酒の名前を口に出すクレアの表情は幸せそうに緩んでいた。)

  • No.267 by レイラ・ハート  2024-08-27 21:37:50 

>265

まあ、私の剣なのだから当然だな。大抵の獲物は一撃で仕留められる代物だ。邪竜には少し手間取ったが…

(「綺麗」というシャウラの呟きを聞いて、嬉しさから思わず頬が緩んだ。レイラの剣だから凄いのではなく凄い剣がレイラを選んだのであり、因果関係を捻じ曲げるほどレイラの態度は相変わらず傲慢だが、嬉々として剣の性能を語るその姿はまるで無邪気な子供のようである。大抵の獲物は一撃で仕留められる性能を誇るが、超難度クエストの一角であった「邪竜」には手を焼いたようで、思い出すなり不機嫌な表情へと変わった。)

  • No.268 by ミミ  2024-08-28 00:32:54 

>266

はは、それじゃあその時は私がクレアに頼っちゃおうかな~?

(クレアが元気を取り戻したことに安心しつつ、休息が取れた後は交代で自分が休息するか、そのまま起きて敵が現れた場合は戦闘となるだろう。どちらの意味も込めて、休息が取れたクレアに頼ろうかとニッと笑いながら話して。自分に厚い信頼を寄せてくれていることは内心嬉しく思っており、何よりこれからのクレアは以前のように酒は飲んでも溺れることはなく、前を向いてくれるだろうと信じており。)

大丈夫ですよ、何が起きてもいいように我々がいるんですから。何も心配はないですよ、安心してください。

(クレアと同じくティアの向かい側のソファに座り、クレアの寝言と表情から夢の中でお酒を飲んでいるのがわかり苦笑いを浮かべており。聖女という肩書き持っている以上命を狙われる可能性が高い上、ずっと監禁されているような生活を送って…不安に思うこともたくさんあるだろう。何も起こらないという保証はできないが、何か起きても必ず自分達が解決すると柔らかい笑みを向けて話して)

  • No.269 by クレア/ティア  2024-08-28 01:20:23 

>268

…そうですね。お二人がいるのであれば私が心配する事など何もありません。…無事に帰った暁には一緒にステーキを食べましょう。きっと一晩くらい抜け出したところで少し叱られる程度でしょうし…

(ミミの笑みにつられてティアの笑みも柔らかいものとなった。ミミやクレアの実力は等級によって裏付けされており、ミミの言葉にはティアの不安を取り除ける程の説得力があった。そして、自身の顎に手を添えて考えるような素振りを見せた後に、帰ったら一緒にステーキを食べようと提案する。この依頼が終わればミミと再び会える保証はない。ミミとステーキを食べる機会が永久的に失われる可能性を考え、ティアは聖堂を抜け出そうと考える程に焦っているようだ。馬車という盗聴の可能性のない密室とは言え、一国の聖女らしからぬ爆弾発言であった。そんな中、相も変わらずクレアは緊張感のない幸せそうな面持ちで眠りについていた。寝言が収まったことから夢を見るような浅いものではなく、深い眠りに落ちたのだろう。)

  • No.270 by ミミ  2024-08-28 15:09:50 

>269

…!それもそうですが、終わったら必ず行きましょう!私、いい店知ってるんですよ!
…聖女サマは、正直…どう思ってるの?あの国のやり方や行事…抜け出したいって思ったことは…?

(一国の聖女としてあり得ない発言をしているのかもしれないが、そう言いたくもなるひどい国だということはよく知っている。依頼が終わったらうまく抜け出して、ステーキのお店に必ず連れて行くと笑顔で約束して。…聖女の発言から盗聴のされてないことがわかり、いつもの口調に戻るミミ。ティアの話や仕草、表情から読み取れる情報でとっくに答えはわかっているが…本人の口から聞きたいのか、聖女をやめて聖教国から抜け出したいと思ったことはないかと真剣な表情で問いかけて)

  • No.271 by ミミ  2024-08-28 17:15:17 

訂正
それもそうですが→それもそうですね

  • No.272 by クレア/ティア  2024-08-29 07:46:50 

>270

ふふ、少々気が早いですが今から帰りがとても楽しみです。
…ない……と言えば嘘になります。昔から自由への憧れがありました。聖女になったのも少しでも自由に近付けると考えたからです……

(いい店があると聞いては期待に胸を膨らませ、光の宿った瞳で笑みを見せた。そして、その後に続けられた質問には神妙な面持ちで俯きながら答える。思想や戒律によって束縛される聖教国で生まれ育ったティアは幼少期から自由への強い憧れを抱いており、少しでも行動の幅を広げるために聖女となったことを打ち明けた。)

…ふぁ……お取り込み中すみません…何か来ます。頭を下げてください聖女様。

(危険の想定された国境沿いとは程遠く、まだ聖堂の置かれた首都を出て間もないタイミングでその時は訪れた。数々の死線を掻い潜ってきたS級冒険者の勘と言うべきか、本能的に危険を感じ取ったクレアはあくびをしながら目を覚ますと、失礼を承知でティアの頭を抑え付けて下げさせる。直後に魔力を纏った矢が馬車の上半分を吹き飛ばし、ティアの頭スレスレを通過して彼方後方への飛び去っていった。その衝撃で馬やそれを操っていた従者は既に亡き者となっており、周囲を見渡せば、武装したエルフの集団が馬車を囲っていた。初めての襲撃にティアは怯えて蹲りハァハァと過呼吸気味の深い呼吸をしていた。)

