契約者は双子の弟(〆)

そっか、じゃあ並ぼ！(相手への心配はあったが、相手が大丈夫と言うため、列に並び)

こういうの初めてだからドキドキする（ジェットコースターのようなものだろうか、など想像しながら列を並んで）

飛ぶのとは違うのかな(列に並んで順番を待ちつつ、見上げて乗っている人たちを見ながら呟き、「なんか、すっごくワクワクするね」と言い)

ね！（相手に飛ばせてもらったことはあるが確かに感覚は違うのかなと期待しながら、順番が来たため相手と共に準備をして）

うわ、すげぇ上がってく！(順番が来て、係員の指示に従って準備をしては、動き始め、くるくると回りつつ上へとあがっていき)

う、わ…（くるくる回ると思わず、驚いた様子を見せながら景色を見て）

これ、確かに楽しいかも(楽しそうに笑いながら、周りの景色を見ていて)

確かに…（少しだけ怖いが、相手が楽しそうだとつられて楽しく感じて少し微笑んで）

怜夏、俺が飛ぶのとどっちが楽しい？(暫く楽しんでいたが、ふと何気なく思い、相手に尋ねてみて)

うーん、それは怜央にぃかな（少し考えてから相手の方が楽しいと思ってそう言って笑って）

やった、じゃあ俺がいっぱい色んなとこに連れてったげるね(相手の返答に嬉しそうにしては、飛んで連れてくと言い。そうして終われば降りて)

うん、楽しみ（相手の言葉に笑みを見せて降り「そろそろ最後かなぁ」と時計を見て言って）

じゃあ、観覧車乗ろ！(時間的にもその方がいいかと思い、相手の手を引きつつ言い)

うん！（相手の言葉に頷き、観覧車に向かうとまだ夜ではないからかあまり人がおらずすんなりと乗れて）

…怜夏、楽しかった？(相手と共にゴンドラに乗ると、相手にそう尋ねて、｢怜夏と遊園地で遊びまくって、デート出来てすっげぇ満足！｣と満面の笑みで言い)

うん、すごく楽しかった（相手の言葉にそう返事をして微笑み「デートって、なんか照れるね」と少し赤くなりながら言って）

また今度、デートしようね？(少し恥ずかしげに相手の手を握りつつ言い)

うん、約束（相手の言葉に満面の笑みを見せてから握り返して）

…怜夏、俺の弟で主で恋人になってくれて、ありがとう(少し照れくささはあるも、もうすぐ頂上だと気付けば、見つめながら伝えて、｢これからも、死ぬまでずーっと、オレといてね！｣と言い)

うん、死んだら僕に魂あげるしずっと一緒だよ（頷きながらそう言い、頂上に上がると景色に目を輝かせて）

怜夏死んだら、悪魔として蘇らせるもん(相手の言葉に、にへと笑いつつ言うと、景色を見て、｢すっごく綺麗だね｣と言い)

うん…（相手の様子を少し見てから意を決して相手の頬にキスをして）

！…ずるい、もっかい！(相手にキスをされ驚いていて、相手の方を見てはもっかいと言い、｢今度はちゃんとここにしてよ｣と口を指しながら言い)

僕からはもうしたからいいの！（相手のおねだりにそっぽを向き、恥ずかしさで耳まで赤いまま逆側の外を見て）

…(相手の様子に不満げにすれば、じっと見つめながら、無言のおねだりをしていて)

そんなにしたいなら怜央にぃからしたら？（相手のお願いの視線にそう言ってから相手に視線をやって）

やだ、怜夏からされたいから(してくれない事に不満そうにして)

…これだけね（少し考えてから相手にキスをし、照れてそのままそっぽを向いて）

えへへぇ…(相手にキスをされては、幸せそうに笑い相手に抱きついて、｢怜夏大好き！｣と言い)

それはよかった（そう言いながら頭を撫でながら自分もして欲しいなと思いながらも言わずに外を見るとパレードをしていたため指を指して）

あれなに？(相手の指した先を見れば、初めて見たため、不思議そうに尋ねて、｢すげぇ楽しそう｣と言い)

