魔王と勇者は夫婦のようです

魔王と勇者は夫婦のようです

傍観者  2024-07-18 08:27:47 
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  • No.41 by アイビー  2024-07-22 00:05:30 


あ、あれは気の迷いであってな?いや、迷いではないんだけど、したかったと言うか、身体が勝手に動いたと...言うか....ん、っ...。
( バタバタと忙しなく身振り手振りで上手く誤魔化すための言い訳を探すも理由らしい理由など出るわけが無く。本能のままにしてしまったのだ、当たり前だ。こうやって話している最中にも先程の貴女の唇から伝わった体温や感触はずっと脳裏に焼きついたままで、胸の高鳴りが止まらぬまま続いている。初めてしてしまった、しかもムードなんてあったもんじゃない。きっとこれがキスだ、実際には分からないが、絶対そうだ。昔、母上から聞いた愛する者と唇を重ねた時ほど身体まで満たされるあの感覚は素敵だと聞かされてきた。だが、理想として考えていたシチュエーションとは違った結果になってしまっただけでなく、貴女の同意を得ずにやってしまったことで怒られるのではないかと思ってしまった。が、そんなことは無いと直ぐに理解出来た。起き上がった貴女が先程とは違う、物欲しげな表情で、もっとと強請ってきたのだ。もう無理かもしれない、止められないかもしれない、貴女を傷付けてしまうかもしれない、そんな恐怖を抱きながらも身体を近付けては再び唇を重ねた。啄むように、ちゅ、ちゅ、と何度もリップ音が鳴り響く。まだぎこちないながらも、キスを交わし続けてはぬるり、と貴女の口内に舌を忍ばせてみようか。)

  • No.42 by フレア  2024-07-22 00:25:15 ID:39ba6d435


ん、ぅ…ッ、ん…っ
( 言い訳を並べて上手く誤魔化そうとしているのに、自身がもっとしたいと強請ればそんな言い訳はピタリと止み、体を近付けて再び唇を合わせる。一度で終わると思い唇が離れると自分のわがままに付き合ってくれたことについて感謝の言葉を伝えようとしたが、啄むように何度も部屋にリップ音が響くくらいのきすをされてしまえば、その度に頭の中が貴方で満たされていくのが分かり。自分から強請ったから起きていることなのだが、貴方がここまで自分とキスをしてくれるとは思っていなくて、まだ頭の中が追いついておらず、貴方ともっと触れていたいと思い、貴方の手をぎこちなく握るが上手く貴方といつもする恋人繋ぎとやらを出来ず。どうしよう、やり方がわからない。手を繋いでもっと貴方を感じて安心したいのにと焦る気持ちとキスで段々と情報を処理する力が落ちていき、ほとんど貴方に任せているような形になり。貴方がこの後口内に舌を侵入させようと考えていることなんて露知らず、今はただキスをされる度に貴方への好き、愛してるなどの好意が溢れて、それがまた甘い香りを強くさせていることも知らず。)


  • No.43 by アイビー  2024-07-22 16:45:25 



ッふ、ん、んん...フレア、それ以上香りを出すな。我も制御が効かなくなる...。
( ぬる、と舌を貴女の口内へと忍び込ませればそのままこちらから一方的に舌を絡ませる。ぎこちない手付きに気付けばきゅ、と指を絡めて手を握った。体勢を変えようと一度唇を離すと貴女の腰の辺りを掴み、持ち上げて自身の膝の上に座らせた。丁度、貴女を見上げるような高さになれば再び唇を重ねに言って。二度目でまだぎこちなくも、舌を絡めては唇の端から唾液が垂れ落ちる。じゅる、ちゅ、と艶かしい水音が二人しかいない部屋に響き渡るその状況にこちらの気分が更に昂る。貴女が落ちない様に腰と背中に腕を回しながら、背中に回した手を貴女の後頭部に添え、この行為から逃げられないようにする。互いに余裕のない中、絡めたら舌を解き、唇を離しては貴女の胸元に顔を埋めながらフー、フー、と荒い息遣いで懇願して見せて。)