  • No.273 by ミミ  2024-08-29 13:25:06 

>272

楽しみにしててよ、期待を軽々越えるくらい美味しいからさ!
…やっぱり、そうだっかぁ…聖女になったけど、得られた自由はほんの少しみたいだね…。それなら、いっそ……

(初対面から今までずっと瞳に光がなかったが、漸く光が宿った目が見れて嬉しく思いティアの期待を超えるくらいだから楽しみにして手と笑顔で告げて。やはり抜け出したいと思ったことはある…なんだったら、今でもその考えは捨ててないのだろう。聖女になって得られた自由はどれくらいかはわからない…けど、現状を見るとほんの少ししかないだろう…こちらも少し俯き何かを考えている表情を浮かべており、考えが纏まったのか顔を上げて、何かを伝えようとした時…一瞬だが妙な音が聞こえてきたことにより、途中で話すのをやめて)

…ナイス、クレア。敵襲だね…聖女サマ、落ち着いて。そのまま伏せてれば安全だから…。

(自身も伏せて攻撃の回避に成功しており、先に気づいて行動に移したクレアに称賛の言葉をかけて。ティアの状態から、恐らく今まで襲撃を受けたことがなかったのだろうと予測し…近づいて背中に優しく手を当てて、伏せてたら安全だと言うことを伝えて。静かにチェーンブレードとショットガンを手にして、クレアに準備はいいかと問いかけるように視線を向けて)

  • No.274 by クレア/ティア  2024-08-29 18:17:18 

>273

は、はい…ご武運を祈ります…

(ミミに触れられるとティアは正気を取り戻し、言われた通り伏せたまま、目に涙を浮かべながらも震える声で祈りを捧げた。高位の冒険者に護衛されているとは言え初めての襲撃、やはり怖いものは怖いのだろう。)

ごほっ…ごほっ…だ、大丈夫です…ちょっと肺の調子が優れませんが…

(馬車が破壊された際に出た粉塵を盛大に吸ってしまったクレアは目尻に涙を浮かべて咳き込みながらも、大丈夫だとミミの視線に答えた。その無防備な姿に釣られて三人の武装したエルフが手に持った剣でクレアに斬りかかるが、その剣先がクレアに触れる直前で、エルフ達は糸の切れた操り人形のように唐突に気を失い倒れ込んだ。クレアはマイペースに目尻に溜めた涙を袖で拭っており、反撃どころかまだ剣の柄にも手を掛けていないように見えるが、瞬く間に剣を抜きその柄でエルフ達の急所を突いた上で再び剣を鞘に収めるという達人の領域たる離れ業を披露したクレアの動きを目で追えた者は、この場ではおそらくミミくらいのものであろう。仲間達が唐突に倒れたのを見て状況を理解出来ず狼狽える何人かのエルフはクレアを避けて、今度はミミへ剣を振りかざす。)

  • No.275 by ミミ  2024-08-29 19:15:28 

>274

…待ってて、速攻で終わらせるからね…!

(正気を取り戻したとはいえ、今現在命を狙われている…平常でいられるわけがない。ティアのためにも早く終わらせなければならない…ティアのことを狙ってくる者が居ないか周囲を見つつ、武器を構えながら警戒して。)

…流石S級冒険者、万全じゃないのにそんな達人業ができるなんてね…!…と、今度は私か!

(エルフ達は何が起きたかわかっていないようだが、ミミはクレアの業を見逃していなかった様子。万全な状態ではないにも関わらず、一瞬で武装した複数のエルフを倒したことに再び称賛の言葉をかけて、クレアを警戒して今度はミミに攻撃を仕掛けようとするするエルフ達の数を確認し、右足で地面を「トンッ」と軽く踏むと、地面から鋼で出来た複数の拳が飛び出しミミに攻撃を仕掛けようとしているエルフ達の顎を正確にとらえており。ミミの能力である「錬金術」だろう…)

  • No.276 by クレア/ティア/ダンテ  2024-08-30 14:54:04 

>275

えへへ…ミミちゃんも流石ですね!

(ミミに業を褒められると自身の頬に手を添えて照れた様子を見せる。そして、錬金術によって複数のエフル達が顎を強打され宙に舞う光景を見て、パチパチと拍手をしてミミを称えた。固有魔法により強制的に力比べに持ち込むクレアにとって、魔法の類いを駆使した戦闘スタイルはそれだけ興味を引くものであった。)

おいおい、派手にやってるじゃねぇか!てめぇが居るなんざ聞いてねえぞクレア。それになんで獣人が聖教国の聖女様を守ってるんだ?イレギュラーばかりで嫌になるぜ、もっと楽な仕事だと思ってたのによォ。

(十人はいたであろうエルフの集団は既に半分が戦闘不能に陥り、完全な撃退は時間の問題であった。戦闘の一部始終を見ていたティアも後方で安心した様子を見せていたが、一人の男の登場で形勢の優位は振り出しに戻る。男の名はダンテ、クレアと同じチームに属するS級冒険者だ。ギルドで呑んだくれている筈のクレアがこの場にいることや、半獣人であるミミが聖教国に肩入れしているイレギュラーな状況に文句を言いつつも、それとは裏腹にダンテは二タッと余裕のある笑みを浮かべていた。口ぶりからダンテはエルフ側の依頼を受けてこの場にいるのだろう。予期せぬチームメイトとの対峙に、クレアの振る舞いから先程までの緩さは完全に取り払われる。鋭い眼差しをダンテに向けると、いつでも抜刀出来るよう剣の柄に手を添えて警戒した。「少しでも足を踏み出せば斬る。」言葉にしないまでもクレアの放つ殺気は暗にそう告げていた。)

  • No.277 by ミミ  2024-08-30 23:29:57 

>276

へへ、それほどでも~…あるかな~!