パレードだよ、キラキラしてる（そう言いながらじっと眺めていると地上が近づいてきたため「そろそろ降りるよ」と言って）

見に行こ！(相手の言葉に頷き、地上に着く間近で、相手にキスをしては、相手の手を引きつつ降りて、見ようと言い)

うぅん…？（相手がキスをすると驚きで赤くなってしまいながら降りるとそこままパレードの方へむかって）

すげぇな、キャラクターいる！(相手とパレードの見やすいところへ向かい、相手と見ては、そう言って)

そうだね（あまりキャラクターは知らないが相手が楽しそうでよかったと思いながらパレードを眺めて）

楽しかったな(パレードが終わると、満足気に言い、｢ね、夕食、このままどっかで食べて帰ろ？オレ奢るし！｣と言い)

じゃあここの外に美味しいって評判のお店あるし行こっか（少し考えてからそう言い「怜央にぃお金あるの？」と不思議そうに言って）

うん、前の主にお小遣いでもらったり、魔界で貯めたりしてたから(相手の言葉に頷いて、持ってることを伝えて)

そうなんだ（そんな感じの関係もするんだなぁと思いながら「それならお願い」通って店に入って）

わぁ、やっぱ人気だね(夕食の時間近くというのもあり、それなりに客が多く、そう言いつつ案内された席に座り)

ね、でもすぐ入れてよかった（頷きながら案内された席に着くとメニューをじっと見つめて）

どれにしよっかなぁ(ワクワクとしながらメニューを見ていて、｢怜夏どれにする？｣と尋ねて)

僕はこの…ハンバーグ香奈（それが払ってくれるとはいえ高校生にとっては少し高い場所なため悩んだ結果ハンバーグにして）

ハンバーグいいなぁ…オレパスタにしようかな(どれを食べようか、値段もあり少し悩んだ末にそう言って)

いいと思う（こくりと頷いてから注文をし、なんとなくあたりを見渡してみて）

ちょっとトイレ行ってくるね(オシャレだなと思い、店内を見ていたが、相手にそう伝えてから席を立ち、トイレへと向かい)

いってらっしゃい（さらっと手を振りながらそれが帰ってくるのを待って）

…ごめんね、お姉さんたち、オレ弟待たせてるから(トイレから出て席へ歩いていれば、女性らに絡まれるも、笑顔でそう言って離れると席に戻り)

あ、おかえり（相手が帰ってくると笑みを見せ、相手が帰ってくると同時に料理がやってきて）

わ、美味しそう！(運ばれてきた料理に目を輝かせて、記念にとパスタとハンバーグの写真を撮り、｢後で親父に自慢しよっと｣と楽しそうに呟き)

ふふ、仲良いんだね（なんとなく相手が悪魔になった時の父親のような存在を想像しながらハンバーグを食べて）

ディアロとして育ててくれた人だからな(相手の言葉に、自慢げに話しつつパスタを食べていて)

そっかぁ（頷きながら食べ進め「一口あげる」と言ってフォークに刺したハンバーグを差し出して）

！…ん、ハンバーグも美味しい(相手から差し出されたハンバーグを食べては、目を輝かせて、お返しにと自分のパスタを一口分巻き取り、相手に差し出して、｢パスタも美味しいよ｣と言い)

ん…ほんとだ（相手がパスタをくれると笑みを浮かべながら食べておいしさに目を輝かせて）

だろ？(相手の様子に満足そうに笑いながら食べ進め、そうして終われば、ごちそうさまと言い)

うん！（相手と同じようにごちそうさまと言ってから席を立って）

美味しかったな(荷物を持ち、会計を済ませては店を出て、満足気に言い、｢じゃあ帰ろ！｣と言い、相手の手を繋いで)

うん（頷いてから相手と手を繋ぎ、楽しかったなぁと思いながらバスを待って）

…もぉ、せっかくのデートなのに邪魔だなぁ(なんとなく付けられているような気配に気付き、そう呟いては、どうしようかなと考え)