  • No.44 by フレア  2024-07-22 19:10:33 ID:39ba6d435


ん、ぅ…ッ!?ッふ、…んん…ッ
( 普通のキスで追いつくのに精一杯だったのに、突然ぬる、と貴方の舌が口内に侵入してくると驚いたようにビクッと身体を跳ねさせる。慣れていない手つきで貴方の手を握ればそれに気が付いたのか指を絡め取られ、手を握られるとその大きな手に安心する。唇を話されたかと思えば腰を掴まれ、貴方の膝の上に乗せられると重くないのかと問う前に再び唇が合わさり舌を入れられればそんなことは聞けず。薄目で貴方のことを視認すれば、見惚れてしまうほど整った顔が近くにあり、貴方の顔が整っていることなんてとうにわかっていることなのに、今更意識してしまう。自分の背中と腰に回された手に気が付けば、此方もキスで応えられない分何かしなきゃという気持ちになり貴方の首の後ろに手を回して。唇が離れ、息を整えていると貴方の顔が自身の胸元にぽすん、と埋まり荒い息遣いと共に制御が聞かなくなると言われれば「制御、してるの?」と尋ね。制御なんて、我慢なんてしないでほしい。いつも甘やかしてもらってる分、何かで恩返しをしたい。そう思うと貴方の頬を両手で包み込み上を向かせるようにすれば触れるだけのキスをする。情けないが、自分にはそれだけでも精一杯で。)


  • No.45 by アイビー  2024-07-22 20:10:21 


駄目だよフレアちゃん、我ってば魔族だよ?これ以上したら、フレアちゃん傷つk...んんッ..、
( 荒ぶる息を深呼吸を繰り返しながら必死に欲望を抑え続ける。本来、魔族は人の血肉で生きながらえる生物であり、個体によって様々だが血だけを好む魔族もいる。自身もその内の一つの一族だが、元々が魔力量が高い為に必要としないのだ。然し、何にでも例外はある。彼が我慢しているのた貴女の血を飲む事。そう、この香りは血が一番発生しやすいのである。然し、貴女にそんな事を言っても仕方がない為に何とか落ち着かせようと唇を噛み締めている。だが次の瞬間、頬を両手で包み込まれたかと思えば強制的に上を向かせられる。そのまま貴女の言葉に辛そうに笑いながら答えるも、貴女から唇を塞がれては理性が弾け飛ぶ。もう逃がさない、貴女が逃げないように緩く抱いていた腰をガッチリと腕で抱き、後頭部も押さえつける様に力を入れては舌を無理矢理捻じ込み、にゅる、と激しく絡めにかかる。じゅ、じゅる、と唾液同士が絡み合い下品な水音が耳を介して脳内に直接的に響いてくれば、今は貴女を捕食する為のキスしか出来ずにいて。)

  • No.46 by フレア  2024-07-22 20:30:17 ID:39ba6d435



でも、アイビーが辛そうだから…ん、ッ…ぅ…っ、んむ…ッ
(貴方が魔族であることは重々承知だ。初めて貴方に出会う前もただの魔族ではなくその王を倒すために来たのだから。魔族が人の血肉を喰らい生存することは元々知っていた。だから魔族は人間を襲い、酷い時には血を全て抜かれていたり、体の一部がなかったりもしていた。だが貴方とこうして話し、触れ合うことで魔族がどう生き長らえていたのかをすっかり頭の中から無くしていて、今もまだ貴方が何に耐えているのか分かっていない。それでも我慢して欲しくないというのは、貴方がとても辛そうな顔をするから。自分はただ貴方を助けたいのだと伝えたその直後、緩く抱いていた腕に力が入り簡単には抜け出せなくなり、舌を口内へ強制的にねじ込まれると先程よりも激しく舌を絡められる。こんな強引な貴方は知らない。だが、不思議と怖いという気持ちはわかず、今はただ受け入れることしか出来ないため、まだ慣れない感覚に貴方の服をぎゅう、と掴んで。)


  • No.47 by アイビー  2024-07-22 20:42:28 



ちゅ、..ンッ、はぁ...フレア、フレア愛してる...我以外見るな、我以外の男など居なくなってしまえばいい...。
( 絡めた舌を時折り甘噛みしたり、息をする時に指で弄ったりしながら欲望のままに貪る。誰にも渡さない、貴女に近寄る蝿のような男共など全員決してやりたいほどに、今まで口にはしなかったがずっと胸の内に秘めていた。戦でも魔王城や魔界から出た事がない分、使いの魔物で貴女の身の回りはよく監視しているのだ。貴女を蹂躙していたその長い舌で頬をベロリ、と舐め上げてはそのまま首筋まで移動して。ベロベロと甘い香りが強い首筋を舐め続ければ何度か甘噛みをして。血を舐めたい、血肉を喰らいたい、このまま自身の血を混ぜて魔族にしてしまいなど様々な欲が頭を巡る。だが、服をぎゅう、と掴んでくる貴女の余裕のない表情に気付けばまるでお預けを喰らった子犬のように潤んだ瞳で貴女を見つめながら、「 ち....フレア、血....欲しい、欲しぃ...。」今にも泣きそうな声で呟いて、)