(自分の錬金術が決まったのを見れば小さくガッツポーズし、クレアから称えられるとチェーンブレードを持つ右手を後頭部に持っていき、軽く照れ笑いしながら謙虚に…と見せかけて謙虚さ0な返しをして。このまま勢いに乗って錬金術や自身の武器を駆使して、クレアと共に戦いエルフの数を減らしていき)

…知り合いみたいだね…しかも、あまりよくない方の。

(突如大柄な男が現れたことにより、先程までの勢いが消えて空気が変わる…その男の発言からクレアと知り合いであること、クレアの目つきや殺気からクレアと同等の実力、若しくはそれ以上だということがわかる。おまけに獣人の要素を隠しているミミを半獣人だと見抜く観察眼の持ち主…このことから、ただ力押しな戦い方をしないということがわかる。ティアの近くまで移動し、守るようにティアの前に立って武器を構えて)

  • No.278 by クレア/ティア/ダンテ  2024-08-31 22:40:38 

>277

そう警戒するなよ、仲間だろォ?悪いことは言わねぇ。そこの聖女様を大人しく渡してくれりゃお互いに血流さずに済むんだ。べつに殺しはしねぇから安心しな。

(自身に向けて殺気を放つクレアを宥めようと、ダンテは自らの鎧に施された不死鳥の紋様部分をコツンと叩き、努めて穏やかな口調と陽気な笑顔で説得を試みた。その紋様はクレアの旅装束に刺繍されたデザインと同一のものであり、同じ冒険者チームに属していることが窺える。ミミの背後に隠れるティアに視線を向けながら、大人しく彼女を渡せば戦いは避けられると力説するが、寄り添おうと一歩踏み出したその瞬間、クレアの剣は容赦なくダンテの首を目掛けて振り抜かれた。ダンテの提案は一考に値しない。クレアは言葉ではなく行動で拒絶を示した。)

この人は…知り合いでもなんでもありません…今はただの敵です。そんな事よりも…聖女様を連れて…この場を離れてください!幸い首都は目前です…!

(振り抜かれた剣はダンテの大剣によって防がれ刃と刃が擦れ合い火花が散る。鋭い一撃を受けて尚ダンテが涼しい顔を浮かべる一方で、純粋な腕力で劣る上にブランクや寝不足などコンディションにおいて数々のハンデを抱えるクレアは激しい打ち合いにより手の皮が擦り剥け剣の柄から血が滴り落ちていた。余裕がなく、途切れ途切れに言葉を紡ぐクレアはかつての仲間を今は敵だと言い放つと、自分が長くは持たないことを察してミミにティアを連れて首都に逃げるように訴えた。クレアが倒れた後にミミが単独でティアを守りながらダンテを退けることは困難であることや、幸い首都を出てすぐに襲撃を受けた為に帰還が容易であること、目的が聖女である以上はクレアが単身で時間稼ぎをしたとしても致命傷を負わせるほど執着されないであろうことなど、単なる捨て身ではなく総合的に考えての判断であった。戦いにおいて素人であるティアも状況が良くないことを察しているのであろう。不安から、自身を庇うように目の前に立つミミの服の袖をギュッと掴んだ。)

  • No.279 by ミミ  2024-09-01 01:17:59 

>278

……っ……わかった……その代わり、必ず追いついてきてよ…!
走るよ、聖女サマ!

(よく見るとクレアの旅装束に描かれた紋様と同じ文様が、目の前の男の鎧に描かれている…このことから、目の前の男がクレアと以前パーティーを組んでいたメンバーの内の一人だと言うことが分かる。だが、クレアの言うように今は敵だ…向こうも退くつもりはないことは発言からわかることだ…。クレアが拒否する意味を込めて攻撃を繰り出し激しい攻防を繰り広げている最中、ミミも左手に持つショットガンを構えて援護しようとするが…クレアの発言で引き金にかけた指が止まる。打ち合いからわかるが、クレアのコンディションが最悪な状態…基礎戦闘能力は向こうの方が上かもしれない。普段であればミミも加勢して撤退の手伝いをするのだが…今は自分の背後に護衛対象がいる……。仲間を置いていくという後ろめたさがあるが、クレアの出した案がこの状況の最善策だろう……俯きながら銃を下ろし、チェーンブレードをしまってティアの手を繋ぎクレアに必ず追いついてと告げて…ティアと共に首都目指して走り始めて)

  • No.280 by クレア/ティア/ダンテ  2024-09-01 07:14:22 

>279

はい…必ず…!
さて…命に代えても…あの子たちの後は追わせません…!私を討つつもりなら、五体満足では済みませんよ…ダンテ!

(激しい打ち合いの最中、ミミの言葉に笑みを作って答えると、ティアと共に離脱するミミの後ろ姿を見送った。その姿が見えなくなる頃には、既に何本かの攻撃を受け満身創痍なクレアであったが、口の端から血を流しつつも威勢よく声を張り上げる。後にダンテと剣を交える事になるであろうミミの為に、刺し違えることは無理だが四肢の一本でも道連れにしようと、覚悟を決めたようだ。)

おもしれぇ。やれるもんならやってみろッ!クレアッ!

(かつての仲間の覚悟に敬意を払い、残ったエルフ達にミミを追わせることはせず拠点へと引かせた。互いに置かれた立場は違えど、ダンテも剣士としての誇りや自分なりの美学を捨てていないようだ。クレアに対抗して声を張り上げると、これまでより激しい打ち合いが繰り出され、その音は周囲にこだました。)

…ハァ…ハァ…ミミさん…息が…続きません…

(ミミに手を引かれるまましばらく走ると、既にクレアの姿は欠片も見えず、その闘いの音すらも聞こえなくなった。代わりに見慣れた首都の街並みが道の先に僅かに姿を覗かせていた。あと数十分も走れば首都に帰還出来ることであろう。聖堂で軟禁生活を送っていたティアには今まで全力で走った経験はなく、首都まであと少しのところでその場に立ち竦むと、苦しそうに胸の当たりを抑えて深呼吸をした。)

  • No.281 by ミミ  2024-09-01 09:25:10 

>280

…っ…ごめん、聖女サマ!

