トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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は、はい…いっぱい頼らせていただきます…
(微笑みかけられ、さらに頭を撫でられては恥ずかしさに顔を赤く染め、抱き締める力が一層強くなる。やはりミミの顔を直視出来ず視線を逸らしたままだが、そっぽを向いたまま、嬉しさから少し上擦った声で「はい…」とミミの言葉を肯定した。)
えと…既に聖教国に入ったようですね。依頼、頑張りましょうね…
(気恥ずかしさから話題を変えようと馬車の窓に目を向けるクレアであったが、窓から見える光景は数時間前とは様変わりしていた。一際目立つ黄金の大聖堂を中心に据え、それ以外は白一色に統一された教会などの宗教施設に覆い尽くされた街並み、商業施設の類いは一切なく自由に出歩く市民もいない。その様は宗教国家特有の異質さを感じさせるものであった。なんとも不気味な光景を前に引き攣った笑みを見せながらもクレアは「頑張りましょう」と前向きな気持ちを語った。)
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