…？（付けられているとは知らずに相手の呟きにきょとんとした様子を見せて）

…こっちきて(気のせいなのかなと思いつつバスを降りれば、相手の手を引いて人気のない路地裏へ向かい)

う、うん？（路地裏に入ると、なにをするのだろうかと不思議に思いながら相手に手を引かれたまま歩いて）

…ねぇ、なんの用？(その人物が自分たちを追うように来ると、やっぱりかと思いつつ、そう声をかけて、相手を守るようにしていて)

…誰？（相手の背中に引っ付きながら不安げに謎の人物を見ようと思って目を凝らして）

お前、天使か(追いかけてきた人物は、悪魔から救ってやろうと思っただけと言うと、悪魔の姿になり、「怜夏、命令して」と相手に言い)

え、えっと…怜央にぃと僕を邪魔する天使を…追い払って（殺すなどの野蛮なことは嫌だと思って追い払ってと命令してみて）

ふはっ…怜夏らしいや(今までと違い、相手の優しい命令に、ふはっと笑っては、「追い払ってみせるよ」と言い、武器であるレイピアが出現すればそれを手に持ち、死なない程度に天使と攻撃したりしてやり合っていて)

…かっこいい（相手と天使の戦いで相手を応援しなくちゃと思いつつも先に相手のかっこよさに思わず見惚れてしまって）

残念だけど、目にある刻印見ただろ？(天使と戦いの中、相手を救うのは無駄だと伝え、契約の印である刻印を入れた相手の右目と自分の左目を僅かに光らせ)

…ごめんなさい（天使の言葉に、別に今既に相手がいるこの状況が大好きなのにと思って謝りながらも微笑んでいて）

むしろ、オレから引き離す方が不幸になっちまうぜ？(ニヤリと笑いながら言うと、「わかったらさっさと天界に帰れ」と言い、天使を蹴飛ばし)

どっか行っちゃった（蹴り飛ばした衝撃で消えてしまい、驚きながらも「天使もいるんだね！」と遅れて目を輝かせて）

うん、オレたち悪魔にとっては敵だけどね(相手の言葉に頷き、悪魔である自分にとっては敵だと伝え、「悪魔が嫌いな天使とか、悪魔から引き離すことが救済だと思ってる天使とか色々いんぞ」と伝え)

そっかぁ（ふーんと思いながら少し首を傾げ「天使は契約しないの？」と好奇心で尋ねて）

さあ？天使のこと興味無いし(天使については、興味のなさから知らないと言い、相手を抱き上げては、「じゃあ帰ろ」と言い、そのまま飛ぶと家へと向かって)

うん（相手にしがみつきながら、守ってくれた相手にキスをして「ありがとう」とお礼を言って）

当たり前だろ？命より大事な人なんだもん(自分にとって、自分の命より大事なのだと言い、家に着くと降り立ち、相手を下ろして)

なんか照れちゃうね（命より大事と言われるとそう言いながらも「でも、怜央にぃの命大事だからね」と言って）

大丈夫、オレ結構強いし(相手の言葉に、自慢げに話して)

そうだね（相手に頷いてから「お家入ろう」と言って手を引いて家に入って）

楽しかったけど疲れたな(家に入ると、ソファーに座りつつ言い)

楽しいけど疲れちゃうのも醍醐味だし、怜央にも戦ったもん（相手が戦ったから疲れたのだろうと思い「お風呂沸かすから先に入ってね」と言って用意をして）

うん、ありがとう(相手の言葉に嬉しそうに言い、ソファー寝転び)

守ってくれたし何かお願い叶えてあげる（お風呂の準備が終わるとそう言ってソファーの寝転ぶ相手を見つめて）

お願い？んー…あ、じゃあいっぱい撫でて(相手にお願いを叶えると言われ、何がいいかと悩み、思いついたものを言い)

