契約者は双子の弟(〆)

！…凄いね、オレ負けちゃった(相手の紙に書かれた得点を見ては、凄いと言い、相手より少し低い得点の書かれた紙を見せて)

えへへ、勝てた（相手が褒めてくれると嬉しそうにしながら惜しかった点数を褒めて）

じゃあ、怜夏勝ったから、なんでも言っていいよ(相手に褒められては、嬉しそうにして、勝負をしていたため、相手にそう言って)

うーん…じゃあ甘いもの奢って（少し考えてから周囲を見渡し、
美味しそうなスイーツが並んでいたためお願いして）

わかった！(相手にスイーツを奢れと言われ、素直に言い、早速その店に行き、「なんのスイーツがいい？」と尋ねて)

なんでもいいよ、僕はここで待ってるね（なんでもいいと言ってから相手を見送り、少し離れた食事スペースで座っていると先ほど相手に話しかけてきていた人物が現れて）

どれにしよっかなぁ…(メニューを見ながら悩んでは、少し並んだが、チュロスを1つ購入し、ご機嫌な様子で相手の元に戻り)

…僕に用事？（用事があるのかと尋ねたが、途端に背後を取られて捕まってしまって）

怜夏、お待たせ…おい、汚ぇ手で怜夏に触んな(相手の元に戻れば、相手が捕らえられており、思い切り睨みつけながら言い、その人物に攻撃して)

こ、こんなところで喧嘩はダメだよ…！（相手が攻撃を始めると人目にあるからと止め「話し合いじゃ無理…？」と尋ねて）

怜夏を捕らえるような奴が、話聞くかよ(威嚇しながら、相手を捕えるような人物が話し合いで解決出来ると思っておらず、そう言って)

でも、せっかくのデートなのに喧嘩したら、怪我しちゃう（相手の言葉に少し考えてから残念そうな表情を見せて）

…、返してもらうからな(相手の言葉に、考えては、油断させた隙に相手を抱き上げて、その場を離れ、「怜夏、ごめん。アイツのせいでせっかくのチュロス、ダメにしちゃった」と申し訳なさそうに言い)

ううん、店員さんに落としたって言ってみよう（首を横に振って助けてくれたお礼に頬にキスをしてからそう提案して）

そーしてみる(相手の提案に頷き、頬にキスをされては、嬉しそうにして。先程の店に行くと、店員に「すみません、チュロスを買ったんですけどオレの不注意で落としてしまって…」と声を掛けると、女性の店員に代わっていた事もあり、新しいものに交換して貰えただけでなく、サービスとしてもう一種類のチュロスをくれて)

わぁ、やったね（相手もチュロスを食べれると嬉しそうにしながら店員さんにお礼をいい、目を輝かせて）

うんっ！ありがとう、お姉さん(交換して貰えただけでも嬉しかったが、サービスでもうひとつくれた事でさらに嬉しく、目を輝かせながら店員にお礼を言い、相手の手を引き、近くのベンチに座って食べることにして)

やっぱり怜央にぃかっこいいからだよね（チュロスを食べながらそう呟き、頬を膨らませ「僕ばっかり嫉妬しちゃう」と呟いて）

んー、あのお姉さん的に、オレたちの顔がタイプだったんじゃない？(ベンチに座り、チュロスを食べつつ、自分たちの顔が好みだったのではと言い、「だって、オレたちの顔交互に見てたもん」と言い)

そうなの？雰囲気は似てないから交互に見たのかな（相手への視線しか見ていなかったため少し首を傾げながらも納得して）