契約者は双子の弟(〆)

いただきまぁす(相手と共に食べ始めては、｢ん、美味しいな。怜夏に分けてあげる｣と言い、差し出して)

ありがとう（相手が差し出してくれるとそのまま食べて美味しさに笑みを見せて）

次どーする？(相手と談笑しつつ食べ進めていれば、食べ終わり、ご馳走様と言っては、どこに行くか考えていて)

さっき言ってたシューティングとか？（次に行く場所にお化け屋敷の前に言ってた場所はどうだろうかと思い提案して）

怜夏はそーゆーの得意？(相手からシューティングはどうかと提案すると、得意か尋ねて、｢せっかくなら、勝負する？｣と尋ねて)

ゲームでなら得意だけど、どうだろう（少し自信がないが面白そうだと思い「いいよ、勝負する！」と嬉々として返事をして）

じゃあ、勝ったらお願い言っていいって事にしよ！(相手が勝負に乗ると、嬉しそうにしつつ言い、そうして相手と話していれば、相手を狙うように攻撃してくる存在があり、相手を守ろうとして、｢相変わらず、随分な挨拶をくれるな｣と睨みつけながらその人物と話していて)

…？なにあれ（勝負の内容に胸を躍らせていると、相手がとっさに守ってくれたがあまり理解が追いつかず相手に尋ねて）

アイツは自称オレのライバルなんだと、オレは興味ねぇし思ったことねぇけど(相手にライバルだと勝手に言ってるだけの悪魔だと説明して、｢言っとくけど、オレの弟に手出すなら覚悟しろよ｣と言い)

そう、なんだ…（相手とライバルを見ながらじっと待って）

…あっそ、オレたちもう行くから。邪魔するなよな(その悪魔は、自身も契約してるだのと話してくるも興味なさげで、そう言うと相手の腕に抱きついて、行こうと言い)

う、うん？（相手の言葉に頷くとチラッと悪魔を見てから大丈夫なのかなぁと思いながらシューティングの場所に行って）

アイツしつこいし、話長いからいいんだよ(相手の様子から、何となく考えがわかり、そう言って、｢それより、勝負だぞ！｣と言い)

うん、わかった（頷くと早速列に並び、待ち時間が少なかったためすぐに並ぶことが出来て勝負を始めて）

すげぇ楽しい！(たまにしていた程度だったため、楽しんでいて、ちらりと見た相手の得点に、このままでは負けると思い)

…（集中して打ち続けながらも、ゲームでしかやったことがないからか難しい箇所が後半から多くなり少し苦戦して）

ちょっ、なにこれ！こんなの無理だよっ！(後半になると、難しくなり、つい声に出てしまい、必死に頑張るも、あまり上手くいっておらず)

…！終わっちゃった（しばらくして時間になり、点数に書かれた紙を受け取ってから相手の様子を見て）

もうちょいできると思ったのに…(自分も受け取って、結果を見ては、しょんぼりしつつ呟いて、「怜夏、どうだった？」と尋ねて)

最後らへん難しくてこれくらい（それに紙を見せて「怜央にぃは？」と点数を見ようと思い覗いて）