(激しい打ち合いを繰り出されているであろう轟音が鳴り響く中、走り続ける…首都の街並みが微かに見え始めてきた辺りでティアが立ち竦み。冷静さが欠けていたため、ティアが軟禁とも言える生活を送っていたから走る体力がないことに気づいていなかった…漸く気づいてティアの背中を擦って謝罪して。)

…首都まであともう少し……ごめんよ聖女サマ!

(首都まであともう少し、歩いていってもいいのだが…追手が来る可能性もないこともない。少し考えたミミは、ショットガンをしまって再び謝罪してティアをお姫様抱っこし…そのまま首都の近く、歩いても問題ないところまで走って。流石は半獣人というべきか、ティアをお姫様抱っこしてる状態でも走る速度が落ちていない…寧ろ先程より速い。)

  • No.282 by ティア  2024-09-01 10:24:58 

>281

こちらこそすみません…私の体力がないばかりに…

(深呼吸によって呼吸を整えた矢先、謝られたと思えばその直後にお姫様抱っこをされて目を丸くする。走る速さが上がっていることから、先程までは自分に気を使ってペースを落としてくれていたことを察すると、申し訳なさそうに眉尻を下げて謝罪した。振り落とされないようにギュッとミミにしがみついていると、瞬く間に首都の街並みが鮮明なものとなる。)

そちらの建物に入ってください。この周辺では一番安全だと思われます。

(首都に入ってしばらくすると、塀に囲まれた教会のような建物が目に入った。その存在に気付いたティアは建物に向けて人差し指をさすと、神妙な面持ちでそこに入るように促した。門に備え付けられた表札には「異端審問省」の文字が刻まれており、物騒な名前の通りこの周辺では最も警備が厳重であると考えられる。)

  • No.283 by ミミ  2024-09-01 16:11:29 

>282

大丈夫だよ、聖女サマの体力がないのは仕方がないことなんだから。気にすることはないよ!

(走ってる最中、申し訳無さそうに謝罪するティアに対して気にしていないと告げて。ある程度の場所まで移動した後ティアを下ろして、振り返り追手が来ていないことを確認し…自分たちの為に残ったクレアのことを思ったのか、浮かない表情で正面を向き少し乱れたフードを再び深く被って目的地へ向けて歩き始めて)

…異端審問省、か……物騒だなぁ……

(ティアが指定した建物に進み、表札に異端審問省と書かれているのを見逃さず静かに物騒だと呟きティアと共に中へ入り。この建物はどう見ても教会だ、自分が半獣人であることは絶対バレてはならないだろう…)

  • No.284 by ティア/ユリウス  2024-09-02 13:46:22 

>283

…きっとクレアさんは大丈夫ですよ。かの神竜と対峙して生きて帰った方です。人間を相手に引けを取る訳がありません。

(乱れたフードを直す直前にミミが浮かない表情を浮かべたことをティアは見逃さなかった。自分が励まされたように、真剣な眼差しでミミを見据えると「きっと大丈夫です」と語気を強め、神竜を相手に生き延びたことを引き合いに出して勇気付ける。)

あれぇ?こんなとこで会うとは珍しいですねー。聖女さまぁ。お連れの冒険者まで率いてどうしたんですかー。

(建物に入って程なくして、中心部へと向かう廊下を歩いている最中に一行は高貴な白い軍服に身を包んだ女性と対面した。人当たりの良い、にこやかな笑顔が特徴のその女性は二人を見るなり、まるで鉢合わせた友達に接するようにヒラヒラと手を振って歩み寄りフランクに状況を尋ねる。面識のあるティアは特に警戒することなく「ユリウス、お久しぶりですね。」と挨拶をした後に現状の説明と援助の要請を行っていたが、勘の良い人間であれば、整った容姿とは裏腹にユリウスが放つ猟奇的な血臭を察することであろう。勿論、物理的な血の臭いではなく、監獄に囚われた殺人犯と相対した時のような直感的はものである。)

  • No.285 by トピ主  2024-09-02 14:04:59 

直感的は→直感的な

  • No.286 by ミミ  2024-09-02 17:36:40 

>284

…そう、だよね。クレアなら、上手くやってくれるよね…。

(今度はこちらを勇気づけてくれたティアに、静かに笑みを浮かべてクレアはきっと上手くやり過ごしてくれると信じて。ティアの言うように神竜討伐、で生き残ったが、その相手も神竜討伐の生き残り。力では負けていたが、鎧で覆われている分スピードはクレアの方が上。上手く首都まで退いてくれていればいいのだが…)

…どうやら、知り合いみたいですね。よかった…

(こちらに声をかけ、歩み寄ってきた人物とティアが知り合い、それに仲が悪いわけではなさそうな様子を見て援助はすぐに通るだろうと安心して。…だが、このユリウスという人物の異質さに気づいていたミミは、フランクに接しているがその本質は猟奇的だとということを察しており、表情は変えずに「…なるほど、こういう人がたくさんいる場所かぁ…とんでもない場所に来ちゃったなぁ……。」と、内心そう思っており。)

  • No.287 by ティア/ユリウス  2024-09-03 15:56:08 

>286

彼女の名はユリウス、我が国が誇る一級異端審問官で、過去に何度か私の護衛を務めていただいたことがありまして、今回の護衛も彼女に任せるという話もあったのですが、魔女狩りの日程と被ってしまって立ち消えてしまった経緯がありまして…