  • No.48 by フレア  2024-07-22 21:02:29 ID:39ba6d435



んぅ、っ…はぁ…ッ、アイビー以外に興味なんてないわ。不安にさせてごめんなさいね
( 貴方以外見るな、貴方以外の男男性なんて居なくなればいい、なんて独占欲の溢れた言葉が貴方の口から出てくると、それは今まで自身に言えなかったものなのだろうかと思うと、必死に息を整えてながら安心させるように貴方以外なんて興味はないと言って。普段にこにこと笑顔でいる分、そのような気持ちが溜まってしまっているのかと考えると、気がつけなかったことに後悔して謝罪の言葉を口にする。自身の口内を侵入させていた長い舌が頬から首筋に移動し、その首筋に甘噛みを数回されると驚いたように声を上げ。ふと貴方の表情を見てみると、お預けを食らった子犬のように潤んだ目でこちらを見つめており、血が欲しいと言われれば、そうだ、魔族は人間の血肉を喰らう者だったんだと思い出し。貴方の表情を見るに限界なのだろうと察すると、「ん…いいわよ。優しくしてね」とOKの合図を出し。)


  • No.49 by アイビー  2024-07-22 21:45:16 


血、..血....あ、ぐ、んん..。
( 貴女からのOKが出された事を確認すれば、限界一歩手前の状態を理性で維持しながら貴女の首筋に牙を立てる。何も血を飲むのは吸血鬼に限った話ではないらしい、この世界では。立てた歯をそのまま突き刺そうとするが、ピタ、とその動きが止まる。今、流れのままに貴女の血肉をその口に含もうとしているが、よくよく考えてみればこれって貴女の身体に傷を付ける行為では無いかとふと、我に返る。ここまで来て、引き返す事などしたくないが、貴女の身体に傷が残る?痕が?だめだ、それだけはあってはならない。今まで勇者として沢山怪我をしてきて、今はようやく平和への道を進み始めたのに、夫である我がこのシルクの様な美しい肌に痕を付けるのか?その事が頭を過ぎると突き立てた歯を離し、掴んでいた両腕も離す。ぐったり、と項垂れては「 出来ぬ...フレアちゃんの身体に痕なんて付けられぬ。人間は脆いではないか、それを知っているのに我はなんて酷い事を、欲望のままにしようとしていたのだ...。許してくれフレアちゃん...。」と、急に感情が落ちては涙声でブツブツと謝り出して、)

  • No.50 by フレア  2024-07-22 22:12:08 ID:39ba6d435



…ふふっ、アイビーらしい。でもね、私はアイビーになら痕を付けられても噛まれてもなんでもいいの。だって大好きなんだもの。惚れた弱みよ
(貴方が牙を立てたのを見ると、怖い訳では無いが反射的に目をつぶり体を強ばらせ、痛みが走るのを待っていたが、いつまでたってもその痛みは訪れず、瞑っていた目を開けると貴方の歯が離れ、掴まれていた両手も離されたかと思うとぐったりと項垂れてしまった貴方に驚く。涙声でギリギリ聞き取れるくらいの声量でおそらく謝罪の言葉を口にしている貴方を見ればクスッと微笑む。そして、それについて貴方が噛みそうになったのをなんとも思っていないように話しながら、大好き、というキスをされていた最中にいえなかったことを今伝えて。「それに、さっき私もキスをして欲しいって強請ったもの。それに、その…噛まれるとしても初めてはアイビーがいい、し…アイビーの妻だって証が欲しいの…」と言うのが恥ずかしいのか口篭りながらも、要約すれば自分はキスを強請ったのだから、貴方のしたいことをして欲しいし、貴方に噛まれたいと言うことで。言葉だけでは貴方は引け目を感じてしまうだろうと考え、自分はあなたの膝に乗っているため自分は距離を詰めようと思えば詰めることができる。離れてしまった貴方の体を抱き締め、貴方がしてくれたことと同じように首にキスをして。)


  • No.51 by アイビー  2024-07-23 00:22:09 


いや、然しだなフレアちゃんよ。乙女の身体ぞ?我はもっと身体を大事に............あ、初めて.......つ、妻の証......ああ、...。
( 事が鎮まったお陰で冷静な判断が出来るようになってきた。大好きと言う言葉にまた照れつつも、貴女の言い分に待ったを掛けながら、ただ行動に移す勇気が無いだけの事をあたかも貴女を思ってみたいな苦しい言い訳のようにつらづらと並べて。だが貴女の初めて、妻の証、なんて単語を耳にしてはまた判断能力が衰え始めてきて。恥ずかしそうに視線を逸らし乍、「 あ、証か..証...っん..!」妻の証、確かに指輪とかそう言ったのを改めて用意すべきであったか。それが無かったから色んな男共が蝿のように周りに集まるのだ。何故もっと早く気づけなかったのか、ぶつぶつと呟いていると貴女からの抱擁、更には首筋への不意打ちのキスに思わず声が漏れてしまって。)

