冒険者ギルドの日常

冒険者ギルドの日常

トピ主  2024-07-26 06:44:45 
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舞台となるのは交易都市デュランダル。様々な国の行商人が行き交い活気溢れる街です。この街に置かれたギルドに集う冒険者を中心に物語が展開されます。
世界観としてはよくある異世界ものと同じく中世ヨーロッパ風な街並みで、人間のほかにエルフや獣人など様々な種族が共存しています。
冒険者の等級はSを頂点に上からA~Eの等級があります。
募集人数に上限はありませんので興味のある方はご参加ください!
ロルは中ロル程度が好ましいです。冒険者の等級に関しましてもSランク冒険者が大量発生するとバランスが崩れてしまう恐れがあるので出来ればAランク以下の冒険者としてご参加していただきたく思います!


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  • No.168 by シャウラ  2024-08-08 21:32:34 ID:f74f8f00c

>162
やぁ、おまたせ!今回の依頼について、詳しい話を聞いてきたよ。
(ルーシエルがギルドの入り口付近について少しした後、シャウラがやってきた。腰に携えたリュート以外何も持っていないように見えるが…おもむろにマントに手を突っ込むと、そこからズルリと丸めた地図を取り出す。どうやら街の外にある水路の地図のようだ。)

なんでも…街に生活用水を供給している水路の1つにスライムが巣を作ったせいで一部の世帯に水が行き渡っていないんだってさ。街を出て少し歩いた先にスライムの巣がある。そこまで歩いていこう。
(準備が整えば、スライムの巣を駆除するために目的地である水路へ向かって歩き出す。)

  • No.169 by ルーシエル  2024-08-08 22:53:31 

>>168
へへ、それじゃ、しゅっぱーつ!

ふむふむ、生活用水を…。それじゃ成敗されても仕方がないねぇ。
(依頼の詳細を聞いてアンニュイな表情を浮かべると、目的の水路を目指してトコトコ歩き始めて。女子二人でお喋りしながら歩いていると、なんだかギルドの討伐依頼だなんてことを忘れてしまいそう)

シャウラってさ、やっぱり長いこと旅をしてるの?
(早くも水筒の水を半分ほど飲んでしまいながら、なんとなく思ったことを口にして。昨日の戦士との応対、場数を踏んでいそうだなと改めて思い出して)

  • No.170 by シャウラ  2024-08-09 02:14:19 ID:f74f8f00c

>169
…まぁね。
(シャウラは自身の身の上を簡単に語った。元々は大陸の北に位置する小さな雪国で生まれたこと、旅芸人の一団に買われて音楽を学んだこと、故郷を出て7年の間は大陸を縦断する形で各地を旅したこと、『勇者に直接会って、勇者のためだけの歌を作りたい』という団長たっての願いでデュランダルに来たこと…。)

ここに留まって3年は経つかな。ここは過ごしやすくていいね、風は気持ちいいし料理は美味しいし日銭は稼ぎやすいし。
(そう楽しげに語るシャウラの瞳はどこか遠くを見ているようだった。街から出て街道に出ると微かな水音が聞こえてきた。件の水路があるのだが、確かに流れている水の量がかなり少なくなっていた。この先にあるというスライムの巣のせいだろうが…これほどまでに水かさが減っているということはその分巣の規模も大きくなっていることが予想される。)

  • No.171 by クレア・ライデン  2024-08-09 08:24:16 

>167

あっ…!司祭さん、やっぱりこの子と一緒に依頼を受けます!み、見ての通り人間ですよ!

(ミミが商売を終えて帰ってきたことを確認すると、これ以上の適任はいないと判断し思わず声を上げる。そして、直後にミミを指差して強引に依頼に巻き込んだ。半獣人という聖教国と相性最悪な唯一の問題を除けば、等級はA級と申し分なく、ショットガンを用いてクレアが不得意な後衛も担うことができる。要人警護に於いて死角が減るのは相当なメリットであった。酒に濡れた司祭の一人はフード越しにも分かる獣人特有の耳の形を訝しんでいたが、クレアの強引な説得を聞いては渋々ミミが人間なのだと納得した。普段酒など飲まない聖職者故に、酒の匂いにより判断力が著しく低下しているようだ。)

ふむ…A級冒険者か。悪くない。

(別の司祭はクレアが酒に濡れた司祭の説得中に人間種のギルド職員を捕まえミミの等級を尋ねたようだ。ミミがA級冒険者であることを知ると実力に不足はないと判断し警護依頼に加わることを了承した。ミミの意志を確認することもなく勝手に話が進められている何とも可笑しな状況である。)

  • No.172 by ミミ  2024-08-09 14:16:37 

>171

…え?え?何事??

(頭の上に「?」という文字が浮かび上がるくらいのキョトンとした表情で状況を飲み込めていない様子。そして何らかの依頼にクレアと共に参加することになり、何の依頼か…いや、この状況に小首を傾げて。少し冷静になって考える…聖教国は獣人の扱いがかなり悪いという噂を自分の常連客から聞いたことを思い出し、クレアがミミのことを「人間」と言ったことにも納得し、このフードは取らないほうがいいと判断して。司祭の一人が何故か酒臭いのは、獣人関係で揉め事を起こしクレアが事故に見せかけジョッキいっぱいに注がれた酒をかけたのだろうと、約2秒で推測し聖教国の司祭達にお得意の営業スマイルを向けて)

ねぇ、クレア…何の依頼を受けるの?

(クレアに近づいて、少し小声で何の依頼を受けようとしているのか尋ねて。聖教国の司祭自ら来る辺り、恐らく重要な依頼だということは容易に想像できる。ただS級冒険者達だけで固めず、司祭の発言からA級冒険者でも問題ない難易度だということを予想して)

  • No.173 by ルーシエル  2024-08-09 16:41:17 

>>170
そっかぁ、なるほどねぇ
(綺麗な銀色の髪と憂いを帯びた瞳、そしてあの繊細な歌声は、南国よりも雪国が似合いそうだと納得して。いつかアンサンブルの演奏や歌も聴いてみたいなぁと妄想していると、水嵩がだいぶ減った水路が見えてきて)

あ、これが例の水路ってやつ?随分水が少ないね~。
ってことは、そろそろスライムの巣が近づいて来たってことか…。
シャウラ、地図って読める?私、自分がどっち向いてるのかわかんなくなっちゃうから、地図って苦手でさ、へへへ…
(目的の水路と思しき水の流れを見つけると、その水量の少なさを指摘しながら、出がけにシャウラが眺めていた地図の存在を思い出して)

  • No.174 by クレア・ライデン  2024-08-09 18:05:50 

>172

要人警護です。聖教国の聖女様を護衛するそうなのですが、私が苦手とする分野なのでミミさんを巻き込ませていただきました…

(ミミに依頼内容を尋ねられると、司祭に聞かれぬようミミに耳打ちする形でクレアも小声で返答した。距離を縮めた為、クレアの呼気はほのかに酒の匂いがしており、頬の赤みも相まり若干の色気を感じさせるものであった。「首狩り」という異名から分かるようにクレアが得意とするのは主に人間相手の討伐クエストであることで知られており、攻撃的な戦闘スタイルのクレアにとって護衛という受け身な仕事は相性が悪い。その為、自身の死角を補う為にミミを巻き込んだのであった。クレアは、勝手に巻き込んだことを申し訳なさそうに苦笑いする。)

  • No.175 by シャウラ  2024-08-09 18:45:17 ID:f74f8f00c

>173
(シャウラは地図を広げ、周囲の景色と見比べた。地図に書かれた水路は水源から街までほぼ一直線に引かれている。地図上ではちょうど水源と街の中間あたりに赤い印が付けられており、そこにスライムの巣があるようだった。)

大丈夫。ここの水路で間違いないし、これを辿っていけばすぐに巣は見つかるはず…。

『ピキーーー!』

(シャウラが言い終わらないうちに、水路から小さな影が飛び出した。ペチャっと粘性を帯びた水音を立てて着地したそれはまさしくスライムだ。)

「1匹…見張り役かな。他の仲間を呼ばれる前に倒しちゃおう。アタシが囮になるから、お姉さんはその隙に魔法で倒して!」

(シャウラは近くにあった小石を拾い上げてスライムに投げつけた。小石はスライム内部の核まで届かずダメージを与えることはできなかったが、これによってスライムはシャウラを敵と認識したようだ。)

  • No.176 by ミミ  2024-08-09 19:39:19 

>174

え…めっちゃ重要な依頼じゃん!さっきそこの…お酒臭い司祭サマがクレアのこと「首狩り」って呼んでたけど…詳細はわからないけどさ、要は死角が補える援護ポジが欲しかったってことでしょ?

(小声ながらもかなり重要な依頼であることに驚き、いつものクセで耳を立てそうになる…が、なんとか抑えて。酒をかけられた司祭がクレアのことを「首狩り」と呼んでいたことをギルドの入口で聞いていたミミは、物騒な呼び名だと思いつつも通り名通りクレアは近接タイプだということがわかり、護衛対象の近くに陣取りつつクレアの援護ができる冒険者を探してて…ショットガンを持つ自分が選ばれたということをすぐに理解して。)

依頼を受けることに関しては大丈夫だよ、大丈夫だけど…なんか、クレアも少しお酒臭くない?大丈夫そう…?

(改めて護衛の依頼を受けることは問題ないと笑みを浮かべながら答えるミミ…ただ、クレアからも仄かにお酒の匂いが漂っており、おまけに頬も少し赤い…先程までお酒を飲んでいたことがわかる。それに加えて、長い間依頼を受けていなかったこともあり色んな意味で大丈夫かと尋ねて)

  • No.177 by ルーシエル  2024-08-09 20:11:23 

>>175
(シャウラに小石をぶつけられたスライムがブルブルと震えて彼女を標的と認識したみたいで。自分の弾力を利用して不規則に飛び跳ね、体当たりや噛みつきでシャウラに攻撃しようとしているのがわかる。意外と素早い、気をつけて!と言いかけた矢先、シャウラの身のこなしにその言葉を引っ込めて)

へへ、任せてっ …えい!
(ウォルナットから削り出したような渋い木製の杖を具現化し、それを水平に構えて戦闘準備オッケー!その先端を標的に重ねるように照準を合わせると、スライムの動きを予測しがら弾丸のように小さく圧縮した攻撃魔法を放って。正確にコアを撃ち抜かれたスライムがその動きを止めると、どうだっ!と得意げな顔でシャウラを眺めて)

よ~し、このまま巣ごとやっつけちゃうよ!

  • No.178 by シャウラ  2024-08-09 20:33:33 ID:f74f8f00c

>177
お見事!圧縮することで威力を上げた魔法の弾丸…ってところかな?

(魔法の威力だけでなく、正確にコアを撃ち抜く精密さ。シャウラは思わず舌を巻いた。スライムの残骸である小さな水たまりの中心に転がる核には、綺麗に丸い穴が空いていた。)

見張りが出てきたってことは巣はもうすぐそばにあるってことだね。慎重に行こう。

*2人は水路を辿ってスライムの巣を探す。地面に走るスライムの粘液の跡が目立ち始めた頃、ついにそれを見つけることができた。水路を塞ぐようにしてへばりつく、巨大な粘液の塊が遠くに見える…。*

  • No.179 by ルーシエル  2024-08-09 22:04:36 

>>178
(見つかったら襲い掛かってくるに違いないスライム達に気付かれないように、静かにそっと爪先立ちで歩いて。…なんだかスパイみたいだねっ、と小声で楽しそうに呟きながら進んでいくと、シャウラに促された先にその塊を見つけて)

ヒェ…思ったより大きい…ね。あれが巣、なのかな?…巨大スライム(強いヤツ)とかじゃないよね?

どうする?フイウチであのでっかいのに攻撃魔法喰らわせてみよっか?
(規格外の大きさにへっぴり腰で木の陰に隠れながらその塊を眺めるも、覚悟を決めて戦術を確認して)

  • No.180 by シャウラ  2024-08-09 22:43:24 ID:f74f8f00c

>179
んー…、大きな核は無いから、巣で間違いないよ。あのまま放置してたら水は来ないし、巨大スライムが生まれてしまうかもしれない。
(巣の中にはスライムの核と同じ物体がいくつもあり、粘液の中を蠢いていた。時折そこからスライムが飛び出て、水を飲んだり飛んできた羽虫を捕まえたりしている。シャウラは腰に携えたリュートを構えた。)

それじゃあ、アタシの歌とお姉さんの秘められた力、試してみよう。お姉さんはあの巣を壊すことだけ考えれば良いよ…。
(シャウラの細い指先が、リュートの弦を繊細に弾いた。その音色は静かに、柔和に、柔らかくルーシエルを包んでいく。それには余分な雑音・雑念を感じにくくさせる効果があった。)

  • No.181 by ルーシエル  2024-08-10 00:02:00 

>>179
(巨大スライム…想像で言ったけど、ほんとに居るのかも…。シャウラが奏でるリュートの音色が意識に浸透し始め、次第に得意の妄想が消えていく)

…オッケー。それじゃ、援護は任せたよ。
(魔力の流れをイメージし、構えた杖の先端にその力を集中させる。自分の目が照準器になったみたいに、あの柔らかそうな塊だけを見据えて、一縷の迷いもなくそれを打ち抜いて)

…!
(7割の力で撃ち放った攻撃魔法が自身の限界を楽に超えるような強烈な波動となり対象に風穴を開けると、柔らかそうな粘液がワンテンポ遅れて滴り落ちる。が、その塊を壊滅させるには少しばかり足りず、衝撃でこちらを認知した数多のスライムが、怒り狂ったように飛び跳ね押し寄せて。その大群を足止めすべく防御魔法を唱えれば、幾何学模様を纏った半透明のカーテンのような防御壁が二人の前に浮かび上がり、スライムの進行を食い止めて)

…ちょっと加減ミスっちゃったかな。
シャウラ、このまま続けて!…へへ、とっておきをお見舞いしちゃうよっ!

  • No.182 by ルーシエル  2024-08-10 00:03:24 

(/ レスアンカー間違えちゃった!181は>>180宛てね!)

  • No.183 by シャウラ  2024-08-10 06:16:33 ID:f74f8f00c

>181
…仰せのままに。

(リュートから紡がれる音色がルーシエルが魔法を唱えるテンポに合わさり一つの歌のようになる。)

『ピギュイ! ピギィィーーッ!!』

それは水の流れる音やスライムたちが怒り障壁に押し寄せる音すらも歌を彩るハーモニーへと変えてしまう。ルーシエルが集中すればするほど歌の効果は高まって、意識をどこまでも鮮明にしていくだろう。)

  • No.184 by ルーシエル  2024-08-10 07:51:33 

>>183
(壁を壊そうと暴れるスライム達の怒気を含んだ鳴声、それらは耳に入らず意識に流れるのはシャウラの奏でる旋律と自身の魔力の流れる音のみ。輻輳して溢れる魔力を目一杯その小さな身体に纏うと、長い髪とワンピースの裾がゆらゆらと唄うように揺れて。そのまま杖を流れるように払えば、魔力で描き出された灰色の竜が二人の眼前で実体化していく)

…描けた。やっちゃえっ!
(慈悲なんて微塵も持たない獰猛な眼が対象を捉えると、大地を揺るがすような咆哮と共に薙ぎ払われる右腕。鋭い鉤爪が防御壁諸共スライムの群れを引き裂くと、飛散した柔らかい身体が四方八方に飛び散る。その直後、吐き出された灼熱の火炎がスライムの巣を焼き尽くし、瞬間的に沸騰したそれが悍しい音を立てて気化して。まだ破壊衝動を満たせていない竜が再び咆哮しようとするも、完全に魔力のキャパシティオーバー。ゆっくりとその姿が消えると、そこに残されたのは焼き尽くされた残骸と僅かに残されたスライムが逃げ惑う光景)

へへ…ちょっとやり過ぎちゃった。
シャウラ、こんなの初めて。すんごい魔法使いになった気分だよ、ありがとっ
(水路の設備を破壊していないことに安堵しながら、ふにゃっと笑みを浮かべてシャウラに声をかけて)

  • No.185 by クレア・ライデン  2024-08-10 08:28:21 

>176

えへへ…その呼び名はあまり好きではないのですが、要するにそういうことです。…ま、まあ腐ってもS級なので大丈夫ですよー。たぶん……

(「首狩り」という読んで字の如く物騒な呼び名はあまり好かないようで困ったように眉尻を下げて苦笑いを浮かべつつ、大方の事情を推察したミミの確認の言葉を頷いて肯定した。そして、アル中であることや長期間依頼を受けていない為ブランクがある事を心配されては、強がりを述べるが徐々に声は小さくなり最後には「たぶん」と保険をかけた。クレア自身が今の自分の実力に不安を持っていることは隠しようがなく、本来ならS級冒険者の実力を鑑みれば後衛の担当を選り好みする必要などないのだが、S級を除けば最高位にあたるA級冒険者のミミを指名したのも無意識な不安の表れなのだろう。)

勇者の代理も決まったことだ。我々は一度退散するとしよう。明日の早朝にここに迎えの馬車を手配する。それまでに準備を済ませておくように。

(本来であれば聖教国がその称号を授けた勇者レイラを護衛に付ける算段であったが、少なくとも三年前時点の情報ではその勇者よりも剣術に秀でているとされるクレアを代理とすることに成功し、それに加えて並の冒険者の最高等級であるA級冒険者のミミまで護衛に加わった。遥々デュランダルまで赴いた司祭達からすれば十分過ぎる収穫であり、これ以上長居する必要はないと判断したようだ。明日の集合場所と時間を淡々と説明すると、足早にギルドを後にした。)

  • No.186 by ミミ  2024-08-10 10:19:18 

>185

まぁ、物騒だし基本喜ぶ人いないよね…。…その感じだと、ちょっと自信なさそうだね?大丈夫だよ、私も居るんだしさ!こう見えて、ダンジョンとかソロでよく行くんだよ?

(「首狩り」という呼び名に関して、基本喜ぶ人はいないだろうと苦笑いしながら告げて。もう少し「勇者」的な響きのいい呼び名をつけてくれたらいいのにと思いつつ、自分の推察が大体当たっていたようで肯定してくれると「なるほどねぇ…」と呟き。思った通りアル中や長期ブランクのこともあって自信がなさそうなクレアに対して、身体能力や射撃に自信もあり具体的な自分の功績を挙げて自分がついてるから大丈夫だと笑みを浮かべながら励まして。当然クレア程の実力はないが、心強い味方がいることで自信を取り戻せば少しでも以前のように戦えるだろうという考えだ。)

あ、はーい!よろしくお願いします、また明日~……もう取っても大丈夫かな?というか、何で勇者サマが受けないんたろ?

(司祭の説明を聞いて、足早に去っていく司祭達を営業スマイルで見送り。司祭達が居なくなったらため、明日もお世話になるであろうローブを脱いで丁寧に折りたたみ…畳んでる最中、司祭が言っていた「勇者の代理」という言葉が気になったのか、何故称号を与えた聖教国の依頼に勇者が受けないのか問いかけて)

  • No.187 by シャウラ  2024-08-10 11:28:53 ID:f74f8f00c

>184
こんなにすごい魔法…見たことないよ。お姉さん、本当にBランク?
(予想以上の力を発揮したルーシエルの魔法にシャウラはハシバミ色の瞳を興奮で輝かせた。)

まさかここまで引き出せるとは思わなかった…魔力の余波がこっちまできたよ。
おかげで新曲ができそうだ。感謝するよ、お姉さん!
(スライムの巣が綺麗に焼き払われたことで水路には大量の水が流れ込んだ。少しすれば街まで届き、依頼主は依頼が達成されたことを知ることになるだろう。)

  • No.188 by 匿名さん  2024-08-10 12:32:25 

>157
おう、準備は出来たようじゃの。あとローレンさんや一応ほれ、わしが酒場で作ってた道具じゃの、ちと使いにくいかもしれんがな

(と言って彼に3回だけ10m距離を取れる飛行機具と煙幕を渡した)

もし使わんくても返さんでよい、わしゃ老い先短いし便利屋で生きてきたからの

  • No.189 by ルーシエル  2024-08-10 14:04:40 

>>187
びっくりしたよ、いつもネコとかしか出せないんだけど…ん、雨?
(頬に触れる水滴、軋む木の枝の音。頭上を見上げると飛散したスライムが融合し肥大した大きな塊が木にへばりつき、二人に向かってその自重を利用して自由落下を開始したところで。咄嗟に僅かな魔力を込めて防御魔法を繰り出すが、微量な魔力で精製されたそれはガラス細工の様に繊細で脆くーーー突き抜ける!その大きさから気管に入り込み呼吸を止められるとマズい。…こうなったらやるしかないっ)

シャウラ、伏せて!
…ッコンニャロォォォォ!!!!
(両足を開いてやや腰を落とし、右後方に構えた杖を全力でフルスイング!硬質な衝撃をコアに叩き込まれたスライムが短く呻き声のような鳴声を上げ、なす術もなく飛び散り動きを停止するのを見届けると、スイングに引っ張られてすっ転び尻餅をついて。一瞬の間の後、自分の滑稽さにケタケタと笑い声を上げ)

…これで任務完、報酬貰いにいかなくちゃねっ!

  • No.190 by シャウラ  2024-08-10 17:09:45 ID:f74f8f00c

>189
!! 運良く生き残っていた奴か…っ
(とろみを帯びた水滴に気付き見上げると今まさにスライムが2人の真上から落ちようとしていた。しかしルーシエルが機転をきかせて杖による殴打を繰り出せば、それは見事に核に命中しスライムはその動きを止めた。)

やれやれ…本当にこれで最後だね。スライムといえど油断禁物ということか…
(身を屈めていたシャウラは立ち上がるとルーシエルに歩み寄り、助け起こそうと手を差し伸べた。)

あぁ、帰って祝杯をあげたい気分だ。
(シャウラは顔いっぱいに喜びの感情を広げて笑った。)

  • No.191 by クレア・ライデン  2024-08-10 18:09:48 

>186

それはとても頼もしいです…!初めての共同作業、お互い頑張りましょうね。

(ミミの励ましの言葉に、キラキラと瞳を輝かせて興奮気味な笑みを見せた。チームの活動停止以降、誰かと依頼を受けることなどなかったクレアにとってその感動は計り知れないもののようだ。ミミの右手を両手で包み込むように握ると「頑張りましょうね」と意気込みを見せる。)

ああ…あの子はストイックなので鍛錬の一環でひっきりなしに討伐依頼を受けているんですよ。だから事前に連絡が付かなかったんだと思います…

(活動停止中だけありその関係性は複雑なのだろう。握っていた手を離すと、ご尤もなミミの疑問に再び困り顔を浮かべながらも返答した。勇者レイラは堕落したクレアとは違いチームの活動停止後も鍛錬として積極的にクエストを受けており忙しく全国各地を回っている。そのため、聖教国は勇者とコンタクトを取る事が出来ず、アポなし訪問をせざるを得なかった為に今日のようなトラブルに発展したのだろう。)

  • No.192 by ルーシエル  2024-08-10 21:14:09 

>>190
(差し出された手を握り、よいしょっと立ち上がると、役目を終えた杖を引っ込めて)

へへ、ありがとっ!そうだね、私はカジツシュってやつを飲んでみるつもり。甘いやつもあるんだって。
(来た時と同じように、二人でお喋りしながらギルドを目指して。シャウラはお酒好きな方?とか、新曲っていつできる?とか、すっかり懐いて色々なことを質問して)

(/一旦スライムの巣討伐はひと段落でしょうか。お相手ありがとうございますっ、とっても楽しかったです!また依頼とかイベントあったらやりましょうっ)

  • No.193 by ミミ  2024-08-10 21:39:27 

>191

もちろん!この依頼、絶対達成しようね!

