644の審神者 2024-07-05 02:55:26 |
通報 |
滅相もないことです!素敵なお返事をありがとうございます。
それでは一度本体はドロンさせていただきますが、展開や場面のご相談など出来次第再度お声掛けさせていただくかと存じます。もしご希望の展開などございましたら、いつでもお呼び立てくださいませ!
※※※
……あ。こちらこそごめん、えっと──夕飯、何かな、楽しみ
(影の正体は、元近侍で…数ヶ月経っても直ぐに言葉が出てこない。あ、とか、う、とか意味の無い言葉を吐き出して、雑面の下からちらりと視線を持ち上げ悲しそうな目を見てしまうと──それも人間らしいというものなのではないかと負のループで。少しだけ困ったように目を伏せたなら「…広間に行こ、安定。お腹減ったね」と隣りをすり抜けるように歩き出し)
…そう、だね
今日はたくさん動いたし……主はずっと部屋にいたの?
(近侍を解除された日から主のそばにいちゃだめな様な気がして、また拒絶されるかもと思うと彼女とは距離をおくようになった。ゆっくり歩き夕日にてらされた眩しい庭を眺めつつ、今日は畑当番だったためお腹減ったねの言葉にはぎこちなく同意。近侍時代は主の予定を把握していたが、今はそんな権利無いためたずねて)
…うん。思っていたよりも書類の量が多くて、ご飯食べたら続きしようかなって
(そう言えば畑をお願いしていたのか、と言葉を反芻しながら目を細める。隣で書類を手伝ってくれていた時間の方が長いものだから私としては寂しいけれど…ただの人間といるよりは気心知れた刀剣同士といた方がきっと幸せに違いない、のに──横目に見上げた元近侍の表情が、とても寂しそうで。つい足を止めて青い目を雑面の下から見上げ)
──安定、そんな顔しないで。畑仕事の方が、ほら、他の男士たちと話せるし…折角の人の身なのだから、思い出は多い方がいいでしょう?…ただそれだけ、だから
それが僕を近侍から解任した理由?
ほかの仲間と仕事するのも楽しいよ。けど近侍のしごとだって楽しかった…
(優しい声をきくと切なくなり目から涙が落ちそうになったし、思い出は多い方がいいと言われればならどうして自分を解任したのか聞きたくなったがたえて。相手のとなりにはいられなくなってしまったが、勘違いしてる主に自分の気持ちは知ってもらいたい。がばっと勢いよくあげた顔は少しだけ怒っていて、近侍の仕事も楽しかったと叫ぶ様につたえて)
──ご、めん。ごめん、安定、泣かないで、
(突然持ち上げられた顔と、怒ったような泣きそうな、感情が溢れんばかりに詰まった瞳を見て…拙い言葉になってしまう。大切な刀で、家族も同然で、でも仮にも立派な神様で、そして何より呪いのように付き纏う随分と人間ぶっているという言葉。泣いていないと分かっていて、伸ばした指先が触れられたなら目の下を優しく撫でるつもりで──夕暮れ時の風が雑面を僅かに持ち上げて紫の瞳が覗く)
安定は神様だから、人間みたいに苦しんで泣かなくても──ね、泣くとね、お目目が溶けちゃうんだよ。だから、ね、泣かないで
泣いてなんかないよ……ごめん主、こまらせて
みんなも待ってるし行こっ
(やさしく目の下を撫でられて、相手と目があうとたえられなかった涙があふれて、うるんだ目から涙がこぼれ落ちる。本当はもう一度自分を近侍にしてほしいと言いたいけど優しい主にわがままを言って、これ以上困らせたくない。ゴシゴシと目をふき、むりやり明るく笑っては広間に行こうと)
──うん、行こう、夕飯楽しみだね
(口にしなければ泣かなかったのだろうか、と思っても指先を濡らした滴を咎めることはできない。無理矢理な笑顔に雑面の下で微笑み返して広間へ再度足を向けたなら今度は迷わずその中に踏み入り。ずらりと並んだ大皿料理と目を輝かせる他の男士達と、審神者の為にと空けられた上座の席を見て苦笑混じりに)
何度見ても毎夜宴会みたい
たしかに…最初のころは小さなへやでも狭くなかったのにね
(目は少し赤いものの広間にはいるころには涙はかわいていて、にぎやかな雰囲気にしぜんと笑顔が浮かぶ。苦笑混じりの主にたしかに、と同意しつつ空いてる場所を探して。清光のとなりはもう他の誰かが座っていたのでチラッと相手みて「主のとなり座っていいかな?」と聞いてみて)
ね──もちろん。隣においで…あっ、あとね
(珍しいこともあるものだと見回してみれば、確かにもう空きの少ない座る場に頷く。いつも通りの席、いつも通り皆の顔が見えて…数ヶ月前のように執務室以外の場所でもよく隣にいてくれた元近侍だけが少し違う。袴を折って座りながら、思い出したように内緒話のように耳に口元を寄せて)
あのね、美味しいお菓子を買ったの。今日隣になった方と食べようと思ってたの、夕食後にお時間ある?