  • No.52 by フレア  2024-07-23 00:42:22 ID:39ba6d435



そう、証。それに、アイビーには我慢して欲しくないの。私はアイビーの妻なんだから、我慢される方が悲しいわ
(乙女の体なのだから大事に、という言葉に自分のことを思ってくれているんだなと思い、そんなところもまた自分が貴方のことを好きな理由の一つで。だからといってこのまま貴方を放置してしまっておけば、あれだけ目を潤ませて強請るように血を欲しがっていたのだから限界が近かったのだろう。それならば妻である自分が貴方を支えなければ、という気持ちになり『妻』という言葉を使い貴方を説得しようとしていて。首筋にキスなんてされるとは思っていなかったのか声を漏らしてしまった貴方に可愛い、なんていう感情を抱きながら満足したように貴方の首元辺りに甘えるように、貴方に好き好き、とでも言うようにして頭をぐりぐりと押し付ける。貴方への好意はキスやハグでは収まらないほどで、好きが溢れてしまった時にはどうして対処すればいいのか分からない時もあり。)


  • No.53 by アイビー  2024-07-23 21:29:04 


ん~...それはそうかもしれんが..っと、やだちょっとフレアちゃ~ん、可愛いじゃないのー!
( 納得出来るような納得出来る発言に頭を唸らせながらも、何とか頷いて見せて。先程の興奮も完全におさまり、通常運転へと切り替わればこちらの首元にぐりぐりとまるで猫のように頭を押し付けてくる貴女の様子にきゅーん、と胸が高鳴る。その愛しい姿にぎゅううう、と痛くないようにしっかりと抱きしめてはゆらゆらと左右に揺れて嬉しさを表現。幸せのひと時に浸りながら、「 あ、そうだ。痕を残す良い方法あるじゃない、」と何か閃いたようで、貴女を腕から解放して、再び首筋に顔を近づければちぅ、と唇を当てて窄めた。そこに少し赤味を帯びた小さな痕がつけば、満足そうに、これで誰のかよく分かるな、なんて笑ってみせて。)

  • No.54 by フレア  2024-07-23 23:12:36 ID:39ba6d435



も、もうアイビーはそればっかり…そんなに甘やかしてると私もっと我儘になっちゃうわ。
(貴方の首元に擦り寄ると、痛くないが思い切り抱きしめられ左右にゆらゆらと揺らされるとその心地良さに目をつぶって。貴方と一緒に寝ることになったら手を繋いだだけでとねむってしまいそうだな、なんて考えるもそんな提案をしても貴方は顔を赤くしながら了承するんだろうなと予想して。首元に擦り寄ってもそれが可愛いと言って嫌な顔一つしない貴方の状態が続けば、先程キスを強請ったときのようにまた我儘を言ってしまうかもしれないと伝えて。すると、何かを閃いたように貴方の腕が離れると首筋に貴方の顔が近付けられ、何をされるのかと思っていたら貴方の薄くて柔らかい唇がくっつき、キスをされて。おそらく赤みのある痕が首筋に付いたんだろうな、と思いながら満足そうにしている貴方に「ふふっ、ありがとう。とっても嬉しい。私もアイビーの首につけていいかしら?」と顔の整っている貴方だから魔王城から出れば女性は放っておかないだらうと思いそんな提案をする。)


  • No.55 by アイビー  2024-07-24 21:28:20 



え~???いいよ~、もっと我儘になっちゃいなよ~。我、フレアちゃんの為なら何でも受け入れるよ。
( 我儘、良いじゃないか。我儘の一つや二つや三つや四つ、貴女は今まで勇者として生きてきたのだ。まだ若い歳ながら、小さい頃からずっと勇者と言う重責を背負いながら今、この瞬間まで生きてきたのだ。この程度の我儘が許されずして何を許すのか。例え他の誰が許さなくても構わない。我の元にいる時は全てを許そう、ちょっとしたご褒美だ。何を考えたのか、貴女も痕を付けたい、なんて言い出してきては鳩が豆鉄砲を食ったような表情をする。言葉の意味を理解すれば、「 へぁ?!い、いや...我はいいよ。フレアちゃんに無理させたくないし...。」出ました、いざと言う時の根性無し。何か大事な選択を迫られた時に一つ返事で決められない悪い癖だ。口ではこうは言うが、その奥にあるのはして欲しいし、沢山つけて欲しいというモノで。貴女がそれを理解してくれれば助かるが。)