(瞳を輝かせこちらに興奮気味な笑みを向けるクレアに優しい笑みを向けて。長らく依頼を受けてないため、誰かと共に依頼を受けるなんてことはなかったことをすぐに察したミミは、クレアの意気込みに「絶対に依頼を達成しよう!」と答えて。あわよくば、これをキッカケにお酒から少しずつ離れて以前のように戻れたらいいと密かに思うミミ。ミミもクレアの体調を気にしている人達の内の一人なのだから)

なるほどね、だから此処に来たってわけかぁ…にしても、頼み事するなら普通揉め事起こさないでしょ~…。

(勇者がこの依頼を受けられない理由に納得し、クレアの表情から勇者との関係があまり良くないことが読み取れてこれ以上勇者の話はせず。受付の方へと視線を向けると、複数の冒険者が獣人のギルド職員を慰めているのが見えて…自分達冒険者からすれば聖教国の司祭達には頭が上がらないが、それでも普通の揉め事は起こさないとやれやれと言うように告げて)

  • No.194 by シャウラ  2024-08-10 22:47:14 ID:f74f8f00c

>192
(何を飲むか、新曲のテーマは何にするか…。依頼達成の余韻に浸りながら2人は帰路につく。春の日差しのようなエルフの魔法使い・ルーシエルとの出会いは、ほんの少しだけシャウラの内面に影響を与えた。)

(ある目的のためにシャウラは多くの冒険者…特に、歌の力を信じてくれる"ノリの良い人"、その力を頼ってシャウラを伴い積極的に討伐依頼を受ける"ノリの良い人"と繋がる必要があった。しかし…)

[願わくば、彼女が"奴"に出会わないように…]

(シャウラの祈りはルーシエルの耳に届く前に水路を駆け巡る激しい水音に掻き消えていった。)

(/こちらこそ、遅レスながらお付き合いいただきありがとうございました!機会があればまたやりましょう!)

  • No.195 by クレア・ライデン  2024-08-11 10:18:48 

>193

あの人達は根本的に考え方が違うのかも知れませんね…頼み事と言うよりはきっと命令に近い感覚なんでしょう…

(クレアもミミと同様に、相当心に傷を負ったであろう獣人の職員に視線を向けると、その職員に同情し胸が苦しくなる。無意識に右手を自身の心臓の辺りに添えて目尻に涙を浮かべた。そして、司祭の横暴に呆れた様子のミミに同調すると、クレアの思う持論を語った。「称号を与えたのだから勇者は我々の言うことを聞いて当然」「穢らわしい獣人は人間に従うべき」そういった考えが司祭達の思考の根底に存在しているのだろう。)

  • No.196 by ミミ  2024-08-11 13:43:11 

>195

命令かぁ…多分、自分のことを役職以上に偉い人だと思ってるタイプだね。何で獣人を目の敵にするかなぁ…

(クレアの持論を聞き、先程の司祭達の態度から役職よりも偉いと思い込んでいるという推測を話して。S級冒険者…というより、勇者と同じチームに所属していたクレアに対しても上から目線な態度であった。元からそういった性格だったかもしれないが、何故獣人をそこまで目の敵にするのだろう…獣人も人間と同じように生きているのに…と、獣人の職員に心配そうな視線を向けながらそう思っており。)

…まぁ、此処で色々話してもしょうがないかぁ…確か、明日の早朝に集合だね。お酒とか、飲んで来たらダメだよ?

(此処で司祭達のことを話しても何も変わらないと告げて、司祭達が言っていた集合時間や場所を確認し、冗談で集合場所に来る前にお酒を飲んだらだめだとニッと笑いながら伝えて)

  • No.197 by クレア・ライデン  2024-08-11 17:26:37 

>196

そ、そうですね……うぅ…我慢します…

(ミミの言う通り司祭達についてここで考察しても何も変わらない。気を取り直し、同情の涙を袖で涙を拭うが、また別の意味で涙を流すことになった。冗談っぽく言われたミミによる酒禁止令は酒に依存しきっているクレアにとって死刑宣告も同然であり、今にも泣きそうなほど瞳を潤ませると「我慢します」と絞り出すような小声で同意した。)

  • No.198 by ミミ  2024-08-11 18:07:35 

>197

あ……えと、終わったら!終わったら好きなだけ飲んでいいから!ほら、一仕事終えた後のお酒は美味しいよ~?何なら奢ってあげるよ~?

(先程まで同情の涙を浮かべていたが、今度は別の理由で本格的に泣き出しそうになるクレアに「え、そんなに悲しそうな顔する…!?」と内心思っており。依頼中はダメだが、依頼を無事に達成したら好きなだけ飲んでいいと、何なら奢ると告げて…ミミは商人もしているため、結構お金を持っている。端から見れば今のミミは、泣き出しそうな子供をなんとか泣き止ませようとする保護者に見えるだろう。)

  • No.199 by クレア・ライデン  2024-08-12 08:05:24 

>198

分かりました…約束ですよ…!

(ミミの提案を聞いて覚悟を決めたクレアは大粒の涙を流しながらも語気を強めて同意した。実年齢を考えれば親と子の比ではないくらいに歳が離れているが、その様はまさに子供をあやす母親と自制を覚えたばかりの年頃の娘である。そして、そうこうしている内に夕暮れを知らせる鐘が街中に響き渡る。クレアが窓に視線を向けると既に日は沈みかけていた。明日の早朝に集合であるならばそろそろ解散時だろう。)

  • No.200 by シエン  2024-08-12 08:12:06 

>199

……はぁぁ……

(シエンは医務室長から白衣を脱いで出てくると大きな溜息をつきながらギルドの建物から出ていこうとして。今日はこれで彼の仕事は終わり、退勤時間であるようだ。ただあの司祭達と会ってしまったが故に純粋に気分が下がってしまっているのである。)

  • No.201 by ミミ  2024-08-12 13:45:26 

>199

もちろん!私は約束と秘密は必ず守るからね、依頼が終わるまでにどこのお店に行きたいか決めておいてね!

(自分の提案に乗り、覚悟を決めたクレアの涙をハンカチで拭って優しく見える明るい笑みを向けて必ず約束を守ること、どこのお店で酒を飲みたいかを決めておいてねと告げて。これはお酒離れさせるのは、ちょっと骨が折れそうだなぁと考えていると…夕暮れを告げる鐘の音が聞こえてきて、クレアに続いて窓の外へと視線を向けて…夕焼けの陽が窓から差し込み、街を茜色に染めていく。)

もう夕暮れかぁ…明日の準備もあるし、そろそろお開きかな。

  • No.202 by ルーシエル  2024-08-12 15:43:56 

(チェリーみたいな鮮やかな赤色の甘い液体と、グラスの片隅にちょこんと腰掛けたみたいなレモン、かわいいお酒の存在を知り、そのカクテルを飲みながらギルドの様子を眺めて。シャウラとの依頼の成功に気分は上々。名も知らぬ冒険者たちが投げかける与太話もついつい聞いちゃう)

えぇっ!?お魚くわえたドラ猫を、は、裸足でっ!?アハハハハッ
(アルコールって怖い。完全に笑いの閾値がおかしくなって、箸が転んでもおかしいを地で行って。あれれ、なにやらクレアとミミは何かの依頼を受けたのかな。そして、シエン先生はなんだかご機嫌ナナメ?見知った顔の様子を眺めながらも、お魚と猫とそれを追う者の映像がグルグル頭の中を回り、笑いを抑えられずに)

  • No.203 by クレア・ライデン  2024-08-12 16:57:52 

>201

はい…!楽しみにしていますね。ではまた明日会いましょう。

(満足いくまで涙を流したクレアは普段の調子を取り戻した。ハンカチで涙を拭ってもらったことが少し恥ずかしかったのか頬を赤く染めながら「楽しみにしていますね」と柔らかい笑みを浮かべる。そして、明日の準備に取り掛かる為ギルドの出入口の前まで歩みを進めると、振り返り一礼してから外へ出た。自分を励ましてくれたミミや気苦労の絶えないシエンに向けてのものだろう。酒が向けた直後から禁断症状が出るまでに限っては相変わらずマトモな本性が現れるようだ。)

(翌日の早朝、まだ日も上がり切らない時間にも関わらず幾人かの一般人や冒険者がギルドの前で見物していた。それもその筈で、聖教国の馬車をデュランダルで目にする機会はそうそうない為である。純白の馬車とそれに繋がれた白馬、そして黒地の旗に天使の羽を生やした黄金の十字架が描かれた聖教国の国旗が馬車の屋根に立てられていた。まだ主役であるミミとクレアは到着しておらず、先日ギルドに訪れた司祭達が馬車の横で簡易的な礼拝を執り行っている。「主よ、我らは汝が代行者として地上に楽園を築かん。悪しき獣を祓う力を我らに与え給え。」繰り返し詠唱されたこの言葉は教典の一節であり「神に代わって魔物や獣人を一掃し人間の楽園を築く」と謳っており聖教国の差別的な一面をよく表していた。)

  • No.204 by シャウラ  2024-08-12 17:23:04 ID:f74f8f00c

♪~♪♪ ♪ ♪ ♪…
♪♪ ♪~ ♪~♪~…

(今日もギルドは冒険者たちで賑わっていた。多くの人が行き交う中でシャウラは片隅で座り込み、楽譜と睨めっこしていた。
周囲の喧騒からリズムを見出し、記憶から音の粒を拾い上げてはリュートで短く爪弾いて、楽譜に一つずつ置くという途方もない作業を繰り返し。どれだけの時間が経ったのか…。)

ふむ…
♪~♪♪ ♪ ♪ ♪…
♪♪ ♪~ …の後…んん…

  • No.205 by ミミ  2024-08-12 19:12:20 

>203

うん!それじゃあまた明日、頑張ろね~!

(普段の調子を取り戻し、依頼達成後に飲みに行くことに対して笑みを浮かべて。返事をして。ギルドの出入口でこちらに一礼するクレアに、ニッと笑って明日の依頼頑張ろうと告げて。自分もギルドでやることを早く終えて、ギルドから出て明日の準備をするために我が家へと歩を進めて)

うわぁ…ここまで聞こえるよ、趣味の悪い祈り…。

(翌朝の早朝、集合場所であるギルドに向かうと複数の冒険者や一般人が集まっており、恐らく聖教国の馬車が来ているのだろう…少し離れた場所にいても司祭達の差別的な祈りが聞こえてきており、少々嫌そうな表情を浮かべながら人集りに歩いていき。現在昨日着用していたローブを被って半獣人とバレないようにしており、クレアが来てないかキョロキョロと周りを見回して)

  • No.206 by ローレン/アルーフ  2024-08-12 19:35:45 

>188

ありがとな爺さん、遠慮なく使わせてもらうぜ

(盗賊団を追い払う前に彼が用意してくれた道具を笑顔で受け取れば、彼がせっかく用意してくれた物なので最低でも一回は使うことを考えていたローレンは感謝の気持ちを伝えながらも必ず返すと約束をして)

いや、これは爺さんの大事な商売道具だ…爺さんの気持ちは嬉しいけど、使ったら爺さんに返すよ

  • No.207 by シエン背後、黒の巣  2024-08-13 14:33:01 

(上げます)

  • No.208 by レイラ・ハート  2024-08-13 16:05:51 

>204

よく飽きないな…その忍耐力は大したものだ。

(依頼達成の報告をすべく久方ぶりにギルドを訪れたレイラ。諸々の手続きを終えて帰路に付こうと踵を返すが、自分がギルドに着いた時には既に終わりのない作業に着手していたシャウラの存在が気になり声を掛けた。最寄りの椅子を引いてシャウラの正面に腰掛けると、腕と脚を組み仏頂面でシャウラの忍耐力を評価した。相変わらず大きい態度であり、皮肉にも聞こえるが音楽について何も分からない彼女なりの賞賛の言葉である。その態度や腰に掛けた煌びやかな聖剣の威圧感からか近くの冒険者達からはシャウラへの恫喝を疑われ、レイラとシャウラに対して固唾を飲んだ冒険者達の視線を集めるという何とも重たい空間が出来上がった。)

  • No.209 by クレア・ライデン  2024-08-13 16:16:43 

>205

お、おはよう…ございます…朝から…気分が悪い…ですね…

(人集りの中から一際目立つローブを纏ったミミを見つけたクレアは歩み寄りつつ声をかけたが、その瞳に生気はなく、言葉も途切れ途切れに紡いでいた。アルコールを我慢した事で禁断症状により一睡も出来なかったのだろう。挨拶するだけでも手一杯のコンディションなのだが心配掛けさせまいと、世間話代わりに「気分が悪い」と司祭達の悪趣味な祈りについて触れたようだ。クレアに関しては気分が悪いのは明らかに司祭のせいではないのだが。)

  • No.210 by シャウラ  2024-08-13 18:43:32 ID:f74f8f00c

>208
…これはこれは勇者様!お目にかかれて光栄です。
(強者のみが持ち得る気迫と堂々たる立ち振る舞い。そして腰に携えた"勇者の証たる聖なる剣"…。シャウラは立ち上がると恭しく挨拶した。一方の膝を曲げ、もう片方の脚は後ろに引いて、スカートの裾の代わりにマントの端を持ち上げる。)

記憶が色褪せぬうちにこうして譜面に残さないと…心を震わす歌にならない。私は吟遊詩人…歌を生業とする身。生きる術であるのに"飽きる"など有り得ません。
(そう笑顔で答えるシャウラのその仕草はどこか芝居掛かっていた。)

  • No.211 by ミミ  2024-08-13 19:14:36 

>209

あ、おはようクレア。あんな悪趣味な祈りを朝から聞かされたら、誰だって気分が悪……く?

(こちらに歩み寄る足音を聞けばフードで隠れた耳が微かにピクッと動き、その次に聞き慣れた声が聞こえてきて。声の主であるクレアに挨拶を返し、朝から司祭達の祈りを聞かされれば気分が悪くなると言いかけた時…違和感に気づき。クレアの声がやけに途切れ途切れであまり元気がなさそうなことに気づき、クレアの顔を見る…瞳に生気が宿っておらず、あきらかに異常だ…クレアの言う「気分が悪い」は司祭の祈りではなく、体調の方ではないかと察して)

く…クレア?大丈夫?なんか、体調悪そうだけど……

  • No.212 by シャウラ  2024-08-14 20:47:14 ID:f74f8f00c

(/上げます)

  • No.213 by トピ主  2024-08-14 23:13:00 

大変申し訳ありません!本日リアルが忙しく返信が出来ませんm(__)m
明日必ず返信致します!

  • No.214 by ミミ  2024-08-14 23:44:35 

>213

(/了解です)

  • No.215 by レイラ・ハート  2024-08-15 12:57:45 

>210

大層な挨拶だな。それなりに敬意を払われることには慣れているが、この街でここまでするのはおそらくお前くらいのものだろう。聖教国の人間かと疑ったぞ。

(芝居掛かったシャウラの挨拶に若干引き気味で苦笑いを浮かべた。勇者の称号故にあらゆる場所で特別待遇を受けることは珍しくないが、本来、勇者の称号は聖教国により与えられる宗教的な概念であり、デュランダルに於いては好奇の目を向けられることはあっても崇拝の念を向けられることは滅多にない。その為、シャウラを聖教国の人間ではないかと疑ったようだ。吟遊詩人であると聞けば、聖教国にそのような職業はないためすぐに疑いは晴れ、その物珍しい職業に興味津々と言った様子の輝く眼差しをシャウラに向けた。)

  • No.216 by クレア・ライデン  2024-08-15 13:28:07 

>211

だ、大丈夫です…ちょっと寝不足なだけで……そんな事よりも、早く行きましょう…何としても依頼を達成するんです…

(ミミに掛けられた心配の言葉に、引き攣った笑顔を浮かべて明らかな強がりを見せる。そして、ミミの手を握り、急かすように馬車へと歩みを進めるも、足取りは重くその手は小刻みに震えていた。明らかな禁断症状の数々から急な断酒の反動は相当のもののようだ。ミミとクレアの姿を確認するなり、礼拝を終えた司祭がドアを開け二人へ馬車への乗車を促す。中にはまるでソファのように座り心地が良さそうな椅子が向かい合う形で二つ置かれていた。馬車を前に立ち止まったクレアは唐突にピクンと身体が震えたと思えばミミに向き直ると司祭に聞かれないよう小声で「先に乗って手を引いてください…足が攣ってしまって…」と申し訳なさそうに頼む。クレアが本調子を取り戻すまで依頼遂行中のミミの負担は相当なものとなることだろう。)

  • No.217 by シャウラ  2024-08-15 14:27:47 ID:f74f8f00c

>215
礼儀というのは何処の国でも大事ですからね。仮に私が馴れ馴れしく話しかけたとして…たとえ貴方様が問題無いと思っても、貴方を崇拝する方々はお許しにならないでしょう。
…実際そんなつまらないことで命を落とした人間を私は何度か見たことがあります。

(シャウラは三日月のように弧を描いた瞼の間から、ハシバミ色の瞳でレイラの反応を見つめていた。彼女の苦笑を捉えるとほんの少し力を抜いた。レイラはあの"心底不愉快な連中"に染まってはいないようだと判断したのだ。)

貴方様が許すのなら、どのような話し方でも。

  • No.218 by ミミ  2024-08-15 16:25:00 

>216

寝不足って……ひょっとして、禁酒の影響だったりする……?

(引き攣った笑みで強がるクレアを心配そうな表情で見ており、そこまで体調を崩している理由で真っ先に思いつくのが…禁酒。いつも浴びるように飲酒していたのにいきなりそれを止めると、その反動も大きいだろう…足取りとミミの手を握る手が震えていたことからどんどん確信に変わっていき…。そしてそのまま馬車の前まで移動し、司祭が馬車の扉を開けていつでも乗れる状態…なのだが、クレアが馬車の前で立ち止まりピクンと体を震わせていることに疑問に思い、馬車から振り返ったクレアに視線を向けて)

…い、いいけど…本当に大丈夫…?

(クレアにお頼まれた通りに先に馬車に乗り、クレアの手を引いて馬車に乗せて。その際に本当に大丈夫かと体調を心配して…これなら、昨日の夜まで飲酒を許すべきだったかと思いつつ依頼中クレアの体調が回復すること、しなかった場合どうするかを考えており)

  • No.219 by レイラ・ハート  2024-08-15 18:46:13 

>217

価値観は人それぞれだからな。時に些細な事が大事に繋がることもある。だが、お前がそのリスクを負っても良いと言うなら、私はお前にもっと砕けた対応を求めたい。普段友人と接する時のような…

(腕組みをしながら澄ました顔で頷き、シャウラの考えに同意した。レイラも全国を忙しく旅をする為そういったトラブルの経験も多いのだろう。その上で、周囲に勇者としてのレイラを崇拝する者がいるリスクを負った上で、友人のように接してほしいと提案する。同じ称号を持つ者も居なければ同格の冒険者も滅多にいない。その為、案外勇者と言うのは孤独な存在なのだろう。)

  • No.220 by クレア・ライデン  2024-08-15 19:01:46 

>218

お恥ずかしながら…そうみたいです。どうしても…嫌な記憶が頭から離れなくて…

(ミミに手を引かれて馬車に乗り込むと、攣った脚を庇うようにしてソファに腰掛けた。馬車の扉が閉められミミと二人きりになるとようやく口を開く。禁酒が原因かと尋ねられると、申し訳なさそうにミミから視線を逸らし、その質問を肯定した。嫌な記憶と言うのは、クレアがこうなった原因であり未だかつて達成者の存在しない超難度クエスト「神竜討伐」のことであろう。人智を超えた存在、神の領域に踏み込んだ竜の一撃で仲間が跡形もなくなった光景が何度もクレアの頭の中で繰り返されており、酒によって誤魔化さなければ眠ることも出来ない状態であった。)

  • No.221 by シャウラ  2024-08-15 20:18:30 ID:f74f8f00c

>219
(シャウラはリュートの弦に指を這わせながらレイラの言葉を聞いていたが暫しの沈黙の後、指を離す。)

…あぁ良かった!形式張った息苦しい話し方をそれほど深く学んでいないから助かったよ。私はシャウラ、以後お見知り置きを。
(大きく息を吐くと先ほどのわざとらしいほど恭しい振る舞いをやめて、水を得た魚のように生き生きとしたトーンでレイラに返答した。)

ここに来て3年、噂でしか知らなかったけどようやく会えた。

  • No.222 by ミミ  2024-08-15 20:59:03 

>220

…嫌な記憶…か…。人から聞いたんだけどさ、それって…クレアが今みたいになった原因…だよね?

(クレアがソファに腰掛けたのを確認してから、自分も向かいのソファに腰掛ける。二人きりになってから話してくれた「嫌な記憶」について…真っ先に思いついたのがギルドの冒険者が話していた話。神竜討伐クエストに失敗して以降、クレアが今のように酒に溺れるようになってしまったという話だ…恐らくは仲間を失ったと推測して恐る恐るクレアに嫌な記憶について詳細までは聞かず、あくまで今みたいになった原因かと遠回しに確認して。もし自分がクレアと同じ立場だったら、目の前で、仲間を失うことは一生のトラウマになるだろう…)

  • No.223 by レイラ・ハート  2024-08-16 09:27:18 

>221

フッ、その方が様になっているぞ。それで「ようやく会えた」という事は私に何か用でもあったのか?