(知り合いみたいですねと反応するミミに、ティアは簡単にユリウスの紹介を行った。過去に自身の護衛を務めたことや、今回の護衛も任せる案が浮上していた事からユリウスは聖教国内では相当な実力者であることが窺い知れる。魔女狩りと日程が被る為に護衛の話が立ち消えたと言うが、よくよく考えれば今こうしてユリウスが本部に居ることに疑問を抱き、ティアは不思議そうに首を傾げた。)

アハハ、それが、告発のあった村でちょーっと事情聴取したら村人全員が「私は魔女です。」って自白したんですよー。だから村ごと燃やして解決しちゃいましたぁ。
ご紹介に預かったユリウスですー。気軽にユリちゃんって呼んでねぇ。

(ティアの疑問にユリウスは思い出し笑いをする程に心底上機嫌に答えた。「魔女」とは聖教国において異教徒や背信者の総称であり、話を要約すると異端の告発のあった小さい村に赴き、拷問により村人全員に自白を強要して村ごと焼き払ったのだろう。その為、ユリウスは予定されていたよりも遥かに早く首都に帰還したようだ。その話を聞いたティアは血の気の引いた表情でドン引きしつつも「御苦労様でした。我らが主も貴方の働きをお認めになることでしょう。」と建前上の労いの言葉をかけており、まともな感性を持っている分ティアのストレスは相当なものである。ティアから労いを受けたあと、ユリウスはミミに向き直ると愛嬌のある笑みを浮かべて手を差し出した。ミミが半獣人であると気付いている様子はなく、単純に国外から来た人間ということに興味を示しているのだろう。)

  • No.288 by ミミ  2024-09-03 22:20:00 

>287

なるほど…勇者不在と魔女狩りが偶然重なって、それでうちのギルドに…単独で護衛を任せられるということは、A級冒険者以上の実力がありそうですね。

(ユリウスについての情報を聞き、聖教国の司祭の話も織り交ぜると勇者が不在だったこととユリウスの魔女狩りが重なりミミ達がいるギルドに依頼が来たのかと納得して。今回クレアとミミでティアの護衛を受けたが、単独で護衛をこなせる辺り実力はA級…S級と同等かもしれない。だが、魔女狩りに行ったはずなのにこんなに早く戻ってきているのに対してティアと同じく不思議そうに首を傾げて)

あ……あ~…なるほど、そういうことでしたかぁ…。えーっと、よろしくお願いします…。

(上機嫌に村を燃やしたと言うユリウスに、ティアと同じくドン引きしているが、あまり表情には出さず苦笑い程度で留めており。その村の人達が自白したというが、恐らく自白させたのだろう…村を焼き払うくらいだ、まともな方法で自白させたのではないことは容易に分かる。愛嬌のある笑みでこちらに手を差し出すが、本性を知ったミミは愛嬌があるように見えず苦笑いしながらも握手してよろしくと告げて)

  • No.289 by ティア/ユリウス  2024-09-04 00:31:55 

>288

ええ、実力は申し分ありません…実力は…
で、では私は奥で必要な調整をしてきますね…

(ティアは、ユリウスの実力を推測するミミの言葉に頷いて肯定した。「実力は」と意味深に強調しており、ユリウスの発言からも実力以外は難があることは明らかであった。そして、援助に関してユリウスとの口約束を取り付けたティアであったが、実際に力を借りるには異端審問省の責任者の許可を得る必要があり、その他にも書類の記載など必要な事項が多い。少しばかり疲れたような表情を浮かべつつも休むことなく、ペコリと頭を下げて単身で施設の深部へと歩みを進めた。)

よろしくねぇ。さぁて、暫く動けそうにないし君には私とのデートに付き合ってもらおうかなー。あ、そう言えば君の名前を聞いていなかったねぇ。

(その場を離れるティアにウィンクをして送り出すと、再びミミに視線を戻しデートの提案をした。国の機関だけあり、その許可は二つ返事で降りるものではなく相当の時間を要するのだろう。ユリウスはミミの手を握ったままフードに隠れた顔を覗き込み、可愛らしく小首を傾げて名前を尋ねた。自然な仕草や表情から、今の段階ではこれらのスキンシップに隠された意図や企みはないようだ。)

  • No.290 by ミミ  2024-09-04 01:26:12 

>289

なるほど、じゃあ援助に関して戦力としては問題なさそうですね…あ、はい。いってらっしゃい…

(ユリウスが実力以外に問題があることは既に把握しており、そこさえ目を瞑れば戦力として問題ないと告げて。奥で必要な調整をすると聞き、援助弐関してのことだろうと容易に想像できる。やはり口約束だけでは動いてくれないかと思いながらも疲れた表情を浮かべるティアにだけ聞こえるように「頑張って」と応援して見送り、心の中では「クレア、もうちょっとだけ待っててね…!」と強く思い。…冷静になって、あることに気づくミミ。)

え、で、デート?…残念ながら私は、同性愛者ってわけじゃあ…あ、えっと…ミミです…。

(そう、ユリウスと二人きりになってしまったことだ。「無理無理無理無理!炎上自白審問官と一緒にいるなんて無理!一緒にいるということは、私が半獣人ってバレる可能性が高くなるじゃん…!」と心の中で思いながら苦笑いで同性愛者ではないと答えて。そういう意味のデートではないが…顔を覗き込まれると、猫耳が生えていることがバレないか心配になりながらも表情には出さず、簡単な自己紹介をして)

  • No.291 by ユリウス  2024-09-04 02:41:58 

>290

あはは、外の世界にはそういう価値観もあるんだったねぇ。この国では戒律に背く重罪だから、その心配はしなくていいよぉ。ハッ…それとも単純に私のこと嫌い…?それならそれで別行動でもいいけどぉ…フードを被ってるあたり素性を知られたら不味いんじゃないのかなぁ。身元を保証できる人間が傍に居た方が良いと思わない?

