翔 2024-07-11 01:01:15 |
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…空っぽの方が吐く時辛いやろ…?隠さんで…?(そっと頬を撫でて心配そうに伝え)
ほんまぁ?読んでくれるなら、ええか…おん…早出の残業確定しとる…やから、明日、先に寝とってな?ゲホッ…あ、飯もちゃんと食いなよ…?(頷き。へにゃりと苦笑して)
…っ、立てる…っと…先に診てもらい?俺は後でええから…(フラフラと立ち上がり、診察室の椅子を譲って)
んー…実は割と辛い…具合悪くて病院来てんのに、来たら余計に具合悪くならない?雰囲気とか匂いとか…
(隠さなくて良い、という相手に胸元をさすりながら上記を答え)
え~…そんなの心配で寝られないよ…待ってるから、ちゃんと帰って来てよ…?
(早出の残業、と聞いて耳を疑い身震いして。相手を引き止められる力が自分に無い事をもどかしく思うが、せめて家で待っていて沢山癒して休ませてあげようと思い)
…良いの?…あ、はい…終わるまでそこのベッド使っていいから寝ててって…はい、お願いします
(椅子を譲られると複雑な気持ちになったが、その気持ちを汲み取った医師からベッド使用の許可が降り、相手にそれをそっと伝えて)
ぁー…分かる。病院ってなんか分からへんけど、余計しんどなるよな…ゴホッゴホッ…(分かると同意し)
結構遅くなんで…?それでも待っててくれるん?ゲホッ…多分、日ぃ跨ぐよ?(待つと言われ、嬉しいが、だいぶ遅くなるのが分かっている為眉を下げて)
…おん…ちょっと、起きとるのも辛いし…ベッドで横になりたかったから…あ、すんません…ゲホッゲホッ…っ(良いと頷き。ベッドに横になって。目を閉じて気持ち悪さを落ち着かせ)
うん、寝とき…?俺は大丈夫、ちゃんと待ってるから…っえ、違いますよ…そっか、そう見えるのか…
(しんどそうに返す相手の頭を撫で、遅くなってもちゃんと待っていると安心させる様に告げ。横から口を挟んだ医者に「2人は従兄弟とかじゃないの?」と聞かれそう見えるのかと少しショックを受けながら返し)
…あ、はい…俺つい最近仕事辞めたんですけど、その職場に就いてから特に胃が痛くて、ずっと吐いたり下したりしてて…精神的なものもあるんだと思いますけど…なんか、辞めてから逆に酷くなった、というか…
(医者に問診票を見ながら更に詳しいことを聞かれて答え。その後触診等を終え、診断名は「ストレス性胃炎」だった。処方箋を受け取るとそれを折ってポケットに仕舞い、医者に礼を言い相手と交代する為に声をかけて)
…翔くん、翔くん、ありがとう。終わったよ
ん…ひろくん…?あぁ…ありがとう…ゴホッゴホッ…っお願いします…(フラフラしつつ体を起こし、椅子に座って)
…昨日、かな。仕事終わって、ゲホッ…帰ってきてから…体がめっちゃしんどくて…ゲホッゲホッ…っ初めは頭痛やったんですけど、段々と咳が酷くなって…ッゴホッ…咳する度に、胸が痛くて…ぁ、はい…ッ(ぼんやりしつつ問診を受け、レントゲンを撮る事になり。フラフラ立ち上がって)
レントゲン室…行って来るわ…ゲホッゴホッ…ッ紘くんは、先戻っとく…?ぁ、ありがとうございます…(フラフラしてる様子に看護師が車椅子を持って来て。それに座り自力で向かおうとし)
れ、レントゲン…?…あ、俺も行く…けど行ったら邪魔かな…あ、外で待ってて良いんですか?じゃあ翔くん…一緒に行ってもいい?車椅子押すのは看護師さんにお願いするな…よく見えなくて事故ったらシャレにならないから…
(相手の診察を聞きながら再度耳を疑い。戻ってる?と聞かれ咄嗟に自分も行くと答えるが邪魔なのではと目線を泳がせ。看護師に外で待てるのでと言われると少しだけ片目に輝きが宿り。相手が座った車椅子の横に立つと自力で行こうとする手を抑え、顔覗き込み苦笑いして言って)
…ほんまぁ?ふへ、嬉しい…ほんまは1人心細かってん…ゲホッ…紘くんが一緒に行ってくれるの嬉しいわ…(ふわりと微笑み、看護師にお願いしてレントゲン室まで行って撮影し。少しだけ待合室で待って)
…ただの風邪やと思っとるんやけどなぁ…あ、呼ばれた。紘くんも一緒にきてくれる…?(何か重い病気だったらと思うと怖くて顔が強ばり。無理に笑みを浮かべてお願いして)
うん、勿論。何ともないと、いいね…
(レントゲンまで撮った相手の診断結果が気になるのは言わずもがな、それが終わればいよいよ自分の目の番である為、少し緊張していて。心細い気持ちがお互いにあるのが解っているので、再び診察室に入ると椅子を横並びにし、相手の手を掴むと少しだけ寄りかかる様にして半身を相手にくっつけて)
こうした方が、気持ち重くならない、から…大丈夫、だよ翔くん…
!…うん。ありがとう、紘くん…はい…慢性閉塞性肺疾患…?あ、煙草…めっちゃ吸いますね…はい…ゲホッゲホッ…えぇ…あと、風邪…はい…ありがとうございました(煙草が原因の病気と風邪と言われ。禁煙と言われてしゅんとし。風邪薬といくつかの薬を処方されて診察終わって)
…ありがとう、紘くん。入院とか心臓とかの病気や無くて良かったわ。次、眼科行こっか。(処方箋を受取り、相手の方を見て言い)
っ、良かった。うん、良かった…
(医者の話を聞いていて、確かにタバコ吸うとそういうリスクがあるって聞いた様な…と思い起こしていて。重い病気では無くて勿論良かったし、とてもしんどそうにしていたのでほっとしたが、いかにも重症という感じで居たのがほんの少し恥ずかしくもあり。眼科に行こうと促されればいよいよか、とゆっくり立ち上がり小さな声で)
初めにもう一回状態見て、それから判断するって言われたからちょっとかかると思う…外で休む?話だけ、一緒に聞いてくれれば大丈夫だから…
…ゲホッ…なんか、こんな大事になんに、全然重ない病気やったとか…ごめんな?紘くん…(自業自得で全然重症じゃなかった事に恥ずかしさと申し訳なさを感じて謝り)
…や、ずっと傍おるよ。紘くんの今の状態も知っときたいし。(首を振り、傍に居ると微笑み)
いやいや、何が原因であれ、どんな症状であれ…病気な事に間違いは無いんだから、その正体が知れて良かったよ。しっかり治していこうね
(何も悪くないのに謝る相手に、少し否定する様に手を左右に振って答え、にこ、と笑い)
そう…?じゃ、一緒にいてもらおうかな…よろしくね?