(シャウラがリスクを承知で砕けた喋り方になると、組んでいた腕を解いて片手で頬杖を付き、満足そうに微笑んで見せた。かつての仲間達を除いてレイラが同業者と対等に会話をするのはいつぶりであろうか。そして「ようやく会えた」というシャウラの言葉に引っ掛かり、小首を傾げては要件を尋ねる。)

  • No.224 by クレア・ライデン  2024-08-16 09:59:39 

>222

……神竜…あれは私達の手に負える存在ではありませんでした…三年経った今でも思い出します…私の仲間であり…最愛の人が閃光に飲み込まれる瞬間を……「愛してる」…あの人に最後に掛けられたその言葉が何回も何回も…頭の中を巡って離れないんです……

(ミミの問い掛けにしばらくの沈黙の後、コクリと小さく頷いた。自分を傷付けないよう遠回しに問い掛けたミミの配慮に、この人になら全てを打ち明けられると判断したクレアは余すことなく当時の情景とそれに起因した現在の症状を語る。神竜討伐クエストで行方不明になったとされる「不死鳥の翼」リーダーのカルロス。当時の状況から既に亡くなったことは明らかであるが、遺体が欠片も残らなかったが故に行方不明扱いなのである。ここまではよく知られた話ではあるが、クレアの使った「最愛の人」という表現から二人が恋仲であったこと、その愛が呪縛となり、当時から三年の時を経た今でも彼女を苦しめている事が新たに明らかとなる。常人であれば自ら命を絶っても可笑しくない状況であるが、彼女の精神力が強いが故に酒に逃げる程度に留まっていたのだろう。ギュッと拳を握り途切れ途切れに言葉を紡ぐクレアは大粒の涙を流しながら俯いた。)

  • No.225 by シャウラ  2024-08-16 11:11:33 ID:f74f8f00c

>223
私…というよりも、団長が。あの人はずっと勇者に…レイラ・ハートに会いたがっていたんだ。
もしも団長があなたを目にしたのなら、私よりも仰々しく頭を垂れてその場で歌を捧げようとしただろうね。

(レイラの様子を見てシャウラはクスクスと笑った。どうやら彼女は1人でデュランダルに来たわけでは無いようだった。しかし周囲を見回しても、仲間らしき人間は見当たらない。)

…でも私は今、勇者としてのあなたではなく1人の冒険者として聞きたいことがある。単刀直入に聞くよ。依頼を受けた先でこの人たちを見たことは無い?
(そう言うとマントから4枚の人相書を取り出してレイラに見せた。いずれもシャウラのように道化師のような衣服を纏い、楽器を持っている。)

  • No.226 by ミミ  2024-08-16 17:17:04 

>224

(クレアが自分に打ち明けてくれた当時の話、彼女の口から語られた過去は、壮絶であまりにも残酷すぎる辛い過去だった…。S級の中でも精鋭の冒険者が集められた「不死鳥の翼」でも敵わなかった神竜…そのクエストでリーダーである冒険者が行方不明となり、残された不死鳥の翼は各々で活動、或いは休止していたという話はミミも聞いたことがある…。だが…クレアにとって失った冒険者は「仲間」や「リーダー」ではなく、「恋人」だったことを知ると言葉を失う……そんなの、耐えられるわけがない。その冒険者が生きている可能性を考えたが…遺体すら残らない攻撃を受けて消し飛んだとしか思えない……こんな状況、普通なら後追いするだろう。クレアの瞳から大粒の涙が溢れ、零れ落ちるのが見えたミミは…自然と体が動き、クレアの元まで歩み寄り、そっと抱き締めて)

……今まで、ずっと……辛い思いをしてたんだね……本当に辛かったね…ごめん、気づいてあげられなくて…。

(静かに抱きしめながら、後悔ともとれる言葉をかけて。ずっとクレアの体調ばかりを気にしていたが…多くの人と関わってきた自分なら、クレアの内面も見ればもっと早くに気づいていたはず。酒を飲んでる間だけは忘れることができる辛い記憶、酔いも覚めて再びその記憶が見えてしまっているクレアに「本当にごめん…」と、抱きしめている腕に少し力を込めながら謝罪の言葉を口にして)

  • No.227 by アイボリー  2024-08-17 12:18:09 

>206

そうか…では盗賊共の退治は任せたぞ。
わしゃ痕跡消しの為の爆弾をこの大樹の下で作っとるから終わったらここに来てくれぃ。

(道具を最後まで渡しきれず、少し哀しそうな声で大樹の下に座った。)

さてさて…少しシチューでも作るかの…

  • No.228 by クレア・ライデン  2024-08-17 14:14:03 

>226

……ありがとうございます。私なんかの為にこんなにまで寄り添って頂いて…

(自分の過去、そして思いの丈を全て吐き出したクレアはしばらく子供のようにミミの腕の中で涙を流し続けた。どれだけの時間が経ったであろう。馬車も動き出し、それなりの距離を移動したであろう頃にようやく顔を上げると、まだ目元は赤いが幾分か落ち着いた様子でミミの瞳をまっすぐに見つめた。人の為にここまで本気になれるミミの人柄に感動を覚えたクレアは、力強くギュッと抱き返すと優しい声色で「ありがとうございます」と心の底からの感謝の言葉を伝えた。感情を爆発させた為か、一時的ではあるが憑き物が取れたようにスッキリとした顔のクレアは、頬を赤くして小恥ずかしそうに「私のなんかの為に…」と照れ隠しでミミから視線を逸らす。)

  • No.229 by ミミ  2024-08-17 20:08:52 

>228

クレアは私達の仲間なんだからさ、心配したり寄り添うのは当たり前でしょ?だから、辛いことは一人で背負わないで…私にいつでも相談してよ。

(馬車が動き出してそれなりの時間が経ち、漸く落ち着いたクレアに微笑みかけて。クレアがずっと抱えていた物を吐き出せたことで、何処かスッキリした様子になったのを安心したような目で見ており。照れ隠しで視線を逸らすクレアの頭を撫でながらクレアと自分…ギルドの冒険者達は仲間だから心配するのは当然だと告げて。これから先、クレアの頭から離れることのない辛い記憶に呑まれるかもしれない…その時は、いつでも自分を頼ってほしいと、いつでも相談してほしいと優しい海を向けてそう告げて。見た目はクレアより幼いミミだが、やはりこういうところはちゃんと年上だということがわかる。)

  • No.230 by レイラ・ハート  2024-08-18 17:28:59 

>225

すまないが見覚えはないな…その者達はシャウラの仲間か?

(人相書を見せられると、しばらく凝視して記憶を辿るがレイラには思い当たる節はなかったようだ。眉尻を下げた困り顔で「すまない」と一言謝った。「団長」という言葉からシャウラが何かしらの一団に所属しており、人相書は仲間の写真なのだろうと推測すると、それを確認するために質問をする。)

  • No.231 by クレア・ライデン  2024-08-18 17:58:39 

>229

は、はい…いっぱい頼らせていただきます…

(微笑みかけられ、さらに頭を撫でられては恥ずかしさに顔を赤く染め、抱き締める力が一層強くなる。やはりミミの顔を直視出来ず視線を逸らしたままだが、そっぽを向いたまま、嬉しさから少し上擦った声で「はい…」とミミの言葉を肯定した。)

えと…既に聖教国に入ったようですね。依頼、頑張りましょうね…

(気恥ずかしさから話題を変えようと馬車の窓に目を向けるクレアであったが、窓から見える光景は数時間前とは様変わりしていた。一際目立つ黄金の大聖堂を中心に据え、それ以外は白一色に統一された教会などの宗教施設に覆い尽くされた街並み、商業施設の類いは一切なく自由に出歩く市民もいない。その様は宗教国家特有の異質さを感じさせるものであった。なんとも不気味な光景を前に引き攣った笑みを見せながらもクレアは「頑張りましょう」と前向きな気持ちを語った。)

  • No.232 by ミミ  2024-08-18 19:27:49 

>231

へへ…え?…あ、ホントだ。ここが聖教国かぁ…

(変わらず照れ隠しで視線を逸らしているが、嬉しかったからか少し声が上擦っていたことに気づいており、少し強く抱きしめられながらもクレアが後ろではなく前を向いていることに嬉しく思い笑っており。クレアの発言で気づいたようで、馬車の窓から聖教国の景色を見ており)

…なんだか、住む人を選ぶような国だね…商売でも此処には来たくないかも…。まぁでも、こう言っても仕方ないし頑張ろっかぁ。

(聖教国から放たれる異質さと不気味さに同じく顔を引きつらせており、出歩く者がいないことや建物から、この国が住民を選んでいるようだ…商業施設はない上ミミは半獣人で入れることはないが、仮に商売でも此処には来たくないと静かに呟き。だがこんなこと言っても仕方ないと割り切り、クレアの発言に答えるように頑張ろうかと告げて)

  • No.233 by クレア・ライデン  2024-08-19 13:03:01 

>232

珍しい街並みですし観光には良いかもしれませんね……

(商売でも来たくはないというミミの言葉に苦笑いを浮かべるクレアであったが内心では自分をミミと同じ立場に置き換えて考え、その意見に同意した。しかし、クレアはあくまで模範的な冒険者として依頼先を悪く言うことはせず、抱き締めていた腕を解き片手を自身の頬に添えて考える素振りを見せると、異質な街並みをかなり前向きに捉え観光に適しているのではないかと苦し紛れの褒め言葉を絞り出した。)

…見てください!大きいレイラちゃんです!

(会話を進めているうちにあっという間に目的地である黄金の大聖堂に到着し馬車は停止した。聖女の到着まで暫く外で待てという司祭の指示に従いクレアはミミの手を引いて馬車を降りる。搭乗前に攣っていたクレアの脚は既に治っているようで一安心だが、気掛かりなのは客人を外で待たせる司祭達の対応である。相変わらず自分達が上だと言わんばかりの横柄な態度であり、不気味な街並みも相まり今のところ聖教国に良い要素は一つも見当たらない。そんな中でクレアが初めて好反応を示したのは大聖堂前に置かれた勇者レイラ・ハートの石像であった。凛々しく地面に聖剣を突き立てた姿のその石像は、真っ白に磨かれ汚れの一つもない程手入れが行き届いており、服の刺繍まで精巧に作り込まれていた。出発前日に勇者が話題に挙がった際は気まずい雰囲気を出していたものの、石像を指差しピョンピョン跳ねるクレアの姿から、作り物とは言え久方ぶりに同じチームの仲間の姿を捉えたことで込み上げてくる感情があったのだろう。)

  • No.234 by ミミ  2024-08-19 16:37:08 

>233

観光ねぇ……まぁ、滅多に見ない街だし、捉え方によっては向いてるのかなぁ……?

(クレアが言った褒め言葉は、恐らく本心で言ったのではないということはなんとなく察しており、向かいの椅子に座って変わらず窓から聖教国の景色を見ており。確かに聖教国のような街は滅多に見ない街だ…捉え方次第ではクレアの言うように観光に向いているのかもしれない。…まぁ、本当に観光しようとしたら門前払いされそうな雰囲気だが…。)

へぇ…大きな勇者サマの石像だね。やっぱり、久しぶりに仲間の姿を見るのは嬉しいよね~?

(クレアに手を引かれながら馬車から降りて、相からわず自分達が上という司祭達の横暴な態度にやれやれといった様子だが、クレアの足が治っていることに一安心しており。寧ろレイラの像を見てピョンピョン跳ねられるくらい元気になっており、自分も勇者…レイラの像を見上げて、本人ではないが仲間の姿が久しぶりに見れて嬉しいかと笑みを浮かべながら問いかけて)

  • No.235 by シャウラ  2024-08-19 18:30:27 ID:f74f8f00c

>230
そうだね…私の仲間、大事な家族だ。「踊り子」に「猛獣使い」に「道化師」に「団長」。
あなたが見ていないと言うことは魔物がいるようなところにはいないということか、もしくは…。

…ううん、こんなに目立つ連中なんだ。そのうち見つかるさ。
教えてくれてありがとうレイラ。もしこの先似たような格好をした人を見かけたら教えて欲しい。

(シャウラは後に続く言葉を口にする前に人相書をマントの中に仕舞った。出かかった言葉を飲み込んで、小さく微笑む。)

そうそう…そういえば先刻、聖教国の司祭様があなたを探しにここに来ていたよ。何か頼み事があったらしいね。何だったか…

  • No.236 by クレア・ライデン  2024-08-19 21:37:02 

>234

勿論です…!いつかまた一緒に冒険に出たいです…

(ミミの問いかけに、嬉しさのあまり握っているミミの手を自分の胸元に手繰り寄せて「勿論です」と目を輝かせて食い気味に返答した。その後再び石像に視線を移すと少し切ない表情を浮かべていずれまたレイラと冒険に出たいと語る。一度壊れてしまった関係を修復することは容易ではないが、先程のミミの励ましもありクレアは前を向くことに決めたようだ。)

…遥々デュランダルから御足労頂きありがとうござます。私の名はティア。楽園創造の為、主より遣わされた聖女です。

(暫くして大聖堂の中から瞳に光の宿っていない一人の女性と煌びやかな装飾を身に纏った高位の神官二名がゆったりとした足取りで姿を現した。女性は質素な作りながらも品のある純白のドレスを纏っており、ミミとクレアの正面でその足を止めた。直後ハッとしたような表情でミミに視線を向けるが、すぐに何もなかったように取り繕うと、聴く者に癒しを与えるような落ち着いた声色で自らを名乗る。ティアは固有魔法によりミミに獣人の血が流れていることを察したようだが、それでも事を大きくしない辺り、自己紹介の「楽園創造(獣人排斥)」は建前であり、彼女自身は聖教国の人間では珍しく獣人に対する偏見を持っていないのであろう。状況を察したクレアはティアの自己紹介に合わせてペコリと頭を下げた。)

  • No.237 by ローレン/アルーフ  2024-08-19 21:37:55 

>227

分かった…終わるのを楽しみに待ってろよ

(樹の中に入れば彼の言う通りトンネルがあったのでその中へと進むと盗賊団が今もいることを確認し、彼との約束のために意気込めば両手に二丁拳銃を所持しつつ様子を見て)

さて、爺さんのためにも一肌脱ぐとするかな

  • No.238 by レイラ・ハート  2024-08-19 21:59:04 

>235

大切な仲間なのだな…見つかるといいな。

(これだけ個性豊かな面々にも関わらず自らが旅をしてきた数多の地域でその噂すら聞くことはなかったことに違和感を感じたレイラは最悪の可能性を考えた。シャウラがその言葉を飲み込んだのを見て、彼女も可能性としては排除していないのだろうと考えると、シャウラの心情を察したレイラは掛ける言葉に思い悩み少し天井を見上げて思考するも「見つかるといいな」と当たり障りのない言葉を掛けた。)

機を逃したか…聖教国は金払いが良いから受けてやっても良かったのだがな。

(聖教国が自分を探していたと聞いては、タイミングを逃したことを悔しそうに唇を噛み締めた。聖教国の依頼はどれも高額報酬であり、勇者であればそれに加えて最高級のもてなしを用意される。あらゆる思想や信仰など無縁な彼女にとって聖教国は金払いの良い顧客でしかなく、行かない理由はないようだ。)

  • No.239 by シャウラ  2024-08-19 22:19:57 ID:f74f8f00c

>238
まぁ、金払いは良いだろうね。
どこぞの無垢な信者に有難い教えを説いてたんまりと巻き上げているのだから。
(レイラが悔しそうにしているのを見ていたシャウラの笑みは、若干の仄暗さを纏い始める。)

小耳に挟んだのだけれど、どうも要人警護の仕事だったそうだよ。それを「首狩り」が請けたとか…。
(ハシバミ色の瞳がレイラを見つめる。そして雪のように冷たく、氷のように鋭く…一つの問いを投げかけた。)

レイラ、あなたの剣は何のためにある?
誰かを守るためか、己が力を示すためか、それとも…富と栄誉のため?

  • No.240 by レイラ・ハート  2024-08-19 22:42:59 

>239

そうか……愚問だな。強いて言うなら「誰かを守るため」以外の全てだな。

(本来自分に宛てられるはずだった仕事をクレアが代わりに受けたと聞いては「そうか」と小さく呟いた。表情には出さないもののレイラが強く握った拳のきしむ音から腸は煮えたぎっているようだ。そして、シャウラの鋭い質問に考える素振りを見せることもなく「愚問だな」と鼻で笑うと、誰かを守ること以外の全てだと即答した。特別に愛着を持った守るべき存在もなく、力・富・栄誉こそがレイラの原動力であり、一周まわって嘘偽りのない健全で飾り気のない返答とも取れる。)

  • No.241 by ミミ  2024-08-19 22:46:15 

>236

おっと……今日みたいに前を向いてればさ、いつかきっと…一緒に冒険に出られるよ。

(自分の手がクレアの胸元に手繰り寄せられたことで、軽く引っ張られる感覚で近づき。軽く苦笑いを浮かべたが、それほど嬉しいのだろうと察して。今度は切なそうな表情でレイラの像を見上げており…先程の話でレイラと何かあり仲違いしてしまったことはわかり、レイラの人物像が不明なためどんな状態かはわからない…が、今日みたいに前を向いていれば、いつか仲直りしてまた冒険に出られると優しい笑みを浮かべてそう告げて。)

…お目にかかれて光栄です、聖女様。聖女様の身の安全は、我々の命に変えても守り抜いてみせます。

(クレアと同じくティアの自己紹介に合わせて頭を下げて、ティアの命は必ず守ると告げる…だが、この時ミミはあることと違和感に気づいた。一つは、ティアがハッとした表情でミミを見たこと。見ただけか、それとも何らかの方法でミミが半獣人であることに気づいたこと。気づいているにも関わらず何も言わないということは、聖教国の人間や司祭達とは違うのだろう…。違和感は、ティアの瞳に光が宿っていないこと…元からこうだと言われてしまえばそれまでだが、聖教国のことを考えれば何かあったのではと考えており。それに加えて、聖女と神官の服装の差が気になる…気のせいかもしれないが…。)

  • No.242 by シャウラ  2024-08-19 22:59:36 ID:f74f8f00c

>240
清々しいほどに真っ直ぐだね。まさに振り抜いた剣の太刀筋…燃えながら常闇を裂く流星の如く。
あぁ、まさしくあなたは人間の勇者、なんだろうね…。
(何の躊躇も無く答えたのを見てレイラは大きく目を見開いた。)

…「首狩り」とは顔馴染みみたいだね。どういう関わりがあるのか知りたいけど…その様子から察するに、聞かない方が良いのかな?

  • No.243 by クレア/ティア  2024-08-20 16:08:13 

>241

それはとても頼もしいですね。期待させて頂くとしましょう。さて、長旅でお疲れでしょうし一先ず中で詳細の説明を兼ねた休憩といきましょうか。

(ミミとクレアの二人が頭を下げるのに合わせ律儀に自らも一礼をして返し、その後の命に変えても守るというミミの覚悟を聞いて、ティアは柔らかな笑みを浮かべて信頼している旨を伝える。瞳に光がないためその真意は傍から見れば分からないが、休憩を提案するなど、行動の一つ一つは冒険者であるミミやクレアと同じ目線に立ったものであり、正しく聖女に相応しい振る舞いであった。そして、依頼説明の為に聖堂へ入ることを促すと、身を翻し聖堂内部へと歩みを進めた。両脇に佇む神官達は着いてくる訳でも無くその場で聖女に頭を垂れて佇むのみであり、その上下関係は明らかであった。しかし、気掛かりなのはやはり聖女と神官の服装の違いであろう。神官達は金を加工した煌びやかな装飾に身を包む一方で、聖女が身に纏うもので唯一高価なのは国宝の類であろう頭に被ったティアラのみであり、ドレスに派手な刺繍などはなく一国の上層部に属する人間が着用するにはとても質素であった。これだけで神官達とは違い聖女は私欲に塗れていないことが窺える。)

あっ…すみません!では行きましょうか…

(ティアの誘導に従いその後を追おうとするが、クレアは自身がまだミミの手を手繰り寄せていた事に気が付いた。慌てた様子ですぐに手を離して謝罪の言葉を述べると、頬を赤くしながらも誤魔化すように聖女の後を追った。)

  • No.244 by レイラ・ハート  2024-08-20 16:16:16 

>242

まあ、金さえ貰えるのなら人間に限らず獣人であろうと助けるがな。…奴とは一応同じチームに属している仲だ。それ以上でもそれ以下でもない。

(物語の勇者とは明らかにかけ離れた発言であるが、これが彼女の全てであった。自己中で高慢で裏なんてものはない。顔色一つ変えずに、ある意味では善人よりも信頼出来るほど純粋で貪欲な返答をする。そして「首狩り」ことクレアのことを尋ねられてはムスッとした表情を浮かべるとただのチームメイトだと語る。嘘はついていないが、その反応から深くは突っ込まれたくないのだろう。)

  • No.245 by ミミ  2024-08-20 22:57:26 

>243

ありがとうございます、聖女様。それでは、お言葉に甘えて…

(説明を兼ねて中で休憩しようと提案してくれたティアにお礼を言い、お言葉に甘えてそうすることを伝えて。ティアの表情や言動、先程ミミに獣人の血が流れていても何も言わなかったこと…その他聖女に相応しい振る舞いに感激している…だが、やはり先程気づいたこと違和感が気になる。現段階ではこの件に深く突っ込むべきではないが、聖女の発言や仕草から読み取ろうと思い)

え?あぁいいよ、気にしてないよ~…そうしよっか?

(頬を赤くして謝罪するクレアに、気付いた違和感のことばかり考えていたため謝罪を受けて思い出した様子。特に気にしてないと笑みを向けて、クレアの後に続いて聖堂へと向かい。ふとクレアはこのことに気づいているのだろうかと思い、気づいてなかった場合話すべきだろうかと考えており)

  • No.246 by クレア/ティア  2024-08-21 01:37:15 

>245

(暫く不気味なまでの静寂に包まれた廊下を進むと、既に人数分の紅茶が置かれた客間へと一行は案内された。ティアに着席を促され、仕立ての良いソファに腰掛けたクレアは早々に質問を投げかけた。)

単刀直入に聞きます。聖女様は…

(ミミと対面した際のティアの反応を見逃さなかったクレアは、三人のみとなったこの好機に真相をはっきりさせようと考えたようだ。しかし、その質問の言葉は「…シー」と口元で人差し指を立てたティアのジェスチャーによって制止された。当然ながらクレアは訳が分からずキョトンとした様子で首を傾げた。)

ふふっ…私の好物ですか?う~ん…難しい質問ですねぇ。特に好き嫌いはありませんが、強いて言うなら塩で茹でた野菜のスープでしょうか。

(ティアは上品に口元を手で隠して笑みを浮かべると、クレアの言葉の先を勝手な解釈で補完して好物を答えて見せた。一見すると気が触れたとしか思えない言動であるが、強引に話題を変えたことから察するにこの部屋が盗聴されていることは明らかであった。笑う際にティアが口元を隠したのも発言には気を付けなさいと暗に警告しているのであろう。聖女でさえ一切の自由のない正に監獄のような国である。あえて好物に塩で茹でた野菜のスープという質素な食べ物を挙げたのもこの国を監獄と揶揄した巧妙な皮肉であった。状況を察したクレアはミミに向き直ると、恐ろしい国に来てしまいましたねと言わんばかりの苦笑いを見せた。)

  • No.247 by ミミ  2024-08-21 02:17:13 

>246

あ~、塩茹で野菜スープですかぁ。美味しいですよね、優しい味で…私もたまに食べるんですよ。

(客間に到着し、クレアに続いてソファに腰掛けて。クレアがティアに投げかけようとしていた質問は、恐らくティアはミミが人間ではなく半獣人だということに気づいていること。クレアも気づいていたかと思っていたところ、ティアが制止する…ティアのジェスチャーを見た瞬間、盗聴や監視をされてることを察して視線だけ動かして周りを見る。ティアの瞳に光がない理由がよくわかった、聖女であるティアにも自由がないからだ…。こちらに苦笑いを向けるクレアに同じように苦笑いで返し、ここで会話を切っては不自然だと思い自分も塩茹で野菜スープが好きだと笑みを浮かべながら告げて。本当は好きでも嫌いでもないが…ティアもあくまで此処が監獄だと揶揄するために言ったのだろうと察しており。)

  • No.248 by クレア/ティア  2024-08-21 08:48:03 

>247

共感して頂けて幸いです。外から来た方は皆、味の濃い料理がお好きなようなので…どのようなものか皆目見当も付きませんが「ステーキ」なるものが人気のようですね。私は国の行事で立ち会うことは叶わなかったのですが、半年前に勇者様が聖堂を訪れた際にも振る舞われたそうです。

(話を合わせる為とはいえ、様々な料理がある交易都市から来たミミが質素なスープに共感を示したことは意外であったのだろう。ティアは一瞬目を丸くするも、すぐに笑みを浮かべると共感してくれたことに礼を述べた。立場上国外の人間と接する機会の多いティアは、その経験から外国の食事事情に少しばかりの知識がある。野菜と塩中心の質素な聖教国の料理とは違い、外国の料理は様々な味付けをされていることを察しており、味の濃い料理の例として名前しか知らないステーキを挙げた。以前勇者が聖教国を訪れた際に振る舞われたようだが、不自然にも聖女であるティアは別の行事が被ったことで居合わせることが叶わなかったようだ。ティアは名前でしかステーキを知らないことから当然他の肉料理に関しても得られる知識を制限されていると考えられ、食事を含めたあらゆる娯楽が制限されているであろうことは察しがつく。)

ステーキ…濃い味…お酒………

(最後に酒を飲んでから随分時間が経過したクレアは、ステーキや濃い味といったワードからそのお供として酒を連想したようだ。酒の禁断症状を目前にして、心を落ち着かせようと紅茶を一口飲むが、ティーカップを持った手は小刻みに震えており、中の紅茶は激しく波打っていた。アル中とは無縁なティアはその症状を見て、病気ではないかと心配そうな表情を浮かべた。)

  • No.249 by ミミ  2024-08-21 14:38:27 

>248

あぁ、ステーキですかぁ…確かに人気ですが、値段もそこそこしますよ。ちなみにステーキは、塩コショウで下味をつけた牛肉を熱した鉄板で焼いた料理ですよ。出来上がったステーキにソースをつけて食べたりもします。
それは…残念でしたね……。どうしても外せない、大切な行事だっのでしょう…?