(同性愛者と疑われては一瞬目を丸くして驚くと、すぐにその驚愕は笑いに変わった。戒律の厳しい聖教国において同性愛はご法度である為、ユリウス自身そう誤解される可能性を微塵も考えていなかったようだ。その後、シンプルに自分が好かれていないのではと思い至ると、ミミの手を離して涙目を浮かべる。ドSは打たれ弱いと聞くが正にその通りなのだろう。しかし、ユリウスはここで引き下がるほど出来上がった性格の人間ではない。フードを被っていることに何らかの後ろめたい理由があると推察すると、ミミの置かれた立場の弱みを指摘し、それとなく脅しを交えつつ自分と行動を共にすることの有用性を語った。)

  • No.292 by ミミ  2024-09-04 07:40:10 

>291

え…あ、なんだ。そういう意味じゃなかったんですね、よかった~。
いやいや、不味いことは特にないんですよ?依頼をこなしてる時、これを被るのが私の美学なもので……それに、やっぱり仲間のことが心配でね…。

(当然そういう意味で言ったのではないことは気づいていたが、本当に勘違いしていたような反応で返して。だが、ミミがそう言った本当の理由を言った時内心「ギクッ」と思ったが、変な美学を持っていたり仲間のことが心配だとクレアがいる方角を向いてどこか心配そうな表情で答えて。だが、ユリウスの言うようにずっとフードを被っていると怪しまれるとも思い)

まぁ…普通は怪しまれますよね…。

  • No.293 by ユリウス  2024-09-04 15:04:55 

>292

ふ~ん…美学ねぇ…それが本当かどうか私にはどうでもいいけど、他の審問官は見逃してくれるかなぁ?大切な仲間が心配なんでしょ。聖女様が用事を済ませて戻ってきた時、ミミちゃんが取調べ中で出発出来ないなんて最悪の事態、仲間の為にも避けたいよねー。一人で行動すれば怪しまれるけど、私と一緒なら詮索しないし、させない。悪くない話だと思うけどなぁ。

(フードを被るのは美学だというミミの言い分を聞いて、ユリウスはジト目であからさまに怪しむ。しかし、すぐにフードへの関心をなくすと真相はどうでもいいと切り捨てた。当然ながら他の審問官までもミミのフードに疑念を抱かない保証はなく、ミミを一人で行動させた場合取調べを強要される可能性は高い。ティアが用事を済ませ次第すぐにでも出発する為にそういったリスクは取り除くべきであろう。自分と一緒なら詮索することはなく他の審問官にもさせないと、ユリウスは胸を叩いて得意気に語った。)

  • No.294 by ミミ  2024-09-04 16:13:57 

>293

はぁ…わかりましたよ、デートなり何なり付き合いますよ…。

(諦めるどころか相変わらず脅迫にも聞こえる提案に軽くため息を吐き、諦め様子はないと思ったのかユリウスの提案に乗り。フードを被って理由は当然半獣人とバレてはいけないためだが、これ以外でも普通に着用することもありフードをいじりながら「そんなに変かなぁ…結構気に入ってるのに…」と呟き。先程言っていたデートとは何なのか、何に付き合えばいいのかわからないためそのことについて尋ねて)

  • No.295 by ユリウス  2024-09-05 07:42:32 

>294

やったぁ!デートの定番と言えば教会巡りに決まってるでしょー。折角だから聖歌隊の所属してる教会にでも行こうかなぁ。

(ミミの了承を得るとユリウスはパアッと無邪気に微笑んで喜んだ。そして、デートについて尋ねられると、キョトンとした表情で教会巡りと答える。やはり宗教国家だけあり外国との常識の差は大きく、デートの定番は独特なものであった。着いてきてと言わんばかりにウィンクをすると、手を後ろに組み鼻歌を歌いながら上機嫌な様子で外へ出た。)

  • No.296 by ミミ  2024-09-05 14:13:20 

>295

きょ…教会巡り??…変わってるなぁ……聖教国の人って、全ての基準が教会なのかなぁ…。

(デートの定番で、まさかの教会巡りと答えたことに目を丸くして聞き返して。聖教国の風景を思い返して、そういえば教会とか聖堂が目立ってたなぁと思いながら、聖教国の人達はそれがきじなのだろうかと呟き。上機嫌で外へ出るユリウスについていきながら「聖女様が帰ってくるまでですよ」と告げて。今から教会を周ることに嫌な予感がして…)

  • No.297 by ユリウス  2024-09-05 18:52:05 

>296

分かってるよー
あっ、そうそうミミちゃんってデュランダルから来たんだよねぇ?交易都市って言うからには美味しいものが沢山あるの?

(聖女様が帰ってくるまでと忠告されると、当然だと言わんばかりに振り返ることもなく分かってると返答した。その態度が尚のこと不安を掻き立てる。暫く歩き中心街を出ると、周囲を囲む建物の質感は著しく低下する。デュランダル同様に聖教国にも格差があるのだろう。相変わらず人通りは少ないが、薄汚れた衣服を身に纏う一人の少女を見つけると、ユリウスは気さくな笑みを浮かべて手招きすると、寄ってきた少女にポケットに入っていた飴を渡した。美味しそうに飴を頬張る少女の頭を撫でつつ、ユリウスはミミにデュランダルの食べ物について尋ねる。なにも縁のない少女に食べ物を分け与えるあたり、村を燃やす外道とはいえユリウスにも人の心はあるようだ。そして、立場は違えどティア同様にユリウスも外国への関心が高いのだろう。)