わかった（相手の側にしゃがんでから頭を撫で「ありがとう」と言いながら優しく頭を撫でて）

えっへへ…(相手に撫でられ、尻尾を立たせながら嬉しそうに撫で受けていて)

いいこいいこ（相手を撫でながらそう言っているとお風呂が沸いた音がして「入ってきたら」と相手に言って）

うん、じゃあ先に入ってくるね(相手の言葉に頷き、起き上がるとそう言って、相手にキスをしてから風呂場に行き)

…他のことしとこっと（相手がお風呂に行くとキスをされて少し赤くなりながらやっていなかった家事を初めて）

…ふぅ(機嫌良さげに身体を洗い、風呂を出ては体を拭き、服を着て、リビングに戻り)

片付けも終わったし明日もおやすみかぁ（家事を終えると独り言を言いながら明日もおやすみだと嬉しそうにして）

お待たせ、上がったよ(相手の元に戻ればそう声を掛け、｢次、怜夏も入ってきなよ｣と言い)

うん、入ってくるね（相手の呼びかけに頷き、着替えを持ってお風呂に向かって）

いってらっしゃーい(相手を見送ると、悪魔の父に、相手とデートをした事、そして帰りに食べたものをメッセージで自慢していて)

ふぁ…（普段インドアなため少し欠伸が出ながらお風呂から上がるとソファーに寝転んで）

怜夏、今日は1日遊んで疲れたし、早く寝よ(悪魔の父からの返信に、満足しては、戻ってきた相手が寝転ぶと、近くに行きつつ言い、額にキスをして)

ん…うん（こくりと頷きながらベッドに向かい、先に横になると「ねぇねぇ、怜央にぃって、その…他の人にキスしたりそれ以上のことしたことあるの…？」となんとなく気になって尋ねて）

スクール通ってた時に、1番には程遠いけどそれなりに成績よかったから、僻んだ男共にさせられた事はあるよ(相手の言葉に、目を逸らしつつ、素直に話して、｢まぁ、数日後に仕返しにトラウマ植え付けてやったけど｣と言い)

そっかぁ…（相手に抱きつきながらそう答え「でも、僕が死ぬまでは、僕以外だめだからね…」と言って）

もちろん、しないから大丈夫(相手の言葉に笑顔で頷きながら言い、｢怜夏も、オレ以外としないでね｣と言い、眠気から、相手に抱きついてうとうとし)

したことないししないもん（頬を膨らませながらそういうと相手に擦り寄り「おやすみ…」と言うと寝てしまって）

…(気付くと眠っていて、朝になるも目を覚ますことはなく、なにか夢を見ているのか、尻尾や翼が僅かに動いていて)

んー…（尻尾が少し当たって目が覚めると「怜央にぃ…」と眠いが呼びかけて）

にゃはは…くすぐったいよぉ(眠っていて相手の声が聞こえておらず、楽しそうな寝言を呟いていて)

おーきーてー！（相手が中々起きないため少し膨れ、相手の口に試しにキスしてみて）

んっ…(相手にキスをされては、ゆっくりと目を開き、｢れいか…お、よぉ…｣と起き切れていない声でおはようと言うも、寝てしまいそうで)

ちゃんと起きて！（相手が寝かけると再びキスをして何度も起こそうとして）

おきた、おきたぁ…(相手に起こされ、起きたと言い、目を覚まし、｢キス攻撃やめろぉ｣と言い)

えへへ、怜央にぃは今日中にあげたキス分返してね（冗談でそう告げてから「今日もおやすみだね」と嬉しそうにいって）

もう、怜夏ってばぁ(相手の冗談の言葉に笑いながら言い、｢ね、今日は何する？｣と尋ねつつ、相手に抱きついていて)

お家でのんびりかなぁ（普段休日になるとのんびり家の中で過ごしていたためそう言い「怜央にぃはお休みの時何してた？」と聞いて）

友達と遊んだり、本読んだりしてたかな(思い返しつつ、魔界にいる友達と遊んだりが主だが、たまに相手が好きだったからと本を読んだりしていたことを言い)