(ティアの反応から、塩茹で野菜スープのような質素な食事に共感を示してくれる人が居なかったのだろうと察して、笑みを浮かべながらステーキについて簡単に説明し、ステーキは焼き加減にも名称があることもつけ加えて。もちろんこういった味の濃い料理を食べたことがなさそうなティアに、この国についてある程度推察ができてるミミは一度食べさせてあげたいと思っており…食事がここまで制限されているのだから、それ以外も制限されている可能性は十分ある…どうにか連れ出してあげたいと、表情を変えずに考えているミミ。ティアのその後の発言にまた違和感を覚え、遠回しに行事について触れて。勇者が聖教国に訪れたにも関わらず、聖女であるティアが居合わせなれなかったのはおかしい。それ以上に重要な行事があるのか、若しくは…元からそんな行事はなく、遠ざける必要があったからか…。)

あ……あ、すみません!ちょっと緊張しちゃって腐みたいで!

(今の違和感に気づいてるか確認するために隣に座るクレアに視線を向けると、明らかに禁断症状が再発しているのが見て取れて。恐らくステーキの話から、肉料理に合うワイン、要は酒を連想してしまったのだろう。ティアが心配そうな表情をクレアに向けてることに気づき、かなり重要な依頼に緊張していると偽って。言えない、貴女を護衛する者はアル中ですなんて言えるわけがない…!)

  • No.250 by ミミ  2024-08-21 14:39:27 

訂正
緊張しちゃって腐→緊張しちゃってる

  • No.251 by クレア/ティア  2024-08-22 13:05:48 

>249

塩コショウで味付けをした上にさらにソースまで…なんと背徳的な組み合わせなのでしょうか…いつか食べてみたいものです。……ええ、勿論大切な行事ですよ。「浄化祭」と呼ばれる楽園創造を祈念して年に一度開かれる祭り事の観覧を行っていました。森に放った知能の高い二足歩行の家畜を矢で射るという我が国特有の祭りなのですが……ほ、本当に大丈夫ですか…?

(ステーキの詳細を聞いてティアは頬に手を当ててうっとりとした表情を見せた。味付けした物にさらに味を重ねるという背徳的な行為はそれ程までにティアにとっては魅力的なのだろう。その日が訪れることはないかもしれない為か、哀愁を漂わせ「いつか食べてみたい」とポツリと呟いた。そして、行事に対して深堀りされては少し困惑した表情を浮かべミミから視線を逸らした。ティア自身は生まれ育った環境故に耐性が出来ているが、外から来た、それも半獣人であるミミにこの内容を話していいものかと思い悩む。少しの沈黙の後、詳細を語らなければ盗聴をしている者に怪しまれると考え、ミミに向き直ると何事もないかのような声色を取り繕って祭りの詳細を語る。語られた内容の「知能の高い二足歩行の家畜」とは明らかに獣人のことを指しており、森に放った獣人を相手に狩りをするという悪趣味な催しであった。しかし、祭りの内容からして必ずしも聖女が観覧をする必要はない為、勇者をもてなす晩餐会に居合わせられなかったのは聖女に外への憧れや娯楽を与えない為の作為的なものであろう。祭りの内容があまりに非人道的なものであった為か、説明の途中で飲んでいた紅茶を盛大に吹き出し咳込むクレアを見てティアは本当に病気ではないのだろうかと心配そうな顔で覗き込む。)

うっ…ケホッ…ケホッ……大丈夫です…その…この国はデュランダルとは随分と常識が違うようで、少し驚いてしまっただけです…

(空になったティーカップを机に置くと、ティアの問いかけに途切れ途切れに言葉を紡ぎながらも無事を告げる。少しばかり血の気の引いて青白くなった表情からデュランダルとあまりにかけ離れた常識に精神的に参ったようだ。不幸中の幸いと言うべきか、悪趣味な祭りの衝撃で酒への欲求は一時的に収まりを見いる。)

  • No.252 by ミミ  2024-08-22 19:30:15 

>251

…きっと、いつか食べれますよ。いつになるかは、わかりませんけど…きっと…。
…へぇ、変わったお祭りですね?それに、この国には珍しい家畜がいるんですね?二足歩行する家畜なんて、聞いたことも見たこともありませんよ~。

(ステーキの話を聞いてのティアのリアクション、うっとりとした表情を見れば…聖女らしい振る舞いや性格で隠れていたがティアも普通の女の子なんだと安心した表情になり、哀愁を漂わせて呟いた言葉を聞き逃さず、心の中で必ずステーキを食べさせてあげようと決断して。本当に行事があった場合、あまりよくない行事と予想していたが…その予想を上回る内容だったことに…表情を隠すために少し俯き。行事について聞き終えると顔を上げ、いつもの笑みを浮かべた表情で珍しい行事だと話して。その笑みは、ティアに対して「気にしてないよ」と伝えるためでもあった…その祭りの内容から聖女が立ち会う必要がないと思い、やはり娯楽の類から遠ざけるためでもあったと察して)

確かに、デュランダルとは違う珍しいことばかりだよね?いやぁ、世界は広いな~って実感しますよ~。

(隣に座るクレアが紅茶を吹き出したことに驚きながらも、すぐにクレアの背中を擦って。話の内容はあまりよくなかったが、そのおかげで禁断症状が収まったことに内心安心しつつ、自分達が住むデュランダルとは悪い意味で違うことを良い意味で捉えられるような言い方を苦笑いを浮かべながらで話して)

  • No.253 by クレア/ティア  2024-08-23 17:27:06 

>252

…その日を心待ちにしております。
動物の定義は国によって変わる事がありますからね…それはさておき、時間も差し迫っていますのでそろそろ依頼の概要を説明致しますね。お二人には主に……

(自分の気持ちを汲んでくれたミミの言葉に期待を寄せ笑みを浮かべる。ほんの僅かな希望にでも縋りたい程ティアの外への憧れは強いものであった。そして、家畜の話題において、少し俯いた後に気遣いで笑顔を見せるミミの様子を見て罪悪感に胸を痛めたティアはいたたまれず、本来の目的である依頼の概要説明に早々に話題を変えることにした。概要を纏めると、国の安寧を願う祈祷を行う為に正教国とは敵対関係にあるルード公国(エルフの国)との国境沿いにある教会へ赴く必要があり、襲撃が予想されることから移動時と滞在時の護衛をミミとクレアに任せるという内容であった。クレアはと言うと禁断症状やあまりに悪趣味な催しの話など立て続けにショックを受けた為か、背中を擦られた心地良さも相まって心ここに在らずといった様子でミミに身体を預けてボッーとしていた。その様子にティアは苦笑いを浮かべながらも注意する素振りは見せない。他でもないティア自身が自分の価値を軽視している為であろう。)

  • No.254 by シャウラ  2024-08-23 19:58:31 ID:f74f8f00c

>244
気分を害してしまったのなら謝るよ。ただ、ちょっと気になっただけ…余計な詮索はしないよ。

(好奇心が時として厄介ごとを呼び込むのは世の常である。"首狩り"についてこれ以上は聞くまいとレイラの振る舞いを見たシャウラは決めて、目を閉じた。)

そもそも何故選ばれて何を果たせば良いのか…本当のことなんて分からないんだ。なりたくてなったわけでもないし、変な使命感を持つよりはそれくらいのスタンスがちょうど良い…と、私はそう思うね。

  • No.255 by ミミ  2024-08-23 22:31:07 

>253

なるほど…確かに攻撃される可能性が高いですね…わかりました、私達が命に変えても守り抜くので安心してくださ…ちょっとクレア!大事な話をしてるんだからしっかりして!

(自分の言葉に期待を寄せた笑みを見て、どうやって食べさせてあげようかと考え始めるミミ。いや、それ以前にこの国にいるべきではないのではと考える…本人の意志次第だが、話を聞いた限りでは留まりたくはなさそうに見える。ティアを安心させようとしたのだが、ちょっと失敗したと思いつつも仕事内容を聞いて。敵国との国境沿いを目指すと聞き、襲撃される可能性が非常に高いと口元に手を当てながら難しい表情を浮かべて考えており。だが、自分達のやるべきことは変わらない…必ずティアを守ると再度言いかけたところ、いろんなことが立て続けに起きてボーっとしているクレアに注意して「すみません…!」と、ティアに対して謝罪して)

  • No.256 by トピ主  2024-08-24 17:58:58 

大変申し訳ありません!返信明日になります!

  • No.257 by ミミ  2024-08-24 20:14:47 

>256

(/了解です)

  • No.258 by クレア/ティア  2024-08-25 09:09:23 

>255

はひ…頑張ります…

(ミミに注意され、クレアは呂律も回らない様子でかろうじて返事をするも次第にウトウトし始める。酒を絶った事により眠りにつけなかった反動が今になって表れているのだろう。ミミに身体を預けたまま眠い目を擦っていた。)

あはは…きっと長旅や慣れない環境にお疲れなのでしょう。お二人とも高位の冒険者であると聞き及んでおります。私如きの身を守るには十分な力を備えていますので、移動時に交代で休憩を取ってはいかがでしょうか。

(ミミの謝罪に対して、ティアは気にしていないと首を横に振る。聖女という立場から目の前で居眠りなどされた事のないティアは困惑気味な苦笑いを浮かべつつも、事情を汲んでクレアにフォローを入れつつ移動時の休憩を提案した。本来は勇者一人に依頼する予定だったことから高位の冒険者であるミミとクレアが交代で護衛に当たっても十分だと考えての判断である。)

  • No.259 by レイラ・ハート  2024-08-25 09:26:22 

>254

べつに謝る必要などない。それだけ私に関心があると言うことだろう?それはそれで悪い気はしないからな。皆、私に勇者らしい振る舞いとやらを求めるが、どうやらお前は違うようだ。

(この話題が地雷であることなどさっき会ったばかりのシャウラが知る由もない。それを理解しているレイラは首を横に振ると謝罪の必要はないと告げる。寧ろ裏を返せば自身への関心が高いということであり、自己肯定感の高いレイラとしては悪い気はしないようだ。一般的な勇者象とはかけ離れた自分の言動を見ても尚関心を持てるシャウラにそれなりにレイラは好感を抱き、頬杖を突きながらシャウラに笑みを向けた。)

  • No.260 by ミミ  2024-08-25 15:32:41 

>258

ちょっとクレア、聖女様の前だよ…?
いいんですか?ありがとうございます、ではお言葉に甘えて……それと、聖女様。お言葉ですが、あまり自分のことを軽視してはいけませんよ?聖女様は立派な方なんですから。

(聖女であるティアの前でこちらに体を預けて、眠そうにしているクレアに軽く注意して…眠れなかった理由は知っているため、あまり強くは言わず。困惑気味だが事情を汲んで提案してくれたティアにお礼を言って、ティアが出してくれた提案に乗って。正直Sランク級の襲撃者がミミが起きている間に来たらとも考えたが、今のままでさクレアもまともに戦えないだろう。仮にクレアが起きてる間に来ても、恐らく魔法を得意とするエルフ。エルフにとってクレアの能力は相性が悪いだろう…。ティアが自分の価値を軽視していそうな発言を聞けば、自分のことを軽視してはいけないことと立派だということを告げて。この立派というのは、聖女としての務めもあるが、この国でずっと耐えてて頑張ってるという意味も含まれており)

  • No.261 by シャウラ  2024-08-25 17:18:57 ID:f74f8f00c

そう言ってくれると有り難いよ。

(謝る必要はないと言われてシャウラは小さく笑った。デュランダルに向かう道中、勇者に対する強い憧れを団長が語っていた時に「そんな人間は紙の上にしか存在しない」と言って団長に苦笑いされたことを思い出した。)

…そうだ、あなたの携える聖剣…もっと間近で見てみても?せっかくの機会だから一目見てみたいんだ。良いかな?

  • No.262 by クレア/ティア  2024-08-26 18:45:20 

>260

いえいえ…こちらこそありがとうございます。その言葉、大変励みになりました。…それではそろそろ参りましょうか。

(休憩の提案に礼を言われると首を横に振って謙遜する。そして、その後に付け加えられた自分を激励する言葉を聞くと、思いがけず目尻に涙を溜めた。すぐにハンカチで涙を拭い、笑みを浮かべると感謝の言葉で返す。自分を利用するばかりで親身になってくれる人間がいない中で、ミミのこの言葉でティアの心は相当救われたようだ。部屋に置かれた時計に目を向けると、針は正午を指していた。出発まで後十分程であり調度良い頃合であると判断したティアは立ち上がり、再び聖堂の外へと歩みを進める。)

ミミちゃんも聖女様も優しいのでつい甘えてしまいました…私はダメ人間です…

(ミミに優しく注意されると眠気で重い身体をなんとか起き上がらせる。しょんぼりした様子で自分をダメ人間だと卑下するも、アル中である以上それは紛れもない事実であった。聖堂への外へ向かうティアの後を追おうとするが、寝起きでこれ以上は動けないのであろう。ソファに両手をついてなんとか姿勢を維持しているが、脚は産まれたての小鹿のようにプルプルしており、潤んだ瞳でミミに助けてと言わんばかりの視線を送った。)

  • No.263 by レイラ・ハート  2024-08-26 18:54:10 

>261

見る分には構わないが触れるなよ。資格のない者が触れると痺れるような痛みを感じるらしいからな。

(シャウラの要望に応え、腰にかけた聖剣を取り外すと、見えやすいように自分の膝の上に置いた。普段であればこのような要求など聞き入れないが、それなりにシャウラに気を許している証拠であろう。黄金の装飾が眩いばかりの光を放ち、重厚感のある聖剣はレイラの太ももに若干沈んでいた。)

  • No.264 by ミミ  2024-08-26 22:38:52 

>262

そうですね、そろそろ…
クレアはダメ人間じゃないよ、あんな事があっても前を向こうとしてるでしょ?立派だよ…私には甘えていいからさ、護衛の時にクレアから先に寝ていいよ。

(自分の言葉で目尻に涙を溜めているのが見えると、今までミミのように親身に寄り添ってくれる人が居なかったのだろうと察して。この人だけは、命に変えても守り抜こうと改めて心の中で強く思い、ティアに続いて部屋にある時計を見て。自分も立ち上がりクレアの方を見て、アル中ではあるが再び前を向こうとしているクレアはダメ人間ではない、寧ろ立派だと告げて。寝起きで立ち上がれないようで、こちらに助けを求めるクレアに笑みを浮かべて立ち上がらせて…護衛対象のティアに甘えるのはあまり良くないかもしれないが、自分にならいいと言い寝不足であるクレアを気遣って、先に寝ていいと告げて。「それじゃあ、行こっか」と、微笑みを向けて支えながら歩き出して)

  • No.265 by シャウラ  2024-08-27 13:21:16 ID:f74f8f00c

>263

(腰をかがめ、ゆっくりと聖剣全体に視線を巡らせていく。光を浴びて煌めく刀身の美しさに思わず呟いた。)

…綺麗。

(神が鋳造せし聖なる剣。それは重量感があり、刃は凜を通り越して冷たい印象さえ与える。シャウラは手足に触れることなく、ただただ聖剣の姿を目に刻んだ。)

…実に素晴らしい剣だね。一目では理解出来ないくらいに精緻に作られている。

  • No.266 by クレア/ティア  2024-08-27 21:22:29 

>264

何から何までありがとうございます。それではお言葉に甘えて、十分に休息を取れたら精一杯頑張ります…!

(自分を気遣い、そして励ますミミの言葉にクレアはパアッと明るい笑みを見せて礼を言う。その無垢な笑顔から察するに出発時から今に至るまで心身共にサポートしてくれたミミへの信頼は厚いものであった。ミミに支えられるまま歩きながら、休息後は気を取り直して頑張りを見せることを誓った。)

聖堂から離れるのは久しぶりなので緊張してしまいます…何事もなければ良いですね。

(聖堂の外で待機していた馬車に乗り込むと、ティアは少しだけ強ばった表情を浮かべていた。聖女という立場から常に拉致や暗殺の危険に晒されており、普段は厳重な警備の元で聖堂で飼い殺しにされているティアからすれば、国内とは言え長時間の外出は精神的負担が大きいのだろう。何事もなければ良いと希望を語り、ぎこちない笑みを見せた。)

……びーる…わいん…ういすきー…

(ティアと対面するソファに腰掛けているクレアはミミの肩を枕に早速眠りについていた。その寝言から、聖女の不安などお構い無しに一人夢の中に旅立っているようだ。様々な酒の名前を口に出すクレアの表情は幸せそうに緩んでいた。)

  • No.267 by レイラ・ハート  2024-08-27 21:37:50 

>265

まあ、私の剣なのだから当然だな。大抵の獲物は一撃で仕留められる代物だ。邪竜には少し手間取ったが…

(「綺麗」というシャウラの呟きを聞いて、嬉しさから思わず頬が緩んだ。レイラの剣だから凄いのではなく凄い剣がレイラを選んだのであり、因果関係を捻じ曲げるほどレイラの態度は相変わらず傲慢だが、嬉々として剣の性能を語るその姿はまるで無邪気な子供のようである。大抵の獲物は一撃で仕留められる性能を誇るが、超難度クエストの一角であった「邪竜」には手を焼いたようで、思い出すなり不機嫌な表情へと変わった。)

  • No.268 by ミミ  2024-08-28 00:32:54 

>266

はは、それじゃあその時は私がクレアに頼っちゃおうかな~?

(クレアが元気を取り戻したことに安心しつつ、休息が取れた後は交代で自分が休息するか、そのまま起きて敵が現れた場合は戦闘となるだろう。どちらの意味も込めて、休息が取れたクレアに頼ろうかとニッと笑いながら話して。自分に厚い信頼を寄せてくれていることは内心嬉しく思っており、何よりこれからのクレアは以前のように酒は飲んでも溺れることはなく、前を向いてくれるだろうと信じており。)

大丈夫ですよ、何が起きてもいいように我々がいるんですから。何も心配はないですよ、安心してください。

(クレアと同じくティアの向かい側のソファに座り、クレアの寝言と表情から夢の中でお酒を飲んでいるのがわかり苦笑いを浮かべており。聖女という肩書き持っている以上命を狙われる可能性が高い上、ずっと監禁されているような生活を送って…不安に思うこともたくさんあるだろう。何も起こらないという保証はできないが、何か起きても必ず自分達が解決すると柔らかい笑みを向けて話して)

  • No.269 by クレア/ティア  2024-08-28 01:20:23 

>268

…そうですね。お二人がいるのであれば私が心配する事など何もありません。…無事に帰った暁には一緒にステーキを食べましょう。きっと一晩くらい抜け出したところで少し叱られる程度でしょうし…

(ミミの笑みにつられてティアの笑みも柔らかいものとなった。ミミやクレアの実力は等級によって裏付けされており、ミミの言葉にはティアの不安を取り除ける程の説得力があった。そして、自身の顎に手を添えて考えるような素振りを見せた後に、帰ったら一緒にステーキを食べようと提案する。この依頼が終わればミミと再び会える保証はない。ミミとステーキを食べる機会が永久的に失われる可能性を考え、ティアは聖堂を抜け出そうと考える程に焦っているようだ。馬車という盗聴の可能性のない密室とは言え、一国の聖女らしからぬ爆弾発言であった。そんな中、相も変わらずクレアは緊張感のない幸せそうな面持ちで眠りについていた。寝言が収まったことから夢を見るような浅いものではなく、深い眠りに落ちたのだろう。)

  • No.270 by ミミ  2024-08-28 15:09:50 

>269

…!それもそうですが、終わったら必ず行きましょう!私、いい店知ってるんですよ!
…聖女サマは、正直…どう思ってるの?あの国のやり方や行事…抜け出したいって思ったことは…?

(一国の聖女としてあり得ない発言をしているのかもしれないが、そう言いたくもなるひどい国だということはよく知っている。依頼が終わったらうまく抜け出して、ステーキのお店に必ず連れて行くと笑顔で約束して。…聖女の発言から盗聴のされてないことがわかり、いつもの口調に戻るミミ。ティアの話や仕草、表情から読み取れる情報でとっくに答えはわかっているが…本人の口から聞きたいのか、聖女をやめて聖教国から抜け出したいと思ったことはないかと真剣な表情で問いかけて)

  • No.271 by ミミ  2024-08-28 17:15:17 

訂正
それもそうですが→それもそうですね

  • No.272 by クレア/ティア  2024-08-29 07:46:50 

>270

ふふ、少々気が早いですが今から帰りがとても楽しみです。
…ない……と言えば嘘になります。昔から自由への憧れがありました。聖女になったのも少しでも自由に近付けると考えたからです……

(いい店があると聞いては期待に胸を膨らませ、光の宿った瞳で笑みを見せた。そして、その後に続けられた質問には神妙な面持ちで俯きながら答える。思想や戒律によって束縛される聖教国で生まれ育ったティアは幼少期から自由への強い憧れを抱いており、少しでも行動の幅を広げるために聖女となったことを打ち明けた。)

…ふぁ……お取り込み中すみません…何か来ます。頭を下げてください聖女様。

(危険の想定された国境沿いとは程遠く、まだ聖堂の置かれた首都を出て間もないタイミングでその時は訪れた。数々の死線を掻い潜ってきたS級冒険者の勘と言うべきか、本能的に危険を感じ取ったクレアはあくびをしながら目を覚ますと、失礼を承知でティアの頭を抑え付けて下げさせる。直後に魔力を纏った矢が馬車の上半分を吹き飛ばし、ティアの頭スレスレを通過して彼方後方への飛び去っていった。その衝撃で馬やそれを操っていた従者は既に亡き者となっており、周囲を見渡せば、武装したエルフの集団が馬車を囲っていた。初めての襲撃にティアは怯えて蹲りハァハァと過呼吸気味の深い呼吸をしていた。)

  • No.273 by ミミ  2024-08-29 13:25:06 

>272

楽しみにしててよ、期待を軽々越えるくらい美味しいからさ!
…やっぱり、そうだっかぁ…聖女になったけど、得られた自由はほんの少しみたいだね…。それなら、いっそ……

(初対面から今までずっと瞳に光がなかったが、漸く光が宿った目が見れて嬉しく思いティアの期待を超えるくらいだから楽しみにして手と笑顔で告げて。やはり抜け出したいと思ったことはある…なんだったら、今でもその考えは捨ててないのだろう。聖女になって得られた自由はどれくらいかはわからない…けど、現状を見るとほんの少ししかないだろう…こちらも少し俯き何かを考えている表情を浮かべており、考えが纏まったのか顔を上げて、何かを伝えようとした時…一瞬だが妙な音が聞こえてきたことにより、途中で話すのをやめて)

…ナイス、クレア。敵襲だね…聖女サマ、落ち着いて。そのまま伏せてれば安全だから…。

(自身も伏せて攻撃の回避に成功しており、先に気づいて行動に移したクレアに称賛の言葉をかけて。ティアの状態から、恐らく今まで襲撃を受けたことがなかったのだろうと予測し…近づいて背中に優しく手を当てて、伏せてたら安全だと言うことを伝えて。静かにチェーンブレードとショットガンを手にして、クレアに準備はいいかと問いかけるように視線を向けて)

  • No.274 by クレア/ティア  2024-08-29 18:17:18 

>273

は、はい…ご武運を祈ります…

(ミミに触れられるとティアは正気を取り戻し、言われた通り伏せたまま、目に涙を浮かべながらも震える声で祈りを捧げた。高位の冒険者に護衛されているとは言え初めての襲撃、やはり怖いものは怖いのだろう。)

ごほっ…ごほっ…だ、大丈夫です…ちょっと肺の調子が優れませんが…

(馬車が破壊された際に出た粉塵を盛大に吸ってしまったクレアは目尻に涙を浮かべて咳き込みながらも、大丈夫だとミミの視線に答えた。その無防備な姿に釣られて三人の武装したエルフが手に持った剣でクレアに斬りかかるが、その剣先がクレアに触れる直前で、エルフ達は糸の切れた操り人形のように唐突に気を失い倒れ込んだ。クレアはマイペースに目尻に溜めた涙を袖で拭っており、反撃どころかまだ剣の柄にも手を掛けていないように見えるが、瞬く間に剣を抜きその柄でエルフ達の急所を突いた上で再び剣を鞘に収めるという達人の領域たる離れ業を披露したクレアの動きを目で追えた者は、この場ではおそらくミミくらいのものであろう。仲間達が唐突に倒れたのを見て状況を理解出来ず狼狽える何人かのエルフはクレアを避けて、今度はミミへ剣を振りかざす。)

  • No.275 by ミミ  2024-08-29 19:15:28 

>274

…待ってて、速攻で終わらせるからね…!