  • No.56 by フレア  2024-07-24 21:56:47 ID:39ba6d435



そ、そう?嬉しい、じゃあ次から我儘言っちゃうわね。アイビーも私に我儘言ってもいいのよ?
(自分の我儘を受け入れてくれる、と言われれば本当に貴方は自分に優しいな、と思いながらクスッと笑顔を浮かべ次からは我儘を言うという宣言をして。貴方はこんなに自分のことを良くしてくれているためしてもらいっぱなしでは悪い気がして、貴方にも我儘を言って欲しいということを伝えて。痕を付けたい、なんて言えばぽかんとした表情を浮かべているのを見て、さすがにねだり過ぎたかなと思うも、少し遠慮したような返事をしたのを聞いて重大な選択をするとき、貴方は決断するのが苦手なのだろうかとこれまで関わってきたことを思い出しそんなことを思って。「…我儘、なんだけど…ダメ?」と先程話題に出た我儘のことを使って再び交渉してみる自分は貴方がせっかく許してくれたことを盾にして扱うのは性格が悪いのかな、なんて思って。)


  • No.57 by アイビー  2024-07-25 21:57:26 



うぐ、....や、優しくしてね。我、敏感だから....。
( 此方の意図を汲んでくれたのはとても嬉しい。とても嬉しいが自分でやるよりやられる方が恥ずかしい事に気がつく。だって付けてくださいと自ら懇願するのだ、男として格好がつかないと言うか何というか。だが、貴女の我儘なら仕方ない、そう!仕方ないのだ。これは我儘で頼まれたのであって、決してやましい気持ちなどはない。と無理矢理にも理由をこじ付けて納得する。だが、少し恥ずかしいから首筋が見えやすいように首を傾けては貴女の手をぎゅ、と握りながら目もきゅ、と瞑って、)

  • No.58 by フレア  2024-07-25 22:18:07 ID:39ba6d435



も、もちろんよ!じゃあ、失礼します…
(貴方の口から了承の言葉が出ると、目を輝かせたあと微笑みながら優しくすることを誓う。優しくして、敏感だから、などという言葉を聞くと貴方の完璧な容姿と相まってなんだかこう…心にくるものがあって。貴方が女性で自分が男性だったならば今ここで襲ってしまっているほどにその言葉の衝撃は強く、なんとか平常心を保ったまま見えやすくなった首筋に唇をゆっくりと当て握られた手に答えるようにこちらからも手を握りキスをすると、一度離してきちんとついているかどうか確かめる。だが、どうしてだが赤くなっておらず、「上手くつかないわね…」とつぶやくともう一度貴方の首筋に吸い付いてみる。先程よりも強く吸い付くと綺麗に痕がつき、満足そうに笑顔を浮かべれば顔を離して。)


  • No.59 by アイビー  2024-07-26 20:23:27 



っ、ひ...く、ぅ....フ、フレアちゃんちょっと強引、そこも好き。( なかなか痕が付かないのだろうか、こそばゆい気持ちに身体を震わせながら我慢をしていれば二回目にして漸く付いたようで、貴女が満足そうに満面の笑みを浮かべている。ほ、と一息つけば、調子を取り戻したかのように赤くなる頬を両手で包みながらくねくね、と身体を揺らす。痕のついた場所に触れ、指でなぞればふふ、と嬉しそうに自然と笑みが溢れる。愛しさと嬉しさのあまり、ちゅ、と触るだけのキスをすれば「 愛してる 」と抱きしめ、胸に顔を埋めながら伝えて、)

  • No.60 by フレア  2024-07-26 21:13:08 ID:39ba6d435



ん…、ふふっ、私も愛してる。
(痕をつけられて嬉しいのか、痕をつけたところを指で触れると笑みを零したのを見ていると何を思ったのか触れるだけの軽いキスをされ、嬉しそうに目を細めると愛の言葉を伝えられ、それに自分も同じ気持ちだという返事をして。甘えるように抱きついてきた貴方は自身の胸に顔を沈めているのを見ると、なんだか子供のようで可愛らしくサラサラとしていて綺麗な長い白色の髪に手を伸ばすとその髪を手ぐしでときながら頭を撫でるようにして。甘える側ももちろん相手を感じることが出来て良いのだが、甘えられる側は愛でることが出来るため、それもいいな、なんて思いながら「アイビー、少しお昼寝をしない?このままでいいから」と貴方の頭を苦しくないくらいに優しく抱きしめるとそう言って。)


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