そっかぁ、読書好きなの一緒だね（自分が読んでいたからとは知らずにそう答え「じゃあ今日は好きなことしよ！」と言って）

怜夏は今も好きなの？(相手の言葉に、ふと今も本が好きなのだろうかと思い、尋ねてみて)

うん、好きだよ（頷きながら本棚を見せ「このシリーズいまも読んでるし、これとかも好き」と紹介して）

あ、このシリーズ、こんなに続いてたんだ(相手の本棚を見れば、自分もよく知るシリーズの本があるも、2冊ほどしかまだ無かったため少し嬉しくなり、｢これよく一緒に読んだよな｣と楽しそうに言い)

えへへ、そうだよね（頷きながら「これ読んでみたら？懐かしいかもよ」と言って笑って）

昔みたいに一緒に読む？(相手の言葉に、そうしようかなと考えたが、ふと何気なく、まだ小さかった為、2人で本を持って読んでたなと思い出し、そう言ってみて)

わぁいいかも（相手の言葉に嬉しそうにしながら頷き、「怜央にぃが読んでくれる？」とお願いして）

うん、特別に読んであげる(相手のねだりに、笑顔で頷くとそう言って)

えへへ、やった（相手の言葉に嬉しそうにしてから「じゃあ、飲み物と食べ物だけ取ってくる！」と言ってキッチンに行って）

…！これ、あの時の…(本を手に取り、懐かしさを感じて、開くと、そこには幼い自分の落書きがあり、まだ持ってたんだと嬉しさを感じて)

あんまり覚えてなかったけど、怜央にぃかなって思って（相手ならしそうだなと思っていたのでそう言って微笑んで）

なんで書いたかは忘れたけど、想像通りオレの落書きだよ(相手の言葉に、嬉しそうにしつつ自分が書いたと言い、｢持っててくれてありがと｣とお礼を言い)

どういたしまして（相手の言葉に微笑むと「じゃあ、読んで！」と促して）

じゃあ読むね(相手の言葉に頷くと、ゆっくりと読み始めて)

…（相手が読んでくれる様子をじっと眺めながら読んでいる本を見つめて）

…おしまい！(所々、キャラに合わせた読み方をしつつ、読み終われば、楽しかったと言わんばかりの表情をしながらおしまいと言い、本を閉じて)

すごく面白かった！（ぱちぱちと拍手をしながら本を本棚にしまい「じゃあ今から何か作って持ってくるから、本選んでて」と言って）

うん、わかった！(相手が作るという言葉に嬉しそうに尻尾を立てては、どれにしようかと本を選んでいて)

おまたせ～（冷蔵庫にあったもので適当にご飯を作ろうと思うと炒飯しか思い浮かばず、冷凍の餃子と共に部屋に持ってきて）

！美味しそう！(決めた本を手に取ると、ちょうど相手が来て、相手の持つ料理を見ては目を輝かせながら言い)

餃子は冷凍だけどね（申し訳なさそうにそう言いながら小さな机に並べ「食べよっか」と言って）

炒飯作れるだけでも凄いよ！(相手の言葉に、首を横に振りつつ、凄いと伝えて、座ればいただきますと言って、食べ始めて)

ほんと？嬉しい（相手の褒め言葉はいつも嬉しいなと思いながら食べ進め、休日に1人じゃないことに改めて喜んで）

オレもなんか作ってあげたいんだけどなぁ…(食べ進めていたが、じっと炒飯を見つめながらそう呟いて、止められている以上、無理かと思い)

いつか一緒に作ろっか（相手に微笑んでからいつか一緒にしようと言って笑って）

！うん、作る！(相手の提案に顔を明るくさせては、嬉しそうに言い、食べ進めて)

何作りたい？（食べながら何を作ってみたいのだろうかと思い尋ねて）

怜夏が好きなやつ！(相手に何を作りたいか聞かれると、目を輝かせながら即答し、「ご飯も、お菓子も、オレがあげたりしたいんだ」と言い)