  • No.298 by ミミ  2024-09-05 21:29:48 

>297

大丈夫かなぁ…
そうですよ、そこに私達のギルドがあるわけですし。それはもう、たくさんありますよ?有名な物から珍しい物までね…

(ユリウスの態度から本当にティアが帰ってくるまでに戻ってくれるのだろうかと思い、フード越しに軽く頭を掻いて静かにそう呟いて。ユリウスについていきながら周りの風景を見ており、やはり首都なだけあって立派な建物がある…そう思っていたが、進むにつれて建物の質感が低下していく。やはり聖教国でもデュランダル同様に格差があるのかと軽く口元に手を当てて考えており。そうしていると視界に一人の少女が映り込み、ユリウスの意外な行動に目を丸くして驚いており。ユリウスがこちらにデュランダルの食べ物について尋ねたことについて、そういう物に興味があるのだろうかと思いつつ有名な料理や珍しい料理まで揃ってると簡単に答えて)

  • No.299 by ユリウス  2024-09-06 07:34:31 

>298

へぇ…いいなぁデュランダル…いつか行けるかなぁ…
って、その顔はなに…?べつに私が施しをしたっていいでしょー。確かに人の笑顔よりは泣き喚く様を見る方が好きだけどさぁ…まあ何と言うか、自己満足ってやつかなー。昔の自分がして欲しかったことを似たような境遇の子にしてあげることで自分が救われた気になりたい。ただそれだけだよぉ。

(デュランダルには様々な料理があると聞くと、それだけでユリウスは感動し、しみじみとした様子で「いつか行けるかなぁ」と呟いた。聖教国に於いてそれなりの地位にあるユリウスでも自由に出国出来ないあたり、この国の規則は相当厳格なのものなのだろう。そして、飴を堪能した少女に手を振って別れを告げると、目を丸くして驚いた表情のミミが目に入る。その様子にユリウスはジト目で抗議した。さらっと人の笑顔よりも苦痛の表情の方が好きだと本音を零すが、今回の施しは少女の姿を過去の自分に重ねて助けただけであり、単なる自己満足だと弁明する。)

  • No.300 by ミミ  2024-09-06 16:28:16 

>299

…ユリウスさんの立場でも、外へは自由に行けないんですね?
いや、ちょっと意外だと思って……ということは、ユリウスさんもあまり裕福ではなかったんですね?

(外の情報を聞いた反応から、異端審問官であるユリウスでも聖女であるティアと同じく自由に外へ出ることが出来ないのかと問いかけて。聖教国の人間はどれだけ良いがあっても同じような生活を送っているのだろうか…それにしては、司祭達からはあまりそのような感じはしなかったが…。ジと目を向けられると苦笑いしながら意外だったからと告げて。ユリウスが正しく笑った顔よりも苦痛の表情が好きということもあって、余計にそう思ってしまう。ユリウスも先程の少女と同じく、あまり裕福な生活を送れなかったのかと問いかけ…同時に、今の子供が獣人だったら対応が変わったんだろうなと思い)

  • No.301 by ユリウス  2024-09-07 07:59:29 

>300

まあねぇ…この国では聖職者様以外の人間なんてその辺の草みたいなもんだよー。自由に国を出れるならこんな国に残る人なんていないんじゃないかなぁ。見ての通り、この国には商業施設がないでしょう?世界中の信者の寄付によって国が運営されてるから商売っていう概念がないんだぁ。その莫大な寄付の殆どは聖職者様に持っていかれて末端信徒は食うにも困る惨状ってわけ…私が特別貧乏だった訳ではないよぉ。

(ミミの問いかけにユリウスは眉尻を下げた苦笑いで返答した。聖教国では聖職者を頂点とした階級ピラミッドが構成されており、富や権利を聖職者が享受する一方で、一般信徒は異端審問官であっても大した権利を与えられず、それ以下の信徒であれば最早食うにも困る惨状だと言う。異端審問官となる前の幼少期のユリウスが満足に食事にありつけなかったことはこの国では当たり前のことであり、ユリウスはその現状を皮肉り聖職者以外はその辺の草と同じだと例えた。)

  • No.302 by ミミ  2024-09-07 16:38:23 

>301

やっぱり…聖女様と司祭サマの服装の差が気になってましたけど、そういうことでしたか…。この調子だと、毎日ステーキみたいな物ばかり食べてますよ。確かに…監視の目というか、そういうのも厳しそうですしコッソリ抜け出すとかは無理そうですね…。聖女様がいた街でも、商業施設はありませんでしたね…ある程度地位がある人には質素なご飯が支給されて、さっきみたいな子には何も与えられない…と。

(この国での人の扱いや、寄付金をほとんど独占していることを知ると真剣な表情で、聖女と司祭の服装の差を思い返して。これなら辻褄が合う、恐らく聖職者達は何不自由ない裕福な生活をしていることだろう。自由に国から出ることを許されていないのは戒律のこともあるだろうが、恐らく監視の目も厳しいと考えられる…抜け出すところを見られたら、何をされるかわかったものではない。ティアやユリウスみたいに質素な食事しか与えられない者にとっては、正しくこの国は監獄。だが、それよりも下の立場の人間にとってこの国は監獄ではなく、地獄だろう…)

  • No.303 by ユリウス  2024-09-07 21:53:36 

>302

この国の暗部に目を向けたらキリがないけど、考え方によってはこの国も悪いことばかりではないよぉ。上の利益さえ損ねなければ大抵の事は許されるからねー。それこそ村なんて燃やしたら外国では大罪だしょう?美味しいものがなかったり、自由が限られたり、多少の不安はあるけどさぁ…私としては現状にそれなりに満足してるんだぁ。

(ミミの推察にユリウスは納得した表情でうんうんと頷くも、続けられたユリウスの言葉は意外なものであった。燃え盛る村の光景を頭の中に思い浮かべ、恍惚とした表情で自身の頬に手を添えると、上層部が腐敗しているからこそ人道に反する行いをしてもお咎めがないことを嬉々として語る。ユリウスにとっては自由などより人を虐げられる現状の方がよほど心地良いのだろう。)