(そばにいる、と言ってくれた事にまだ何も判っていないのに泣きそうになり。慌てて拭っていると名前を呼ばれたので一緒に眼科の診察室に入り)
…はい、前よりは傷は治って来ましたけど…やっぱり見えません…はい…よろしくお願いします……翔くん…
(医者の質問に答えながら、淡々と診察は進み。医者はさもこれから出す答えが決まっている様な態度で少し怖くなり、医者が診察室の奥に入った時に、相手の手をぎゅ、っと握って)
そやね。しっかり治して、もっと紘くんを支えられる様にするわ。…あんがとね、紘くん(ニコッと笑い、お礼を伝え)
…大丈夫、大丈夫やで。何言われても傍居るけん。怖いなぁ…辛いなぁ…こんな事しか言えんでごめんなぁ…ずっと傍居るけんな?(握っている手はそのままに、もう一方の手で頭を撫でて)
ん…ありがとう、心強いわ…
(撫でられている事を嬉しく思い、目を細め。相手がそばに居てくれるなら、と決心を固め。医者が戻ってくると座り直してじっと次の言葉を待ち)
…はい。このまま聞きます……
(その後医者の口から出た言葉でかろうじて聞き取れたのは、“摘出”と“義眼”という単語だった。やっぱり、という感情と信じたくない、という気持ちが交差し、ぐちゃぐちゃな気持ちで暫くその場から動く事が出来ず)
っ…先生、紘くんの目は…その、移植とかはアカンのですか?その…将来的に治る可能性とか…に、日本では無理やけど、海外やったらいけるとか…!ゲホッゲホッ…ッ(どうにかもう一度見えるようにならないのかと必死に頼んで)
…なんだってええんです。方法があるなら、教えてください…っ紘くんの目、また見えるようにしてやりたいんです…っ
翔くん、落ち着いて…あのな、前にここ来た時、その事も全部説明されたんだよ。移植のリスクも、その後の治療やケアの事も…その上で、先生は義眼が良いって勧めてくれて…でも、もう一度ちゃんと確かめて欲しい、って俺からお願いして、今ここにいるの。…だから、もう、いいんだよ…俺は、大丈夫。不完全でも、より、長く翔くんと一緒に居たい、から…
(自分より取り乱している相手を宥めるように冷静に話し。目は移植するよりも、摘出して義眼にする方がよっぽど維持も難しくないし、リスクも低い。その事を知った上でもう一度確かめたいと言ったのは自分の我儘で。呼吸を落ち着けつつ、ゆっくりと話をし)
でも…っ、なんで、紘くんが傷つかなあかんの…?紘くんが辛い思いせなアカンの…?おかしいやんか…っごめん…っ(自分に何も出来なくて悔しくて涙を流し。乱暴に目を擦って)
…紘くん…、義眼にする、の…?
…そこまで言ってくれるの、翔くんだけだよ…謝らないで?
(乱暴に涙を拭う手を優しく止め、自分の手で優しく拭い)
うん、義眼にしようと思う。…いい、かな…?
(そのままぎゅっと手を握り、相手の顔を見て。手術期間や義眼が出来るまでの時間は然程長くないが、その間更に相手に世話をかけさせる事になってしまうので確認も含めて問い)
ん…紘くんが、決めた事なら…っちゃんと、支えるからっ…そゆせ、お願いします…っ(こくんと頷き、医師の方を向いて頭を下げ)
手術までに、せんといけん事とか、ありますか…?(涙を拭い、何が必要か真剣に尋ね)
ん…ありがとう。俺もちゃんと出来る事はするから、…傍に居てな?
(自分のする事を認めてくれた事に礼を言い。その後の医者の話では、入院は明後日からになるのでその為の準備とお金の用意をする事を伝えられ、義眼制作の依頼はこちらでしておく、との事だったのでこの日の話は終わりで。礼を言うと診察室を後にし)
…俺が弱いから、翔くんに余計な世話も心配もかけさせて…ほんと、ごめんな…
(待合室の椅子に座ると、これからの事を考えてまた少し心細くなり。相手にそっと身体を寄せると謝罪し)
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