うーん、好きなの？（好きなものと言われてもピンと来ず「じゃあ今度考えてみるね」と言って）

うん、ゆっくり考えていいからね(相手の言葉に頷いては、焦らなくてもいいことを伝えて)

ありがとう（相手に笑みを見せてから食べ終わると「続きでも読む？」と尋ねて）

怜夏の本はいっぱいあって面白いね(尻尾を揺らしながら、相手の本棚を見ては、そう言って、「怜夏待ってる時、色々見てたけど、見たことないのいっぱいで面白そうだなって思ったもん！」と楽しそうに話して)

ふふ、これからずっと一緒だからゆっくり読めるよ（相手に微笑みながらそう言い、いろいろ買っておいて良かったと思って）

じゃあ、たまに読もうかな(相手の言葉に、確かにと思うと、ワクワクしつつそう言って、「じゃあ、このシリーズの次の巻読も！今度は怜夏読んで！」と言い)

うん、わかった（相手から本を受け取るとゆっくり丁寧に読み始めて）

…(相手が読む姿や、優しい声に、心地良さを感じていて、楽しそうに聞いていて)

…続く（本の最後は次回に続く終わりかたで「どうだった？」と首を傾げて）

すっごく面白かった！(物語が終わると、続きが気になり、楽しんでおり、面白かったと言い、「どーなんのかすっげぇ気になる！」と言い)

じゃあ続きを読んでみたら？（相手に次の巻を渡してからそう言い「きっと面白いよ」と言って）

うん、読んでみる！(相手から受け取ると、ワクワクとしながら本を読み始めて)

…（相手が読み始めると自分も違う本を読むことにして）

えっ、ここでこうなんの？！(本を読み進めていれば、すっかり引き込まれ、予想外な展開に、思わず声を出してしまっていて)

びっくりした…（ビクッとして小さく呟くと、思わず出たんだろうと思って何も言わないでいて）

面白かったぁ…(真剣に読み進めては、終わり、そう呟きつつ本を閉じて)

ほんと？よかった（相手の反応に良かったといって微笑んで）

予想できなかったとこあってさぁ、びっくりしたし、ワクワクした！(尻尾を揺らしながら、楽しそうに本の感想を伝えていて)

ならよかったぁ（相手が楽しそうだと嬉しそうにしながら相手に微笑んで）

怜夏は？どんなの読んでたの？(相手が読んでいる本を尋ねつつ、自分の読んでいた本を棚に戻して)

んと、最近ハマった漫画だよ（たまにはと思って買った漫画が面白く、そう言いながら表紙を見せて）

へぇー、確かに面白そう(相手の持つ漫画の表紙を見ては、なんとなく惹かれるものがあり、面白そうだと言い)

読む？（相手の漫画を見せながら読みたいかなと思いそう尋ねて）

読んでもいい？(相手の提案に、嬉しそうに目を輝かせて、読みたいと言い)

もちろんいいよ（頷くと相手に渡し、自分が違う小説を手にとって）

ありがと(嬉しそうに受け取ると、早速読み始めて)

…（小説だから集中して読み進めて）

…(楽しそうに漫画を読みつつ、軽く相手にもたれていて)

…（相手がもたれかかると、特に何もしないがあまり動かさないようにしつつ読んで）

…(読み終わると、終わった本を置き、相手はまだ読んでいるため、静かに抱きついて)

…（抱きついた相手の頭を撫でながらも小説の方から視線は外さないでいて）

…(相手の邪魔をしないように静かにしながら、頭を撫でられ、嬉しそうにしていて)

…ふぅ（しばらくすると読み終わって「あれ、続きとか読まなかったの？」と相手を見て驚いて）

えへへ、怜夏にくっつきたかったんだもん(相手の言葉に、えへへと笑いながら言い)

そっかぁ（嬉しそうに相手に抱きつき「くっついてくれてありがとう」と言って擦り寄って）

どーいたしまして！(相手が擦り寄ると頭を撫でつつ、嬉しそうにそう返していて)

