契約者は双子の弟(〆)

！…それなら尚更行く(相手の言葉を聞けば、嫉妬から絶対に行くと言い、｢そう簡単に怜夏と2人にして溜まるか｣と呟いて)

…やっぱ怜央にぃといく、デートは（相手の言葉に少し満足してなのか、元々相手以外には興味ないので相手と2人で遊びたいと言って笑って）

！…デートはオレとだけしててくださぁい(相手の言葉に、嬉しそうにしては、自分とだけすればいいと言い、クラスメイトにブラコン兄弟と揶揄され、自分はそうだからと自慢げにしていて)

べ、別にそんなんじゃないし（クラスメイトに揶揄われると急いで否定し「久しぶりにあったからなだけ！」と必死になって）

離婚とかじゃねぇけど、離れて暮らさなきゃでさ、最近たまたま会ったんだよ(相手の言葉に、不思議そうにするクラスメイトにそう言っては、それっぽい理由を言い、｢だからオレは怜夏にベッタリなんですー｣と言い)

まぁ、僕も嬉しいけど（相手は隠さずに言うため、自分だって相手とまた会えて嬉しかったため小さめの声でそう呟いて）

ふはっ、褒め言葉として受け取っとくよ(相手の言葉に、優しく髪を撫で、クラスメイトの男子に、ブラコンのクズ男と言われるも、悪魔だからか、ケラケラと笑いながら言い)

初日からすごいね…（初日からクズだのブラコンだの言われても笑っている相手にすごいなぁと感心しながらも「取り敢えず見境なく口説くのはダメだよ」と言うとブラコンと囃されて）

はいはい、わかったよ(相手に口説かないようにと釘を刺されては、素直に返事をして)

授業始まるし座ろ（素直に返事した相手に頷いてから、チャイムがなったため着席して）

うん(相手と共に席に座り、授業を受けていて)

怜央にぃって部活入るの？（授業が終わりご飯の時間になると食堂に行きつつ、相手は何か部活とかに入りたいのだろうかと思います尋ねてみて）

んー…オレは怜夏といられたらそれでいいし、特に考えてなかったな(相手と共に向かいつつ、部活については何も考えてなかったなと思い、少し考えてから言い、｢怜夏は何か部活してんの？｣と尋ねてみて)

僕は家庭科部だよ（あまり男子がいない部活だがそのおかげで料理も家事もできるようになっていたため、入ってよかったと思っているが相手が料理があまり得意では無いと思うので他の部活を少し進めてみて）

オレに出来そうな部活…やっぱ運動とかか？(相手のいる部活は自分には出来そうもないため、他にしようと思うも、思いつかず、｢どれがいいと思う？｣と尋ね)

んーサッカーとか？（運動といえばサッカーな気がして、そう言ってから「女の子がよく応援のためにクッキー焼いてるし」と結構ファンが出来やすい部活でもあることを言って）

ふぅん、まぁ怜夏がオレのファンになってくれるならサッカー部にしようかな(相手から女の子のファンが出来ると聞くも、特に興味はなく、相手が応援してくれるなら悪くないかもと思い)

どんな部活になっても怜央にぃのファンだよ（女の子よりも自分優先なことに内心優越感を持ちながら、相手が何をしても自分はファンだと言って）

そりゃよかった(相手の言葉に嬉しそうにして、食堂に着くと、｢人多いな…｣と呟いて)

食堂は色々な人が使うからね（相手に案内しながら、何を頼もうと少し考え日替わりランチを選ぶと相手は何をするかと尋ねて）