(正気を取り戻したとはいえ、今現在命を狙われている…平常でいられるわけがない。ティアのためにも早く終わらせなければならない…ティアのことを狙ってくる者が居ないか周囲を見つつ、武器を構えながら警戒して。)

…流石S級冒険者、万全じゃないのにそんな達人業ができるなんてね…!…と、今度は私か!

(エルフ達は何が起きたかわかっていないようだが、ミミはクレアの業を見逃していなかった様子。万全な状態ではないにも関わらず、一瞬で武装した複数のエルフを倒したことに再び称賛の言葉をかけて、クレアを警戒して今度はミミに攻撃を仕掛けようとするするエルフ達の数を確認し、右足で地面を「トンッ」と軽く踏むと、地面から鋼で出来た複数の拳が飛び出しミミに攻撃を仕掛けようとしているエルフ達の顎を正確にとらえており。ミミの能力である「錬金術」だろう…)

  • No.276 by クレア/ティア/ダンテ  2024-08-30 14:54:04 

>275

えへへ…ミミちゃんも流石ですね!

(ミミに業を褒められると自身の頬に手を添えて照れた様子を見せる。そして、錬金術によって複数のエフル達が顎を強打され宙に舞う光景を見て、パチパチと拍手をしてミミを称えた。固有魔法により強制的に力比べに持ち込むクレアにとって、魔法の類いを駆使した戦闘スタイルはそれだけ興味を引くものであった。)

おいおい、派手にやってるじゃねぇか!てめぇが居るなんざ聞いてねえぞクレア。それになんで獣人が聖教国の聖女様を守ってるんだ?イレギュラーばかりで嫌になるぜ、もっと楽な仕事だと思ってたのによォ。

(十人はいたであろうエルフの集団は既に半分が戦闘不能に陥り、完全な撃退は時間の問題であった。戦闘の一部始終を見ていたティアも後方で安心した様子を見せていたが、一人の男の登場で形勢の優位は振り出しに戻る。男の名はダンテ、クレアと同じチームに属するS級冒険者だ。ギルドで呑んだくれている筈のクレアがこの場にいることや、半獣人であるミミが聖教国に肩入れしているイレギュラーな状況に文句を言いつつも、それとは裏腹にダンテは二タッと余裕のある笑みを浮かべていた。口ぶりからダンテはエルフ側の依頼を受けてこの場にいるのだろう。予期せぬチームメイトとの対峙に、クレアの振る舞いから先程までの緩さは完全に取り払われる。鋭い眼差しをダンテに向けると、いつでも抜刀出来るよう剣の柄に手を添えて警戒した。「少しでも足を踏み出せば斬る。」言葉にしないまでもクレアの放つ殺気は暗にそう告げていた。)

  • No.277 by ミミ  2024-08-30 23:29:57 

>276

へへ、それほどでも~…あるかな~!

(自分の錬金術が決まったのを見れば小さくガッツポーズし、クレアから称えられるとチェーンブレードを持つ右手を後頭部に持っていき、軽く照れ笑いしながら謙虚に…と見せかけて謙虚さ0な返しをして。このまま勢いに乗って錬金術や自身の武器を駆使して、クレアと共に戦いエルフの数を減らしていき)

…知り合いみたいだね…しかも、あまりよくない方の。

(突如大柄な男が現れたことにより、先程までの勢いが消えて空気が変わる…その男の発言からクレアと知り合いであること、クレアの目つきや殺気からクレアと同等の実力、若しくはそれ以上だということがわかる。おまけに獣人の要素を隠しているミミを半獣人だと見抜く観察眼の持ち主…このことから、ただ力押しな戦い方をしないということがわかる。ティアの近くまで移動し、守るようにティアの前に立って武器を構えて)

  • No.278 by クレア/ティア/ダンテ  2024-08-31 22:40:38 

>277

そう警戒するなよ、仲間だろォ?悪いことは言わねぇ。そこの聖女様を大人しく渡してくれりゃお互いに血流さずに済むんだ。べつに殺しはしねぇから安心しな。

(自身に向けて殺気を放つクレアを宥めようと、ダンテは自らの鎧に施された不死鳥の紋様部分をコツンと叩き、努めて穏やかな口調と陽気な笑顔で説得を試みた。その紋様はクレアの旅装束に刺繍されたデザインと同一のものであり、同じ冒険者チームに属していることが窺える。ミミの背後に隠れるティアに視線を向けながら、大人しく彼女を渡せば戦いは避けられると力説するが、寄り添おうと一歩踏み出したその瞬間、クレアの剣は容赦なくダンテの首を目掛けて振り抜かれた。ダンテの提案は一考に値しない。クレアは言葉ではなく行動で拒絶を示した。)

この人は…知り合いでもなんでもありません…今はただの敵です。そんな事よりも…聖女様を連れて…この場を離れてください!幸い首都は目前です…!

(振り抜かれた剣はダンテの大剣によって防がれ刃と刃が擦れ合い火花が散る。鋭い一撃を受けて尚ダンテが涼しい顔を浮かべる一方で、純粋な腕力で劣る上にブランクや寝不足などコンディションにおいて数々のハンデを抱えるクレアは激しい打ち合いにより手の皮が擦り剥け剣の柄から血が滴り落ちていた。余裕がなく、途切れ途切れに言葉を紡ぐクレアはかつての仲間を今は敵だと言い放つと、自分が長くは持たないことを察してミミにティアを連れて首都に逃げるように訴えた。クレアが倒れた後にミミが単独でティアを守りながらダンテを退けることは困難であることや、幸い首都を出てすぐに襲撃を受けた為に帰還が容易であること、目的が聖女である以上はクレアが単身で時間稼ぎをしたとしても致命傷を負わせるほど執着されないであろうことなど、単なる捨て身ではなく総合的に考えての判断であった。戦いにおいて素人であるティアも状況が良くないことを察しているのであろう。不安から、自身を庇うように目の前に立つミミの服の袖をギュッと掴んだ。)

  • No.279 by ミミ  2024-09-01 01:17:59 

>278

……っ……わかった……その代わり、必ず追いついてきてよ…!
走るよ、聖女サマ!

(よく見るとクレアの旅装束に描かれた紋様と同じ文様が、目の前の男の鎧に描かれている…このことから、目の前の男がクレアと以前パーティーを組んでいたメンバーの内の一人だと言うことが分かる。だが、クレアの言うように今は敵だ…向こうも退くつもりはないことは発言からわかることだ…。クレアが拒否する意味を込めて攻撃を繰り出し激しい攻防を繰り広げている最中、ミミも左手に持つショットガンを構えて援護しようとするが…クレアの発言で引き金にかけた指が止まる。打ち合いからわかるが、クレアのコンディションが最悪な状態…基礎戦闘能力は向こうの方が上かもしれない。普段であればミミも加勢して撤退の手伝いをするのだが…今は自分の背後に護衛対象がいる……。仲間を置いていくという後ろめたさがあるが、クレアの出した案がこの状況の最善策だろう……俯きながら銃を下ろし、チェーンブレードをしまってティアの手を繋ぎクレアに必ず追いついてと告げて…ティアと共に首都目指して走り始めて)

  • No.280 by クレア/ティア/ダンテ  2024-09-01 07:14:22 

>279

はい…必ず…!
さて…命に代えても…あの子たちの後は追わせません…!私を討つつもりなら、五体満足では済みませんよ…ダンテ!

(激しい打ち合いの最中、ミミの言葉に笑みを作って答えると、ティアと共に離脱するミミの後ろ姿を見送った。その姿が見えなくなる頃には、既に何本かの攻撃を受け満身創痍なクレアであったが、口の端から血を流しつつも威勢よく声を張り上げる。後にダンテと剣を交える事になるであろうミミの為に、刺し違えることは無理だが四肢の一本でも道連れにしようと、覚悟を決めたようだ。)

おもしれぇ。やれるもんならやってみろッ!クレアッ!

(かつての仲間の覚悟に敬意を払い、残ったエルフ達にミミを追わせることはせず拠点へと引かせた。互いに置かれた立場は違えど、ダンテも剣士としての誇りや自分なりの美学を捨てていないようだ。クレアに対抗して声を張り上げると、これまでより激しい打ち合いが繰り出され、その音は周囲にこだました。)

…ハァ…ハァ…ミミさん…息が…続きません…

(ミミに手を引かれるまましばらく走ると、既にクレアの姿は欠片も見えず、その闘いの音すらも聞こえなくなった。代わりに見慣れた首都の街並みが道の先に僅かに姿を覗かせていた。あと数十分も走れば首都に帰還出来ることであろう。聖堂で軟禁生活を送っていたティアには今まで全力で走った経験はなく、首都まであと少しのところでその場に立ち竦むと、苦しそうに胸の当たりを抑えて深呼吸をした。)

  • No.281 by ミミ  2024-09-01 09:25:10 

>280

…っ…ごめん、聖女サマ!

(激しい打ち合いを繰り出されているであろう轟音が鳴り響く中、走り続ける…首都の街並みが微かに見え始めてきた辺りでティアが立ち竦み。冷静さが欠けていたため、ティアが軟禁とも言える生活を送っていたから走る体力がないことに気づいていなかった…漸く気づいてティアの背中を擦って謝罪して。)

…首都まであともう少し……ごめんよ聖女サマ!

(首都まであともう少し、歩いていってもいいのだが…追手が来る可能性もないこともない。少し考えたミミは、ショットガンをしまって再び謝罪してティアをお姫様抱っこし…そのまま首都の近く、歩いても問題ないところまで走って。流石は半獣人というべきか、ティアをお姫様抱っこしてる状態でも走る速度が落ちていない…寧ろ先程より速い。)

  • No.282 by ティア  2024-09-01 10:24:58 

>281

こちらこそすみません…私の体力がないばかりに…

(深呼吸によって呼吸を整えた矢先、謝られたと思えばその直後にお姫様抱っこをされて目を丸くする。走る速さが上がっていることから、先程までは自分に気を使ってペースを落としてくれていたことを察すると、申し訳なさそうに眉尻を下げて謝罪した。振り落とされないようにギュッとミミにしがみついていると、瞬く間に首都の街並みが鮮明なものとなる。)

そちらの建物に入ってください。この周辺では一番安全だと思われます。

(首都に入ってしばらくすると、塀に囲まれた教会のような建物が目に入った。その存在に気付いたティアは建物に向けて人差し指をさすと、神妙な面持ちでそこに入るように促した。門に備え付けられた表札には「異端審問省」の文字が刻まれており、物騒な名前の通りこの周辺では最も警備が厳重であると考えられる。)

  • No.283 by ミミ  2024-09-01 16:11:29 

>282

大丈夫だよ、聖女サマの体力がないのは仕方がないことなんだから。気にすることはないよ!

(走ってる最中、申し訳無さそうに謝罪するティアに対して気にしていないと告げて。ある程度の場所まで移動した後ティアを下ろして、振り返り追手が来ていないことを確認し…自分たちの為に残ったクレアのことを思ったのか、浮かない表情で正面を向き少し乱れたフードを再び深く被って目的地へ向けて歩き始めて)

…異端審問省、か……物騒だなぁ……

(ティアが指定した建物に進み、表札に異端審問省と書かれているのを見逃さず静かに物騒だと呟きティアと共に中へ入り。この建物はどう見ても教会だ、自分が半獣人であることは絶対バレてはならないだろう…)

  • No.284 by ティア/ユリウス  2024-09-02 13:46:22 

>283

…きっとクレアさんは大丈夫ですよ。かの神竜と対峙して生きて帰った方です。人間を相手に引けを取る訳がありません。

(乱れたフードを直す直前にミミが浮かない表情を浮かべたことをティアは見逃さなかった。自分が励まされたように、真剣な眼差しでミミを見据えると「きっと大丈夫です」と語気を強め、神竜を相手に生き延びたことを引き合いに出して勇気付ける。)

あれぇ?こんなとこで会うとは珍しいですねー。聖女さまぁ。お連れの冒険者まで率いてどうしたんですかー。

(建物に入って程なくして、中心部へと向かう廊下を歩いている最中に一行は高貴な白い軍服に身を包んだ女性と対面した。人当たりの良い、にこやかな笑顔が特徴のその女性は二人を見るなり、まるで鉢合わせた友達に接するようにヒラヒラと手を振って歩み寄りフランクに状況を尋ねる。面識のあるティアは特に警戒することなく「ユリウス、お久しぶりですね。」と挨拶をした後に現状の説明と援助の要請を行っていたが、勘の良い人間であれば、整った容姿とは裏腹にユリウスが放つ猟奇的な血臭を察することであろう。勿論、物理的な血の臭いではなく、監獄に囚われた殺人犯と相対した時のような直感的はものである。)

  • No.285 by トピ主  2024-09-02 14:04:59 

直感的は→直感的な

  • No.286 by ミミ  2024-09-02 17:36:40 

>284

…そう、だよね。クレアなら、上手くやってくれるよね…。

(今度はこちらを勇気づけてくれたティアに、静かに笑みを浮かべてクレアはきっと上手くやり過ごしてくれると信じて。ティアの言うように神竜討伐、で生き残ったが、その相手も神竜討伐の生き残り。力では負けていたが、鎧で覆われている分スピードはクレアの方が上。上手く首都まで退いてくれていればいいのだが…)

…どうやら、知り合いみたいですね。よかった…

(こちらに声をかけ、歩み寄ってきた人物とティアが知り合い、それに仲が悪いわけではなさそうな様子を見て援助はすぐに通るだろうと安心して。…だが、このユリウスという人物の異質さに気づいていたミミは、フランクに接しているがその本質は猟奇的だとということを察しており、表情は変えずに「…なるほど、こういう人がたくさんいる場所かぁ…とんでもない場所に来ちゃったなぁ……。」と、内心そう思っており。)

  • No.287 by ティア/ユリウス  2024-09-03 15:56:08 

>286

彼女の名はユリウス、我が国が誇る一級異端審問官で、過去に何度か私の護衛を務めていただいたことがありまして、今回の護衛も彼女に任せるという話もあったのですが、魔女狩りの日程と被ってしまって立ち消えてしまった経緯がありまして…

(知り合いみたいですねと反応するミミに、ティアは簡単にユリウスの紹介を行った。過去に自身の護衛を務めたことや、今回の護衛も任せる案が浮上していた事からユリウスは聖教国内では相当な実力者であることが窺い知れる。魔女狩りと日程が被る為に護衛の話が立ち消えたと言うが、よくよく考えれば今こうしてユリウスが本部に居ることに疑問を抱き、ティアは不思議そうに首を傾げた。)

アハハ、それが、告発のあった村でちょーっと事情聴取したら村人全員が「私は魔女です。」って自白したんですよー。だから村ごと燃やして解決しちゃいましたぁ。
ご紹介に預かったユリウスですー。気軽にユリちゃんって呼んでねぇ。

(ティアの疑問にユリウスは思い出し笑いをする程に心底上機嫌に答えた。「魔女」とは聖教国において異教徒や背信者の総称であり、話を要約すると異端の告発のあった小さい村に赴き、拷問により村人全員に自白を強要して村ごと焼き払ったのだろう。その為、ユリウスは予定されていたよりも遥かに早く首都に帰還したようだ。その話を聞いたティアは血の気の引いた表情でドン引きしつつも「御苦労様でした。我らが主も貴方の働きをお認めになることでしょう。」と建前上の労いの言葉をかけており、まともな感性を持っている分ティアのストレスは相当なものである。ティアから労いを受けたあと、ユリウスはミミに向き直ると愛嬌のある笑みを浮かべて手を差し出した。ミミが半獣人であると気付いている様子はなく、単純に国外から来た人間ということに興味を示しているのだろう。)

  • No.288 by ミミ  2024-09-03 22:20:00 

>287

なるほど…勇者不在と魔女狩りが偶然重なって、それでうちのギルドに…単独で護衛を任せられるということは、A級冒険者以上の実力がありそうですね。

(ユリウスについての情報を聞き、聖教国の司祭の話も織り交ぜると勇者が不在だったこととユリウスの魔女狩りが重なりミミ達がいるギルドに依頼が来たのかと納得して。今回クレアとミミでティアの護衛を受けたが、単独で護衛をこなせる辺り実力はA級…S級と同等かもしれない。だが、魔女狩りに行ったはずなのにこんなに早く戻ってきているのに対してティアと同じく不思議そうに首を傾げて)

あ……あ~…なるほど、そういうことでしたかぁ…。えーっと、よろしくお願いします…。

(上機嫌に村を燃やしたと言うユリウスに、ティアと同じくドン引きしているが、あまり表情には出さず苦笑い程度で留めており。その村の人達が自白したというが、恐らく自白させたのだろう…村を焼き払うくらいだ、まともな方法で自白させたのではないことは容易に分かる。愛嬌のある笑みでこちらに手を差し出すが、本性を知ったミミは愛嬌があるように見えず苦笑いしながらも握手してよろしくと告げて)

  • No.289 by ティア/ユリウス  2024-09-04 00:31:55 

>288

ええ、実力は申し分ありません…実力は…
で、では私は奥で必要な調整をしてきますね…

(ティアは、ユリウスの実力を推測するミミの言葉に頷いて肯定した。「実力は」と意味深に強調しており、ユリウスの発言からも実力以外は難があることは明らかであった。そして、援助に関してユリウスとの口約束を取り付けたティアであったが、実際に力を借りるには異端審問省の責任者の許可を得る必要があり、その他にも書類の記載など必要な事項が多い。少しばかり疲れたような表情を浮かべつつも休むことなく、ペコリと頭を下げて単身で施設の深部へと歩みを進めた。)

よろしくねぇ。さぁて、暫く動けそうにないし君には私とのデートに付き合ってもらおうかなー。あ、そう言えば君の名前を聞いていなかったねぇ。

(その場を離れるティアにウィンクをして送り出すと、再びミミに視線を戻しデートの提案をした。国の機関だけあり、その許可は二つ返事で降りるものではなく相当の時間を要するのだろう。ユリウスはミミの手を握ったままフードに隠れた顔を覗き込み、可愛らしく小首を傾げて名前を尋ねた。自然な仕草や表情から、今の段階ではこれらのスキンシップに隠された意図や企みはないようだ。)

  • No.290 by ミミ  2024-09-04 01:26:12 

>289

なるほど、じゃあ援助に関して戦力としては問題なさそうですね…あ、はい。いってらっしゃい…

(ユリウスが実力以外に問題があることは既に把握しており、そこさえ目を瞑れば戦力として問題ないと告げて。奥で必要な調整をすると聞き、援助弐関してのことだろうと容易に想像できる。やはり口約束だけでは動いてくれないかと思いながらも疲れた表情を浮かべるティアにだけ聞こえるように「頑張って」と応援して見送り、心の中では「クレア、もうちょっとだけ待っててね…!」と強く思い。…冷静になって、あることに気づくミミ。)

え、で、デート?…残念ながら私は、同性愛者ってわけじゃあ…あ、えっと…ミミです…。

(そう、ユリウスと二人きりになってしまったことだ。「無理無理無理無理!炎上自白審問官と一緒にいるなんて無理!一緒にいるということは、私が半獣人ってバレる可能性が高くなるじゃん…!」と心の中で思いながら苦笑いで同性愛者ではないと答えて。そういう意味のデートではないが…顔を覗き込まれると、猫耳が生えていることがバレないか心配になりながらも表情には出さず、簡単な自己紹介をして)

  • No.291 by ユリウス  2024-09-04 02:41:58 

>290

あはは、外の世界にはそういう価値観もあるんだったねぇ。この国では戒律に背く重罪だから、その心配はしなくていいよぉ。ハッ…それとも単純に私のこと嫌い…?それならそれで別行動でもいいけどぉ…フードを被ってるあたり素性を知られたら不味いんじゃないのかなぁ。身元を保証できる人間が傍に居た方が良いと思わない?

