初心者 2024-07-06 22:26:34 |
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レン「♪~…、……」←歌い終わる
リン「…………」
レン「っ、はぁー…、…」←切り替えるように大きく息を吐き、目を開ける
(曲が終わってはそーっと広間に入り中の様子を伺えば視線先のレンを見つめハンドサインとして親指を上げて良かった、と伝えんばかりに笑って)
レン「!っ、…//」(あいつ隠れ聴きしやがったっ)←恥ずかしそうにカイトから顔を逸らす
リン「レン!!とっっても良かったっ!」
レン「っ!あ、お、おう…」
レイ「うわぁ、、勉強なるっす…」
レン、『get,sanity.』
(カズハは短くそう言う。これもレンに対するサインで、『正気を取り戻せ』という意味。sanityというのが正気、健全さという意味の英語である。(SAN値、という言葉のSANがこれ))
レン「っ!…、わ、わかって、る…」←マスター命令は絶対な為体が勝手に言うことを聞く
レイ「えぇえー、レンくんの調教もすごいし、作曲構成やばぁ…。これがボカロの本気…」
……不気味さとその中に渦巻く狂気、そしてその中に隠し味程度に隠れている本来の少年の正気……実際この曲は俺の中でもかなり納得感は高い曲だよ。
(先程とは違い、目の死んだままそのように自身の曲への講釈を垂れるカズハ。レンは知っているだろうが二重人格なのではなく、カズハはゾーンに入ると止められなくなるだけなのである。)
ふふ…♪、凄いなぁ、余っ程練習もお互いのことを知ることも頑張ったんだろうなぁ♪ 僕もその雰囲気の歌を歌ったことはあるけれど、彼処まで入り込むことは出来ないから尊敬しちゃうなぁ。
(レンの反応に小さく笑っては広間のソファに腰掛けいつの間にかアイスを手に。感想を呟き伝えながらカズハを見ては"昔、僕を雇っていた人がすごく褒めてた曲で、カズハさんの曲だったんですね"と笑って)
レン(また世界に入ってるよマスター…、人に戻れって言っておきながら…)
レイ「凄いねーっ」
リン「うんっ!世界観凄かった!」
レン「はい、じゃあ俺の勝ちー」
リン「まだリン歌ってないもん!!」
……ま、好評頂けたのならば良かった。
(カズハは笑って、その拍子に目が閉じる。その目が開かれた時、彼の目にはまたハイライトが戻っていた。……昔と比べれば、かなりゾーンも制御できるようになっていたのである。)
レイ「カズハさんには劣るかもだけど…一応流しますね(苦笑)」←PCを取り出して曲を流し始める
リン「リンはね、マスターの曲大好きなんだぁ♪皆大丈夫、1人じゃないよって全世界の人に伝えたい曲なの^^…、……♪~」←前奏が終わったと同時に喋りを止めしんみりと歌い出す
レン「…!…、…」(マスターの曲ばっかであんまり触れてこなかったタイプの曲…。)
……
(カズハはと言うと目を瞑り、音に神経を集中させる。自分が普段使わない長調がどのような響きを生み出しているのか、これをしっかり学ぼうとしているようでもはや歌詞の意味などは考えては居なかった。……まぁボカロPとしては正解かもしれないが。)
リン「♪~…♪♪」
レン(どこか安心する温かみの持ったメロディー…、俺とは別ジャンル過ぎて比べる対象とかの問題じゃねぇな…。技術も、感情の出し方も…。)
……うむ。ありがとう、良かったよ、やっぱ分かっちゃいたが全然違うね。
(カズハは目を開けると笑って拍手してそのように言って。)
レイ「あ、ありがとうございますっ…!」
リン「へっへーん♪」
レン「……、うん…、…良かった、」
リン「!えへへっ♪」←素直な感想に喜ぶ
……ただこうなると問題なのはさ。アドバイスのしようがねぇんだよな。
(カズハは苦笑いしながらそのように言って。当然短調、長調が違う曲のためアドバイスがマジでやりにくいのだ。)
そうね、そうしよ……
(こちらもこちらで苦笑いしてそのように言ってはまたパソコンを開く。レイの言う通り作業を見せあった方が純粋に早そうというのはカズハも薄々勘づいて居たのだ。)
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