スパイ×ファミリー

>ちんちくりん

なっ、何だよ、ちんちくりん！ 庶民がオレに気安く話しかけるんじゃねーよ。

(聞き覚えのある声が聞こえ、歩みを止めて振り向けば声を掛けて来たのは、気になる存在の少女。恋は盲目というやつなのだろうか、自分の視点では補正効果で美化されたアーニャの姿が見えており、顔を真っ赤に染め上げ心臓が高鳴っては、トクントクン脈打つハートを投げ捨てれば庶民の相手から話し掛けられた事に嫌そうな表情を見せ突き放すような事を言って)

(/いえいえ、此方こそ、意地悪な所が有りつつも素直じゃない片想い次男くんかもしれませんが、宜しくお願い致します…！原作軸の設定なので、アーニャちゃんが自分の秘密を打ち明けた後の時系列とさせて頂こうかと思っております。では、失礼致しますね。)


>フォージャーのおばさん

あっ、おばさん。なっ、なな！仲良くなんかしてねーし！！いや、何も用事は無いけど…、勉強の息抜きに気分転換で散歩していただけだよ。

(フォージャー家の近所を歩いていたらアーニャの義母から声を掛けられては、彼女と仲良くしていると勘違いされ、御礼を言われれば怒りながら焦って否定しては何も用事は無く、勉強の休憩をしていた旨を告げて)

>フォージャーの叔父さん

ん……？(なんだ、あのおっさん、様子がおかしい…。不審者か？)

大丈夫かよ。おっさん。

(フォージャー家の近所を散歩中、胸を押さえながら片膝をついた見知らぬ男と鉢合わせをし、相手の容貌に誰かの面影を重ねたが、不審者を見るような目で見つめれば警察に知らせるべきか判断に迷うも相手の様子を見ると心臓発作か何かを起こして苦しんでいるのかもしれない気がして恐る恐る声を掛け)


(/いえいえ、大丈夫ですよ。此方こそ、宜しくお願い致します…！原作では彼らは対面していないため、正式な呼称が不明なので仮名となりますが、此処では「フォージャーの叔父さん」で呼ばせて頂きますね。では、失礼致します。)