  • No.304 by ミミ  2024-09-08 00:03:55 

>303

んー…それはちょっと共感できませんねぇ……普通に犯罪ですし、犯罪を起こそうとも思いませんし…。

(悪いことばかりではないと聞き、今のところ悪いところしかないため一体何があるのだろうとユリウスの言葉を続けて聞く……が、その内容は”ユリウスにとって”悪くないことであった。普通の思考を持ち、犯罪を起こそうと思うことはないミミにとっては共感できない内容で、軽く引きつった笑みを浮かべてそう告げて)

  • No.305 by ユリウス  2024-09-08 00:45:51 

>304

ミミちゃんはお堅いなぁ…誰かに苦痛を与えるとね、自分は安全圏にいるんだと実感出来て心が満たされるんだよぉ。まあその様子だと言っても分からないかぁ…

(共感できないと言った様子のミミの対応に、ユリウスはシュントした表情で俯いた。誰かに苦痛を与えることで自分の安全を実感するというユリウスの行動原理は、碌に食事を摂ることもできない過酷な幼少期を過ごした反動であり、ある意味ではユリウスもこの狂った国の被害者であった。共感させることは無理だと悟ったユリウスは残念そうに苦笑いを浮かべ、手を後ろに組んで再び目的地へと歩みを進めた。少女へ食べ物を恵んだり、ミミに自分の考えを無理強いせずすぐに諦めたこと等から、本来ユリウスという人間の根幹は優しく柔軟性に富んでいるのだろう。この国にさえ生まれなければ魔力だけでなく人格も優れた魔道士になれたことであろうことが悔やまれる。)

  • No.306 by トピ主  2024-09-08 00:47:49 

文章を一部訂正します!

なれたことであろうことが→なれたであろうことが

  • No.307 by ミミ  2024-09-08 01:24:14 

>305

…多分、私は既に安全圏に長くいるから…そういった発想に辿り着かないんだと思います。同じ立場だったらきっと、ユリウスさんみたいになってたかもしれませんし…盗みとかも平気でやってたかもしれませんね…。

(ミミは冒険者という危険と隣り合わせな職業だが、好きな物は食べられるし、聖教国に比べて遥かに自由な暮らしをしている…そういう意味で既に安全圏にいると告げて。長くいると言ったことから、恐らく前までは安全とは程遠い生活をしていたことがわかる。きっとその生活が続いていたら、今のユリウスのように他者を傷つけて安全圏にいると思っていたかもしれない…)

  • No.308 by ユリウス  2024-09-08 01:46:13 

>307

へぇ、じゃあミミちゃんにも悪い子の素質あるじゃんねー。短い人生なんだから好き勝手に生きてもいいんじゃない?あっ、もしかしてミミちゃんって人間じゃなかったりぃ?

(「安全圏に長くいる」この言葉の意図を読み取ったユリウスはミミも過酷な環境に置かれていたであろうことを察し、歩みを進めながらも振り返った。共感出来る過去があったことがよほど嬉しいのだろう。悲惨な過去を「悪い子の素質」なんて言い換え無邪気に微笑んで見せた。短い人生を好き勝手に生きようとミミを悪い道に引き込むような冗談を言いつつも、当然ミミの正体に気付いている訳ではないが、その冗談の中で「人間じゃなかったり?」と思いがけず核心を付いた質問をした。)

  • No.309 by ミミ  2024-09-08 02:14:48 

>308

素質があるかどうかはわからないけど…まぁ、悪いことはしてましたね…。盗みとか…私は今正しく、何かに縛られることなく自由に生きてますよ?何を言ってるんですか、人間ですよ。少なからず、他の冒険者に比べたらかなり平凡な…。

(自身と共感できる過去がミミにもあったことが嬉しいのだろう、無邪気な微笑みを浮かべるユリウスに軽く苦笑いしながら過去に自分がやったことを明かして。その内容から、ユリウスや先程の子供のように食うのに困っていたことがわかる…ちなみに、その盗みの経験を活かして今のようにダンジョンから珍しい物を見つけては持ち帰って売っている。悪い道に引き込む意味での発言だったかもしれないが、ミミは今好き勝手に生きていると告げて。核心をついた質問にキョトンとした表情を浮かべた後、少し笑いながら自分は平凡な人間だと告げて……自分が半獣人だとバレないように、自然に振る舞い)

  • No.310 by ユリウス  2024-09-08 09:31:04 

>309

外の世界も大変だねぇ。何処だろうと恵まれない人間って一定数いるもんなんだなぁって実感させられるよぉ…そこから良くもまぁ立て直せたねー。冒険者って野蛮なイメージしかなかったからミミちゃんを見た時は拍子抜けしたよぉ。と言っても私が見たことがある冒険者なんて勇者様くらいなんだけどねー。些細なことで癇癪を起こして神官様を殴ったり、聖女様に土下座させたりもうやりたい放題だよぉ…

(盗みを働かなければ生きられないほど過酷な環境に身を起きながら、今はこうして真っ当な手段で食いつないでいるミミに感心し賞賛の言葉を掛けた。そして、他の冒険者に比べれば平凡だというミミの言葉に同意し、ユリウスが直接会ったことのある数少ない冒険者の一人である勇者と比較した。ミミは自分に距離を置いている為か敬語で喋っていることも相まり清楚な印象を抱いている一方で、ユリウスの記憶にある勇者は些細なことで癇癪を起こす傍若無人な印象が強く、初めて見た冒険者が勇者であればユリウスの偏見は仕方ないものであった。嫌な思い出を語るユリウスは若干の身震いをした。)

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