わ!もーくすぐったいよぉ
いいよ。なんのお菓子かったの?
(返答きけば嬉しそうにありがとうと言ってとなりにすわる。今日のご飯もおいしそうだ、と夕飯を楽しみにしてれば突然、耳がくすぐったくなり少し、驚きつつクスッと笑って。美味しいお菓子と聞けば興味がわき、なんのお菓子を買ったのか聞いてみる)
えっとね、季節のドライフルーツが乗ったクッキー…去年買って美味しかったから今年も買っちゃった
(全員が席に着いたようで、どこからとも無くいただきますの号令が掛かる。くすくす笑う元近侍の耳元から少しだけ口を離して、お菓子の詳細を告げ姿勢を戻して両手を合わせ。いただきます、と、目の前のお箸を持ち上げ…楽しげに食事をする仲間を眺めて、こんなにも楽しそうな姿が見れるなら人間の真似事でも許したいという思いには蓋を)
へえ…そんなにおいしいなら主のとなり座れた僕ってラッキーかも
(同じくいただきますと言い箸をもって。詳細な話をきけばどんな感じのクッキーなんだろうと、夕食後がさらに楽しみになりつつ、急にある考えが浮かんだため燭台切の方をみて。この本丸のなかで、一番料理が上手い彼だったらクッキーを作れるかもしれないと思い)
まったく同じのはむりかもしれないけど、燭台切だったら主の好きなクッキー再現できるかもしれないよ
──季節限定だから良いんだよ。いつも皆から舞うの桜を見てるからって、花見をしない理由にはならないでしょ?
(豚のしょうが焼きと、お味噌汁と、白米と、サラダと、ポテトサラダと。雑面を少し片手で持ち上げてはご飯を口に運び、面の下でほくほくと目を細めて満足感にひたる。確かに彼なら平然と美味しいお菓子を出してくれるだろうけど…そうじゃない。ただ、その発言は少しだけ、人間とは違う何かのようで少しだけ寂しそうに目を伏せて。咀嚼しながら見下ろすテーブルにはサラダ。トマトをお箸で摘むとそのまま流れるように安定のお皿へ)
僕はおねがいする派かも?好きなものはたくさん食べたい
(相手の言葉きけば目を下にさげ燭台切がつくってくれた夕ご飯を見つめて、彼の作る食事はおいしいし好き、だから毎日食べたいと思った。でもそう思うのは変なのかな、そんな事を思いつつお味噌汁をのんで。トマトを開かれれば不思議そうに首かしげて)
主……?
気持ちはわかるけど…トマト苦手、1個は頑張る
(好きな物は食べたい、出来ればたくさん、長い間。気持ちは理解出来るが、その一瞬を何度も味わいたいために欲するのは少し違うというか…上手く言えないけれど、花火が綺麗だからと打ち上げ続けるのでは意味が無い気がするアレ。トマトを置き切れば、拗ねたように麺の下で唇を尖らせて)
ふふ、そうなんだ
仕方ないから食べてあげよー、でも燭台切には内緒だよ?
(トマトを置かれた意味わかればなるほどと頷き、拗ねた様に面の下で唇尖らせてる相手にすこし子供っぽくてカワイイなと思い。相手が清光だったら断ってるが大切な主のおねがいならと自分の皿におかれたトマトを食べ、ごくんと飲みこむと内緒だよと口の所で指たてて)
…ありがとう
(しー、と立てられた指に同じように指を立てて小さく笑って。内緒、と頷けば再びお皿に向き直る。トマトはあと一つ、口に放り込んで咀嚼も少ないままに飲み込んで、その後はそのまま好きなおかず…今日は肉団子を箸に取って口に放り込み)
他のは美味しいのにな、卵焼きも、鮭も、全部
……でもトマトは苦手なのにケチャップはへいきって人多いって聞いたよ
(一緒になって考えたが本人じゃない為、これという答えは浮かばなかった、しかし考えてる途中で前にテレビかなにかで聞いた事を思いだし、話してみて。自分のぶんのトマト見つめつつ、「おなじトマトなのに人って面白いよねっ」と不思議そうに笑いつつ話して)
トピック検索 |