(同性愛者と疑われては一瞬目を丸くして驚くと、すぐにその驚愕は笑いに変わった。戒律の厳しい聖教国において同性愛はご法度である為、ユリウス自身そう誤解される可能性を微塵も考えていなかったようだ。その後、シンプルに自分が好かれていないのではと思い至ると、ミミの手を離して涙目を浮かべる。ドSは打たれ弱いと聞くが正にその通りなのだろう。しかし、ユリウスはここで引き下がるほど出来上がった性格の人間ではない。フードを被っていることに何らかの後ろめたい理由があると推察すると、ミミの置かれた立場の弱みを指摘し、それとなく脅しを交えつつ自分と行動を共にすることの有用性を語った。)

  • No.292 by ミミ  2024-09-04 07:40:10 

>291

え…あ、なんだ。そういう意味じゃなかったんですね、よかった~。
いやいや、不味いことは特にないんですよ?依頼をこなしてる時、これを被るのが私の美学なもので……それに、やっぱり仲間のことが心配でね…。

(当然そういう意味で言ったのではないことは気づいていたが、本当に勘違いしていたような反応で返して。だが、ミミがそう言った本当の理由を言った時内心「ギクッ」と思ったが、変な美学を持っていたり仲間のことが心配だとクレアがいる方角を向いてどこか心配そうな表情で答えて。だが、ユリウスの言うようにずっとフードを被っていると怪しまれるとも思い)

まぁ…普通は怪しまれますよね…。

  • No.293 by ユリウス  2024-09-04 15:04:55 

>292

ふ~ん…美学ねぇ…それが本当かどうか私にはどうでもいいけど、他の審問官は見逃してくれるかなぁ?大切な仲間が心配なんでしょ。聖女様が用事を済ませて戻ってきた時、ミミちゃんが取調べ中で出発出来ないなんて最悪の事態、仲間の為にも避けたいよねー。一人で行動すれば怪しまれるけど、私と一緒なら詮索しないし、させない。悪くない話だと思うけどなぁ。

(フードを被るのは美学だというミミの言い分を聞いて、ユリウスはジト目であからさまに怪しむ。しかし、すぐにフードへの関心をなくすと真相はどうでもいいと切り捨てた。当然ながら他の審問官までもミミのフードに疑念を抱かない保証はなく、ミミを一人で行動させた場合取調べを強要される可能性は高い。ティアが用事を済ませ次第すぐにでも出発する為にそういったリスクは取り除くべきであろう。自分と一緒なら詮索することはなく他の審問官にもさせないと、ユリウスは胸を叩いて得意気に語った。)

  • No.294 by ミミ  2024-09-04 16:13:57 

>293

はぁ…わかりましたよ、デートなり何なり付き合いますよ…。

(諦めるどころか相変わらず脅迫にも聞こえる提案に軽くため息を吐き、諦め様子はないと思ったのかユリウスの提案に乗り。フードを被って理由は当然半獣人とバレてはいけないためだが、これ以外でも普通に着用することもありフードをいじりながら「そんなに変かなぁ…結構気に入ってるのに…」と呟き。先程言っていたデートとは何なのか、何に付き合えばいいのかわからないためそのことについて尋ねて)

  • No.295 by ユリウス  2024-09-05 07:42:32 

>294

やったぁ!デートの定番と言えば教会巡りに決まってるでしょー。折角だから聖歌隊の所属してる教会にでも行こうかなぁ。

(ミミの了承を得るとユリウスはパアッと無邪気に微笑んで喜んだ。そして、デートについて尋ねられると、キョトンとした表情で教会巡りと答える。やはり宗教国家だけあり外国との常識の差は大きく、デートの定番は独特なものであった。着いてきてと言わんばかりにウィンクをすると、手を後ろに組み鼻歌を歌いながら上機嫌な様子で外へ出た。)

  • No.296 by ミミ  2024-09-05 14:13:20 

>295

きょ…教会巡り??…変わってるなぁ……聖教国の人って、全ての基準が教会なのかなぁ…。

(デートの定番で、まさかの教会巡りと答えたことに目を丸くして聞き返して。聖教国の風景を思い返して、そういえば教会とか聖堂が目立ってたなぁと思いながら、聖教国の人達はそれがきじなのだろうかと呟き。上機嫌で外へ出るユリウスについていきながら「聖女様が帰ってくるまでですよ」と告げて。今から教会を周ることに嫌な予感がして…)

  • No.297 by ユリウス  2024-09-05 18:52:05 

>296

分かってるよー
あっ、そうそうミミちゃんってデュランダルから来たんだよねぇ?交易都市って言うからには美味しいものが沢山あるの?

(聖女様が帰ってくるまでと忠告されると、当然だと言わんばかりに振り返ることもなく分かってると返答した。その態度が尚のこと不安を掻き立てる。暫く歩き中心街を出ると、周囲を囲む建物の質感は著しく低下する。デュランダル同様に聖教国にも格差があるのだろう。相変わらず人通りは少ないが、薄汚れた衣服を身に纏う一人の少女を見つけると、ユリウスは気さくな笑みを浮かべて手招きすると、寄ってきた少女にポケットに入っていた飴を渡した。美味しそうに飴を頬張る少女の頭を撫でつつ、ユリウスはミミにデュランダルの食べ物について尋ねる。なにも縁のない少女に食べ物を分け与えるあたり、村を燃やす外道とはいえユリウスにも人の心はあるようだ。そして、立場は違えどティア同様にユリウスも外国への関心が高いのだろう。)

  • No.298 by ミミ  2024-09-05 21:29:48 

>297

大丈夫かなぁ…
そうですよ、そこに私達のギルドがあるわけですし。それはもう、たくさんありますよ?有名な物から珍しい物までね…

(ユリウスの態度から本当にティアが帰ってくるまでに戻ってくれるのだろうかと思い、フード越しに軽く頭を掻いて静かにそう呟いて。ユリウスについていきながら周りの風景を見ており、やはり首都なだけあって立派な建物がある…そう思っていたが、進むにつれて建物の質感が低下していく。やはり聖教国でもデュランダル同様に格差があるのかと軽く口元に手を当てて考えており。そうしていると視界に一人の少女が映り込み、ユリウスの意外な行動に目を丸くして驚いており。ユリウスがこちらにデュランダルの食べ物について尋ねたことについて、そういう物に興味があるのだろうかと思いつつ有名な料理や珍しい料理まで揃ってると簡単に答えて)

  • No.299 by ユリウス  2024-09-06 07:34:31 

>298

へぇ…いいなぁデュランダル…いつか行けるかなぁ…
って、その顔はなに…?べつに私が施しをしたっていいでしょー。確かに人の笑顔よりは泣き喚く様を見る方が好きだけどさぁ…まあ何と言うか、自己満足ってやつかなー。昔の自分がして欲しかったことを似たような境遇の子にしてあげることで自分が救われた気になりたい。ただそれだけだよぉ。

(デュランダルには様々な料理があると聞くと、それだけでユリウスは感動し、しみじみとした様子で「いつか行けるかなぁ」と呟いた。聖教国に於いてそれなりの地位にあるユリウスでも自由に出国出来ないあたり、この国の規則は相当厳格なのものなのだろう。そして、飴を堪能した少女に手を振って別れを告げると、目を丸くして驚いた表情のミミが目に入る。その様子にユリウスはジト目で抗議した。さらっと人の笑顔よりも苦痛の表情の方が好きだと本音を零すが、今回の施しは少女の姿を過去の自分に重ねて助けただけであり、単なる自己満足だと弁明する。)

  • No.300 by ミミ  2024-09-06 16:28:16 

>299

…ユリウスさんの立場でも、外へは自由に行けないんですね?
いや、ちょっと意外だと思って……ということは、ユリウスさんもあまり裕福ではなかったんですね?

(外の情報を聞いた反応から、異端審問官であるユリウスでも聖女であるティアと同じく自由に外へ出ることが出来ないのかと問いかけて。聖教国の人間はどれだけ良いがあっても同じような生活を送っているのだろうか…それにしては、司祭達からはあまりそのような感じはしなかったが…。ジと目を向けられると苦笑いしながら意外だったからと告げて。ユリウスが正しく笑った顔よりも苦痛の表情が好きということもあって、余計にそう思ってしまう。ユリウスも先程の少女と同じく、あまり裕福な生活を送れなかったのかと問いかけ…同時に、今の子供が獣人だったら対応が変わったんだろうなと思い)

  • No.301 by ユリウス  2024-09-07 07:59:29 

>300

まあねぇ…この国では聖職者様以外の人間なんてその辺の草みたいなもんだよー。自由に国を出れるならこんな国に残る人なんていないんじゃないかなぁ。見ての通り、この国には商業施設がないでしょう?世界中の信者の寄付によって国が運営されてるから商売っていう概念がないんだぁ。その莫大な寄付の殆どは聖職者様に持っていかれて末端信徒は食うにも困る惨状ってわけ…私が特別貧乏だった訳ではないよぉ。

(ミミの問いかけにユリウスは眉尻を下げた苦笑いで返答した。聖教国では聖職者を頂点とした階級ピラミッドが構成されており、富や権利を聖職者が享受する一方で、一般信徒は異端審問官であっても大した権利を与えられず、それ以下の信徒であれば最早食うにも困る惨状だと言う。異端審問官となる前の幼少期のユリウスが満足に食事にありつけなかったことはこの国では当たり前のことであり、ユリウスはその現状を皮肉り聖職者以外はその辺の草と同じだと例えた。)

  • No.302 by ミミ  2024-09-07 16:38:23 

>301

やっぱり…聖女様と司祭サマの服装の差が気になってましたけど、そういうことでしたか…。この調子だと、毎日ステーキみたいな物ばかり食べてますよ。確かに…監視の目というか、そういうのも厳しそうですしコッソリ抜け出すとかは無理そうですね…。聖女様がいた街でも、商業施設はありませんでしたね…ある程度地位がある人には質素なご飯が支給されて、さっきみたいな子には何も与えられない…と。

(この国での人の扱いや、寄付金をほとんど独占していることを知ると真剣な表情で、聖女と司祭の服装の差を思い返して。これなら辻褄が合う、恐らく聖職者達は何不自由ない裕福な生活をしていることだろう。自由に国から出ることを許されていないのは戒律のこともあるだろうが、恐らく監視の目も厳しいと考えられる…抜け出すところを見られたら、何をされるかわかったものではない。ティアやユリウスみたいに質素な食事しか与えられない者にとっては、正しくこの国は監獄。だが、それよりも下の立場の人間にとってこの国は監獄ではなく、地獄だろう…)

  • No.303 by ユリウス  2024-09-07 21:53:36 

>302

この国の暗部に目を向けたらキリがないけど、考え方によってはこの国も悪いことばかりではないよぉ。上の利益さえ損ねなければ大抵の事は許されるからねー。それこそ村なんて燃やしたら外国では大罪だしょう?美味しいものがなかったり、自由が限られたり、多少の不安はあるけどさぁ…私としては現状にそれなりに満足してるんだぁ。

(ミミの推察にユリウスは納得した表情でうんうんと頷くも、続けられたユリウスの言葉は意外なものであった。燃え盛る村の光景を頭の中に思い浮かべ、恍惚とした表情で自身の頬に手を添えると、上層部が腐敗しているからこそ人道に反する行いをしてもお咎めがないことを嬉々として語る。ユリウスにとっては自由などより人を虐げられる現状の方がよほど心地良いのだろう。)

  • No.304 by ミミ  2024-09-08 00:03:55 

>303

んー…それはちょっと共感できませんねぇ……普通に犯罪ですし、犯罪を起こそうとも思いませんし…。

(悪いことばかりではないと聞き、今のところ悪いところしかないため一体何があるのだろうとユリウスの言葉を続けて聞く……が、その内容は”ユリウスにとって”悪くないことであった。普通の思考を持ち、犯罪を起こそうと思うことはないミミにとっては共感できない内容で、軽く引きつった笑みを浮かべてそう告げて)

  • No.305 by ユリウス  2024-09-08 00:45:51 

>304

ミミちゃんはお堅いなぁ…誰かに苦痛を与えるとね、自分は安全圏にいるんだと実感出来て心が満たされるんだよぉ。まあその様子だと言っても分からないかぁ…

(共感できないと言った様子のミミの対応に、ユリウスはシュントした表情で俯いた。誰かに苦痛を与えることで自分の安全を実感するというユリウスの行動原理は、碌に食事を摂ることもできない過酷な幼少期を過ごした反動であり、ある意味ではユリウスもこの狂った国の被害者であった。共感させることは無理だと悟ったユリウスは残念そうに苦笑いを浮かべ、手を後ろに組んで再び目的地へと歩みを進めた。少女へ食べ物を恵んだり、ミミに自分の考えを無理強いせずすぐに諦めたこと等から、本来ユリウスという人間の根幹は優しく柔軟性に富んでいるのだろう。この国にさえ生まれなければ魔力だけでなく人格も優れた魔道士になれたことであろうことが悔やまれる。)

  • No.306 by トピ主  2024-09-08 00:47:49 

文章を一部訂正します!

なれたことであろうことが→なれたであろうことが

  • No.307 by ミミ  2024-09-08 01:24:14 

>305

…多分、私は既に安全圏に長くいるから…そういった発想に辿り着かないんだと思います。同じ立場だったらきっと、ユリウスさんみたいになってたかもしれませんし…盗みとかも平気でやってたかもしれませんね…。

(ミミは冒険者という危険と隣り合わせな職業だが、好きな物は食べられるし、聖教国に比べて遥かに自由な暮らしをしている…そういう意味で既に安全圏にいると告げて。長くいると言ったことから、恐らく前までは安全とは程遠い生活をしていたことがわかる。きっとその生活が続いていたら、今のユリウスのように他者を傷つけて安全圏にいると思っていたかもしれない…)

  • No.308 by ユリウス  2024-09-08 01:46:13 

>307

へぇ、じゃあミミちゃんにも悪い子の素質あるじゃんねー。短い人生なんだから好き勝手に生きてもいいんじゃない?あっ、もしかしてミミちゃんって人間じゃなかったりぃ?

(「安全圏に長くいる」この言葉の意図を読み取ったユリウスはミミも過酷な環境に置かれていたであろうことを察し、歩みを進めながらも振り返った。共感出来る過去があったことがよほど嬉しいのだろう。悲惨な過去を「悪い子の素質」なんて言い換え無邪気に微笑んで見せた。短い人生を好き勝手に生きようとミミを悪い道に引き込むような冗談を言いつつも、当然ミミの正体に気付いている訳ではないが、その冗談の中で「人間じゃなかったり?」と思いがけず核心を付いた質問をした。)

  • No.309 by ミミ  2024-09-08 02:14:48 

>308

素質があるかどうかはわからないけど…まぁ、悪いことはしてましたね…。盗みとか…私は今正しく、何かに縛られることなく自由に生きてますよ?何を言ってるんですか、人間ですよ。少なからず、他の冒険者に比べたらかなり平凡な…。

(自身と共感できる過去がミミにもあったことが嬉しいのだろう、無邪気な微笑みを浮かべるユリウスに軽く苦笑いしながら過去に自分がやったことを明かして。その内容から、ユリウスや先程の子供のように食うのに困っていたことがわかる…ちなみに、その盗みの経験を活かして今のようにダンジョンから珍しい物を見つけては持ち帰って売っている。悪い道に引き込む意味での発言だったかもしれないが、ミミは今好き勝手に生きていると告げて。核心をついた質問にキョトンとした表情を浮かべた後、少し笑いながら自分は平凡な人間だと告げて……自分が半獣人だとバレないように、自然に振る舞い)

  • No.310 by ユリウス  2024-09-08 09:31:04 

>309

外の世界も大変だねぇ。何処だろうと恵まれない人間って一定数いるもんなんだなぁって実感させられるよぉ…そこから良くもまぁ立て直せたねー。冒険者って野蛮なイメージしかなかったからミミちゃんを見た時は拍子抜けしたよぉ。と言っても私が見たことがある冒険者なんて勇者様くらいなんだけどねー。些細なことで癇癪を起こして神官様を殴ったり、聖女様に土下座させたりもうやりたい放題だよぉ…

(盗みを働かなければ生きられないほど過酷な環境に身を起きながら、今はこうして真っ当な手段で食いつないでいるミミに感心し賞賛の言葉を掛けた。そして、他の冒険者に比べれば平凡だというミミの言葉に同意し、ユリウスが直接会ったことのある数少ない冒険者の一人である勇者と比較した。ミミは自分に距離を置いている為か敬語で喋っていることも相まり清楚な印象を抱いている一方で、ユリウスの記憶にある勇者は些細なことで癇癪を起こす傍若無人な印象が強く、初めて見た冒険者が勇者であればユリウスの偏見は仕方ないものであった。嫌な思い出を語るユリウスは若干の身震いをした。)

  • No.311 by ミミ  2024-09-08 15:01:48 

>310

まぁ…私一人で立て直せたわけじゃないですよ、助けてもらったんです…。冒険者の中には野蛮な人はいますけど、基本的に私みたいな人が多いんですよ……あの、その人本当に勇者なんですか…?勇者と偽って好き勝手暴れてる族としか思えないんですが……

(どこの世界にも恵まれない人間がいることに静かに頷き、そこから立て直したことに賞賛の言葉を掛けたユリウスの方を向き、自分一人で立て直したわけではないと話して。今でもその当時のことは鮮明に覚えており、あの時助けてもらってなければ変わらず…いや、もっと酷い道に進んでいたかもしれない。ユリウスの言うように、野蛮な冒険者ももちろんいるが…基本的にミミのような冒険者の方が多いということを説明して、ユリウスが唯一あったことのある冒険者…勇者について聞いた時、とても勇者と思えない素行の悪さに驚いており本当にその人物が勇者なのかと尋ねて)

  • No.312 by ユリウス  2024-09-09 08:00:32 

>311

ははは…聖剣は唯一無二の存在だから偽りようがないんだよぉ…偽物だったらどれだけ良かったことか…教皇様のお気に入りだから丁重にもてなさざるを得ないしぃ。高位聖職者は子を成せないから行き場のない父性が暴走して勇者様の我儘が可愛いく見えるんだろうねぇ……あの**老人。

(勇者が偽物ではないかと疑うミミの問いかけに乾いた笑いで返すと、唯一無二の至宝である聖剣を持っている以上はその可能性はないと断言する。ミミの回想にあった手を差し伸べた人のように勇者も人格者であれば良かったのにと心の内でユリウスは嘆いた。どうやら勇者は聖教国のトップである教皇に孫のように溺愛されているらしく、それ故に勇者を無下に扱うことは出来ないようだ。ユリウスは教皇のことを忌々しそう「**老人」と呟いた。この国に於いて、公衆の面前で教皇を侮辱すれば極刑は免れないが、その禁忌を犯すほどに鬱憤が溜まっているのだろう。)

  • No.313 by ミミ  2024-09-09 10:23:12 

>312

えぇぇ……聖剣ってもっとこう、悪に立ち向かう正義の心を持った人を選ぶものでしょう…?何故悪に向かってる人を選んでるんですか…。なるほど…めちゃくちゃ甘やかされてるんですね…止める人が誰もいないから、そりゃあやりたい放題やりますよね…。

(聖剣というのは本来、持つのに相応しい人間を選ぶと思うのだが…正義とはかけ離れた者を選んだことに軽く驚いており、聖剣がよくできた偽物…みたいに、何かの間違いではないのだろうかと思っており。聖職者という役職なため子を成せないのはわかるのだが、だからといって甘やかし続けるのは…と思ったが、この国の教皇だから無理だろうとすぐにその考えに辿り着き。教皇を侮辱する発言を聞いて「…東の国に「壁に耳あり障子に目あり」っていう言葉があります…誰が聞いてるかわかりませんし、あまりそういう発言は控えた方が…気持ちはわかりますけどね。」と、ユリウスの肩に軽く手を置いて静かにそう伝えて)

  • No.314 by ユリウス  2024-09-10 08:11:19 

>313

世間一般のイメージならそうだよねぇ。御伽噺にも出てくる先代勇者様は人格者として描かれてるけどこの違いはいったい何なのやら…ま、先代は二千年も昔の人だし後世になって脚色されてるかもしれないけどねー。本当は今の勇者様と大差なかったりしてぇ。

(ユリウスはミミの抱く聖剣のイメージに同意して頷くと、先代勇者を引き合いに出して今の勇者と比較した。今の傍若無人な勇者と比べ先代勇者は人格者として知られているが、何方も同じ聖剣に選ばれているにも関わらずあまりにも性格に大きな相違があることを不可解だと考えたユリウスは先代勇者の人格は後世の脚色ではないかと考え、冗談交じりにクスクスと笑いながらその予想を語った。その笑顔から、「気持ちは分かる」とミミに諭されたことで教皇への鬱憤など忘れてかなりリラックス出来ているようだ。)

  • No.315 by ミミ  2024-09-10 22:52:19 

>314

んー…二千年前の人を今更確認できませんし、なんとも言えませんね……それか、聖剣に選ばれる基準が違うとか……?例えば…同じ固有魔法や能力を持っているとか?

(ユリウスの言うように二千年前の勇者も今の勇者と変わらない性格だったかもしれない。何にしても選ばれる基準が正義の心とかではないことがわかる…少し上を向いて考えて、選ばれる基準の一例として固有魔法を挙げて。多くの人が固有魔法や能力を持っているが、同じ能力を持つ者がいるという話は聞いたことがない。聖剣の力を引き出す能力を持つ者を選んでいるのだろうかという推測を話して)

  • No.316 by ユリウス  2024-09-11 01:34:21 

>315

その線も有り得るねぇ。はぁ…考えれば考えるほど聖剣の謎は深まるばかりだよー。…あっ、此処だよ目的地の教会は。ここの聖歌隊の歌が凄いんだよぉ。

(聖剣の選定基準は固有魔法が関係しているのではないかというミミの考察にユリウスは関心したように頷いた。明らかになっている聖剣の情報が少なすぎるあまり、考えるほどに謎が深まることにやれやれと言った様子で溜息を吐くと、ちょうど目的の教会に辿り着く。光沢を放つ白い塗装を見るに周辺の建物と比べると比較的新しいもののようだ。教会前の広場には大聖堂で見た物よりも一回り小さい勇者レイラの像が設置されており、余程教皇に好かれているのであろうことが窺える。ユリウスは象の前に立ち止まるとミミの目を真っ直ぐに見据えて興奮気味にここに所属する聖歌隊を褒め称える。)

  • No.317 by ミミ  2024-09-11 07:50:53 

>316

確かに……情報が少ないから、これくらいのことしか言えませんよねぇ…。
へぇ、此処が……この教会、周りに比べて新しいですね…凄いって、どんな風に…?

(聖剣についての情報が少なく、これくらいの考察しかできないとユリウスの方を向いて話して。勇者の血筋とも考えたが、それだと勇者の血を引いてるという話があるはずだ…。そうしていると目的地に到着し、周りの建物に比べて教会が新しいと告げて。広場に設置された像を見て、クレアなら「あそこにもレイラちゃんがいますよ!」と言うだろうなと思いながら、像の前にいるユリウスに聖歌隊について尋ねて)

  • No.318 by ユリウス  2024-09-11 16:35:04 

>317

ここの聖歌隊が凄いのはなんと言ってもその力の入れようだよー。教皇様の後押しもあって二年前にこの教会と一緒に新設されたばかりなんだぁ。歌唱力は勿論のこと、国中から教皇様好みの美女を選出していて見栄えも良いんだよぉ。…全員小柄で茶髪なところとか勇者様似の子を集めてるって噂もあるけど…ま、勇者様って中身はともかく顔は良いからねぇ…

(良くぞ聞いてくれたと言わんばかりにユリウスは目をキラキラと輝かせて聖歌隊について語った。どうやら教皇の肝いり事業として専用の教会と共に近年立ち上げられたようだ。優秀な指南役を付けているのか歌唱力は一級品で、ルックスにも教皇の拘りが反映されているらしく、殆どの聖歌隊員が小柄で茶髪なことから勇者レイラ似の少女を集めているのではないかという噂もあるらしい。何はともあれ、娯楽の少ないこの国で優秀な聖歌隊が新設されたとなればユリウスが興奮するのも必然であろう。)

  • No.319 by ミミ  2024-09-11 17:30:35 

>318

な…なるほど、要は歌が上手い勇者様みたいな人達が集められてるんですね?まぁでも、娯楽が少ないこの国で優秀な聖歌隊が入れば、テンションも上がりますよね。

(目を輝かせるユリウスから聖歌隊についての話を聞き、歌唱力が高いところに興味を持ったような反応をするが、後半教皇の趣味がガッツリ入っていることに若干引いており。だが、娯楽が一切ない聖教国で歌が上手い可愛い子達が来たらテンションも上がるだろうと、少し笑みを浮かべながらユリウスに共感して。教会の入口の方を見て、像でしか、見たことないレイラの姿を思い浮かべ、あの中にこの人がたくさんいるのかと思っており)

  • No.320 by ユリウス  2024-09-12 16:09:26 

>319

そーいうこと!村を燃やしたついでに関係者用の招待状をゲットしたから特等席で見れるよぉ。さ、受付が混む前に行こうかー。

(反応を見るからにミミも興味を抱いているようで、ユリウスは上機嫌にミミの言葉を肯定した。そしてポケットから招待状を取り出したユリウスはヒラヒラと招待状を揺らしながら、サラッと村で略奪してきたとカミングアウトする。ユリウスからしては戦利品のような感覚であり、特段心を痛めている様子は見られず、受付が混み合うことを心配してそそくさと教会の内部へと歩みを進めた。)

  • No.321 by ミミ  2024-09-12 17:21:24 

>320

んー…招待状を手に入れるまでの経緯についていろいろ言いたいことはあるけど……まあまいいか…。

(上機嫌に招待状をポケットから取り出したのを見て、やはり特等席で見るにはそういったものが必要なのかと思い。美女ばかりな上に娯楽がない聖教国の住人からすれば、ユリウスが持つ招待状を欲しがるだろうと考え、招待状を手に入れた経緯について苦笑いしながらいろいろ言いたいのだが、聖教国の住人でもない上半獣人の自分が特等席で聖歌隊を見れることは二度とないことなため、何も言わずユリウスについていって)

  • No.322 by 放浪ペンギン  2024-09-13 03:09:07 

{参加希望です。}

  • No.323 by トピ主  2024-09-13 07:50:24 

>322

歓迎致します!