ふふ、ありがとう（撫でられると嬉しそうにしながら相手にキスをしてみて）

！…えっへへ(相手にキスをされては、驚いたものの、嬉しそうに頬を緩めて、幸せそうで)

…ずっと一緒にいてね（誰かと一緒の楽しい休みなんて久々だなと思い、そういうと相手に抱きついてお願いして）

当たり前じゃん、死んだって離れてやんないし！(相手のお願いに、少しきょとんとしたが、すぐに、にししと笑い、そう言って)

えへへ、よかった（相手の笑みを見てつられて笑みを見せると抱きついたまま安心しているように目を瞑って）

あ、そうだ！怜夏、オレの親父と話してみる？(相手を抱きしめて、頭を撫でていたが、ふと何気なく思いついたことを尋ねてみて)

…興味はあるかも（少し考えてから頷き「怖くはない？」と尋ねて）

自分勝手な奴は多いけど、親父はそんな怖くねぇぞ(悪魔というの種族なため、我儘だったり、自分勝手な人たちは多いが、父は違うと伝えて、「ディアロとして生を受けたオレが、元は"怜央"として生きてたこと、人間だったことを、最初に信じてくれた悪魔だから」と言い、携帯を操作して)

そうなんだ（元人間の悪魔は珍しいのかなと思いながら相手の様子を見つめて）

…あ、親父、今大丈夫？怜夏…オレの弟と話だけしてもらいたくてさ(父に電話をかけては、そう伝えれば、予定が空いているからそちらに行くと言われ、驚いてはすぐ止めようとするが既に電話は切られていて、「ごめん怜夏、予定ないしすぐ来るって…」と謝り)

…来る…来る！？（相手の言葉に一瞬固まってから立ち上がり、最低限片付けようと慌てて片付けを始めて）

電話切られたから止めらんなかった(自分の父ながら申し訳なく思い、相手に謝り、「まさかこんなすぐ会いたがるなら、話すんじゃなかった…」と呟き)

ううん、大丈夫（そう言いながら何かお茶菓子あったかなと思うがなく、仕方ないかと思いながら大体片付け終えて）

オレ、ちょっと外出るね(相手にそう伝えては、家出ては、飛んで屋根に乗り、父を探して見つければ、降りては、父と話して)

こんな感じかな（普段からそう気がしているため大丈夫だろうと思いながら相手が外に出たため退屈そうに待って）

怜夏、親父来たよ(父を連れて中に入っては、相手に声を掛けて、「これがオレの…ディアロの父。父さん、これが今のオレの主で、双子の弟の怜夏！」とそれぞれに紹介していて)

は、初めまして…（緊張気味にそう言ってお辞儀をしてから相手の父親の姿をゆっくり視線を上げて見てみて）

｢ほう、君が噂の…確かにそっくりだな｣(父は人間としての姿で、相手をじっと見たかと思えばそう言い、｢突然押し掛けてすまなかったな。ディアロの父だ、君のことは息子から聞いているよ｣と伝えて)

え、えっと僕のお話は聞いてます…（相手やクラスメイトと話す機会があまりなく緊張からか赤くなりながら自分も相手から話を聞いていると言って頷いて）

怜夏、大丈夫だよ、オレいるから(相手の様子に気付けば、手を握りながら言い、父は｢息子と仲良くしてくれているようで安心したよ｣と言い)

…お兄ちゃん、ですから（相手が手を握ってくれると握り返しながら仲良しと言われるともちろんと言いたげに頷いて）

怜夏はね、ご飯作ったり、裁縫とか、オレが苦手なヤツ全部できんの！(相手の言葉に嬉しく思いつつ、父に相手の自慢をしていて、父は｢そうなのか。不器用なのか、料理は炭だし、皿も洗えない、掃除も何故かハチャメチャ。手間をかけさせるが、ディアロの分の家事もよろしく頼むよ｣と呆れたような表情で相手に伝えていて)