  • No.324 by ユリウス  2024-09-13 08:22:00 

>321

さ、ここだよー。いい眺めだねぇ、ソファもふかふかぁ。

(受付を済ませ会場へと足を進めると、目の前にはデュランダルにあるものにも劣らない精巧な作りの劇場が広がっていた。客席は二階層に分けられ、一階が一般席、二階が特等席という作りである。一般席にも仕立ての良いソファが設置されているが、特等席に設置されたものは別格で細部まで装飾が施されている。ユリウスは指定されたソファに腰掛けると、隣の席をポンポンと叩いてミミに着席を促した。下に目を向けるとステージ全体を見渡すことができ、本番までの束の間の雑談を楽しんでいる二十数人の美女達を見てユリウスは「いい眺めだねぇ」としみじみとした様子で呟いた。美女達の容姿は瓜二つまでとはいかずとも姉妹ではないかと疑うほどに勇者レイラの容姿に近いものであり、教皇の趣味が反映されているという噂はどうやら本当のようだ。)

  • No.325 by ミミ  2024-09-13 16:46:36 

>324

…確かに、いい眺めですねぇ…デュランダルと同じくらいの劇場…デュランダルでは特等席に座ったことないですけど、少なからず一般席よりも良い作りですね。…それにしても……本当、姉妹かっていうくらい似てますね……。

(ユリウスに着席を促されるとお礼を言って隣に座り、目の前に広がる劇場とデュランダルの劇場を比べてほとんど同じくらいだと呟き、自分達が座ってるソファにも目を向けて1階やデュランダルのソファよりも作りが良いと告げて。そして、今現在雑談している勇者様に似た美女達を見て、先程聞いた噂は本当だったのかと思いながら姉妹みたいだと少し苦笑いしながら呟き。)

  • No.326 by ユリウス  2024-09-14 08:00:40 

>325

でしょでしょー。可愛らしく雑談してるあたり本物の勇者様とは違って中身はお淑やかなんだろうなぁ……

(デュランダルのものと同程度と聞いてユリウスは自慢気にドヤ顔をして見せた。小さな祖国が交易都市にも劣らない点を持っていることが余程誇らしいのだろう。そして、勇者似の美女達を見て姉妹のようだと言うミミの感想を聞いて大きく頷いて肯定すると、中身は本物とは違うのだろうと私見を述べる。まるで本物の勇者を小馬鹿にするような軽口であったが、言い終えたと同時に気まずそうにステージから目を背けた。)

皆さんこんにちは。本日聖歌隊員として初めて皆様の前に立ちますニナと申します。初公演と言うことで緊張しておりますが、精一杯歌いますので暖かい目で見守ってください。そして、天に召されたお父さんお母さん…見ていますか?私…こんなに凄い場所に立てるようになったんですよ…貴方々がこの場に居ないことだけが心残りですが、天国から私の成長を見届けてくださいね…

(聖歌隊の列の中から一人、ステージの前方に歩み出て丁寧な口調で挨拶を始めた。話す内容から新人のお披露目ということであろう。新人と言えどさすが聖歌隊員だけあり綺麗な声色でつつがなく挨拶をしていたが、途中から目尻に涙を浮かべて言葉を詰まらせる。どうやらこの場に来る予定であった両親が不慮の事故で天に旅立ったらしい。なんとか最後まで言葉を紡いで両親への想いを告げると会場からは溢れんばかりの拍手が響いた。しかし、不可解なのは周囲の反応とは裏腹にステージから目を逸らしたユリウスの行動である。これらの情報から推察するに、このニナという少女はユリウスが燃やした村の出身で、両親は事故ではなく魔女狩りによって亡くなったのだろう。そして、ユリウスが手にしていた招待状は本来はニナの両親に送られたものであることが察せられる。)

  • No.327 by ミミ  2024-09-14 13:06:58 

>326

話を聞いた限り、勇者サマは暴君っぽいですし……中身まで一緒とは思いたくないですよ。

(先程ユリウスから聞いた話では、勇者は横暴な人間だということがわかったため雑談している勇者似の美女達の性格まで勇者と同じではなく、ユリウスの言うようにお淑やかであってほしいと苦笑いしながら告げて。そしてこれから始まろうとしている時に、ユリウスがステージから目を背けたのを不思議そうに見ており)

…そっか、お父さんとお母さんはもうこの世に居ないんだ…せめて初公演に………この場に居ない…?聖歌隊所属だから、家族に当然招待状を送られる……招待状……

(初公演であるニナに暖かい目を向けていたが、ニナの両親が娘の初舞台を見ることなくこの世を去ったことに悲しい表情を浮かべて……そして、ある違和感に気づく。ユリウスが視線を逸らしたことに加えて、仮に両親が今日まで生きていたら一番いい席で見てほしいとニナから招待状を送られるはず。ユリウスは村を燃やして招待状を手に入れて、この席に座っている……ユリウスの方を向かず、少し俯きながら口を開き。)

…ユリウスさん……さっきの招待状…差出人は?

  • No.328 by ユリウス  2024-09-14 18:44:10 

>327

…えと…あの子です……で、でも…あの子の親は背信者で…この国に存在してはいけなかったんだよぉ…あの子が生きてるだけでも有難いことでしょ…?

(招待状の差出人を尋ねられると、ユリウスは言葉に詰まりながらも観念してニナだと白状した。ミミが自身に顔を向けないことから怒っているのではないかと思い嫌な汗が頬を伝いながらも、必死の弁明をする。背信者だから死んで当然、その子供が生きているだけ有難いだろうと言うユリウスの主張はおそらく外国から来たミミには受け入れ難い内容であろう。)

  • No.329 by レド  2024-09-14 20:07:46 

【一方その頃、ギルドの酒場にて】

クレアさん、本当にいないのか。あぁ、とうとう……
(酒場の片隅で、黒ずくめの青年がテーブル席でぐったりとしており。この男はレドというBランクの冒険者だが、訳あって1年前から冒険者を止めてしまい、ギルドにも顔を出さずにいた。毎日酒場にいるはずの憧れ・「不死鳥」クレアが姿を消したと聞き、久方ぶりに来訪したのだが、本当に姿が見えず、ついに死んだか失踪したかと嘆いているようだ)

俺は冒険者になってから、何もかも失った。仲間も、憧れも、そして、自分自身……も……
(疲れで隈のできた顔が、どんどんテーブルに向かって傾いていき。瓶で注文した蒸留酒(ジン)も、いつもは余裕で一瓶空けられるはずが、今日は半分も飲めずにテーブルに残ったままだ)

……アーダン、ペトラ、お、俺は、もう、動……
(とうとう完全にテーブルに突っ伏してしまい。腕もだらんと下がっており、うわごとを発していなければ、その姿はまるで発作で倒れた死体のようであった)


(/打ち合わせスレ106、初参加です。よろしくお願いします。)

  • No.330 by ミミ  2024-09-14 20:08:46 

>328

なら、あの子から目を逸らさないでよ。両親が亡くなったことを知ったばかりで、歌うどころじゃないのにこの場に立ってるあの子から…。

(ユリウスの必死な弁明を聞き、拳を握りしめながらニナから目を逸らすなと告げて。少しだけユリウスの方を向きフードで片方の目が隠れているが、もう片方の目は普段温厚なミミからは考えられない程酷く冷たく、鋭い目を向けており。本当は背信者だからといって死んでいい人間なんていないと言おうとしたが、そう言ってもあまり響かないと思い後ろめたさがあって目を逸らしたことについて言い放って。後ろめたい部分を突くように、ニナの心情も加えて)

  • No.331 by イェンフゥイ  2024-09-14 21:42:26 

>>All


昼間の茹だる様な暑さは何処へやら、任務後の火照った身体を撫でる風がひんやりと心地よい。いつの間に暗くなった足元に、既に夜が深まっていたらしいことに気付かされる。ふと見上げた留紺の空には、宝石の如き星々が散りばめられており、思わず目を細める。街の喧騒を他所に暫くぼんやりと突っ立っていれば、上背のある男はさぞ通行の邪魔なのだろう、舌打ちやら『邪魔だ』というお小言が飛び、あまつさえ肩をぶつけてくる者もいた。何やら治安が悪過ぎてはないかと周囲を見渡すと、なるほど酒屋が近くにあるようで既に出来上がっているであろう者たちが散見される。

「ふぅん…あんまり来たことないところだけれど、今日はここでいっか。なぁんか、面白そうな連中もいるし」

酒場の雰囲気や酒そのものに呑まれているのか、奇怪な容姿を気にする者が少ない酒場は好きだ。好きなだけ酒を浴びながら"遊び相手"を見つけられるのだから、これ程までに愉しい場所はない。中々来ることのない通りにある酒場だったが、普段通っている酒場よりも"歪みやぐらつき"のある者たちが多いように思う。果たして、この酒場はどのような夢を見せてくれるのか。得も言われぬ昂りを胸に酒場へ歩みを進めると、先程までの涼しさが幻のように熱気に包まれ溶けてゆく。空いている席へ適当に腰掛け、取り敢えずのエールを1杯。様々な武勇伝や下世話な噂話に耳を傾けながら、刺激的な出会いはないものかと舐めるように辺りを見渡して。


(/癖が強めな新参者ですが、気軽に絡んでいただけると嬉しいです。皆様、よろしくお願い致します…!)

  • No.332 by ルーシエル  2024-09-14 22:08:23 

>329
はぁ……幸せ。
(その味を覚えてからというもの、甘いお酒を飲みながらギルドに入り浸る日々を過ごす酔いどれエルフ。今日も可愛い朱色の果実酒が揺れるコップに両手を添えて、だらしなく瞳を蕩けさせて。それでも、先日こなした依頼で得た報酬が少しずつ減っていることに気付かないわけにはいかず…。壁に張り出された依頼書でも見ようかしらとおぼつかない足取りで立ち上がると、何かにぶつかり躓いて)

…わわっ、ごめんなさい…ん?…。だ、誰かー!ヒ、ヒトが死んでるーッ!!
(転びそうになり咄嗟に謝ろうとぶつかった先を見ると、だらりと長い腕を投げ出し微動だにせずテーブルに突っ伏した男性の姿にギョっとして。…第一発見者って、疑われるかしら?バーロー、私が何かしたわけじゃないし、早く誰かに知らせなきゃ…!と葛藤を追いやり、男性の耳元で叫んで)

  • No.333 by レド  2024-09-14 23:27:15 

>332
ぎゃっ!?ふざけんなお前ッッ!!ぶった斬ってや……!!
(いきなり耳元に響いてきた大声に驚いて立ち上がると、おもむろに血のように赤い鞘から刀を抜き始めて。男は瞬く間に「死体」から、身の丈180を超える大男・役者のような美貌と獣のような気性を併せ持つ武辺者「ごろつきのレド」へと変身し、怒りの形相と共に振り下ろした大刀でルーシエルを真っ二つに!)

…………はぁ。まったく。
(したかに見えたが、声の主が小さな少女と認めるや否や、抜きかけた刀を納め、溜息一つ吐いてぺたんと椅子に座り直して。「子供」は、斬れぬ。)

  • No.334 by ルーシエル  2024-09-15 11:21:06 

>333
ヒェッ… あれ?切れてない?
(急に起き上がった相手が抜刀すると、振り下ろされる刃の鈍い光に本能的な恐怖を感じ頭を手で隠してしゃがみ込み。ギュっと目を閉じていると聞こえてきた相手の声……無事みたい)

な、なにさっ、急にびっくりするじゃない!
(どうやら刀を操る剣士、こんなに近くでしかもあの速さで刃を向けられたら自分の防御魔法なんて間に合うわけがなく。サササっとへっぴり腰で二、三歩青年から距離を取ると、自分が始めに取った行動なんてすっかり忘れて少し声を荒げながら相手に悪態を吐き)

  • No.335 by レド  2024-09-15 12:36:44 

>334
ハッ、なーにがびっくりだ。酒場をうろつき人の耳元で叫び……おまけに酒まで覚えてるとは。見かけによらずとんだガキだな。
(ルーシエルの悪態も意に介さず、腕を組みながらジト目で悪態を吐き返して。そして鼻を鳴らすと目の前の「子供」が酒を飲んでいることに気がつくと、さらに呆れ返り)

さて、大人としてはどう躾るべきか。海に叩っ込むか?聖教国の修道院に放り込むか?ああやっぱり、「コレ」がいいか!
(この「ガキ」をどうお仕置きするか?右手を顎にやりながらルーシエルを睨みつつ思案したのち、「「コレ」がいい」として腰から解いた刀……ルーシエルの背丈ほどもある五尺近い大刀を彼女の目の前でガン!と床に突き立てて)

  • No.336 by ユリウス  2024-09-15 18:03:58 

>330

わ、分かったからぁ…そんな目で見ないでぇ…

(ミミに鋭い視線を向けられたユリウスは、完全に萎縮して目に涙を浮かべた。加虐趣味者である為に、受け手に回った場合の耐性が無いのだろう。目を逸らすなと言うミミの言葉に同意するも、それは恐怖から逃れる為であり、おそらくユリウス自身はなぜミミが怒っているのかも理解していない。後ろめたい部分を突かれたことから、気は進まないが言われた通りニナを視線に向けるも…すぐに逸らした。この狂った国で育ったユリウスは勿論ニナに対して酷い仕打ちをした意識などない。しかし、自分の意に反してどうしても視線を逸らしてしまうのはユリウスの心の奥底に眠る人間的倫理観がそうさせているのだろう。)

  • No.337 by トピ主  2024-09-15 18:06:00 

文章の訂正をします

ニナを視線を向ける→ニナに視線を向ける

  • No.338 by ルーシエル  2024-09-15 19:53:50 

>335
な、なんだと~…私はエルフだから、アンタが思ってるよりよっぽど大人だよっ。200年以上生きてるんだからっ!
(目を伏せて大人っぽい仕草で長い髪をかきあげれば、自分の種族を主張するみたいに尖った耳をピンっと張って。自身の背丈ほどもある刀に怯みながらも、張り合うように長い杖を具現化しぎゅっと握って)

それに偉そうに大人って言う割にはテーブルで寝てるなんてみっともないね。剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしてきなさいよねっ
(見たところ二十歳そこそこの若い人間のよう。そもそもどうしてギルドで寝てるんだろ、趣味かな。と唐突に疑問に思い)

  • No.339 by ミミ  2024-09-15 21:17:08 

>336

何もわかってないでしょ…さっき、あの子の親は存在しちゃいけないって言ってたよね?…存在しちゃいけない人なんて、この世界の何処にも居ないんだよ…みんな同じように命を与えられて、その人が亡くなったら必ず悲しむ人がいる……大切な人の命を奪われた人の気持ち、わかる?

(ユリウスの発言からミミが何故怒っているかわかっていないことを読み取り、ユリウスからニナに視線を移しユリウスが先程言っていたことについて話し始めて。ニナの両親はこの国では居ちゃいけない存在だったかもしれない…だが、この世界ではそんな人は誰ひとり居ないと告げて。地位や能力、才能等様々な違いはあるが命だけは全員平等に与えられた物…どれだけ犯罪を犯した人にも、悲しむ者は必ず居る。再び視線を逸らしたユリウスを見て、大切な人の命を奪われて残された者の気持ちがわかるかと問いかけて)

  • No.340 by レド  2024-09-15 22:07:03 

>338
何っ!?
(こちらが刀を突きつけても怯むこと無く、杖を具現化してみせたルーシエルに不意を突かれ、思わず刀を引っ込めて)

ア、アーダン!?
や、やめてくれ!俺にはもう、そんな資格無いよ……
(そしてルーシエルが「剣士なら剣士らしく魔物の討伐でもしろ」と啖呵を切ると、誰とも知らぬ名を叫んで椅子から転げ落ち、尻餅を突きながらガタガタ震えて彼女を見上げて。その眼は完全に怯えている。どうやら多少のことに怯まず堂々と杖を握るルーシエルの姿が死んだ仲間と被り、その亡霊に責められる幻を見ているらしい。その辺りに「答え」があるようだ。)

  • No.341 by ルーシエル  2024-09-15 23:40:57 

>340
ど、どうしたの?……落ち着きなよ、ほら。
(やれやれ、ようやく年上のお姉さんを敬う気に…ってわけでもなさそう。急に怯えた表情を浮かべて床に座り込んでしまった青年を見やると、杖を引っ込めてその大きな手をよいしょと引っ張ってテーブルに着かせて。テーブルを挟んで自分もちょこんと椅子に座ると、氷が溶けて少し薄まった果実酒を一口)

資格がないって、どういうこと?
(決して達観してるわけじゃないけれど、青年が自責の念や後悔を抱いているのはわかる。そういえばクレアも少し似た感じだったっけ。私だって一緒に旅した相方のおやつをこっそり食べちゃったときは自責の念とやらを抱いたけれど、それとはまた違うのかなと考えながら落ち着いた声で尋ねて)

  • No.342 by レド  2024-09-16 09:18:25 

>341
……?わっ、刀!
(ルーシエルに引っ張られて席に着くと、我に返って慌てて床に落ちた刀を拾い直して。どうやら尻餅ついたことすら覚えてないらしく)

やられたな、「姉さん」の方が何枚も上だったなんて。いいでしょう、ここまで来たからには何もかも話しましょう。あ、俺が奢りますから注文あればどうぞ……大分長い話になるのでね。
(それに引き換え目の前の女性は落ち着き払った姿で長耳を晒している……ようやくルーシエルがエルフ、それもひとかどの人物であると認めると、今まで使わなかった敬語でルーシエルに注文を促しつつ、拾った刀をテーブルの右手側に立て掛けて。すぐに抜刀できない位置に刀を置くことで、彼女に礼儀を示しているらしい)

名前を言ってませんでしたね。俺はレドと言います。Bランクの、冒険者「だった」者です。
(改めてルーシエルに向き直ると、神妙な面持ちで名を明かして)

  • No.343 by ユリウス  2024-09-16 18:08:14 

>339

うぅ…分かんないよ…そんなのぉ…

(ミミの問いかけに、涙目で唸り声を上げたあとに首を横に振った。今の今まで考えたこともなかった事柄に内なる良心が傷んでいるのだろう。外の世界を知らず、聖教国の戒律と規則が全てである生活を送ってきたユリウスにとってミミの説教はそれ程心に響くものであった。まだ心の整理がつかないユリウスはソファの上で膝を抱えて縮こまり、完全に顔を伏せてしまった。)

  • No.344 by アメリア  2024-09-16 19:06:24 

>331

すみません、果実酒と…あと、ナッツとチーズをください…。

(賑わう酒場の片隅、席について酒場の店員に果実酒とその果実酒に合うであろうつまみを注文し、店員は注文を確認した後カウンターの向こうへと入っていき、注文した者も届くのを待っている状態だ。声からして女性であることはわかるが…違和感を感じる。室内であるにも関わらず、彼女が身につけているマント型ケープのフードを外していないことだ…顔を見られたくないのか、若しくは他に見られたくないものがあるのか…そういったことを簡単に予想できる。)

  • No.345 by ミミ  2024-09-16 19:29:21 

>343

…君は、一度この国から出た方が良い…居るべきじゃない。この国を出て、外の世界を見に行って…そうすれば、私が言ったことも全部わかるから。

(恐らくミミが言ったことが理解できないのは、正教国で生まれ育ち戒律や規則が全てだと思っているから…つまり、外の世界のことを何も知らない。外の世界を知らないということは、当然外の世界のルールも知らないだろう…再び前を向いて、ユリウスに聖教国から出て外の世界へ行くべきだと告げて。外の世界で生活して、外の世界のルールを知ればきっとミミが言ったことを理解できるだろう…)

  • No.346 by ルーシエル  2024-09-16 21:22:54 

>342
(あらら、なんだか急に丁寧な物腰に変貌したレド、なかなかかわいいとこあるじゃんと小さく笑い)

へへ、姉さんなんて言われるとなんだか照れちゃうなぁ。私、ルーシエル。名前で呼んでくれていいよ。よろしくね、レド。
(「元」冒険者、なんて言い方をする青年は、何やら事情がありそうな様子。カランと氷の音をさせて果実酒を飲みながらお言葉に甘えて林檎のタルトの追加をお願いして)

私もここに長く居るわけじゃないけど…レドとは初対面だよね。ランクもついた冒険者だったってことは、以前はギルドに顔を出してたの?

  • No.347 by イェンフゥイ  2024-09-16 22:57:49 

>344

あっはぁ、おにーさん面白いね。残念だけど、この腕はあげられないんだぁ。どうしても欲しいっていうなら……そこら辺のジャンクポーションでも飲んでみなよ

(辺りを見渡しながら呑んでいたのが、酒場初心者に見えたのだろう。かなり出来上がった状態の男たちが、酒場の楽しみ方を教えてやろうと話しかけてきて十数分。酒場に関するものと言えば、飲んで食えと至極簡単な内容だけで、武勇伝やら猥談やらが殆どを占めていた。気が向いた折りに相槌を打っていたのだが、何を気に入ったのかダル絡みをされる始末。丁度、こちらの身体について質問攻めが始まったため、気に触ったフリをして逃げることとした。)


…はぁ、あのおじさんたち、ちょっとしつこかったなぁ。あーあ、折角のエールが温くなっちゃった…ほんと萎える……ね、おねーさんもそう思うよね?

(犇めき合う客と忙しそうに跳ね回る給仕の間をスルスルと器用に歩いていると、視界の端に気になるものが映る。よくと観察してみれば、酒場という屋内にも関わらずフードを目深に被っており、明らかに怪しさ満点で。念願の"面白いもの"の予感に胸が弾む。フードを被った人物の席には酒も料理も置かれていなかったため、酒場に来たばかりであろうとあたりをつける。幸いその人物の近くの席は空いており、遠慮なく腰を下ろし、まるで知己の仲であるかのように声をかけて。)

  • No.348 by アメリア  2024-09-17 01:00:00 

>347

(自分が注文した酒とつまみが届くまで、犇めき合う客の喧騒に耳を傾けており。決して興味があって聞いているのではなく、自分に関する話をしていないかどうかを確認するためであった。酒が回った者達のことだ、興味があるものには躊躇なく接する…相手が女性なら尚更そうするだろう。会話…というより一方的に話をされていると必ず「フードを取って」という話に辿り着いてしまう。目立たないように隅の方の席を選んだが、被ってるフードで余計目立つだろう。)

…え?えっと…ちょっと、何の話かわかりません…。というより、貴方…その体……。

(まるで知己の仲のように話しかけられたことに驚き、何かについて共感を求める発言に一体何について話していたかわからないため、少し俯きながら正直に何の話かわからないと告げて。ゆっぬりと顔を上げてイェンフゥイの姿を確認し、酔っぱらいではなさそうなことに安心すると同時に、体の所々が人とは思えない身体に変わっていることに目を見開いて静かに驚いており)

  • No.349 by イェンフゥイ  2024-09-17 17:40:38 

>348

わからないかぁ、そっかそっかぁ…まぁ、いいや。どーでもいいことだし

(突然の声がけに気を悪くした様子もなく、淡々と返答を返してくれる律儀さに、先程までとは別の興味が頭を擡げる。しかし、言葉を交わすも俯き曖昧模糊となる表情に、少しばかり距離感を間違えたかしらんと小首を傾げて。いくら常識外に生きているとはいえ、いきなりフードを取ったり、顔を隠している理由を追求したりすることが悪手であることは十二分に理解している…つもりである。)


…あぁ、コレ?最高にお洒落で格好良いでしょ。コレのおかげでいっぱい稼げるし、格好良いし。イイコトづくめだよぉ

(次の話題を決めあぐねているところに、救いの一手が差し伸べられる。身体について訊かれることには慣れているため、これ幸いと話題に飛びつくことにして。邪険にすることなく会話を紡いでくれるあたり、心根が優しい人物なのかもしれない。であれば、俄然顔を隠している理由が気になるもので。取り敢えず、目の前の話題を広げていくかと、見えやすい様に相手の方へずずいと腕を寄せてみせ。)

  • No.350 by ユリウス  2024-09-17 19:03:58 

>345

…考えてみる……

(聖教国を出ることを進められると、ユリウスは少しの沈黙の後顔を上げると「考えてみる」と小さく呟いた。国を出ることは容易ではないが、ユリウスの地位や魔力を駆使すれば不可能ではないだろう。何よりもニナを直視出来ない自分の心情の正体を探る為にもユリウスは外の世界へ関心を抱き始めていた。そうこう話しているうちにステージ上の準備が整ったようで聖歌隊の合唱が始まった。流石プロと言ったところか、聖歌隊は声のみならず身振り手振りまで完全に一致しており、現代語ではなく古代語で歌われている聖歌はどこか物悲しい雰囲気を纏っていた。)

  • No.351 by レド  2024-09-17 21:58:22 

>346
姉さん、ルーシエル……ルーさんが来たのは最近なんですね。じゃあ入れ違いになるのか。俺はここ1年ギルド(ここ)に来てないけど、3年ほど前、18の時には在籍してました。本当はもっと早く入りたかったけど、絶対外せない「用事」があったんでね……
(まだ半分は瓶に残っていた蒸留酒(ジン)をグラスに注ぎ直すと、自らの身の上話を始めて。幼いころ盗賊団に襲われ家族を村ごと滅ぼされたこと、運よく元冒険者の剣士に拾われ敵討ちのため剣士になったこと、単騎で30人余りの賊を滅ぼすため、大砲のごとき威力を誇る巨大な剣閃を飛ばす技「竜狩り」を幼少から十余年かけて会得したこと、そして18の時、その「竜狩り」で盗賊団を寝ぐらごと粉砕して敵討ちを遂げたこと……)

本懐を遂げたらすぐにギルドの門を叩きました。聖騎士由来の清らかな冒険者にして、どんな悪党も地に伏せる天下無双の剣聖……「首狩り」になりたいと、前から決めてましたからね!
(度数40度に達する蒸留酒(ジン)をグイグイと飲みながら、冒険者を志した由来である「首狩り」への憧れを熱く語り出し)

  • No.352 by アメリア  2024-09-17 22:49:35 

>349

…この体、元からこうだったわけではなさそうですね…。貴方から魔物の気配…みたいな物は感じられませんし…。

(自分の前に寄せられたイェンフゥイの腕を軽く顎に手を当てながら真剣な表情で見つめており。確かに、普通の人間よりも身体能力が高い分討伐の仕事で多く稼げるだろうと納得して。アメリアのように人間に近い見た目の魔物も存在するが、イェンフゥイの場合は特殊なケースだと思われる。魔物の気配が感じられないと言うが、熟練の冒険者でない限りわからない…アメリアの場合は、同族かどうかで気配を感じている。このことからイェンフゥイは体の一部が魔物の体に変わった人間だということがわかり、再びイェンフゥイの方を向いて「一体、どうやって…?」というような表情を浮かべており。今度はアメリアの顔がハッキリ見えて)

  • No.353 by ミミ  2024-09-17 22:57:34 

>350

…前向きな答えを期待してるよ……それにしても、どこか物悲しい雰囲気だね…。

(ユリウスの小さな呟きをしっかり聞き取っており、前向き…要は聖教国から出て外の世界に行くという答えを期待していると告げて。聖教国から外に出るということから聖女…ティアのことを連想して。あの時は奇襲で言いそびれたが、ティアならあの誘いにどう答えたんだろうか…外へ出ることを選ぶのか、それとも聖女としての務めを重んじるか…そんなことを考えていると、聖歌隊の合唱を始まり。流石は聖歌隊、歌声から何から何まで調和が取れている…だが、その歌から感じられる雰囲気を呟き)

  • No.354 by イェンフゥイ  2024-09-17 23:36:56 

>352

へぇ…おねーさん、こういうのに詳しいんだ?ふぅん、魔物由来でもないのかぁ…ちょっとがっかりかも。もっと浪漫のある腕だとよかったのに。

(まじまじと硬質な鱗に覆われた腕を見つめられ、何とも言えない擽ったさを覚える。こちらから見てみろと出しておいて滑稽な話だが、真剣に向き合われるのは初めてで。こそばゆさを誤魔化すようにエールを煽れば、的確な分析が返ってくる。この類に詳しい人物と出会ったことも、彼女がその手に明るい人物かもわからないが、その言葉には妙な説得力を感じ得る。年頃の少年よろしく浪漫溢れる事情が隠れているのではと期待していた故に、至極現実的な分析は中々に堪えた。つい肩が下がってしまうのも許してほしい。)


喉乾いてたからさ、そこら辺に落ちてた小瓶の中身飲んじゃったんだよね。そしたら、こーなったわけ……それより、おねーさん綺麗な顔してるね。隠してるのもったいないんじゃない?

(不意に耳へ届く衣擦れの音に、何やら身じろぎしたらしいことを察し、音の方へ顔を向ける。先程までフード一色だった視界に、やけに整った面立ちの女性がいて。その異質な美しさに、彼女こそ人から離れた場所に位置する存在ではなかろうかと考える。はっきりと視認した顔に言及しようかと口を開きかけたが、初めて捉えた彼女の表情があまりにも不思議そうに思えて。大方、腕への反応だろうとあたりをつけ、先にそちらへ触れることとする。ともあれ、特殊な腕について語れることも少ないため、結局は彼女の顔へ言及してみせ。)

  • No.355 by ユリウス  2024-09-17 23:54:40 

>353

…この曲は聖教国の成り立ちを歌ったものなんだぁ…前半はこの地の暗黒期を歌っているからとくにそう感じるのかもねぇ…

(前向きな答えを期待しているというミミの言葉にユリウスは小さく頷いた。これから先、深く考えユリウス自身で答えを出すことであろう。そして、聖歌が物悲しい雰囲気だという感想を聞いて、その感想を肯定しつつ、曲の邪魔にならないように声量を抑えて解説を加えた。ユリウス曰く、その昔、聖教国の地は巨大な獣人の帝国の一部であり、その帝国では人間が奴隷として扱われていたようだ。前半はかつての言語で当時の生活を歌ったものである為、ミミの抱いた感想はもっともであろう。聖教国が獣人を忌み嫌い、人間以外の種族を嫌悪する理由はその内容から明らかであり、この国の根幹となっているのは聖なる教えによる「救済」ではなく正しく「復讐」であった。国の根幹が復讐心という歪なものである以上、ユリウスや司祭達のような歪んだ精神を持つものが生まれることは必然と言えるだろう。)

  • No.356 by アメリア  2024-09-18 07:44:48 

>354

…えぇ、まぁ……旅をしていたら、自然と身につきまして…。浪漫…があるかはわかりませんが、原因が不明ですし…ひょっとしたら、何かあるかもしれませんよ…?

(イェンフゥイの腕について真剣に考えて気づかなかったが、自分が魔族だと悟られる可能性がある発言をしたことに今更気づき、少し視線を逸らして旅をしている最中に見分け方やそういったことの知識が身についたとと嘘を吐いて。アメリアの分析が夢や浪漫等が一切ない現実的なものだったことに肩を下げているイェンフゥイに、少々苦笑いしながら隠された何かがあるかもしれないと告げて。実際こうなった原因がわからないため、その可能性も無くはないだろう…。)

…あの…あまり、その辺に落ちてた物を口に入れない方がいいですよ…?…そういう環境下に居たのであれば、仕方のないことですが……恐らく貴方が口にしたのは、魔法薬…それも、あまり良くない物が込められた代物かもしれません…。
…え…あ、ありがとうございます……そう言って頂けると嬉しいですが、その…あまり、自分に自信がなくて……。

(アメリアの表情から汲み取ってもらいイェンフゥイの体が今の状態になってしまった理由を話してもらうと、考察する前に落ちてる物を食べない方が良いと苦笑いしながら話して。ただ、イェンフゥイが食べることに困る環境に居たという可能性もあったため付け加えて。改めてイェンフゥイが口にした液体について考察し、それが呪い等の良くないものが込められた魔法薬のようなものではないかという答えを出して。アメリアの顔について言及されると、わかりやすく照れた様子でお礼を言いフードを外さない理由を自分に自信がないからと話す…あまり見られたくないのは顔ではなく頭だが…。)

  • No.357 by ミミ  2024-09-18 07:47:43 

>355

…なるほどねぇ…なんというか、聖教国なのに救済って感じがしないね…正しく復讐って感じ…。

(ユリウスの解説を聞き、昔は今と逆で獣人が人間を奴隷のように扱っていたことを知り。ミミは獣人の帝国とは別の場所で生まれ育ったため、初めて知ったというような表情を浮かべており。今まで聞いた情報やこの歌から、聖教国でありながら救済ではなく獣人への復讐が根幹になっていることがわかる…大体こういったことは長い年月を経て和解するものだが、それは難しそうだと思い聖歌隊が歌う歌に静かに聴いており)

  • No.358 by ユリウス  2024-09-18 08:29:50 

>357

…そういう見方もあるねぇ…けどさぁ、嫌なことされたらやり返したいって思うのは当然でしょ。ミミちゃんも辛い経験がある筈だけど誰かに復讐したいとは思わないの…?

(救済ではなく復讐のようだと言うミミの意見に同意しつつも、復讐心を抱くのは人として当然だと考えるユリウスは、道中で少し触れたミミの過去を引き合いに出して、ミミには復讐をしたい相手はいないのか尋ねた。デートとは名ばかりで、おなじ任務で背中を預けるに当たり、邪魔の入らない会場でミミの過去や人となりを詮索することが元からのユリウスの目的のようだ。)

  • No.359 by ミミ  2024-09-18 13:52:08 

>358

…ん~……居ない…って言ったら嘘になるかな。私のことを捨てた、顔も知らない親…とかね。けど、この国みたいに消そうなんて思ってないよ…何不自由なく、少し退屈だけど幸せな生活を送る……これって、ある意味復讐だと思わない?

(ユリウスの言うように、復讐心を持つことは普通のことだ…先程話したであろう過去のことを引き合いに出し、その過去の中で復讐したい相手はいないかという問いかけに、真っ先に自分の生みの親が思い浮かび。顔を知らないということは、物心付く前に捨てられたということが分かる。その親に復讐したいと思ったことはあるが、聖教国のように命を奪おうとは思っていないということを明かして。ミミの復讐を聞いた辺り、そこまで強く思ってなさそうだ)

  • No.360 by ユリウス  2024-09-18 14:33:02 

>359

酷い親もいるものだね…う~ん…でも、それって復讐なのかなぁ…やっぱり私には外の人が考えてる事は分からないよぉ…

(ミミの復讐の手段を聞いてユリウスは頭を抱えた。小さく唸り声をあげて考えてみても、実力行使しか知らないユリウスにとって、幸せに生きることが間接的に復讐に繋がるということが理解出来ないようである。聖教国の中と外の人間の大きな考え方の差にユリウスは堪らず弱音を吐く。)

  • No.361 by ミミ  2024-09-18 16:48:27 

>360

復讐だよ、見返せるなら手段はなんだっていいんだよ…私はこれで見返せたと思うから、これも立派な復讐。

(実力行使以外の復讐を知らないユリウスに、この方法も立派な復讐だと告げて。復讐したい相手を見返せるなら、命を奪うこと以外でもたくさんの方法があることや、逆に相手が社会的に不利になるように動くのも復讐だと説明して。やはり、普通に生きていく上での知識がないユリウスは外に出るべきだと再度心の中で思い。)

  • No.362 by イェンフゥイ  2024-09-18 20:43:15 

>356

(気落ちしているように見えたのだろうか。全くの浪漫がないわけではないと告げてくれる彼女に、専門的に思える人がそう言うことには間違いないのだろうと落ちた肩を戻して。視線が逸らされたように見えたのは、きっとこの腕の理由を優しく繕ってくれたことからくるのだろう。そう判じて、彼女が危惧しているものには全く気付かず。)

あは、おねーさんもそう思う?俺もアレからは拾い食いしてないし、しよーとも思わないよ。魔法薬かぁ、良くないものってのがわからないけど…呪ってやるとかそう言うやつ?

(特殊な腕を得た事の顛末に微苦笑を浮かべられ、やはり拾い食いはよしとされないのだと認識を改める。いつぞやに育ててくれた人物にも、よくよく言い聞かされていたと懐古する。街の外では常識とされる故に、彼女からも拾い食いを控えるように諭され、つい笑いが溢れる。有識者と思わしき彼女が言う事には、口にしたものは魔法薬の類で嬉しくない効果が宿っていた可能性があると。"よくないもの"の想像がつかないため、呪いの一種なのだろうかと小首を傾げて。街にいた頃は罵倒や呪詛に溢れていたが、それらは実体を持たないもので。姿を得るとあのようになるのかもしれない。)


あ、照れてる…かぁわいい。俺以外にも綺麗って言ってくれる人、いっぱいいると思うけどなぁ…うん、やっぱり勿体ないよ。ね、それ取ったら怒る?

(平明に照れている姿は愛らしさが滲んでいて。己がその顔を有していたのならば、自信が溢れるどころか持て余しそうなものだが、彼女はそれがないと言う。今一度じっくりと捉えた貌は、やはり綺麗な造形で隠すに値する要素はないように思える。顔を隠すだけであれば布作面でも良いわけで。頭部全体を覆うには、それなりの理由があるのだろうが、一人考えたところで何が変わるわけでもなく。隠されているものには俄然興味が湧き出てくるもので、もっとよく見せてほしいと請うて。)

  • No.363 by ルーシエル  2024-09-18 22:57:08 

>351
(ついさっきまでテーブルに突っ伏して寝てた人とは思えないくらい、活き活きと「首狩り」への憧れと彼の半生を語り出したレドの様子に、やれやれと表情を緩めて)

なるほどねぇ。でもさぁ、それじゃどうしてレドはギルドでお昼寝する子になっちゃったのさ?やっぱり趣味?
(彼の口から矢継ぎ早に飛び出す話はどれも活力に満ちたもの。それでも、それらを打ち砕くような何かがあったんだろうな。まだ若い彼に自分を「元」冒険者、なんて言わしめる何かが。自分に嘘をついて何かを諦めるときってどんなだろうと尋ねて。──淡く胸に浮かぶのは、かつて自身が選択した旅の終わり。何度も食べたはずの林檎のタルトがなぜか凄く懐かしい味に感じられて)

  • No.364 by アメリア  2024-09-19 01:57:58 

>362

その方がいいですよ、落ちてる物は衛生的にもよくありませんし…お腹も壊しちゃいます…。端的に言えばそうですね…呪いの類です。呪いが込められた魔法薬は、通常の魔法薬よりも強い効果がありますが…その分、体に大きな負荷・代償を負うことが多いんですよ…。

(魔法薬と思われる液体を飲んで以降、拾い食いをしていないこととするつもりもないことを聞くと安心した表情に変わり、衛生面に問題があり体調を崩すということかなり柔らかく表現して。イェンフゥイの発言に頷き、その薬品にも呪いが込められていた可能性があることを話して。本来その薬品が普通の魔法薬であれば、一時的に身体能力が上がるか別の何かに姿を変えるという効果だったかもしれない…だが、そこに呪いが込められるだけで現在のイェンフゥイのような姿になり、自然に解除されることもないということも説明して…解除するには、先に呪いを浄化してそれ専用に作られた薬品を飲む必要があるだろう…。)

か…かわいいだなんて、そんな……。いろんな人と出会って、関わってきましたが…そういったことは一度も……えっと、怒りはしませんけど……その……。

(鏡を見なくても自分の顔が紅潮してることがわかり、少し俯いて照れ隠しをして。旅をしている最中様々な人間と会ったが、可愛いや綺麗と言われたことは一度もないことを明かして…恐らく、フードで顔が見えてないのが原因だろう。フードを取ることに関して怒りはしないが、少し視線を泳がせながらどんどん声が小さくなっていき。イェンフゥイが予想した通り、顔以外に隠したい何かがあるようだ。)

  • No.365 by ユリウス  2024-09-19 18:04:19 

>361

ミミちゃんがそれで良いなら文句はないけどぉ…

(ミミの返答を聞いて、納得いかないといった様子で小首を傾げるが、ミミ自身が平和的な復讐で満足しているのならこれ以上言うことはないと引き下がった。そして、長らく話し込んでいると曲の方は終盤に差し掛かり、先程までの物悲しい雰囲気から、希望を見出したような明るい曲調へと変化していた。曲調が変わるタイミングで言語も古代語から現代語へと切り替わり「慈愛に満ちた教皇様が私達をお救いになった。」と指導者を称える歌詞の一節は正しく独裁国家のそれである。会場の他の信徒と同様に特段教皇への忠誠心が高くないであろうユリウスさえも死んだ魚のような目でその歌詞に合わせて拍手をしていることから幼少期からの洗脳教育の賜物であろう。)

  • No.366 by ミミ  2024-09-19 20:13:30 

>365

それはそうと…もうすぐ歌が終わりそうだね…。…なんというか、正しく独裁国家って感じ…。

(聖歌隊の歌も終盤に差し掛かり、明るい曲調に対して歌詞の内容とユリウス含め周りの信徒が死んだ魚のような目で拍手しているのを見ては、一種の洗脳のようなものを感じとり正しく独裁国家だと呟き。流石に自分だけ拍手していないと怪しまれると思ったのか、形だけでもというように表情を変えず皆に続いて拍手をして)

  • No.367 by レド  2024-09-19 21:21:09 

>363
……ギルドに入ってすぐ、俺と同年代のカップルとウマが合って、パーティーを結成することになりました。女の方は剣弓盾に優れる女傑・ペトラ。男の方は魔術師のアーダン。ルーさんと同じ、ちっこくて人懐っこい男だった。
ペトラとアーダンの連携に翻弄されている隙に、俺が気合を溜めに溜めた「竜狩り」をブチ当てれば、どんな魔物も物の数じゃない……Bランクまではあっという間でしたね。
(その答えと言わんばかりに、かつての仲間の話を始めて。一見武勇伝のようだが、それを語る口に先ほどまでの勢いは無い。グラスに注いだ透明な酒を見つめたまま、淡々と語る姿はむしろ悲しげであり)

ふふ、ルーさんもなかなかの甘党だなぁ。アーダンも甘い物が好きだった。アイツは名家の三男坊……地位にも家族の愛にも恵まれない苦労人だったが、魔術の才は凄まじかった。クレアさんはともかく、いずれはレイラさんやハゲ野郎とも渡り合える冒険者になれただろう……
(果実酒とタルトを一緒に嗜むルーシエルに視線をやると、彼女に友の姿を重ねてふと笑い、天井を見上げながら想いを馳せて)


──それを俺は殺した。相方もろとも……
(しばしの沈黙の後、ふと信じ難い事を口走り)

  • No.368 by イェンフゥイ  2024-09-19 23:43:07 

>364

はぁ…お腹を壊す…呪い……あんな不味いもの、俺みたいに喉が渇いてなきゃ飲まないような気がするけれど。魔法薬って全部ああいう味なの?美味しくないって吐き出されたら、呪いを込めた意味あるのかなぁ…

(噛んで含めるように話される内容をゆっくりと反芻する。腹を下すことは街に住んでいた頃に嫌というほど経験していたため、呪い云々よりもすっと頭に入ってくる。如何物食いをした当日もしくは翌日には、腹の中にあるものをすっかり吐き出しても足りぬ程の嘔気に苛まれ、腹が千切れて無くなってしまったのではないかと思える激痛に苦しめられるのだ。腹部を弄り、腑が漏れ出ていないか何度確認したことか。斯様に不愉快な思いをしなくて済むのであれば、今後も好き好んで拾い食いはすまいと決意する。それはそうと、かつて口にしたものが呪いの込められた魔法薬らしいと言う。お世辞にも美味いとは言えないどころか、五味のよろしくない部分を綯交ぜにしたような何とも言えない不味さは魔法薬にあってよいものなのか。仮に誰かを呪うために作ったところで、肝心の味がアレでは口に含めはしても吐き出されてしまうのではなかろうかと疑問が浮かぶ。とは言え、それを彼女に投げかけたところで魔法薬の専門家でもない限り、有用な情報が聞けるとも限らないが…。彼女の博識ぶりに、つい甘えてみたくなってしまって。)

へぇ…じゃあ、俺が初めてなんだぁ。何か、ちょっと嬉しいかも。うーん…?あ、わかった。俺の眼と一緒で、あんまり他人が見ちゃいけない系のやつだ

(カラントのように頬を赤らめる彼女は、何とも愛らしく。見ているだけでこちらの頬が緩むのを感じる。自分が初めて彼女の容姿に触れたとなれば、優越感とまではいかないものの、稀有な宝石を見つけたような昂揚を覚えて。幼子の如き感性ではあるが、素直に嬉しいと思う。フードを取っても良いかとの問いへ尻窄みになっていく様子を見るに、やはり取るに取れない事情があるようだ。あまりじっくりと他人と接する機会のない己には考えが及ばない領域ではあるが、見られると不味いとなれば、この魔眼に類似する何かなのだろう。似た境遇の者であれば是非とも話を聞いてみたいと、弾む心を抑え切れずに己の瞳を指で示してみせ。)

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